こっちのニュースを観ていると、たまに「ん?」と違和感を覚えることがあります。
例えば、今朝観たニュースで下の方に流れていたテロップ。
(↓)
「プサンのガス 原因 五里霧中」
どういったニュースか、というと・・・。
「先日、プサンで広い地域にわたって『ガスのにおいがする』という市民からの通報が相次いだ。」
「ガス供給会社など様々な機関や部門が原因を調査しているが、一向に原因はわからない。」
「韓国でも地震が起こる予兆なのでは?と危惧する声もあり、市民の不安はおさまらない。」
という内容。
私がひっかかっているのが、この「五里霧中」という四字熟語。
原因を色々な角度から調査しているが、全くわからない。
おそらく「五里霧中」=「全くわからない」というつもりかと。
日本人はたぶん「五里霧中」という言葉を、「先の見通しが立たない」「先のことが予測できない・わからない」という意味で使っていると思います。
しかし、韓国では上のニュースのように、「殺人事件の捜査、五里霧中」と言った使い方をよくします。
ということは、日本のように「(これから先が)見えない」のではなく、「(今、現在、濃霧に包まれていて)状況が見えない」という意味で使われているのではないかと。
この時制の差が私に違和感をもたらしているのだと思います。
というか、日本では「(現在状況が)見えない」という場合、「暗中模索」を使うことが多いからでしょうか。
ただ、韓国語にも「暗中模索」という四字熟語はあるんですがねえ・・・。
元をたどれば同じ中国に行きつくんでしょうが。
言葉の派生というのは、誠に面白いもんです。
例えば、今朝観たニュースで下の方に流れていたテロップ。
(↓)
「プサンのガス 原因 五里霧中」
どういったニュースか、というと・・・。
「先日、プサンで広い地域にわたって『ガスのにおいがする』という市民からの通報が相次いだ。」
「ガス供給会社など様々な機関や部門が原因を調査しているが、一向に原因はわからない。」
「韓国でも地震が起こる予兆なのでは?と危惧する声もあり、市民の不安はおさまらない。」
という内容。
私がひっかかっているのが、この「五里霧中」という四字熟語。
原因を色々な角度から調査しているが、全くわからない。
おそらく「五里霧中」=「全くわからない」というつもりかと。
日本人はたぶん「五里霧中」という言葉を、「先の見通しが立たない」「先のことが予測できない・わからない」という意味で使っていると思います。
しかし、韓国では上のニュースのように、「殺人事件の捜査、五里霧中」と言った使い方をよくします。
ということは、日本のように「(これから先が)見えない」のではなく、「(今、現在、濃霧に包まれていて)状況が見えない」という意味で使われているのではないかと。
この時制の差が私に違和感をもたらしているのだと思います。
というか、日本では「(現在状況が)見えない」という場合、「暗中模索」を使うことが多いからでしょうか。
ただ、韓国語にも「暗中模索」という四字熟語はあるんですがねえ・・・。
元をたどれば同じ中国に行きつくんでしょうが。
言葉の派生というのは、誠に面白いもんです。