今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

小説のあらすじのお話。

2015年01月29日 | Weblog
東野圭吾の作品に、「殺人の門」というのがあるのをご存知ですか?

先日、学校の図書館に行ってみるとこれが置いてあったので借りて読んでみました。

しかしまあ、この作品。東野作品にしては期待はずれもいいところでしたけど・・・。

というのはさておき。

あらすじは以下のとおりです。

(読んだことのない方は、ここから先は読まない方がいいです。)

主人公・田島は、父親が歯科医でお金持ちの一人息子。子どものころから裕福な生活をしていました。

ところが、父親の浮気発覚し、それと同時に両親は離婚。家族はバラバラ。主人公は裕福な父親に引き取られます。

しかし、父親はその浮気相手だった女が忘れられず、挙句その女のチンピラまがいのツレに怪我をさせられ、手が常に震えるようになり歯科医を廃業。

父はその後しばらく女に会わずにいましたが、街で偶然みかけて再度、その女にのめりこみ、貢いだ結果、多額の借金を作ります。

息子である主人公の田島は、両親の離婚以後、学校でもひどいいじめにあい、高校時代は好きだったバイト仲間の女性を友人の倉持にとられ、その彼女は倉持に妊娠させられ、最後に自殺してしまいます。

卒業後、就職した会社でもいじめにあい、そんななかなぜか嫌いなはずの倉持に誘われるまま、ねずみ講の会社に入ってみたり、豊田商事のような怪しい会社に入ったりします。

そんなこんなである時、倉持にある女性を紹介され、結婚。

しかし、のちに彼女が相当の浪費家で、消費者金融から借りてまでもブランド物を買い漁る女とわかります。

そんな浪費家の妻との離婚を決意していた時、一時の過ちであった浮気が妻にバレ、妻からは離婚の慰謝料を請求された上に、家のローンも背負わされます。

ボロボロになった田島ですが、最後に今までの自分の人生に降りかかった災難について、驚きの真実を知らされます。

彼の身に起こった不幸の数々。実は、その全てが金持ちの田島家を子供の頃から羨み、怨んできた倉持が仕組んだ罠でした。

両親の離婚、いじめ、初恋の人の自殺、浪費家の妻、詐欺師の片棒を担がされ、家族も友人も金も何もかも失ったのは友達だと思っていた倉持の綿密な計画のせい。

それを知った田島は倉持を殺そうとタイミングをうかがい続けます。

が、そんな矢先に以前、倉持に詐欺で騙されたという男に倉持は刺され、重症を負います。

病院に運ばれ、命はとりとめましたが意識は回復せずあわや植物人間に・・・。

そんな倉持を見つめながら田島はベッドのそばで「殺ってしまおうか、どうしようか」と迷っていたまさにその瞬間。

倉持が突然、パチリと目を開け、意識が回復するのです。

その様子に驚き、田島は慌てます。

そして、こう決心するのです。

「今、とどめを差しておかないと・・・」

自分だけでなく家族や周りの人々の人生をめちゃくちゃにした奴に対し、田島はようやく「殺しの門」をくぐる勇気を持つのです。

憎い倉持が今、死の淵から這い上がってこようとしている。

そして田島はとうとう・・・!


という「あらすじ」を某ブログに書かれていたのを、実は本を読み切る前に読んでしまいました。

なぜなら、この作品。

「お前さっさと倉持やっちまえよ!」と読むものをイライラさせるくらい倉持が優柔不断で。

「悪いやつ」とわかっているのに、その倉持についていってしまう田島に、もうなんとも言えないくらい歯がゆい気持ちになるのです。

結局、自分で転落の道を選んでいる、というどうしようもない奴なんですけどね、田島くんは。

読んでいてあまりにいらつくので、ネットで「あらすじ」を読んでしまったのでした。

しかしね。

そのブログに書かれていた衝撃のラストに、私は思わず目が「北島マヤ」になってしまいました。



そこに記されていた衝撃のラストとは・・・。


「田島は、目を覚ました倉持の『栗』を両手でしめあげたのだった。」


・・・え?



「栗」?

まあ、たぶん・・・「首」と書きたかったんでしょうね。ブログのあらすじ書いたブログ主さんは。


緊迫していくラストの場面での「栗」に思わず、「ズコーッ」。

というわけで。

本の内容うんぬんよりも、ブログのラストが衝撃的だったというお話。

みなさん。「推敲」は大事です。

話題の所へ行ってみた。

2015年01月28日 | Weblog
実は先日の日曜日、旦那と二人で第二ロッテワールドに行ってきたのですよ。

そう、何かと話題の。

ひび割れだの、揺れだの、水漏れだの、地盤沈下だのと・・・

そして、すでに二人だか死亡者が出ているという・・・

ウワサのタワーとショッピングモール。

実は、私、勘違いしていたのですが、ここは、タワーとショッピングモール棟が分かれていて、別々の建物でした。

私は着くまでタワーの低層部分が完成していて、そこにモールが入っているものだと勘違い。

そうではなくて、タワーはまだ94階部分を作っている途中(最終的には123階になる)で、まわりは工事現場ということで立ち入ることができません。

その横に百貨店の入った棟と、個別のショップが入店したショッピングモール棟がある、といった具合。

そのモール棟には免税店やら水族館、映画館、コンサートホールまであるわけです。

ただ!この水族館が上記の水漏れ対策中ということで休館。

映画館も先日、異様な揺れが発生したとかでその対策工事のために休館中でした。

ということで、目玉の水族館がポシャり、若者ターゲットの映画館が休館。

高級な百貨店と免税店、そしてさして特徴もないショッピングモールになってしまった挙句、日曜日の午後というのにスッカスカでした。

人といえば中国人観光客とわずかな韓国人のカップルぐらい。

親子連れもいましたけどね・・・駐車料金が高いのか、思ったほど人はいませんでした。

聞いた所によると、駐車するのに事前予約が必要で、しかも料金が10分1000ウォンだとか。

2時間くらいの映画みて1万2千ウォン。

食事までしてたら何万ウォンにもなる、なんてことなら誰も長居しないし、寄り付かないよね。

というわけで、わたしらは地下鉄に乗って行きましたが、もう、行かないと思います。

あの程度の品揃え、店構えなら明洞あたりで十分だし。

まあ、話のネタに一度行ってみるのもいいかもしれませんがね。

ただ、タワーができていないので、最高でも確か6階くらいにしか上がれませんでしたよ。

ま、おヒマな方はどうぞ。

ホームページです。
http://www.lwt.co.kr/jp/main.do

ピーチの話

2015年01月22日 | Weblog
日本に一時帰国している時、旦那が上司を連れて沖縄に来る、というので私も福岡から那覇へ行き、一行と合流することになりました。

他のメンバーはみな韓国人なので、私が通訳ということで。

旦那たちはソウルから那覇へ、私は国内移動で行きはスカイマーク、帰りはピーチに乗ってみました。

LCCも、スカイマークは今までに数回乗ったことがあったので、特に何も思いませんでしたが、ピーチアビエーション・・・。

これ、すごいですね。

何がすごいって。

那覇のLCCのりばがすごい。

まさに貨物ターミナルの中。しかも倉庫改造して作ったもの。

那覇空港の国内線から出発できないんですから。

建物の前から出ているLCCターミナル行きの無料バスに乗り、ゲートをくぐった貨物倉庫区。

その倉庫の中に無理やり出発ターミナルつくってます。

もちろん、専用バス以外入れないので、車でLCCのりばには行けません。

囚人のようにバスに揺られ、入った倉庫にはチェックインの機械がずらり。

そこでチェックインをすると、スーパーのレシートのような搭乗券が出てきます。

それが済むと、今度は機内持ち込み荷物の検査。

これは持っているバッグ全て、体重計のようなはかりできっちり10キロ以内にしろ、と言われます。

私は荷物はチェックインせずに全て機内持ち込みにしたので、検査と重さもきっちりはかられました。

荷物検査も済み、奥へ進むとお土産物を売る店、飲み物食べ物を売る店がちょこっと。

大したものは売ってません。

あとは飛行機に乗り込むまでこの倉庫の中で座って待っているだけ。

天井はまるで中学校の体育館のよう。

暗い天井に煌々と光る照明。

そしてビーチに置いてあるような椅子がずらりと並べられています。

座って本を読んでいると、いつの間にか入り込んだスズメのような鳥が頭上をビュンビュン飛び回っていました。

しばらくすると搭乗開始となるので、座席の後ろの方から飛行機まで歩いて乗り込む事になります。

私の時はラッキーなことに晴れだったので特に文句はなかったですが、これ、雨の降る日は最悪だと思いました。

バス降りてから倉庫に入るまでは天井ないですし、倉庫から飛行機までこれまた天井ないですから。

安い飛行機にはそれなりのサービスしかない、ということでしょうかね。

しかし、やはり安さがウリだけあって、機内は満席。

行きに乗ったスカイマークなんか前方と後方数列だけ埋まっていて、中ほどの席は全て空席だったのとは大違いでした。

ピーチはねえ・・・

本当にお金がキツキツで、でも乗らなきゃならん!って時にしか利用したくないな・・・正直。

P.S.
福岡から那覇までピーチに乗った妹によると、福岡で預けた荷物は、那覇に着いたら荷物受け取りのターンテーブルのなどに乗って出てくるのではなく、おじさんが奥からヨイショ、ヨイショと出してくるらしいです。

なんだかなあ~。

1月だから。

2015年01月20日 | Weblog
最近、ボケが進んでいるのか、ちょっと怖くなる時があります。

電気つけっぱなしで忘れていたり、何をしに部屋に入ったのかを忘れたり、買いものに行って肝心の用事を忘れて帰ってきたり。

正月ボケですかね?



歳のせい・・・とは思いたくないのですがね。

電気つけっぱなしのトイレを見た時、「はああああああああっつ!」と脳みそに汗かきそうになる瞬間がたまらなくイヤでね。

やはり、正月ボケが続いていることにしておこう・・・。



・・・と一年中、正月ボケしている今日このごろ。

帰ったと。

2015年01月17日 | Weblog
帰ってきました。ソウルに。

帰りたくはなかったけれども。

旦那ひとりぼっちにしとくのも可哀想ですし。(旦那は仕事があり、日本には行かなかった。)

とは言え、実家に母ひとりにしとくのはもっと可哀想でしたけど・・・。

ま、母もまだまだ元気に働いてますし、お友達とたまに旅行へ出かけたり、ビーチバレーボールなんかもやっているそうなので、今のところは安心ですが。

ということで。

3週間ちょいの一時帰国も終え、北国へ戻ってくると、あいかわらずの寒々しさ。

春はいつくるのでしょうね。

福岡・太宰府さんではすでに飛梅が一輪咲いたというのに。

ま、新年早々から愚痴ってても仕方ないですね。

自分の選んだ旦那で、旦那の仕事のためここに住んでるわけですから。


ところで、今年はいよいよ大学院も卒業です。

春からバリバリ働けるところがあれば・・・と思いつつ。

歳が歳ですので、おうちで翻訳の仕事でもしようか、とも考えています。

今年も急がず焦らずでのんびりやっていこうと思います。

(でないとこの国ではイライラさせられっぱなしで身がもたんわ。)

SF

2015年01月03日 | Weblog
明けましておめでとうございます。

年末から一時帰国し、実家でのんべんだらりと上げ膳据え膳の寝正月を送っています。

ま、お外寒いですし。

お外に出ると、お金使いますし。

あ、一応、初詣には行きましたんですの。

天神に出たついでに、警固神社という福岡天神のど真ん中にある神社さんへ。

やっぱりね。初詣くらい行っとかないと何か落ち着かないんでね。


ところで。お話はちょっと変わりますけれど。

今日は新春始めの書き込みなんで、クスッと笑える話題でも。

うちの両親は熊本方面の出身でして、天草の方へ度々行くことがあるんですが、いつも通る道沿いに思わず笑ってしまうスーパーがあります。

そこの名前が「キャモン」。(大矢野ショッピングプラザ・キャモン)

これ、多分、天草弁で「買い物」のことだと思うの。

天草では、買い物のことを「きゃーもん」というんで。

で、その「キャモン」看板が絶対ウケ狙いだと思うやつでね。

アメリカのサンフランシスコにフィッシャーマンズワーフっていう観光名所があるの知ってます?


↑そのフィッシャーマンズワーフのカニの看板。(クリックすると大きくなるよ。)

名物のダンジネスクラブというカニの絵が描かれています。

そして、これが「キャモン」の看板↓


笑。

シオマネキ?

たぶん。片腕デカイし。

くくく。


天草の大矢野町方面へ行かれる方は、是非、看板探してみてください。

至って普通のスーパーですが、サンフランシスコへ来た気分になれる、かも。