実は先週の月曜(19日)から1週間、実家の方へ帰省しておりました。
お久しぶりです。
九州へ到着した時は暑さと強烈な湿気で、さすがの私もしおれそうになりました。
が、戻ってくる日の前々日、24日の夜には気温が19度ほどまで急激に下がりました。
近所で催される花火大会を、いつもはうちわであおぎながらベランダに出てゆっくりとながめるのですが、今回は寒くてベランダに出ていられず、家の中から鑑賞したくらい気温が下がりまくった次第。
1週間で梅雨と真夏と秋といった色々なシーズンを過ごした感じです。
帰省していた間、とりあえずいつものように天神と博多駅あたりをぶらぶら。
それと別の日にちょっと足を伸ばして、ヤフオクドームの真ん前に出来たマークイズというショッピングモールを見学。
しかし、ここもどこにでもあるようなチェーン店が入っているだけでさほど感動もなく・・・。
結局、今回出歩いた中で一番面白かったのは、久しぶりに訪れた中洲周辺。
あの辺、今、とっても「小洒落たリバーサイドタウン」風に仕上がってきていて、昔のきちゃない通りのイメージしかなかった私には軽い衝撃でした。
なんか、「シップスガーデン」やら「ウォーターサイトオットー」やらってオシャレな建物はできとるし、カフェのテラスで若者が川を見ながらお茶しよるし。
「か~~!しゃれとんしゃ~~」と「山◯華世」みたいな言葉が思わず口をついて出てしまいました。
それから引き続き中洲→博多方面へぶらぶら。
見えてきたのは古~い建物。
思わず、「お、ここは変わっとらんねえ~(涙)」と感動したのがあの中洲大洋映画館。
その昔、ここで高校の同級生(女)と一緒に「ラスト・エンペラー」を観たのを今でも思い出します。
映画を観に行く当日、母に「中洲に映画を観に行ってくるけん。」と言った瞬間、母が「え!?」と何ともいえない嫌な顔をしたのを覚えています。
なぜかと言うと、それくらい昔の中洲のイメージは最悪。
飲み屋とおネエちゃんたちの店とヤーさんとへべれけのオッサンたちの街というね。
もちろん高校生が遊ぶような所はなかったし、ましてや「中洲の映画館」イコール「ピンク映画」と誰もが想像するくらいピンク映画を上映する映画館がいくつもあったから。
恐らく母の頭の中では「中洲やらで高校生が映画!?どげな映画ね!!??」と軽くパニックになったのでしょう。
あまりにもビックリした顔をしていたので、母に「なんか~、中国の皇帝の話の映画らしい。中洲の大洋で」と映画の前売券を見せたところでようやく母の表情も和らぎました。
中洲を進んでいくと、右手に中洲川端商店街が出てきます。
この商店街を進んで突き当りのところに福岡の観光地の一つ「キャナルシティ」があるので、外国人観光客もたくさん歩いていて、展示してある山笠や大きな仏像の写真なんかを撮ったりしていました。
彼らを横目で見ながら歩いていると、地元福岡では有名な「松田ネーム刺繍店」さんが。
ここには本当に笑ってしまうキャップ(帽子)やグッズが置いてあるのですが、今は色とりどりのキャップにカタカナでなぜか「タピオカ」と刺繍してあるのが一番目立つところに置いてありました。
流行りモノをいち早く取り入れる老舗の姿勢は素晴らしいと思います。
結局この日はキャナルシティで昼ごはんを食べ、博多駅まで歩いて博多から電車で帰ってきました。
家に戻って歩数計を見たら1万歩以上も歩いていて、「天神→中洲→博多のお散歩コースはなかなか良いんでない?」と思いました。
ま、なんだかんだとあまりお金使わずに天神ぶらぶら、博多ぶらぶらするのもなかなか楽しいなと改めて再発見した次第でございましたとさ。