噂には聞いていましたが、韓国の子供たちというのは本当に習い事をしている子ばかりです。
学習塾や英会話教室、数学教室に漢字教室、美術やテコンドー、柔道にサッカー、コンピューター・・・etc.
私の住んでいる団地の周りにもたくさん学院(韓国語で塾のこと)や英会話教室があり、夕方になるとたくさんの子供たちが通っているのが家のベランダからも見えます。
周りのお母さんたちも「子供に英語を習わせている」だの「バレエとピアノをさせている」だのという人たちばかり。
面白いのは、塾にしろ英会話教室にしろ、どこもみな送迎バスを持っていて、時間になると子供たちをピックアップしにくるのです。
まるで日本で言う自動車学校の送迎バスみたいに。
子供たちはバス停や目印になる建物の前で待っていて、車(たいがいバン)が来るとそそくさと乗り込み、塾などへ向かうようになっています。
だいたいリュックサック(日本のランドセルのようなもの)を背負ったまま乗り込んでいるので、家には帰らず、そのまま塾に向かっているみたいです。
時間は2時とか3時ぐらいなので、お腹はすかないのでしょうけれど、本当に学校が終わった途端、そのまま塾へまっしぐらというのはどうも可哀想でなりません。
私は中3になるまで塾などには行ったことがなく、小学生のころは放課後になると近所で遊びまわっていたクチなので、どうもこういう塾へ通うこどもたちが不憫に感じます。
ま、でもこうやって子供のころから運動なり勉強なりに熱心に教育しているからこそ、これだけ人口の少ない国にもかかわらず、スポーツや音楽界など、その道で有名になる人々をたくさん輩出しているんでしょうけどね。
しかし、一方でそうやって子供に勉強や運動などを押し付けているわりに、情緒教育とか道徳教育、一般常識の教育はおろそかになっていると感じることもしばしばです。
先日スーパーへ行った帰りに見た子供などは、小学生の高学年くらいの大きな男の子だったのですが、ほどけた靴ひもを自分で結ぶことが出来ず、傍らにいた母親に当然のように結ばせていました。
旦那にこの話をすると、「そんなのは当たり前。中学生になっても靴や靴下まで母親がはかせている子供もいる。」と言っていて、びっくりしました。
確かに、旦那のいとこの息子で20歳になった男の子がアメリカに留学しにきた時も、彼は自分が食べた食器をすぐ横のキッチンに持ってくる、という当たり前のことを一切せず、そんなことが数回あったあと、私が彼に「一緒に洗うから持ってきて。」というまで食べたらさっさと自分の部屋に入っていました。
自分から「~をしましょうか?」ということは一切無し。
そのくせ「食事がまずい」とか「量が少ない」と文句ばかり韓国の母親に文句を言っていたとあとから聞いて旦那は憤慨していました。
結局彼は1ヶ月もしないうちに旦那の両親の家から出て行き、他の家にホームステイしたと聞きましたが、そこでも同じ事やってるんだろうなと思います・・・。
塾や習い事ばかりしている子供が悪いとは思いませんが、そんな子供たちがちゃんと息抜きをしているのか心配になります。
息抜きも出来ず、言いたいこともいえない子供たちが将来何かをしでかすんじゃないか。。。そう考えると恐ろしくなります・・・。
学習塾や英会話教室、数学教室に漢字教室、美術やテコンドー、柔道にサッカー、コンピューター・・・etc.
私の住んでいる団地の周りにもたくさん学院(韓国語で塾のこと)や英会話教室があり、夕方になるとたくさんの子供たちが通っているのが家のベランダからも見えます。
周りのお母さんたちも「子供に英語を習わせている」だの「バレエとピアノをさせている」だのという人たちばかり。
面白いのは、塾にしろ英会話教室にしろ、どこもみな送迎バスを持っていて、時間になると子供たちをピックアップしにくるのです。
まるで日本で言う自動車学校の送迎バスみたいに。
子供たちはバス停や目印になる建物の前で待っていて、車(たいがいバン)が来るとそそくさと乗り込み、塾などへ向かうようになっています。
だいたいリュックサック(日本のランドセルのようなもの)を背負ったまま乗り込んでいるので、家には帰らず、そのまま塾に向かっているみたいです。
時間は2時とか3時ぐらいなので、お腹はすかないのでしょうけれど、本当に学校が終わった途端、そのまま塾へまっしぐらというのはどうも可哀想でなりません。
私は中3になるまで塾などには行ったことがなく、小学生のころは放課後になると近所で遊びまわっていたクチなので、どうもこういう塾へ通うこどもたちが不憫に感じます。
ま、でもこうやって子供のころから運動なり勉強なりに熱心に教育しているからこそ、これだけ人口の少ない国にもかかわらず、スポーツや音楽界など、その道で有名になる人々をたくさん輩出しているんでしょうけどね。
しかし、一方でそうやって子供に勉強や運動などを押し付けているわりに、情緒教育とか道徳教育、一般常識の教育はおろそかになっていると感じることもしばしばです。
先日スーパーへ行った帰りに見た子供などは、小学生の高学年くらいの大きな男の子だったのですが、ほどけた靴ひもを自分で結ぶことが出来ず、傍らにいた母親に当然のように結ばせていました。
旦那にこの話をすると、「そんなのは当たり前。中学生になっても靴や靴下まで母親がはかせている子供もいる。」と言っていて、びっくりしました。
確かに、旦那のいとこの息子で20歳になった男の子がアメリカに留学しにきた時も、彼は自分が食べた食器をすぐ横のキッチンに持ってくる、という当たり前のことを一切せず、そんなことが数回あったあと、私が彼に「一緒に洗うから持ってきて。」というまで食べたらさっさと自分の部屋に入っていました。
自分から「~をしましょうか?」ということは一切無し。
そのくせ「食事がまずい」とか「量が少ない」と文句ばかり韓国の母親に文句を言っていたとあとから聞いて旦那は憤慨していました。
結局彼は1ヶ月もしないうちに旦那の両親の家から出て行き、他の家にホームステイしたと聞きましたが、そこでも同じ事やってるんだろうなと思います・・・。
塾や習い事ばかりしている子供が悪いとは思いませんが、そんな子供たちがちゃんと息抜きをしているのか心配になります。
息抜きも出来ず、言いたいこともいえない子供たちが将来何かをしでかすんじゃないか。。。そう考えると恐ろしくなります・・・。