実は先週、3泊4日で福岡の実家へ帰省していました。
ずっとぐずついたりあいにくの雨でしたが、珍しく暖かで本当によかったです。
というのも実家の母は「電気代がもったいない」とエアコンや電気ストーブは極力つけたがらないんで・・・。(こたつはあっても肩とか背中が寒い。)
帰省は年末年始の予定だったのですが、やはり昨今の状況を鑑み、混雑を避けて13日から16日までにしました。
なので「大阪ー福岡」往復はピーチアビエーションが一番安いのですが、関空はC国の方々が春節でたくさん来るかも・・・と思って飛行機はやめました。(わずかでもリスク回避ということで。)
しかしながら、早めに予約したので新幹線のチケットも安くあがりましたし、時期をずらしたので横一列私以外乗客がいないほどスカスカでゆったりとしていました。
久々の新幹線でしたが、帰りはなんと新車両のN700Sにも乗れましたよ!(とか言いながら、正直、案内の電子表示板がきれいで読みやすい文字になっただけだし、座席の色もダサくて安っぽい色だし、車両の揺れは前よりもひどかったし。「S」になった分、何がどう変わったのか実感は出来ませんでしたが・・・笑)
なんだかんだでバタバタと3泊4日が過ぎたのですが、途中、土曜日には妹の車に乗せてもらって母と妹と3人で高速使ってドライブに行きました。
道の駅に行ったり、ランチバイキング食べたりと買い物三昧し、帰りの高速に乗って、出口でちょうど降りたくらいの時です。
後ろから救急車のサイレンがしたので横によけて待っていると、あらまあびっくり。
数十キロも離れた筑豊の地名が書いてある救急車が通り抜けていきました。
妹と「何でこんな遠いところまで救急搬送するんやろうね?」と話していましたが、後ろに乗っていた母が、「筑豊の方はもしかしたら病院がパンクしてるんやないとかねえ」と言いました。
なるほど。
福岡もコロナとインフルエンザの患者が急増して医療体制がひっ迫しているという話はニュースで見たことがありましたが、まさかこんなに離れた所まで来ないと診てくれる病院がみつからないとは思いもしませんでした。
そう言えば月曜にこちら関西へ戻ってきて、翌日の火曜日にスーパーへ買い物に行く途中、川を越えた隣の市の救急車がけたたましいサイレンを鳴らしながらこちらの方へ走り去って行きました。
そのお隣の市には大きな総合病院もあるし、医大付属の病院もあるはずなのですが、やはり受け入れが難しかったのでしょうか。
うちの市にまで運ばれてきていたようです。
旅行に行ったり、大勢の人があつまるイベントに行きたいなあと思う気持ちはとてもあるのですが、こういう現実をみると本当にもう少し我慢が必要だなあと思います。
ということで、実家の母には「こんな感じで救急搬送で受け入れしてくれる病院もなくて大変なんだから、暖房代ケチらずに部屋をあたためなさい!」とよくよく言って聞かせ、「体力もつけて!」と少しばかりですがお小遣いも渡してきました。
倹約も大事ですが、健康がもっと大事ですもんね。