11月なのに。
私が住んでいる関西某地方は雨も降らず暖かい日が続いており、天気のいい日は温室のような室内に置いた温度計が29度という数字になっていてぎょっとします。
この前なんかスーパーへ行ったら、途中、どこかでひっついてきたのでしょうか。
蚊に刺されました!
秋はどこへ行った?
そして、冬は???
ここからこの前みたいにいきなり寒波が来ると、もう本当に体がついてこん!!!という気がします。
ところで。
実は先日までの1ヶ月間、旦那だけアメリカへ行っていました。
旦那の両親はアメリカに住んでいるのですが、義理のお父さんが腸の手術後、意識が戻らず医者から「危ない状態」と言われたので急遽渡米したのです。
行ったのは良いんですけどね。
まあ~お金がかかること!!!
渡米に必要な航空券の価格は以前の2倍!(なのに一番安いチケットなのでトランジットで10時間待ち)
日本でのPCR検査が2万5千円+その検査結果の陰性証明書を英語で発行してもらうのに5千円。
関空往復の車のガソリン代(帰国後公共交通機関の利用は禁じられているので自家用車で)
アメリカに着いてからも空港から家、家と病院の往復・・・
なんだかんだとお金に羽が生えたように飛んでいきましたとさ。
まあ、無事に義理のお父さんの意識は戻り、現在回復に向けてリハビリ病棟に移って入院中ですが。
本当にこの時期の渡米はお金も時間もかかる上、精神的にも肉体的にも疲れる、ともらした旦那はこの渡米1ヶ月の間に5キロも痩せて帰ってきました。(元々おデブだったので問題なし。)
日本に帰国後は2週間の自宅隔離が義務付けられており、監視のためのアプリを空港でダウンロードさせられていました。
そのアプリがなかなか厳しくて、かかりつけの病院へお薬をもらいに行った時、ちょっと自宅から離れただけでも「登録された場所(自宅)から離れています!規則違反です。早く戻ってください。」という警告がスマホに表示され、現在地を報告するようなメッセージが出たり、向こうから電話がかかってきたりします。
電話を取ると、自分の姿をビデオで30秒自撮りして送らなければならないず、それで現在地報告となり、一方的に電話は切れるシステム。
これに出ないで無視していると、自分のフルネームをネットで公表される上、ビザや永住権も剥奪される可能性があると入管でいわれたそうで、うちの旦那はビクビクしながらスマホの着信に神経を尖らせています。
一方のアメリカでは、空港の入国審査時も陰性証明書の確認はなく、外へ出てもアプリなどによる現在地の確認も何もなかったとか、レストランに食事に行ったらマスクしている人はだれもいなかったらしく、「日本は厳しすぎ!」と帰国早々ブチギレていましたが、私に言わせれば「それはアメリカがゆるすぎるんじゃ!」です。
それにしても自由な海外旅行はまだまだ先の話のようですね。
あと数年はかかるのかも・・・と思ったら切なくなってしまいました。