今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

どっち?

2023年08月20日 | Weblog

下のフワちゃんが出ているスマホのCM。

 

Google Pixel 7a:Google 純正スマートフォン篇

 

このCMでフワちゃんが「냉면」と書いてあるハングルにスマホをかざすと、「冷麺」と出てきて、「いいね~!これにしよう。」とかやっているのですが、これみて私、その昔、韓国に住んでいた時のことを思い出しました。

渡韓してそう経っていないくらいに一人で入った街中の食堂で、壁のメニューにあった「냉면(ネンミョン)」を注文しました。

実は当時まだ韓国語が初心者レベルで、読めて発音できたのがネンミョンだったのです。

それで食堂のアジュンマ(おばさん)に「ネンミョン(冷麺)ハナジュセヨー(1つください)!」と頼みました。

それくらいは韓国語教室で「食堂での注文の仕方」というのを習っていたので。

しかしそのあと、アジュンマからこんなふうに聞き返されました。

「オットン ネンミョンウル ハルカヨ?」

その聞き取りまではできました。

しかしその言葉の意味がそのころはまだ理解できるほど韓国語力がなかったのです。

「オットン・・・?」と頭の中が「???????」とはてなマークだらけになり、ずっと口ごもっていると、アジュンマがまた「オヌ ネンミョン?」と違う質問してきました。

さっきの質問も理解できなかったのに、次の質問も短くなったとは言え、さらに理解不能。

また黙っているとアジュンマもあきらめたらしく、厨房へ入っていきました。

待つこと数分。

テーブルにキムチと小皿のおかず数種類と冷たくて美味しそうな冷麺が出てきました。

頭の中は「なんで冷麺注文したのにおばちゃんから色々言われたんだろう???」とグルグルはてなマークが渦巻いていましたが、結局美味しくいただき、家に帰りました。

帰ってから旦那に「なんか冷麺注文したらオヌ ネンミョン?とか聞かれたけど、何?」と聞いたらこう言われました。

「それは水冷麺かビビン冷麺のどっちにするか聞かれたんだよ。」だと。

そうなんですよ!

韓国には冷麺が2種類あって、日本の焼肉屋さんで良く出てくる冷たいスープに入った冷麺は「水(ムル)冷麺(ネンミョン)」と呼ばれ、もう一つはコチュジャンで和えてある辛い「ビビン(混ぜ)ネンミョン(冷麺)」があるのでした。

それで食堂のおばちゃんは「どっちの冷麺にするの?」と聞いていたのですが、この外国人はボケっとして答えないので、あきれてとりあえず水冷麺でも出しとけ、って感じで出してくれたんでしょう。

 

なので、韓国では「냉면(冷麺)」とだけ翻訳されたスマホ画面だけ出して見せてもダメよ!ということをこの場を借りて強く申し上げたい。(笑)

「水冷麺(물냉면)」もしくは、「ビビン冷麺(비빔냉면)」というスマホ画面をお店の人にみせましょうね。

(水冷麺)

(ビビン冷麵)

 

たま~に冷麺の麺が長いお店があって、そういう所では「麺を切りますか?」とハサミを出してきてくれることもあります。

なんでハサミ!?とパニックにならず、麺を切りたければハサミを借りて、縦に切って半分にすると短くなって食べやすくなりますよ。


すでに始動!

2023年08月17日 | Weblog

先日、近所のスーパーへ行ったら、「クリスマスケーキの予約、超早割ならさらにお得」みたいなポスターが貼ってあり、「え!?もう!?」ととても驚いたのですが、テレビの通販番組ではもうおせちの予約受付をやっていてさらに驚きました。

 

とはいいながら。

実はわたし。

その昔、ケーキ工場でバイトしたことがあり、お盆過ぎにはクリスマスケーキの土台をガンガン大量に作り、クリームまで塗ったのを冷凍保存している、というのは見て聞いて知っていました。

そしてクリスマス直前にはそれらを解凍し、フルーツなどを盛り付けて出荷という流れ。

なんでも、先輩のパートさんが言うには「夏から作り始めないと間に合わないし、夏はケーキの売り上げが落ちるからそのヒマな期間に大量に作っておく」らしいです。

恐らくおせちを大量販売している所も同じく盛り付けまでしておいて冷凍保存してるんじゃないかなあと。(もちろん、そうでないところもあるとは思いますが。)

他にも学生時代に和菓子屋さんでもバイトしてましたが、年末年始とかお盆の帰省時季になると主力商品って同じように大量に作って冷凍保存しとくんですよ。

それを直前に解凍して、手土産用に店頭で販売してました。

なんでね。

そういう季節的に一瞬だけ大量に売れるものって結構事前に作っておいてある、というのは知っておいて良いかも。

冷凍、解凍を経ているので、早めに食べるとかね。

 

それにしても8月にもうクリスマスだのおせちだのというのはすごいですよね。

季節感なくて。

 

しかしながら、気づけばいつの間にか夏服はセールになってるし、店頭にはもう長袖の秋物やファー付きの服なんかも並んでるし。

そのうち、年末の旅行予約とかお歳暮とか年賀状とかのCMも始まるんでしょうね。

 

あああああ・・・

年が明けるとまた歳とるやん!

 

・・・と汗の噴き出す真夏日に年明けの心配してる場合じゃないな。(笑)

とりあえず、熱中症の心配の方が先だね。


驚異のデジタル大国

2023年08月12日 | Weblog

以前、「中国へ行く」という話を書きました。

先日、無事にその中国から帰国しましたのでその話を。

 

ということで十数年ぶりに中国を訪れましたが、その間に庶民のあいだでは持っていない人がほぼいないほどにスマホが広く普及。

また、コロナのせいで、何でもかんでも非接触で完了出来るという消費生活が浸透していました。

最近、ニュースやネットでも度々目にするように、中国ではスマホ1つで事が済むのです。

買い物はもちろんバスや地下鉄などでの移動、小さな食堂でのお会計もお寺のお賽銭も子供のおこづかいもみーんなスマホ1つでOK。

さらには自分のクレジットカードから自分の身分証明書(IDカード)、社員証から何から何まで全てスマホに登録してあり、カードや紙で持ち歩く必要もないらしいです。

そして、聞いた中で一番すごかったのは、町のホームレスが「お金恵んでください・・・」と手に自分のQRコードを持って見せてくるとか。

スマホ持ってて携帯料金払えるのに、「恵んでください・・・」ってどうよ!?とは思いますが。(笑)

まあ、それくらい現金よりもスマホが便利ということ。

とはいえ、現金が全く使えないのではなく、実際はお店などでも現金が使えるけれどスマホ決済がラクだから、という理由でそうしているらしいです。(まあ昔は偽札も横行していたし、お札も衛生的にきれいだとは言えないという理由もあります。)

ただ、ある中国系のコーヒーショップなどでは「スマホで注文・決済し、お店で受け取るだけ」というシステムになっており、そこでは店内での注文はおろか決済も出来ないと聞いたので気を付けた方が良いです。

 

私も今回、数日間の滞在で現金が使われているのを3回だけ見かけました。

1回は私たち団体のお迎えに来てくれた車の運転手さんが料金所で高速料金を支払っていたところ。

中国でもETCは普及している(日本と同じETCという名前で。)のですが、現金払いだったのは恐らく会社に領収書を出すためだと思います。

 

もう1回はある観光地のジューススタンドで。

おじさんがフレッシュジュース買うのに現金払いしてました。

これもたぶん観光地なので香港や台湾、海外から来る観光客が多く、現金払いでも問題ないのでしょう。

 

あと1回は高鉄の駅に入っているコンビニで。

これは私自身が買い物しようとしてコンビニの店員さんに訊ねたのですが、「カードは使えないが現金かスマホ決済なら出来る」と言われたので現金で飲み物を買いました。

ちゃんとおつりもきましたよ。

しかし、「現金ダメでもクレジットカードなら使えるだろう」と思いこんでいた私も旦那もこれにはビックリ。

中国のお店で支払いをする時は、毎回お店の人にカードOKかどうか、それとも現金やスマホ決済のみかを確認した方が良いです。

 

しかしまあ、スマホ決済も便利と言えば便利なんでしょうけどね・・・。

聞くところによると一方でやはり大変なこともあるようです。

中国人のお友達が言うには「出先でスマホのバッテリーが無くなったり、スマホが壊れたり、スマホ自体を失くしたりしたらもう絶望」だとか。

何も買えない、どこにも行けない、自分の個人情報はみんなスマホの中だし、連絡は全部WeChat。

なので、スマホはいっときも手放せない状態で、さらに、もしものための充電バッテリーも携帯必須らしいです。

 

そういえば帰国した時、私は関空から南海の特急ラピートに乗ったのですが、中国から来たと思われる若いカップルが当たり前のように車内の自販機でスマホ決済が使えると思っていたようで、かわいそうにスマホ片手に「買えない・・・」とぼーぜんと立ちすくんでいました。

デジタル先進国からアナログ日本に来たら、逆に不便極まりないでしょうね。

そろそろ自販機もWeChatペイとかAliペイがつかえるようにした方が良いかも知れないですよ!

特に観光地とか空港施設なんかの自販機は。

 

しかしながら、中国の街中ではキャッシュレスが進んでいるせいか昔のようにスリ防止でバックパックを前にしている人などいなかったし(そもそもみんな財布を持っていない)、腕にはみなスマートウォッチ(駅の改札やバスの乗り降りの支払がラクらしい)、暑い日でも昔のようにダサダサの下着のようなランニングでお腹出しているおっさんなど絶滅していました(見た目が悪いと政府から腹出し禁止のお達しが出ている所もある)。

みんなオシャレな格好していたし、街では高級車を乗り回し(テスラも結構見た)、香港まで買い物しに高鉄(中国新幹線)に乗っていくという金持ちっぷり。

十数年ぶりの訪中は、チャイナマネーのパワーとデジタル化の拡大ぶりに驚かされることばかりでした。

 

で・も・ね。

とは言いながら高鉄の駅や街の食堂に行くと、建物は新しくてもまだまだ和式便所だらけ。

水洗だけど拭いた紙をくずかごに入れる方式だとか、トイレットペーパーが置いてないとか、相変わらず中国での外出ではポケットティッシュ必携なところばっかりだったのです。

相変わらず街中にはポイ捨てされたゴミが落ちてるし、車の運転ルールはめちゃくちゃ、行列には割り込む、夜の公園ではおばちゃんたちが音楽に合わせて踊っているし、新幹線の車内では大きな声で電話する・・・

・・・というひと昔前の中国と何ら変わらない様子になんかほっとしたというか、懐かしさをも感じた旅でした。


やられた!

2023年08月04日 | Weblog

この前、初めてクレジットカードの不正利用というものに遭いました。

旦那のカードで。

私は使いすぎ防止のため、ほぼ毎日、利用金額のチェックしているのですが、ある日突然カードの利用金額合計が跳ね上がっていました。

合計金額が急に1ケタ増えるほど上がっていたのであわてて何を買ったか調べました。

すると、私の家族カードではなく旦那の本カードを使い、東京ディズニーランドで3回も買い物したことになっていました。(しかも7万円近く)

これはすぐにおかしいと思いました。

というのも、使用されたとされたその日、旦那は関西で仕事していたから。(というかしばらく関西も出ていない)

なのであわててカード会社に電話しましたが、担当者は「利用内容についてはカードの名義人にしかお伝え出来ません」の一点張り。

しょうがないので仕事中の旦那へLINEをし、すぐにカード会社へ電話してもらうようメッセージを入れました。

旦那も休憩時間すぐ電話してくれたようで、電話対応の結果を報告してくれました。

結果、「オンラインでの不正利用ではなく、カードそのものがディズニーランドで使われていた」と言われたそうです。

もうこれにはビックリ。

だって、そのカード、普段は旦那の財布に入れてあってもほぼ使っていなかったから。

使うのはただ一カ所。

倉庫型のあの大きなお店(コ・・・から始まるあれ)と、その併設のガソリンスタンドだけ。

なので、もしスキミングされたとしたらそこの2カ所のどちらか!?とも思いましたが、まさか連日あれだけお客さんが来ているお店でスキミングとかっていうことはありえるんでしょうかねえ???

普段は職場まで車通勤だし。

暑すぎてほぼお出かけもしてないし。

他に考えられる場所がちょっと思いつかないので、やっぱりあの店?と疑ってしまいます。(調査中のため原因はまだ不明。)

 

とりあえずカードの利用停止と再発行をしてもらいましたが、しばらくはあのお店には行かないことにしました。

しかしながら、その不正利用のあった金額。

とりあえずカード会社で調査はされるそうですが、「結果が出るまで半年ぐらいかかる」とかで、「不正利用分はいったんお支払いください。」と言われました。

で、「調査したうえで不正利用だと認められたら補償されます」とのこと。

とほほ。

7万円も犯人の分の立替払いなんて・・・。

まあ何十万も使われたんじゃなかっただけでもラッキーだったのかな。

 

それにしても、カードの利用明細。

毎日確認するクセ、つけといた方がいいですよ。

なんといっても夏休みは旅行に行く機会も増えたり、家を空けたりすることも多くなりますしね。

盗難やスキミングなどに遭わないよう、みなさんも十分ご注意くださいね!


お盆も近くなってまいりました

2023年08月01日 | Weblog

とうとう8月。

そして暑い。

でも、もうお盆。

まだまだ暑い。

そして雨は降らず、降ったら降ったで大雨。

そのうち日本の気候はケッペンの気候区分でいう「熱帯モンスーン気候」へと書き換えられちゃうんじゃないですかね。

これはもう「温暖湿潤気候」とかのレベルじゃないですもん。

 

話は変わりますが、先日、ネットで日本のシャトレーゼがシンガポールで人気だという内容の記事が出てました。

「日本式フルーツケーキ」がシンガポールで大人気…シャトレーゼが着実に海外店舗を増やせているワケ

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6470891

この記事見てシンガポールのシャトレーゼのサイトをのぞいてみたんです。

すると、シンガポールの方でも日本と同じようなケーキや和菓子と言った商品が売られている中、なんと。

「Mooncake(月餅)」Pre-orders Available Now!(事前予約受付中)という文字が。

さすが中華圏。

中秋節(旧暦のお盆、8月15日)に合わせてもう月餅の事前予約が始まっているみたいです。

今年の中秋節は9月29日とか。

確かに、よく考えればもう来月ですもんねえ。

 

しかし、中国から日本に入ってきたものはたくさんあるし、「中秋の名月」という言葉まであるのに、月見と言えば日本では団子。

なぜ月餅が日本に入ってこなかったのかとても不思議です。

そういえば韓国のチュソク(中秋節)も月餅じゃなくて「ソンピョン」という見た目は餃子のようなお餅のような団子のようなもの食べるなあ。

でもあれは中に砕いたクルミだとかナツメだとかはちみつのような餡が入っていて、とても甘いもの。

それが日本に来ると白くて丸い団子になってしまったのはどうしてでしょうね。

日本では砂糖が貴重すぎてお菓子に使うなんてもってのほかだったとか???

 

ま、とにかく。

今年の中秋節は鶴橋のコリアタウンあたりでソンピョンでも買って来ようかな。(月餅じゃないんかい!)

 

・・・月餅はカロリー爆弾なんでね。ふふふ。(笑)