おかしな気候ですね。
10月だというのに昼間の気温が30度超え。
私が長いこと海外にいた間に日本は熱帯雨林気候にでもなってしまったんでしょうか。
とはいえ、朝に窓を開けるとご近所のどこからかキンモクセイのいい香りがただよってきますし、外出時、クーラーのきいたバスの車内からみるとヒガンバナやコスモスも咲いていて秋を感じることも出来ます。
着実に秋は来ているという証拠でしょうか。
ま、でもこれだけ高気圧が強いと台風が来なくて良いかもね。
ところで。
昨日、ちょっと用事があってほんと久々に京都へ行ってきたんですがね。
電車の乗客がめちゃめちゃ増えていてびっくりしました。
いつもなら途中の駅から乗っても余裕で座れたのですが、昨日はお土産の袋を手にした観光客もチラホラ。
そしてサラリーマンも、買い物帰りのマダムもたくさん乗っていました。
「宣言解除」の効果がこれだけ目に見えてわかるとは!
しかしながら到着した京阪三条駅周辺では様子がガラリと変化していました。
三条で行列してまでみんな買っていたあのタピオカミルクティーのお店「モッチャム」が無くなり、代わりに台湾カステラの「ポンポン」が入っていたり、いつもお昼に食べていた丸亀製麺も無くなっていました。
また、あれだけにぎわっていた三条から四条までのアーケードはシャッター通りになっていました。
京都がいかに観光で成り立っていたかわかります。
それにしても。
あの台湾カステラってすごいですね。
いつぞの高級食パン店みたいな勢いであっちこっちに広がってますけど・・・。
あれ、でも台湾で食べたのと味がぜんぜん違うんだよね。
本場のはもっとコッテリしていてもっと卵とかの風味が強いし・・・と思ったら、台湾のは材料に植物油が入ってるみたいですね。
そういえば昔ソウルに住んでいた時、一瞬だけ韓国でも台湾カステラが大流行しました。
ただ、爆発的に流行った時、あるテレビ番組で「実は台湾カステラには悪い材料が使用されている」みたいな告発があり、それ以降バタバタと閉店してしまいました。(映画『パラサイト』でもちょっと触れていたはず)
あの時食べたソウルの台湾カステラは、たしかに素手でちぎっていると手が油でベトベトしていたなあ。
そんなことがあったから日本では油を入れないあっさり味なのかな?しらんけど。(笑)
しかしマリトッツォといい台湾カステラといい、日本のスイーツは不況知らずですね。
私の地元、福岡ではマリトッツォの魔改造「はぎトッツオ」なるものが人気だと聞きました。
ステイホームは意外なところにマネーをもたらしていて面白いです。