おいちゃんと世間話

昨日からしとしとと雨が降る九州でございます。

寒さがゆるんだと思ったら雨。

しろしか（博多弁で「うっとうしい」）です。

今日、隣のおいちゃん（博多弁で「おじちゃん」のこと）と立ち話していたのですが、おいちゃんからこんな話が。

博多弁でそのまま書いてあるので読みにくいとは思いますが、その立ち話の雰囲気を味わってください。


お（おいちゃん）：「ほら、最近くさ、チラシやらでよぅ『未使用中古車』とか言うのが出とうやろうが？」
（訳：ほら、最近チラシなんかでよく「未使用中古車」とか言うのが出ているだろう？）

わ（私）：「あ～、しっとうしっとう。」
（訳：あ～、知ってます知ってます。）

お：「それがくさ、あの『未使用中古車』っちゅうのが、自動車販売会社が我が所で買うたごとしてくさ、車両登録だけして中古車販売会社に売るとげな」
（それがな、あの「未使用中古車」っていうのが、自動車販売会社が自分の所で買ったようにして、車両登録だけやって中古車販売会社に売るんだそうだ。）

わ：「何でそげんことを？」
（どうしてそんなことを？）

お：「それがくさ、今、新車やら誰も買わんめえが。やけん、我がとこの販売目標ば達成したごと見せるためにそげんやって売ったごとして車両登録だけバンバンして中古車屋に買い取らせるとげなばい。」
（それが、今、新車なんか誰も買わないだろう？だから自分の所の販売目標を達成したしたように見せるためにそうして売ったようにして車両登録だけバンバンやって中古車屋に買い取らせるらしいぞ。）

わ：「げー。すごかー。ばってんそんならその中古車ってお買い得やん。新車ば安く買えるけん。」
（うわー。すごい。しかしそれならその中古車ってお買い得ですね。新車を安く帰るから。）

お：「そうたい。そげんたい。」
（そう、そうなんだよ。）


分かりにくいかもしれませんが、結局、最近景気が悪くて自動車の販売目標を達成できない自動車販売会社が、自分のところの会社の車として車両登録だけやって、新車を中古車販売会社に買い取らせている、ということらしいです。（おいちゃんはもう80歳近いので、情報の信憑性にはイマイチ欠けるのですが。）

しかし、博多弁を文字に変換するのはめんどくさいという事に改めて気がつきましたばい。

署名証明

ややこしや～

不動産登記の名義変更やら何やらで、今、司法書士さん通じてややこしいことになってます。

名義変更には戸籍抄本やら印鑑証明やら何やらかんやらと書類が必要なのですが、私の場合、ネックになっているのが印鑑証明。

私は日本に住民票がありません。（国籍は日本のままですが。）

なので、日本で印鑑証明が取れません！（日本では住民票を置いている所で印鑑証明を出す事になってるそうです。）

海外渡航前、海外転出届を出したため日本に住民票がなく海外に住んでいる場合、その国の日本大使館か領事館に出向き、その大使館員や領事館員の前でサイン。
それを以って署名証明を出す、ということになるそうです。

そしてその署名証明を日本に郵送してそれから再度手続きということになるのですが、せっかく日本にいるのだし、何とかこっちで署名証明を取れないか司法書士さんに尋ねたところ、公証役場に連絡を取ってくれました。

公証役場では「書類がきちんと揃っているのであれば公証役場で証明をだしてもいい」という返事があり、明日パスポートとイギリスの住所が入っている免許証を持って公証人さんの目の前でサインしなければなりません。

それで、公証人さんが署名証明を出してくれるそうです。

しかし、その料金。

一通につき5500円也。

公証役場ってぼろもうけ、っていうかほとんどぼったくりに近いんじゃないかと思います。たかが書類一枚発行するだけで。えらそうに。

ということで、公証人に署名証明出してもらうことになったのですが、ためしに実家のある市役所に電話したところ、「もし一時帰国とか短期の日本滞在ということを言われず、普通に転入届を出してもらえればそのまま受理します。そして、『急遽帰国しなければならなくなった』と言われれば、またその時は海外転出届けは受理します。」ということは言われました。

その場合でも短期間とはいえ、日本の住所にいたというわけで保険や年金などの支払いはしなければならないのですが。
しかし、転入届を出すと同時に印鑑登録すれば簡単に印鑑証明は取れていたわけです。

しまった・・・（涙）。

えらい損した・・・。

最初に市役所に聞いときゃよかった・・・。

っていうか、公証役場、高すぎ！

納骨しました。

先週の金曜日から月曜までの4日間、父の四十九日と納骨のため、父のふるさとの方へ行ってきました。

父は生前から「娘ばっかりで福岡には誰もいなくなってしまうかも知れない。それなら金をかけるのももったいないし、田舎の墓なら誰か面倒みてくれるから母方の墓へ入れてくれ。」と言っていたのです。
しかも「本家の方には跡取がいるから、自分は母の方の墓に入れてもらう」というので、それなら、ということで母の方のお墓に入ることになりました。
父の兄弟たちは「養子でもないのに、何で？」といっていましたが、本人がそう希望するのでそうした、というと納得してくれました。

両親ともに天草の同じ小さな町の出身なので、両家の墓も親戚縁者の家もまだちゃんと残っています。
ということで、父も最後は自分のふるさとに帰って落ち着きました。

しかし、天草も本当に寒かったです。
普段、暖流があるおかげでとても暖かいところなのですが、そこでも雪が降り、冷たい北風が吹きつけていました。
遠くに見える雲仙岳も真っ白になり、本当に寒い法事になりました。

父が亡くなったときも雪。
葬儀のときも雪。
四十九日も雪。
本当に寒い日にばかり・・・。

そして、登山が唯一の趣味だった父の戒名には「岳」という字と、商売をやっていたから、ということで「益」という字が入っていました。

あの世で冗談好きの母方の祖父や祖母、そして母の兄、姉とともににぎやかにやっていてくれればいいなあ、と思います。

景気回復はいつになるのやら

先日、福岡の中心部にある天神という所へ行って来ました。

こっちに帰ってきてからというもの、手続きや片付け、買い物やなんやかんやで天神に出て買い物する時間も無かったのです。

もちろん、天神に出るとお金も出るので、それが怖かったのもありますが・・・。

しかし、久々に天神に行ってビックリしました。

夏まであったはずの建物がすっかり空き地になり、中心部を走る渡辺通りというメイン道路に立つビルはそこかしこ空き店舗になり、すっかりテナントもなくなっているビルが目立ちました。


お昼にその天神のあるラーメン屋さんに入ると、４０か５０代のおじさんが慣れない手つきで「アルバイト・研修中」の名札をつけ、テーブルを片付けたりしていました。

「この人、リストラかなんかされたのかな・・・。」と思わず涙が出そうになりましたよ。

こんないい歳したおじさんが30代くらいの店長代理っぽい兄ちゃんに「早く片付けて」なんて言われてる姿。

哀しいですよね。

やっぱり日本は「未曾有」の不景気なんですよね・・・。

私もこっちにせっかく2ヶ月もいるんだし、年末年始アルバイトでもするか～！と思っていましたが、郵便局のアルバイトなんか、応募者殺到でとっくの昔に採用締め切りになってました。


「国民皆に給付金さえ配ればいい」「消費税率上げればいい」と言っている、どこぞの漢字もろくに読めない人がこの国のトップの座に居座っている限り、日本の一般庶民の生活は良くならないんじゃないかなあ・・・。

と、昨日のオバマ大統領の演説を聞きながら、アメリカは期待の持てる大統領が誕生してうらやましいよねえ・・・と思ったのは私だけじゃないはず。

今日は母の誕生日。内容とは関係ないけど。

今日は朝冷え込んだものの昼前から久々に暖かくなり、比較的過ごしやすかったです。

沖縄にいる妹も電話してきて、「今日は23度あったよ。子供なんか半そで着てた。」と言っていました。

ニュースでも那覇の海岸で泳ぐロシア人観光客にインタビューしていましたが、彼らが「今日の天気はロシアの真夏！」と言っていたのには笑ってしまいました。

しかし、今週末は雪の予報なのでまた寒くなるのにうんざりです。


ところで、今日は一日中「オバマ」の就任式前の様子を伝える報道ばかりでしたね。

福井県小浜市は超有名どころになってしまいましたが、長崎県雲仙市にも小浜町（おばまちょう）というのがあるんですよ。

ここはあの雲仙普賢岳の近くで、とても良い泉質の温泉が湧いており、小浜温泉は結構有名な温泉地なのです。

夏にもその小浜町を通ったのですが、うちの旦那は「え！？何ここ！オバマ温泉！？すごい！」と興奮気味に写真とりまくり、アメリカ人の友人たちに写メ送ってました。

まあ、「オバマが温泉」というのが非常に旦那的にはウケたらしいです。


オバマということで、今日のニュース記事にこんなのが載ってました。

「オバマ大統領就任記念イベント」
オバマ大統領就任の人気にあやかりたいという、長崎にある小浜町で行われるイベント。
今日11時から小浜マリンパークで行われるイベントで、就任を記念して名物のカキを源泉で茹で上げて無料配布。
また、「食楽 大盛」では、大統領にちなんだ「オバマちゃんぽん」を販売していたが「プレジデントちゃんぽん」に改名。イベント会場で約50人分無料配布予定だという。


「オバマちゃんぽん」から「プレジデントちゃんぽん」へChange!・・・Yes,we can.（笑）

コーヒーのかおり。

今週末、納骨しに両親の里である天草に行って参ります。

天気予報では雪。

父の亡くなった日も、火葬の日も雪でした。

天国のお父様。こんなに寒くしないで～～～。


ところで、頂いていたお線香が無くなったので仏具屋さんに買いに行ってみました。

いや～。おどろき。

最近のお線香って色々あるんですよ。

ラベンダーの香りとかヒノキの香りは普通。

すごいのはイチゴの香りやハチミツの香り、コーヒーの香りなんていうのもありました。

しかもコーヒーの香りのお線香は大好評らしく、最近、同シリーズでブラックコーヒーの香りっていうのも出たらしいです。

これだと、線香くさいのもなく、お部屋のフレグランスにも良いよねえ。ということでうちもコーヒーの香りのお線香にしてみました。

これ、本当にコーヒーの香りがしますよ。

急に来客があるときなどは、急いでこれをたくと部屋中にコーヒーの良い香りがただようので、家の中の食事のにおいなんかもごまかせます。

とか言いながら、本来の使用目的を忘れてはいかんですな。

な～む～。

こじゃれ

今日はようやく昼間も太陽が出て、ひなたにいるとポカポカと気持ちの良い一日でした。ただ、吹く風はあいかわらず冷たく、夜にはぐっと冷え込みますが。

最近、不景気だからか、うちの家族は極力、物を買わなくなってきており、ケーキやパン好きの妹もショートケーキを買ってこなくなりました。

私が、「ねえ、何で最近ケーキ買ってこんと？」と尋ねると、妹はこういいました。

「景気（ケーキ）悪いけん。」

ぶはははは。博多にわかの様な会話やね～。


ところで、２月の２日にイギリスに戻ることにしました。

今月の末で納骨も終わるし、２月には旦那の授業も始まるので、それに合わせて私も帰ることにしました。

あまり実家に長居しても、母からウザがられるんで。

ということで、あと２週間ちょい。

日本で出来るだけたくさんの本読んで帰ろうと思います。

旅する荷物。

寒い。いや、ほんとに寒い。

福岡でも朝から雪が積もりました。といっても１センチほどですが。
しかし、降っては止み、降っては止みで外に出ると雪がちらつきます。いや～。さむいっす。そんな中、うちでは片付けに精を出しております。


ところで、去年の９月にソウルから船便で送った荷物。

主に冬物だったのですが、１０月になっても届かず、１１月になって電話で確認したところ、「住所間違いで受け取り拒否された」ということで、「すでに発送国に返送した」と言われてしまいました。

私はあまりに滑稽なその出来事に、３度も別の時間に電話して確認したのですが、無情にも「もうすでにイギリスにはありません」「１１月すでに韓国に送り返されました」「もうこちらではどうしようもありません」という回答しか得られませんでした。

向こうにどういうことか、と聞いてみたことろ、「１０月に配達した。しかし配達した先で、これはうちのものではない、といわれた。その後１ヶ月保管していたが連絡がないのでもう返送した」というのです。

仕方ないのでそれがソウルまで届くのをひたすら待ってました。

しかし１２月過ぎても届かない。１月になったところでこれはおかしい。と再度イギリスにいる旦那の同僚に確認の電話をしてもらったところ、「１２月３日に韓国へ返送した。」と今度はまた違う回答。

しかも、この荷物は船便で送ってきたので、船便で送り返すらしく、「到着まで最低半年はかかりますね。」といわれました。


あきれた・・・。

半年って。

荷物の中身は冬物やし・・・。

夏になるころボロボロになった冬物がソウルに届くのでしょうか。。。

ああ。イギリスって本当に住みにくい・・・（涙）

かたづけ

正月気分もそろそ終わり。

とは言っても暮れ正月は本当に色々な人がうちに来たので、毎日掃除、接待、片付け、買出しなどなど、バタバタと忙しく過ぎてしまいました。

しかも、私が部屋に行ってパソコンを開こうとすると、姪っ子が私の部屋にやってきてはパソコンを触ろうとするので、パソコンもろくに開けませんでした。。。



そして、来週は父の店を再度片付ける事に。

前回、一度大掛かりに片付けをしたのですが、その後、父が仕事を再開したこともあり、また荷物がどっさりあったりしたので・・・。

今、丁度旦那も来ているので、母と３人で片付けしないといけません。

いよいよ父の店も最期です。

二十数年住んだ自宅兼店舗だったので、それが無くなるのは非常に寂しいねぇ～、と母に言ったら「こんなシロアリに食われたボロ家はいらん。だれか火つけてくれれば保険がくるのに。」と言いました。

母は強し。

いや、あつかまし。

明けてましたね

年が明けたのでおもて面も正月バージョン
に変えてみました。

いつの間にか年も明け、正月早々一日の朝から福岡は大雪になり、冷え込みがかなり厳しい三が日になってしまいました。

とはいえ年末には紅白を見、新年から雑煮を食べ、親戚にも会い、久々に日本の年末年始を満喫しております。

やっぱり正月は日本でのんびり過ごすのがいいですね。


去年は色々と大変なことが起きましたが、今年は心機一転、楽しく和やかに送る事が出来れば良いなあ、と思っています。

元来、冗談やお笑いの好きな父と祖母でしたから、家族が笑ってにぎやかに暮らしているほうが安心するのではないかと思います。

今年もぼちぼちブログ更新しようと思ってます。

おヒマなときに覗いてもらえると嬉しいです。

では。

あらためて。

謹賀新年。