今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

WANTED!

2008年04月30日 | Weblog
今日は朝からどんより。午後から雨が降るかも知れません

昨日までは初夏の陽気でしたが、曇りの今日は朝からちょっと肌寒いくらいです。ここは気温の変化が本当に激しくて、せっかくしまった冬物の洋服もまた引っ張り出してはちょこっと着て、またしまい込んで、また引っ張り出して・・・としまうタイミングがわかりません。。。

昨日は「リステリン」を探しに旅に出ました。

リステリン。歯磨き後に口に含んでブクブクやる薬のようなもので日本でいうモンダミンみたいなデンタルリンスのこと。

うちの旦那は長いアメリカ生活でこれが唯一毎日の習慣になっており、北キプロスにいたときは「キプロスのリステリンはニセモノだ!」「味がおかしい!」と言ってはアメリカから毎回3、4本抱えて持って行っていました。おかげで1本1キロ近くのリステリンだけでカバンの中のかなりの重量を占めていたものです。

北キプロスは国ではない(トルコだけ唯一、国と認めている)ので店にある商品はトルコからの輸入品、もしくは中国などから不法に輸入されたものばかりで、ニセモノも多かったのです。

しかし、ここはカザフスタン。ちゃんとした国であり、いちおう中央アジアでは一番大きな国なので旦那も「リステリンぐらいはあるだろう。」と思って今回はアメリカから持って行っていなかったのです。しかし、期待はきっちり裏切られ、どのお店に行っても「リステリン?そんなもんしらんもんね」と言われ、大いなるガッカリ感だけを抱えて帰ってきたのでした。

お店に置いてあるのはロシア製のリステリンだけで、これを使ったことのあるカナダ人によると「味は最悪」らしいのです。

以前、そういうことがあり探し回った結果、実はなんと近所のスーパーただ1軒だけ売っているということがわかり、買いに行ってみたところなんと1本2000テンゲ。アメリカの2倍もするので結局1本しか買わずに帰ったのです。

それから1ヶ月。気づけばもうそのときのリステリンが無くなろうとしているのでまた例のスーパーに行ったところ、なぜか売り切れ。

「あああああああ。どうしよう・・・。」

ここに無いとなると他のお店を探さないといけません。
ということで昨日は色んなお店を探してみたのです。

ドイツ系のスーパー「インターフード」、トルコ系の「ラムストール」「グロス」、ローカル系の「SMマーケット」、韓国系の「コリアンマート」。

しかしどれも全滅・・・。

困った挙句アルマティで一番大きな薬局に行ってみましたがここにはやっぱりロシアのデンタルリンスしかありませんでした。

いやー。困ったっすねえ・・・。
今度アメリカに帰るのは6月だし・・・。

ということで、とりあえず近所のスーパーに早く入荷されるのを待ってみたいと思います。

しかし。ありそうで無いのがカザフスタン。
こういう「ちょっとしたもの」がまだ無いのよねぇ~。
この点、上海には何でもあるからいいわよねぇ~。
中国まで買いものに行こうかな~。
山越えればすぐだしな~。
なんてな~
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ぎゃー。牛乳に!

2008年04月29日 | Weblog
ここ数日、初夏の陽気になり、家の中で窓を全開にしていないと蒸し暑くて息苦しく、また、先日、メデウで日焼けした肌は、鼻の頭から早々に脱皮を始め、気分はすっかり夏模様の今日この頃・・・。

日本ではゴールデンウィークの話題でもちきりのようですが、こちらも1日と9日は休日だそうです。1日は労働節かと思ったら、カザフ国民の日とかなんとか言っておりました。9日は勝利記念日らしいです。由来は何なのか聞きそびれましたが、たぶん独立記念の日か何かでしょう。

ところで先日メデウのユルタでミルクティーをご馳走になってからというもの、紅茶に魅力を感じ始めていたのですが(今まではコーヒー党)、昨日旦那からショックなことを聞かされました。

旦那の情報によると、アルマティの牛乳の中には、きれいに殺菌されていないものがあり、その中にダニのような虫が混入してそれが体内に入ると最初は発熱から始まり、最後には脳まで達するとか・・・。

こちらで売っている牛乳のほとんどがロングライフミルクなので、この情報がいつ製造された牛乳のことなのかは定かではないのですが、春先の牛乳には気をつけたほうがいい、と旦那は真面目な顔で言っておりました・・・。

ほんとなのかどうなのか。私は日本人会の人からそんな話を聞いたことがなかったので、半分冗談かと思いましたが、よくよく考えると、新鮮な牛乳が販売されていないこの国で、日本のように丁寧な殺菌牛乳が出来るのか、と言われれば極めて懐疑的です・・・。

ということで、今では韓国の会社が作っている「プリマ(日本のクリープみたいなもの)」を入れてコーヒーを飲んでいます。まあ、こちらの方が牛乳をしょっちゅう買うより経済的ではありますが・・・。やはり味は牛乳の方がよろしいので・・・。でも危険には代えられないからねぇ~。

あ~。日本の新鮮な牛乳が飲みたいー!!!

メデウ

2008年04月28日 | Weblog
土曜日の朝、旦那の知り合いのカザフ人教授からいきなり電話が!

「今日はとっても天気が良いから、一緒にメデウに行きましょう!」

と言う事で彼と彼の奥さん、うち二人の合計4人でアルマティの観光地、メデウに行くことになりました。

メデウというのはアルマティの南側、天山山脈の支脈にあたるアラタウ山系にあるスポーツ施設のことで、車で行けば20分ほどで着く事が出来ます。ここにはスケートリンクやスキー場もあり、冬はスキーやスケート客で、夏は避暑地として山登りの人たちでにぎわうところです。

なぜいきなりメデウに行くことになったのか。それはあとでわかったのですが、土曜のその日の最高気温予測は28度。まさに初夏の気温予想だったので、旦那の友人は暑さから逃れるために連れ出してくれたようです。

そして山の中腹で車を止め、歩いて山登りということになり、ゆっくりゆっくり上っていきました。街からメデウの方にある山々がきれいに見えるので、こっちからの眺めはどんなものかたいそう期待したのですが、登ってみてビックリ!なんとアルマティの街はまるで雨雲に包まれたように灰色のスモッグで何も見えなかったのです。こんな汚い空気の所に住んでいるのかと思ったらぞっとしました。

しかし、山の方は空気が本当にきれいで、雪もまだまだあちらこちらに残っており、馬や牛、ヤクなどが、冬に食べれなかった分を取り戻すようにモグモグと一所懸命に草を食んでいました。



ただ、やはり街なかでもみるように、環境に対するモラルというのがここではまだまだ低く、ゴミは捨て放題、違法建築の別荘は建て放題、道路の舗装は未完成でそれだけが残念でした。入山料を一人200テンゲも取るのに、なぜ何も出来ないのか怒りすら覚えます。

山の頂上はまだ雪が深く、歩くのもだいぶきつくなったので結局途中でギブアップ。お昼ごはんということになり、みんなで山と牛と馬を見ながら持ってきたピザとサラダとフルーツをたいらげ、満腹で山を下ることになりました。

帰りはさすが下り坂。まるまると太った4人組はコロコロと転がるように山を下りていきました。そして、車を止めた山の中腹にはなんとレストランがあり、疲れたしここでお茶でも飲むか、ということになりました。

このレストランには遊牧民の住宅「ユルタ(モンゴルのゲル、中国では包)」があり、そのユルタの中で食事をすることが出来ます。そこでミルクティーとカザフの揚げパンをたのみ、ゆっくりとその味を堪能していたら、まるで遊牧民の家に行ったような雰囲気を味わえました。



また、隣のユルタにはカザフの民族衣装や楽器、家具なども置いてあり、衣装を着て記念撮影もできるようになっていました。旦那と二人でそれを着て写真を撮ったのですが、まるで現地の人そっくりになってしまい「面白すぎる」四人で思わず笑ってしまいました。

その日は山も日差しが強く、帰ってきてからしばらくすると顔と腕が日焼けで真っ赤になり、翌日は疲れと日焼けで一日ダウン。今日はだいぶ日焼けの痛みは治まったのですが、このあとのシミが怖いです・・・。

帰りにスーパーに寄ったら、丁度ロシア正教のイースターでイースターケーキを売っていました(↓写真参照)。美味しそうなので買ってみましたが、期待を200%裏切るひどいお味でした。(パッサパサに乾いたパンにクリーム乗せただけ)





大渋滞

2008年04月25日 | Weblog
昨日は夕方から家の前の交差点が大渋滞し、車のクラクションと交通警察の笛、そして排気ガスがひどくて頭がクラクラしました。ついでに雨まで降ってきたので(雨が降ると偏頭痛がする)、さらに頭痛がひどくなりそれが2時間近く続きました。

「なんで今日はこんなに車が多いんだろう???」と不思議に思っていましたが、今朝テレビのニュースを見て納得。

昨日から「ユーラシア・メディア・フォーラム」が、今日25日まで開催されており、カザフの大統領や各国のメディア関係者がここ、アルマティに集合していたのでした。

その中に、あの「リッツ・カーン」もゲストとして来ており、TVのニュースで彼がスピーチをしているのが放送されていました。

昨日の大渋滞の原因は、たぶん会議終了とともに道路が一時封鎖されたのだと思います。大統領が移動するときはいつもこのように大渋滞が起こるので、恐らくそうでしょう。

しかし、ユーラシアのメディアを語ったり、リッツ・カーンを呼ぶ前に、うちのケーブルテレビ(アルマTV)の放送局がしょっちゅう停電して放送が見れないんですけど・・・。

そういう小さなことから始めてもらえないでしょうかねぇ~。放送局が停電ってねぇ・・・。ありえないんだけどねぇ・・・

キャビアもどき。

2008年04月24日 | Weblog
昨日、旦那がスーパーで以前ここに書いた「300テンゲ(270円くらい)のキャビア(ガラス容器入り)」をまた買ってきました。

私は驚いて「あれ~!?なんでこれまた買ってきたの?これってニセモノのキャビアで体に良くないってこの前自分で言ってたじゃん???」と聞いたところ、

旦那がもったいつけてこういいました。

「実はさ~、これってねー、質の悪いキャビアじゃなくってー」
「おれもビックリしたんだけどさ~」
「何だと思う~?」
「正解は~」
「なんと~!!!」




「タピオカでした~~~!!!」


私:「えええええええええ!?



そうなんです。

あれはキャビアでも何でもなくって、タピオカを小さい粒状にして、味をつけキャビアに似せたものなのでした。

私は本物を食べたことがなかったので、すっかり騙されていましたが、本物を食べたことのある旦那もすっかりと騙されていたのでした。

いや、実は騙されるほど味も見た目も良く似ているのではなくって、本物をあまり食べたことがないっつーことですか。ハハハ(笑)

ということで、びんぼー家の二人はニセモノキャビアにすっかり騙され、それで結局旦那は「タピオカなら植物性だから体にいい」と言いながらバクバク独り占めして食べたのでした。

ま、300テンゲでリッチな気分を味わえるということで・・・。

話のネタに日本に土産でもって帰ってみようかな・・・。

それで「やっぱり本場カスピ海のキャビアは美味いなあ」とかいうやつがいたらこっそり影で笑ってやろうかな・・・。くくく。
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サインせんかー!

2008年04月23日 | Weblog
こっちにいると、毎日びっくりすることを聞かされます。

昨日聞いたのは・・・。

韓国の企業がこちらに沢山進出しているのですが、その中に韓国ヤクルトがあったそうです。

こちらで色々食品を扱っていたようですが、ある日、カザフの現地企業に乗っ取られ、いつのまにか現地企業になったとか・・・。今、スーパーに行くと「トシラック(韓国語でお弁当の意味)」という名前のラーメンが売っているのですが、これが昔、韓国ヤクルトが作っていた商品だそうです。今でもちっちゃくハングルでトシラックと書いてあります。

他にも先日行った遊園地のそばの高級マンションなども、もともとは韓国の建築会社が、現地の高麗人経営の建築会社「KUAT」と合同で建て、テナントには韓国人経営の韓国レストランが入っていたようですが、いつのまにかその「KUAT」に全て乗っ取られ、韓国人は全て追い出されてしまったとか・・・。

今ではこのレストラン。韓国の味もわからず、韓国語すらわからない高麗人によって経営されているらしく、値段の割りに味はひどく、冷麺の麺もインスタントだとか・・・。

確かに、こういう「乗っ取られた会社」がこちらには沢山あるとかで、会社が経営を始めた途端や、店の内装が出来た途端、現地人パートナーに乗っ取られ、いつの間にか経営者が変わっていたりするそうで、乗っ取られないまでも、現地進出の際の仲介役やコンサルタントに非常に莫大なお金(ワイロ)を支払っているそうです。

で、どういう乗っ取り方かというと。

ある日突然、やくざがやって来て銃で脅し、「サインしろ!」と有無を言わせず書類にサインさせられるのだとか・・・。


ということで、韓国企業も中にはトルクメニスタンなどに方向転換しているようですが、向こうは向こうでトルコマフィアが幅をきかせているらしく、これが結局海外企業の中央アジアの進出に二の足を踏ませているのが現状だそうです。

そういえば昔、こういう企業乗っ取りの話を「専務・島耕作」で読んだような気がします。(あれは舞台が上海だったけど。)その時は漫画の世界の話と思っていたのですが、ここでは実際、それ以上のことが行なわれているらしいです。

あなおそろしや~。

遊園地そして麦酒

2008年04月21日 | Weblog
昨日は結局、午後から公園に行きました。

ここは地図では「中央レクレーション公園」と書いてあるのですが、実際に行ってみたら遊園地でした。しかし、遊園地と言ってもカザフのレベルでの遊園地なので、非常にお粗末で、異常に古い遊具ばかりで、旦那はこれらを見て、「こんなボロボロのに乗ったりしたら危険極まりない!」と恐れおののいていました。

しかし、見る分には非常に愉快で、まがい物ミッキーやブサイクなドナルドダック風の乗り物があり、ディズニーが見たら思わず苦笑いするようなものばかりでした。また、馬やポニーがおり、それに乗っていた女の子が私の横を通り過ぎるとき、「いいでしょう~!」というような得意げな顔して通り過ぎて行ったのがとても可笑しかったです。だって、この子、2歳くらいだったので。。。(2歳の子に得意な顔されても・・・)

しかしこの遊園地。子供のための公園&遊園地のはずなのに、コーラやスプライト、アイスクリームと一緒に堂々と瓶ビールがあっちこっちで売られていました。

確かにこっちの人は若い人も年寄りも、よくビール瓶片手に街を歩いています。まるで水やジュースを飲むように、ビールを飲みながら、おしゃべりしていたり、彼女と仲良く歩いていたりする光景を目にします。価格が安いからか(ローカルビールが大体1本100~130円くらい)、単にビール好きなのか。。。しかし、遊園地でお父さんとかがビールラッパのみはいただけない気がするのですが・・・。

加えて、右手にビールを持っていれば、左手にはタバコ。

そうです。ここはビールも好き、そしてタバコも大好きな国民のようで、男の人だけでなく、女の人もスパスパ。若い女の子もスパスパ。たまに子供みたいな子もスパスパやっています。

これも価格が安い(100円前後)からかもしれませんが、街中でタバコをすうので道端にはタバコの吸殻が沢山落ちているし、吸わない人にとってはこの煙は地獄の苦しみです。

旦那の大学でも「健康のため、禁煙しましょう!」ということでキャンペーンが行なわれ、大きな横断幕が張られていたのですが、その下で皆スパスパたばこをふかし、挙句2日後には横断幕も無くなってしまいました。まあ、習慣はそんなに簡単に変えられないということでしょう。

帰ってきてから気づいたのですが、実はその遊園地の奥の方に動物園もあったようなのです。しかし、公園の中には何の看板もなく、入り口らしい所は工事をしていたので、恐らく動物園は休園中なのではないかと思います。カザフの動物園には何がいるのか実にきになったのですが、これは次回、オープンした際に確かめてみたいと思います。

馬とかいるのかな?あ、でもこっちでは馬は食べ物だからいないか。。。?
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罰金400テンゲですばい。

2008年04月20日 | Weblog
先日の大寒波も去り、今日は暖かな日曜になりました。
天気もよく、午後から散歩に出かけようかと思っています。

ところで、車の無い私たちは必然的にバスかタクシー、もしくは徒歩での移動が主になるのですが、先日バスに乗った旦那によると、バスによってはお金をちゃんと払ったか検査の人間が乗り込んでくるのだそうです。

ほとんどのバスの料金は40テンゲ。古いトロリーバスによっては20テンゲだったりしますが、まず40テンゲの場合が多いです。車掌さんが必ず乗っており、運賃は下りるときに支払う仕組み。しかし、お金を取りに来てレシートをくれるバスの場合は乗ってからすぐにお金を払います。

それがくせもの。

そういうバスに検査の人が乗り込んで払ったかどうかをチェックするそうです。

それに旦那が一回ひっかかってしまいました。

旦那と同僚で昼ごはんを食べにバスに乗ったそうですが、その相方が「払わずにいけるいける。」「大丈夫」というので旦那は払わずにいたそうです。

しかし、そういうときに限って検査員が途中から乗り込んできて、罰金400テンゲも払わされたそうで。。。

旦那は同僚に向かって「お前が払わなくていいっていうから払わなかったのに!」とにらみつけたそうですが、彼はしらんぷりしてしかも自分の罰金だけ支払い、旦那は自分の罰金を自分で払ったらしいです。

しかし、こういう変なところはほんとに厳しいです。

街なかでもおまわりさんが沢山おり、違反車をよく止めては罰金払わせています。

あ。

罰金でお金稼ぐためか。。。

こういう小金稼ぐより、大統領の身辺洗った方が・・・。
あ、こういうジョークは怖い怖い。。。



P.S.ジョダコさんへ

コメントのお返事を18日のコメント欄に書いていたのですが、気づかなかったでしょうか・・・?「旅よめ(旅する旦那のよめ)」のコメントとして載せてます。gooIDの名前は長いので。いつも目を通してくださってありがとうございます!
ちなみに昔のブログのアドレスはhttp://shanghaigurashi.spaces.live.com/です。
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100ドルも!

2008年04月19日 | Weblog
昨日は旦那の生徒2人と一緒に4人で韓国料理を食べに行きました。
まだこちらに来て1ヶ月なので色々な人から一緒に食事に行こうといわれるのです。

でも・・・。それはとてもありがたいのですが、最後には結局こちらが払うことになるので、
お金に羽が生えたように飛んで行くのが悲しい~~~!

昨日は「チンチャル」という所に行きました。
韓国レストラン、と聞いていたのですが、料理は韓国式中華料理でした。
そこで酢豚や色々なものが盛り合わせになった料理(韓国料理の一種だと思うのですが、
名前がわかりません。。。)、餃子を注文しました。これですでに7000テンゲ。

それにチャミスル(1本1000テンゲ)コーラ、ジャジャン麺(1000テンゲ)とチャンポン(1000テンゲ)を一人ずつ注文したら、
最後には13000テンゲになっていました。4人でワリカンすれば一人3000テンゲちょっとなのでしょうが、
生徒たちは先生がおごるのが当たり前のような態度だったので、
結局こちらが全部支払いました。。。う~。高い~。。。

味はチャンポンとジャジャン麺以外は美味しかったです。
最後の〆に麺で満腹にしたかったのですが、あまり美味しくなかったのが残念でした。


食事中に生徒たちと、アルマティからウルムチに行く列車の旅の話になったのですが、これを聞いて驚きました。

この列車はカザフと中国を結ぶ国際列車なので、もちろんパスポートの検査があるのですが、
検査する人間が、日本や韓国などのパスポートとみると「どこそこに不備がある。
罰金100ドル払え。払わないと出国させない」と言うそうです。

そこで仕方なく100ドル払って安心していたら今度は、入国する側の検査官が
「どこそこに不備がある。罰金100ドル払え。払わないと入国させるわけにはいかない」と脅してくるそうです。
結局100ドル払わなければならない状況になり、しぶしぶ払って入国することになるそうで・・・。

それが今度帰ってくる時も行なわれるので、結局往復400ドルも払うのなら、
飛行機で行った方が安い、ということになるらしいです・・・。

私も旦那も「せっかくカザフに来たんだから敦煌には行ってみたい!」
と思っていたのですが、これじゃあちょっと難しいかも・・・。

しかし、なんというか。この国は・・・。ダメだわ・・・。

高けえよ。

2008年04月18日 | Weblog
昨日は結局朝から夕方まで雪が降り続き、今朝も午前中まで雪がちらついていました

午後になってから太陽も見え始め、今は雪もやんでしまいましたが、積もった雪が溶けていないところを見ると、外はどうもまだまだ冷え込んでいるようです。

はい。寒くて今日はまだ外には出てません。そして窓も開けてません。

「だってー。私、九州生まれだもん♪」

ええ。私、寒さにはめっぽう弱いのです。

ところで、昨日雪の中買い物に行ってきました。「さっき寒いのはダメと言いながら雪の中買い物に行くとはいかに?」とおっしゃる方々。。。はい。スルドイですねぇ~。ほんとに昨日は寒かった。たぶん0度くらいだったと思います。北海道より寒いんじゃないか???でも主婦は夕食を作る、という重要なミッションがあるのです。

これを(一応)ちゃんとやっとかないと旦那から「あなたは何もしなくていいなあー」とイヤミを言われるので、これだけは毎日手を抜くわけにはいかんのです。

で、結局家からバスに乗って10分くらいの大型スーパー「ラムストール」に行ってみました。まあ、トルコ系のスーパーで、中にスケートリンクや服、靴などの専門店、そしてフードコートがあるといった至って普通のスーパーですが、場所が外国人の多く住む地域にあるため、値段が高く、たいしたものも買えず、がっかりして帰ってきました。

ラムストールに行ったのは実は傘を買いたかったからでもあるのですが、値段を見てびっくり!!!

普通の中国製折り畳み傘が4000テンゲ!
柄もスタイルも変な傘でも3000テンゲ!!
古くて本当に売れ残りの傘でも2700テンゲ!!!

これじゃあ予算オーバーですがな。

誰が4000円もする中国製の傘を買うんでしょう。
っていうか、だれがこんなべらぼうな値段をつけるのでしょう?

そしてそれを見越したように傘売り場の横に、使い捨てのようなレインコートが売ってありました。でもこれは100円ショップのレインコート並みの薄さでそれでも値段が400テンゲ近くしたのでやめました。

こっちの人は4000円の傘でも買うのでしょうかねぇ・・・。
そんなに気前のいい人が多いのかねぇ・・・。


提案:「ダイソー」の関係者でごらんの方々。
    カザフスタン、アルマティ市に進出したら確実にウケると思います。
    ダイソーカザフショップ開店希望!!!いや、熱望!!!
    

雨の中、キムチ買いに。

2008年04月17日 | Weblog
今日は朝から雨の音で目が覚めました。
起きてすぐに寒いなぁ~、と思っていましたが、8時過ぎから雪になりました。(写真をクリック!)

ふと外の道路を見ると、山の近くの家から通勤してくる人の車だと思うのですが、上に真っ白な雪を積んで走っていきました。

ああ。春が来たと思ったのにまだ冬・・・。
しかも今は雨季でしばらくこの雨も続くらしいです。

ところで昨日は雨の中、アルマティ在住の日本人奥様2人と一緒に3人で韓国食材店めぐりをしてきました

アルマティにある韓国食材店は全部で5軒。そのうち4軒行ってみたのですが、その品数豊富なのにびっくりしました。

お店によっては朝鮮人参やエイのさしみまであり、韓国と同じ味がアルマティでも味わえるというのは韓国人にとっては非常にありがたいのではないかと思います。残念ながらここには日本食材店がないので、私たち日本人はこういう韓国食材店を利用するしかないのです。

ここには日本と同じようなお米からもち米、海苔、だし、醤油、味噌、豆腐・・・などなど日本人にはなじみの深い食材が置いてあります。価格もお店と物によりますが、だいたい日本と変わらない価格で手に入ります。

昨日は韓国の餅(トゥク)とキムチ、わかめ、干し椎茸、豆もやしなど様々な食料をここぞとばかりに買いまくりました。そして夕食にはさっそくわかめのスープを作り、手作りキムチを堪能。「韓国人のおばちゃんたちよ。カザフ進出ありがとう」と思わず涙が出そうになりました・・・

というのもこういうお店のオーナーのほとんどは韓国から来ている人たちで、現地の高麗人がやっているお店は1軒しかありませんでした。なぜこんな所まで来て商売をしているのかはわかりませんが、その勇気とバイタリティはすごい!と思わずにはいられません。

そして驚くべきことに、お店のおばちゃんたち、皆揃ってロシア語が堪能なのです。彼女たちはどこで勉強したのか。どうして韓国語とロシア語が話せるのに雑貨店のおばちゃんなのか不思議でなりません。

そういいながら、実は自分も上海では「流暢に中国語を話す変な日本人」だと思われていたに違いないんだろうなぁ~。ハハハハハハハ
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チャクチャク♪

2008年04月16日 | Weblog
先週末、大家さん(アリヤ/カザフ人の女性)が家にカザフのお菓子とパンを持ってきてくれました。

そしてそれを見てビックリ。

上海でよく食べていた「萨其马(サチマ)」にそっくり!
食べてビックリ!味もそっくりでした。(注:↑写真をご覧ください。サチマに胡桃がのせてあります。)

ただ、中国のは砂糖や水あめで固めてあるからか、少し固めですが、こちらのものは蜂蜜で固めてあるため、非常に軟らかく、食べていてもポロポロとこわれてしまいます。食べ終わった後はまるで子供が食べたようにそこらじゅう食べこぼしが落ちていました。

アリヤは「これはカザフで有名なお菓子で「チャクチャク」っていうんだけど、実は「タタール」のお菓子なのよ。」と言っていました。しかし、後日別のカザフ人に聞いたところ、「これはカザフのお菓子だ」といっていました。

中国では満族のお菓子だといっていたような気もするし、それを大陸でたくさん売っていたのは台湾の企業だったと思います。

本当の由来はどこなんでしょう?

サチマという音の響きから、中国でも北京語ではないと思いますが、こちらでチャクチャクと呼ばれていることから、これはペルシャ語とかアラビア語に近いんではないかと・・・。まあ、この辺はシルクロードでつながってますから何処が起源でどういう経路で中国まで渡ったかよくわかりませんな。昔のことですから。

で、そのアリヤが一緒にカザフのパンも持ってきてくれたのですが、これは日本で売っているアンドーナッツそっくり。ただこちらのは中にあんこが無いまん丸い揚げパンです。生地に砂糖と塩を少し混ぜてあるだけの素朴な味がしました。しかし、所詮揚げ物なので2個食べるとかなり胃もたれします。

ということで週末からチャクチャクと揚げパン食べたおかげでどうも体重がまた増えたような気がします・・・。ま、いいか。春だし。ぶひひひひ~

信じられない銀行

2008年04月15日 | Weblog
昨日、旦那からビックリする話を聞きました。

アルマティの大学生はみな、ベンツやBMW、レクサスなど高級車を運転し、おしゃれな服を着て毎週のごとく高級ライブハウスやレストランへ行って遊びまわっている裕福な生徒が多いので、私はずっと「あ~、やっぱりバブルで急に成金になった人たちの子供がおおいんだなぁ~」と思っていました。

ところが、実はそうではなく、大学に入ると銀行が彼らに「どーぞ使ってください!」とクレジットカードをバンバンくれるそうなのです。そして支払いは彼らが卒業してからでOK!!そういうことで学生たちのほとんどがカードを使って買い物しまくっている、というのがことの真相らしいのです。

また、さらに驚くのが、この国の大手と言われる銀行が「勝手に」金利を変更することがあるらしいのです。急に利息が10%から2%に変わったり、しかも大手銀行が相次いで倒産する、ということも以前あったため、誰も銀行を信用していないらしいのです。

確かにここには山ほど銀行があり、あっちを見ても銀行、こっちを見ても銀行。人口が少ない割りに銀行だけはあっちこっちにあり、競争が非常に激しいのです。

こういうことがあり、銀行も必死なのでしょうが、こういう事態がどんどん焦げ付きを生み、更に多くの銀行が経営不振に陥っているということでした。

確かに銀行側はおかしいのですが、それを国も認めているところがもっとおかしいのです。大統領もこれを見てみぬふりしているそうで、しばらくはこの状態が進むと思われます。

普通ならこういう状況になれば、暴動やデモが起きかねないのですが、なぜかここでは起こりません。なぜならここでは「マフィア」まがいのことが横行しており、暴動でも起こそうものならすぐにその首謀者たちは闇に葬り去られるからだとか・・・。人によっては「大統領そのものがマフィアのボスだから・・・」と言っていたりしてます・・・。

まあ、建国から日も浅いので、まだまだ国が不安定だと言われればそうなのですが。
それにしてもカザフバブルがはじけてしまった今、治安がどんどん悪くなっていることがとても不安です・・・。
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Borat!

2008年04月14日 | Weblog
週末、旦那の知り合いのカザフ人の自宅へ招かれ、夕食をごちそうになりました。

そこで話題になったのは映画「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」について。

カザフではもちろんこの映画は上映禁止。今まで数人のカザフ人に、この映画を見たことがあるか聞いてみたのですが、みな「ウワサには聞いたことあるけど、実際に見たことはない」ということでした。しかし、この、旦那の知り合いは実際に映画を観たことがあり、非常に憤慨していました。

映画の内容は実に「おバカ」な行動のオンパレード。

中には「ぐえーっ」と思うことをしたりするのですが、実はその中にアメリカに対する非常~にきっつい皮肉とジョークがたっぷり込められているのです。アメリカへの皮肉と批判がテーマの映画なのですが、これの設定がちょっとマズイ。

主人公の「ボラット」はカザフスタン共和国のTVレポーターがカザフスタン情報局の依頼でアメリカの文化を紹介する、という内容。情報局などは存在しないのですが、カザフスタンという実際に存在する国をとりあげ、その中でそこに住む人を非常に馬鹿にした内容のことを言ったりするのです。

アメリカに対する批判とか皮肉なら実在しない国を名乗れば良かったのでしょうが、カザフという実際の国名を使い、それを「サシャ・バロン・コーエン」という「ユダヤ系イギリス人」の俳優がジョークに使ったというのはカザフ人にとっては許せないかも。たとえそれがジョークのわかる人だとしてもちょっとやりすぎの感はぬぐえないでしょう。

ということで、この映画を観た、聞いたことがある、というカザフ人の意見は「カザフを馬鹿にしたひどい映画だ。」の一言です。

しかし、アメリカ生活の長い旦那の主張は、「この映画のテーマは、アメリカへ対するの痛烈な批判だ!」ということ。そこでその夕食会では、「ボラット」について、その内容に対する意見の相違から、旦那と友人とで大バトルが繰り広げられました。

「あーでもない。こーでもない。」と大きな声を張り上げて喧嘩していました。あまりにも雰囲気が険悪になってきたので、私は「このままではまずいなぁ・・・。どうしよっかなあ・・・。もう帰ろうかなあ・・・。」とはらはらしつつも二人のやり取りを見守っていました。

しかし、結局、最後はこういうことに・・・




「でもさー、ほら。なんだかんだ言っても、あの映画のおかげでカザフが有名になったし。ハハハハハ。じゃ、ボラットにかんぱ~い!」

ということで、酔っ払いの喧嘩も幕を引いたのでした。



なんだかな~。

まあ、観た事ない人は一度観てみるといいんじゃないかな~、っと・・・。

ご婦人会

2008年04月12日 | Weblog
昨日は日本人会の婦人会ということで、こちらに住んでいる日本人の奥様や日本人と結婚したカザフ人の女性が集まってお食事会がありました。

私はこういう「駐在員のマダムたち」とお食事をするのがあまり得意ではないので、ちょっと躊躇していたのですが、やはりまだまだこっちに来たばかりで知り合いもないし、とりあえず顔出しだけでもしておこう、ということで勇気を出して行って来ました。

おしゃれなカフェでのランチでしたが、来ている奥様たちはやはりみな大企業の現地駐在員夫人ばかり。とても「お上品」な日本語が飛び交い、気を抜くとすっかり博多弁のアクセントが端々に出てしまう私には息の詰まる時間でした。しかし、ほとんどの奥様たちがすでに在住1年以上のベテランばかりだったので、興味深い話をたくさん聞くことが出来ました。

なかでも驚いたのは、ある奥様が友人数人でレストランに入ったときの話でした。彼女たちが行ったのは普通のローカルなレストラン。しかし、内装もこぎれいで従業員の愛想もよかったので彼女はとても気に入ったらしいのです。また、子供連れだったからか、気を利かせて広い大きなテーブルのある部屋に通されたそうです。

食事もまずまずでまた来ようかなあ、と思って精算をお願いしたところ、お勘定を持ってきたお兄ちゃんが「食事代がXXXXテンゲ、それにテーブルチャージ料5000テンゲプラスになります。」と言われたそうです。

彼女は「は!?なんでテーブルチャージ料なんかとるの?しかもテーブルチャージ料5000テンゲって何!?」とつたないロシア語で聞いたところ、そのお兄ちゃんは「この部屋はVIPルームだから。」と言うではないですか!でも部屋のどこを見てもVIPルームとは書いてないし、最初入ったときもそんなことは一切言わなかったそうです。

そこで、レストランのマネージャーを呼びつけてクレームをつけたところ、その人も「うちのスタッフはお客様に入店時にテーブルチャージのことを説明している、と言っている。だから払ってもらわないと困る」の一点張り。話にならん、ということでオーナーまで呼びつけたけれど、それでも同じ言い訳を繰り返して払えという。

しょうがないので、彼女、怒りMAXで「それなら領事館の人と大使館の係員に電話するからその人たちに説明してちょうだい!!!」と言ったらしいのです。

すると、それを聞いた途端、そのオーナー。血相変えて「あ、あ、払わなくていいです~」と急に態度が変わったそうな・・・。

他にも、彼女は20ℓ入りの水を自宅に配達してもらっているのですが、とり始めたときは1000テンゲだったそうですが、ある日配達の人に金額を聞いたら「700テンゲだ」と言われたそうです。そこで「おかしい・・・。もしかしてぼられてる???」と思ってご主人の会社の現地人に水の金額はいくらか確認してもらったところ、実は500テンゲだったそうです・・・。彼女、2倍も払ってたのね~。かわいそう・・・。

あと、昨日うちの大家さんが愚痴をこぼしていたのですが、彼女が法律の試験を受けるために出身大学に申し込みにいったところ、あからさまにワイロを要求されたらしいです。しかも金額100ドルも!それでも彼女は試験に受かるためにはしょうがないということで払ったらしいですが、怒りの矛先が私に向けられ、なぜか私に電話でグチられること20分。なだめはげましなんとか収まりましたが、私の方がストレスになりました。ほんとに・・・。イヤになる・・・。

この国でワイロや外人からぼりまくる話はネットやウワサには聞いて知っていましたが、実際身近なところで体験した話を聞くと改めてびっくり&あまりにあからさまな態度にこっちが呆れてしまいます。

しかし、わたしも気をつけないと・・・。あ~、怖い怖い・・・。