【硬くてびっくり…でも可愛い!カナダ人が衝撃を受けた「京都のお土産」とは】「ライブジャパン」更新日: 2024/02/16
https://livejapan.com/ja/in-kansai/in-pref-kyoto/in-amanohashidate/article-a2000451/
スマホアプリの『スマートニュース』に上記の記事が出てました。
海外の人が京都で見たり食べたりしたものについて色々書かれたものなのですが、その中にお土産で渡した風呂敷を向こうの女性がスカーフのように使っていてびっくりした、という話が載っていました。
これを読んで大昔似たような事があったのを思い出したんです。
昔、旦那がトルコのアンカラへ出張することになり、私もついて行きました。
その際、旦那の友達(トルコ人)が、「是非、自宅へ遊びに来てください」と言うのでお言葉に甘えてお邪魔することにしました。
奥さんと二人で迎えてくれ、お茶をごちそうになったのですが、奥さんが「ケーキ出すからそこの引き出しからフォーク取ってくれる?」というので食器棚の引き出しを開けたところ。
そこにきれいに並べてあったカトラリーたちの中になんと!
5色セットになった「耳かきセット」が!!!
こけしの頭みたいなのに色々な色をした紐がついていて、きれいに並んだ竹の耳かきが5本。
フォークやナイフなどと共にそこに並べられていました。
私が驚いて「え!何でこれがここに!?」と奥さんに聞くと、彼女はこう言いました。
「だってこれ、ミニティースプーンでしょ?」
「私はいつもこれをティースプーンとしてかき混ぜるのに使ってるわよ。」
「日本に行った時、グリーンティーの粉をすくうのに使っているのも見たし!」と。
まあ、分からんでもない。
耳かきに使ってないんだったら、そういう使い方もありでしょう。
しかし、日本人の私にはまあ、抵抗大アリ。
なので、一応彼女に「あの~。これ、日本では耳かきって言って耳の中をきれいにする道具なんですよね・・・。」と教えてあげました。
でも、そんなことを全く知らなかった奥さん。
「えええええ!!!!」と激しく驚いていました。
「お茶会でお友達来てた時にこれでずっと出してた・・・」と。
そしてそのあと、「そんなことを聞いてしまったらもう使いたくないわねえ・・・困ったわ。」と残念そうな顔をしていました。
私も「こんないらんこと言わなけりゃよかった」と後悔してしまいました。
結局その後、再び彼らのおうちにいく機会もなく・・・
その耳かきセットがどのような扱いを受けたのかを聞くことも無く・・・今に至ります。
いや、耳かきだという先入観に縛られている私たちの方が間違いなのよ。
あれがマドラーになってもいいんですよ!
可能性は無限大なのよ!
ということにしておきましょう。