今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

タタミ!?

2010年02月28日 | Weblog
昨日テスコへ行きました(ここのブログによく出てくるイギリス最大のスーパーチェーン)。

なんて事ない買い物で。

そしたら、芳香剤売っている棚で変なのみつけました。


「Ambi Pur(アンビ・ピュア)」の「ジャパン・タタミの香り」


た・た・・・タタミぃ~!!??

売り場で思わずのけぞってしまいました。


タタミって。

ただの青臭い、いや「草くさい」だけじゃん!?

小林製薬もびっくりだよ。これ。


・・・って思ったけど、まあよく考えたらイヤな香りではない。

むしろ日本人なら「あら~。やっぱり新築の家って新しいタタミのにおいがしていいわねぇ~(うっとり)」ってな具合かも。


それで、近くで洗剤見ていた旦那を呼んで「ねえねえ、見て見て!タタミの香りだってさ~!」「いや~!何この写真!?段々畑の中に五重の塔がある~!!!」としばらく二人とも興味津々で盛り上がってみたのですが、それを買う気にはなりませんでした。

だって。商品の香りサンプル置いて無いし。

どんなにおいか分からないものを買う気にならないし。

ということで、結局買いませんでした。


しかし、アンビ・ピュアも大胆な商品出すね。

日本、っていうかアジアン・テイストの商品を出そうと思ったら、「桜の香り」だとか「お香の香り」だとかっていう、もうちょっとイギリス人でも「いい香りのイメージ」が出来そうなもの作りゃあいいものを。

タタミって・・・。

こりゃあえらく冒険したもんだ・・・。


しかし、タタミの香りに癒されるのって日本人だけなんじゃないの?

ってことは、この商品見て「買いたい!」って思うの、在英日本人だけなんじゃないの?

としたら、えらい狭い市場やし・・・。


とりあえず商品のCM見てください。
(↓これ)
http://www.world-scents.com/japanhome.html

いかにも東南アジア的段々畑の中に、CGでお構いなしに画面にはめこまれた五重塔があまりにも異様で笑えます。

っていうか、あの塔は五重の塔だと思うのですが、段々畑はあきらかに日本の風景ではないと思うのです・・・違いますかね?

(↓たぶんこれじゃないかと?同じ写真ですよね?)


http://www.cqbbzx.gov.cn/mtgsxx.asp?id=37 (写真はこちらより転載。これは龍勝龍背梯田。広西チワン族自治区にあるらしい。)

ま、ヨーロッパ人のお茶目な仕業だと思って笑ってやってください。

しかし、どんな香りなのか気になります・・・。
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最近はまりこんでいるもの。

2010年02月25日 | Weblog
今日は朝から降ったりやんだり、晴れたり曇ったり、忙しい天気。

友人によると、福岡ではもう気温が20度近くあるそうで、「そろそろ桜の季節やね~」なんてメールも入ってきます。

こっちはまだたまに雪が降りよるっちゅーのに


ところで。

最近、はまっている歌手がいます。

台湾の盧廣仲(Crowd Lu)。

いいわ~。これ。

顔はまるでアキバ系のおたくのような顔なのだけれども。



曲はとっても私好み。

なんと言うか~。

スピッツとか槙原敬之とかそういうのが好きな人ならすんなり入っていけると思う。(中国語だけど。)

でも英語の曲にしても、ボサノバにしても、言葉を分かって聴いているんじゃなくて、曲を聴いているわけだから、それが中国語だって何だって関係ないと思いますよ。

是非聞いて欲しいですわ~。

(↓今、一番のお気に入り「我愛你」)
http://www.youtube.com/watch?v=nUpwMRSrN9s

(↓その次におすすめ「一百種生活」)
http://www.youtube.com/watch?v=oYTzkRSlMGo

しかし、顔がねえ・・・。

声と顔があまりにギャップがありすぎる・・・。

ま、映像みてもらうと分かると思うけど・・・。


あ、ところで、この盧くん。

ちょっと太らせると、ドラマ・相棒の米沢鑑識官こと六角精児さんに似てないっすか?



おかっぱとメガネだけ似てるか・・・?


ところで、そのドラマ「相棒・シリーズ8」。

面白いっすね~。

このシリーズ今まで見たことなかったのですが、この前初めてダウンロードしてシリーズ8を見てみたらあまりに面白くてはまってしまいました。

水谷豊とその脇を固める役者さんたちが個性たっぷりでおもしろさ抜群。

(及川ミッチーは別にどうでも良い。)

小野寺官房室長こと岸辺一徳は「あら?そうだったかしら?」みたいな話し方でしながら、なかなかあれで政府のお役人なんかにも超キツーい事言うし。

いつも特命係にコーヒー飲みに来る角田さんのマグカップは可愛いパンダがついてるし。



↓マグカップ、拡大の図


水谷豊の演じる右京さんは、それこそ個性のかたまりで。

毎回結構笑えます。


ところで、このドラマ見てて思うんですけど。

結局、いつも事件を解決に導いている人って・・・

ミッチーでなくて・・・

米沢さんじゃないっすか?
(↓メガネの方。鉄道オタクらしい。)


右京さんの「本当の」相棒って実は米沢さんだったりしてな~。
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五輪には興味ないらしい。

2010年02月23日 | Weblog
冬季オリンピックもそろそろ終盤。

フィギュアスケートも始まり、日本ではかなり盛り上がっているようですが。

ここ、イギリスではさっぱり。

オリンピックにどんな選手たちが出ているのか、今、現地でどんな競技をやっているのか、テレビを見ていてもさっぱりわかりません。

というのも。

テレビで生中継がほとんどない。(時差の関係もある。)

メダルを確実に狙える強い種目、選手がいない。

五輪よりサッカー&ラグビー。

というわけで、自然、盛り上がりに欠けてくるのです。


日本にいる友人から、「そろそろ真央ちゃんだねえ~!」というメールを昨日もらいましたが、私にはそれが「遠い遠いところでひっそりとやっている大会」のような感じがします。

真央ちゃんのすべりをライブで見たければ、BBCスポーツのインターネット・ライブ中継というのをパソコンで見なければなりません。

それも夜中~朝の明け方。

無理です。


先日、初めてこのオリンピックでイギリス人の女性がメダルを取ったのですが(しかも30年ぶりの金メダル)、そのニュースも2日ほどで熱が冷めました。

イギリスではそれよりも、BAFTAやBRIT Awardsなどのエンターテインメントや、サッカーのUEFAやプレミアリーグなどの方が重要だったようで(賭けの対象だからね。)、金メダルフィーバーもさほど起こらず、ニュースは静かに消えていきました。

残念ですね~。

ただ、日本では、やれ「金だ!入賞だ!」と多大なプレッシャーが選手たちにかけられているようですが、ここイギリスでは選手たちも結果を気にせず、のびのびと実力を発揮できるのかも知れません。


ということで、真央ちゃん。

キム・ヨナとの戦いで相当なプレッシャーだと思いますが、是非頑張って欲しいです。

そしてうちの旦那を「ぎゃふ~ん!」と言わせてほしいです。

ケケケ
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”ハイチ”・エス・ビー・シー銀行

2010年02月21日 | Weblog
昨日、私名義の口座を開きに銀行へ行ってきました。

こちらの銀行は週末にぎわうところにある支店なら、土曜も開いていることが多いのです。

それで、平日は忙しくてなかなか行けない旦那とともに行ってきた訳ですが、はじめに行ったのが旦那の口座のある銀行。

ここは、予約が無いと本日の口座開設は無理と言われたのでやめました。

他の日には旦那が忙しいので。

2軒目に行ったのはNatWest銀行。

ここは旦那の大学に支店があるので、利用しやすいと思っていってみたのですが、口座開設の申し込みをし、いざパソコンにデータを入力!という時に、銀行のシステムがダウン!!!

ということで、ここでの挑戦も失敗。

あきらめて帰ろうかとした所に、HSBCがあったので、ダメもとで聞いてみました。

口座開設は、書類が全て揃っていれば、本日の開設も可能と言われたので、早速お願いしてみました。

結局、私名義だけの口座開設は無理ということで、旦那の分を作り、それに家族の名前として私の分をジョイントする、という形でOKになりました。

しかし、HSBCが他より厳しいのは、ここは毎月500ポンド以上の入金がないといけない、という条件がついていたことです。

つまり、口座を開いたはいいが、そのまま置いておくのはダメということで、毎月一定額以上の金額がコンスタントに入金されることが条件としてついていました。


ところで、この口座開設の手続きをしてくれたおばちゃんなのですが、どうも彼女の「HSBC」の発音がおかしかったのです。

彼女、Hの発音を「ハイチ」というのです。

最初に聞いたとき、聞き間違いかと思ったのですが、何度もハイチ・エス・ビー・シーというので、彼女が席を立った時、旦那に確認したほどです。

旦那も「こんな発音、アメリカでもニュージーでも聞いた事がない。イギリスの田舎の人じゃない?」と言っていました。

帰ってきてネットで調べてみると、北アイルランドやオーストラリア、マレーシアやシンガポールの一部で話されているようです。

(↓参考に。Name in Englishの項です。)
http://en.wikipedia.org/wiki/H

日本の学校ではイギリス人がハイチなんて発音するとは習いませんよね。

でもこのウィキペディアによると、イギリス人で1982年以降に生まれた人のうち、24%がH(エイチ)を「ハイチ」と発音すると書いてあるじゃないですか。

やはり、本で見て知っていることと、実際に現地で聞いて見てみるものとは大違いだなあ~と実感いたしました。。。


と言う事は、昨日受付してくれたおばちゃんはアイリッシュかな?
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流しの問題

2010年02月17日 | Weblog
今、住んでいる家で本当に困っている事が一つ。

他にも色々と文句があるのですが、それは別にとるに足らない事なので我慢が出来るのですが、「これだけはもう我慢出来ん!!!」というのが一つだけ。

それは、蛇口。

こっちって蛇口が「お湯」と「水」の2つにきちっと分かれているのです。
(↓こういう感じ。左がお湯。右が水)


なので、食器を洗う時、ものすごく困ります。

洗剤で汚れを落とした食器類をどうやってすすぐか・・・。

これが大きな問題になるのです。


「お湯で洗えばいいじゃない」とおっしゃるでしょうが。

そのお湯の温度がハンパなく熱い。

「なら水ですすげば?」と思うでしょうが、その水の冷たさもハンパじゃない。

しかれば。

ゴム手袋をつけてちょっと熱さを感じながらも、手早くささっとすすいでしまう。

それしかないのですが、ゴム手袋では自由があまりきかない分、泡が残ってしまったり、滑って手から食器を落としたりすることがあります。

しかもガラスなどはお湯で洗うと割れてしまうので、今度は水ですすぐのですが、これが手袋してても冷たいと感じるほど水がよく冷えていて。

さっきまで熱々言いながらすすいでいたのに、今度は冷たい!!!と言いながらすすがねばなりません。

これを二つひっつけて、クイッとひねるだけでちょうど良いぬるま湯が出てくる素晴らしい蛇口があるというのに。

他の人に聞いても、イギリスの家ではどこもそういう分かれた蛇口ばかりなんだそうです。

それで、よそはどうやってすすいでいるかと言うと・・・


シンクにお湯張って、その中に汚れた食器をどぼーん。

そこに洗剤入れて、スポンジでこすって汚れ落として、

そのまま、すすがず水切りかごにのせていくだけ。

あとはクロスでふいて終わり。


ぐえー!でしょ?

でもイギリス人に聞いても

「洗剤の泡?そんなもんすすぎません。」

「お水、もったいないですから。」

「洗剤が体に悪い?」

「体にも安心な洗剤使ってるから大丈夫よ。」

ときっと言われるでしょう。

これってアメリカやオーストラリア、ヨーロッパ諸国でもそうみたいです。


そしてこれって実は台所だけじゃないんですよ。

洗面所の洗面台もそう。

これまた蛇口が2つにきっちり分かれておりますの。

手が汚れたとします。

普通は石鹸つけますよね。

ゴシゴシやってあわ立てて。

それからまずお湯ですすぐ。

この場合、どうしても泡が切れるまで洗わないとしょうがないですよね。

食器と違って。

最初の数秒間はいいんですよ。

湯沸かし器から出るお湯の温度もそんなに高くないんで。

それが10秒くらいたつと・・・

うわあああああ!!!!あっつうううううううい!!!!

と騒ぎたくなるほど熱いお湯が出だします。

しょうがないのでヤケドしそうなお湯を止め、水で泡を落とそうとしたら、今度は、

つめたああああああああああああいいいいいい!!!!!

と飛び上がりたくなるほど冷たい水が出ます。

どうしたもんですかねえ。。。

昔、上海で留学していた留学生楼にはペットボトルで作った「手作りお湯&水合わせ口」がありました・・・。

うちにもああいうの欲しいです。


この苦労が水ぬるむ春まで続きます。

その頃にはお湯を使う必要がないので。

しかし。

この国には洗面器もないんだよねえー。(お湯と水ため用)

やっぱダイソーが進出しないとダメだねー。

洗面器。日本から持ってくれば良かった・・・。
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電子大国だから

2010年02月16日 | Weblog
今日は冬の中休みって感じで、なんとなくぽかぽか

春が近いのか、気温が上がっている気がします。

さっき、うちの前の住人宛てに来ていた手紙をポストへ戻しに行くため外へ出てきましたが、手袋・マフラーなしでも全然寒くありませんでした。

いいぞいいぞ~

このまま暖かくなれ~


ところで。

さっきあるサイトに出ていた「ワンセグ携帯」のCM見て思い出したことがあります。

日本に帰っていた時、私は毎日電車・バスでバイト先に通勤していたのですが、その通勤電車、バスの車内でみんなが真剣に見ていたもの。。。

それが携帯でした

メールしていたり、ゲームしていたり、テレビ見ていたりとそれぞれでしたが、ほとんどの人が車内に乗り込むなり携帯を取り出し、その小さな画面をずーーーーっと見ているのです。

もちろん自分もその一人になっていたりしましたが。


イギリスでは車内で携帯メールをしている人はいても、ゲームやテレビを見ている人というのはあまりいないような気がします。

たまにipodで遊んでいる人はいますが。

車内で圧倒的に多いのはmp3で音楽を聴いてる派

もしくは新聞・小説を読んでる派

こういう風景に慣れていたせいでしょうか。

日本で電車に乗ったとき、みんながみんな携帯を覗き込んでいる風景は一種異様な風景でした。


そして、極めつけに驚いたのが、バイトしていた工場でのこと。

工場のお昼休みはラインを止めるわけにいかないため、交代で食事をとらなければなりません。

なので、一人ぼっち休憩室で食べたりせねばならないのですが、中に2、3人必ずワンセグ携帯でテレビ見ながら弁当食べている人がいるのです。

若い人もいれば結構なおじさんまで。

女性はさすがに知ってる顔をみつけては、かたまって喋りながら食べてましたが。

私は「は~!日本じゃ、弁当食べながらでも携帯でテレビみたい人がいるのねえ~」と思わず感心してしまいました。


韓国でもワンセグ携帯でテレビ見たり、ゲームしている人はよく見ました。

でもそれは街中とか電車の車内でのこと。

日本のようにお昼休みに弁当食べながら、ワンセグ携帯で「いいとも!」を必死に見てるようなことは韓国ではまずないでしょう。。。あるとすればひいきのサッカーチームの試合をどうしても見たいときだとか・・・。

これって日本人の哀しい性なんでしょうかね。。。

孤独を愛するというか、人への干渉を嫌うというか。。。


このままでいいんでしょうかねぇ・・・?

日本人は「創造力」とか「協調性」という感性をどんどん失っていくんじゃないですかねぇ。。。



セールス電話

2010年02月14日 | Weblog
恭賀新禧!祝新的一年里万事如意、福星高照!

ということで、旧正月、明けましておめでとうございます。

and

素敵なバレンタインデー過ごしてますか?

私は金曜日に中国人の友人の家に呼ばれ、旧正月を祝うパーティーで出された火鍋を食べ、ワインを飲みまくりました。

その挙句、日ごろの質素な食事から、いきなり刺激のあるものをたくさんとった為、昨日からお腹ピーピーです・・・。

そしてこれが過ぎるともう火曜日には誕生日。

ああ。

また歳をとってしまう・・・。

ま、でもいつもは憂鬱な誕生日も、今年は甥っ子が生まれるお祝いの日だからいいか。


話はかわって。

イギリスでも日本のように電話でのセールスコールというのが毎日のようにあります。

中にはインドからかけてくるもの(コールセンターがインド)やら、電話をコンピューターで自動的にかけ、相手が電話をとると、テープがこれまた自動的に話出すものなどさまざま。

しかし、このセールスコールが必ず朝10時ごろ1回、夕方17時ごろ1回かかり、ひどいときには一日3度も4度もかかってくることがあったので、何とかならんもんかとネットで調べてみました。

すると、イギリスには電話番号を登録するだけで、セールスコールを減らす事が出来るTPS(Telephone Preference Service)というシステムがありました。

非営利団体のようで、登録は無料。

電話番号や住所、メールアドレスなどを登録せねばなりませんが、これに登録すれば28日間はセールスコールが激減するらしいのです。

セールスする方は、ここに登録してあるナンバーには本人の許可が取れない限り電話をかけることが出来なくなるらしく、もしそういう電話をこちら側が受けてしまった場合、「うちの番号はTPSに登録している。」と言えば次回からはセールスコールもぴたっと止まるそうです。

おかげでうちも登録以降一度もかかってきません。

住所やメアドなど、個人情報を登録しなければならないのにはちょっと抵抗がありましたが、おかげでとりあえず今の所は効果100%。

毎日のようにかかってきていた無言電話や、テープを再生させただけのセールスコールもなくなりました。

しかし、この無言電話っていうのもひどいんですよ。

今回、TPSに登録する前、色々調べてこの無言電話の正体がようやくわかりました。

これってこういうことらしいです。

①コールセンターでコンピューターがランダムに選んだ電話番号にむけて一斉に大量発信。

②しかし、発信する数よりもオペレーターの数が明らかに少ない。

③電話をとった人数がオペレーターの数を上回ってしまう事態発生。

この場合、自動的に無言電話になってしまう、という事らしいです。


セールスコールだけでもイライラするのに、夕食の準備中など忙しいときにテープのセールスだったりすると2倍も3倍も「キー!!!」となります。。。

ま、とりあえず、今の所このまま28日間様子をみてみることにします。。。
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世界史と英語

2010年02月14日 | Weblog
海外に住むようになってから、とても後悔していることがいくつかあります。

一つは「英語を勉強しとけば良かった」ということ。

そしてもう一つは「高校で世界史を取っておけば良かった」ということ。


英語は中、高そして大学でも第一外国語でお勉強はしました。

ただ、それはあくまでも「試験用」の英語にすぎず、会話が出来るほどのものではなかった、というのを社会人になり、実際の現場で使う羽目になってようやく気づきました。

本人は英語が話せるつもりだったんですけどねえ。。。

ま、「理解は出来る。意思の疎通は出来る」程度のもので、「ディベートが出来る」とか「英語でジョークを交えながら何十分も会話が出来る」というものではなかったのです。

実際、英語圏の国に住んだのは初めてだったので、このことに自分が気づいたときはものすごくショックでした。

そして、思いました。

「中国留学なんかせずに英語圏に留学すればよかった。」

中国語も話せるととても重宝はします。

ただ、世界的に英語が主流である限り、英語が出来るに越した事はないですねえ。。。


そして世界史。

私が通っていた高校は、出来て4年目の新設校。

「大学合格率アップ」と「有名大学への進学率アップ」が目標のところでしたから、当然、選択する授業も、自分の受験したい大学の受験科目だけに絞って勉強することになります。

私は国公立大学を受けられるだけの数学と理科の学力も興味もありませんでしたので、高校2年から、私立4大文系進学クラスというものに入れられました。

そこで、社会科の科目として、日本史、世界史、地理のうちのどれかを選択せねばならなかったのですが、ここで私は間違ってしまいました。。。

日本史と世界史の先生がとてもイヤ~な感じの先生だったので、思わず取ってしまったのが地理。

地理の先生はThe Jam、U2、The Clashなどブリティッシュ・ポップを心から愛する先生で、当時の私の音楽の好みとぴったり合うことから、私は思わずその先生の教える地理を選択してしまったのですねえ。。。

今考えるとこれが大きな間違いでしたねえ。。。


海外に出よう、とか世界の政治や経済に興味がある人は、やっぱり世界史をとっておくべきです。。。

そして大学院出の外国人とか、学識のある人と話をせねばならない時なんか特に。

自分のあまりの知識の無さに、なさけなくなる事がありますから。。。


そう思って最近大きな地図を買い、家の壁に貼り、歴史ものの本やドキュメンタリーなども見るようにしています。

そうやって少しずつでも、興味を持って調べていくと、歴史って本当に面白いというのが今になってわかってきました。

歴史がわかると世界の今の情勢や成り立ちがよくわかるので。。。

そうやってアラフォーの今になって、学生時代にやり残した勉強を少しずつとりもどしている感じです。


今日もNHKの「蒼穹の昴」をみながら、清朝ってこういうものだったのね~、と歴史の解説本と首っ引きでドラマをみています。。。

田中裕子の西太后に違和感を覚えながら・・・。

そして「アジアで有名」というだけで主題歌を歌っている「あゆ」に更なる違和感を覚えながら・・・。
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かわいいお手紙

2010年02月11日 | Weblog
昨日は一日、変な天気でした。

早朝からものすごく良い天気で、「あら~、今日は太陽がまぶしいわ~」と思っていたのもつかの間。

どんどん雲行きが怪しくなり、「あら?暗くなってきたねえ~」と思ったらアラレの様な雪が降り出し、気づけば外は真っ白

午後からはまた快晴に戻り、夜中は一気に冷凍庫になりました。

今朝は朝から車が凍ってしまい、ぬるめのお湯かけて車の窓ガラスの氷を溶かしました。

ここはまだまだ冬ですばい


ところで、昨日、その雪が一番ひどい時に郵便配達のお兄さんが、手紙とジャンクメールのような広告を郵便受けに入れていきました

こちらの郵便配達は、手紙と広告を一緒に配達していきます。

そして、イギリスのほとんどの家は、郵便を玄関ドアのところへ突っ込んでいく形です。

日本の団地によくある、玄関ドアの新聞受けのようなものです。

あれがこっちでは郵便受けになっているわけです。

ただ、日本の団地などは、新聞受けの反対側、つまり家の中のほうに受ける部分があるので、そこに落ちるようになっていますが、こちらはただ玄関に受ける口がついているだけ。

なので、朝出かけて、夕方帰ってくると、玄関のところが手紙やチラシだらけになっていて、思わずそれを踏んづける、というのがイギリスでよくある風景です。


話を元に戻して

で、昨日来ていた手紙の中に、妹の娘から手紙が来ていました。

この子はまだ4歳になったばかりなのですが、すでにひらがな、カタカナ、一部漢字が書けます。

特に教えたわけでもないそうですが。

おそらく妹ではなく、妹の旦那に似たのでしょう

それで、その姪っ子からの手紙ですが、私が先日出した手紙の返事が書いてありました。

私はこの前、「みんな元気にしてますか?福岡はまだ寒いですか?赤ちゃんがうまれたらおねえちゃんになるから、お母さんの手伝いたくさんしてね。」と書いていました。

それで今回はその返事。

中には「てがみありがとう。(ただし、『あ』の字は鏡文字。)」「さむいです」「げんき(『ん』の字は波がうねうねしている。)」というかわいいお手紙。

ほんの数ヶ月前まで、彼女のてがみはまるで暗号だったのですが、今回、100%まともに読めたので、思わず感心してしまいました。

このくらいの子どもの成長というのは目を見張るものがあります。

ただ、一生懸命書かれた手紙に、私の絵というのが添えてあったのですが、それはなぜか顔と同じほど大きな「あん餅」を手に美味しそうに大きな口を開けているところでした。

日本にいる間、あん餅食べたのは一度もないのですが・・・

ただ一度だけ、家で梅ヶ枝餅を食べたことはありましたが。。。

彼女の中の私のイメージが、

「あん餅美味しそうに食べてるおばちゃん」

だというのが今回わかり、非常にショックでした


お返しに、「鼻をほじほじしている姪っ子の姿」でも書いて送ってやろうかと思います。ぐわっはっはっは~
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今日は日本デーやったでー

2010年02月10日 | Weblog
先日言っていたミニ盆栽の「黒松」さん。

芽が出た所まではちらっと書いておりましたが、ここにきて急成長し、ようやく写真に撮ってもわかるようになってきました。(全長3.5センチ)

ついこの間までは、芽が出てもその茎の伸びが遅かったので。

しかし、松の木自体というのは、どっしりとしているものなのに、タネからでてきたばかりの茎というのは、なんとも心細い細さなんですねえ。。。

もやしっ子よりも細く、このまま育っていくのか心配ですが、なんとか上に上に伸びてはいます。




ところで、話は変わって。

今朝のBBCニュース。

イギリスにしては珍しく、日本関連の話題が3つも出たので、朝ご飯を食べながら思わずみてしまいました。


最初はもちろんトヨタの話題

イギリスにもトヨタの工場があるので、関心は高いのです。

わざわざトヨタのディーラー前から中継を出し、記者が今後の無償修理の件などについて話していました。


そしてそのトヨタの話題のあとは生活や食べ物についてのコーナー。

そこで和食と「うまみ」について色々と紹介されていました。

昆布やかつおぶしなどの「うまみ」は料理の味を引き立たせ、栄養的にも優れている、ということで、料理専門家も出演し、結構な時間を割いて紹介してました。


そして最後に、日本でデビューしたイギリス人オタクアイドルの話

「ベッキーという女の子が日本でCDデビューすることになったそうです。」というアナウンサーの紹介とともに、ユーチューブの映像が流されていました。

が、それをみていた女性のアナウンサーは鼻で笑い、結局その話題は1分弱で終わり。

「うまみ」は10分近く紹介されていたのに。

残念ながら、ベッキーさんは「うまみ」に負けてしまいました


しかしね。

なんかニュース見ながら思ったのが。。。

イギリス人の思う日本のイメージって

・車
・和食
・オタク(漫画)

結局、こんなもんしかないんだろうな~、ってこと。

たまたま今日のニュースがこの話題だったのだろうけど。

それにしても、他には日本に関する話題がほとんど紹介されない状況をみても、これって結構当たってるんじゃないかと・・・。

残念ですけど。


そういえば先日、ロンドンで「東京デー」とかいうイベントが開かれていました。

浮世絵や日本画、書道など、日本文化の紹介はまあよくあることですわな。

しかし、他に紹介されていたのがキティちゃんとかアニメとか太鼓の達人とか。。。

こんなものをわざわざ「Queen Elizabeth 2 Conference Centre」借りて「東京デー」と銘打って紹介しなくても・・・って思うんですけど。

ここの会議場って、この前、イラク戦争検証の公聴会やってた格式ある所じゃなかったのかなあ。。。

(↓こういうの。他サイトより。)
http://www.demotix.com/news/236347/tokyo-day-london

これって税金使ってやってるんですよね?

こういうアニメとかキャラクターものを日本代表として発信してるから、受け取る方も「日本ってこういう国か~」って思っちゃうのかも知れませんよね・・・

税金使うならもうちょっと考えればいいのに・・・。




ま、今、日本には税金払ってないからいいんですけど。。。

同じ誕生日

2010年02月07日 | Weblog
昨日、実家にお産で帰ってきている妹からメールがありました。

内容は・・・

「二人目の子は、さかごが9日までに治らなければ、16日に帝王切開手術ということになりました。」

あ・ら・ま!

やっぱり、甥っ子ちゃんは私と同じ誕生日になるようです。


私はこれまで自分と同じ誕生日の人に数人会ってきました。

中学校の時など、クラスに同じ誕生日の人が他に2人もおり、かなり驚いた事もありました。

高校のときは部活の顧問の先生。

就職してから同じ部署で働いていた先輩。

中国で知り合った同僚。

そしてイギリスでお世話になった日本人の方。

私と同じ誕生日の人に共通しているのは、みんなとても控えめな感じで、しかしユーモアたっぷりの個性派、といった感じ。

静かなのは冬生まれだからでしょうかね?

ギャーギャーと騒ぎ立てたり、奇抜なファッションを好むような人はこの中にはいませんでした。


ということで。

甥っ子ちゃんも将来は、おしゃべりの姉ちゃんに圧倒され続ける、物静かな男になるのかも知れませんな。。。

そのうち、沖縄のクール・ガイで有名になるかな。


あ、でも沖縄でクールなヤツはもてないかもなあ。

カチャーシー♪だし・・・

エイサー♪だし・・・

なんくるないさー♪だし・・・

近況

2010年02月05日 | Weblog
下にスロバキアだか、スロベニアだかから出稼ぎに来ている夫婦が住んでいるのは昔書きました。

その夫婦。

どうやら、明日引っ越していくみたいです。

ここがイヤになったのか、もっと条件の良い家が見つかったのか知りませんが。

下のタバコの煙と週末パーティーの騒音、そして夜に勤めに出ている彼らが朝方帰ってくる音で目が覚めることも無くなり、ラッキー!と思っていたら。

今度はどうもインド人夫婦が入居する予定らしいです。

あーあ。

またインド人。

今度は朝からお経のような歌を大声で歌ったり、旦那が奥さんに暴力を振るうようなインド人夫婦でなければいいなあ、と思いますが。


ところで、先月日本から戻ってきた際、黒松を育てる盆栽キットみたいなものを持ってきました。

植木鉢と土、そして種。

本当は空港で見つかったら植物検疫受けないといけないんでしょうけど。

ま、手のひらに収まるくらい小さなものなので、うまいことスルーしました。

で、その黒松くん。

説明書に「室温20度前後の部屋で、タネを植えてから発芽までおよそ1ヶ月かかります。」と書いてあったのですが、それよりもちょっと速いペースでおととい一つ、今日もう一つ発芽しました。

たぶん、家の中で暖房をつけているので、暖かかったのでしょう。

大きな種からほっそりとした足をもった芽が出てきました。

写真に撮って、ここに載せようかと思いましたが、撮ってみたら周りの土に同化してしまってわかりにくかったのでやめました。

次回、もう少し背が伸びたら載せる事にします。

しかし、盆栽キットって楽しいねえ~。

と盆栽に目覚めた今日この頃。

雨でも傘はさしません。紳士だから。

2010年02月04日 | Weblog
昨日は朝から雨が降ったかと思ったら、昼から雪が降り、午後は曇り。

今日は朝から雨と曇りが1時間おきくらいに交互にやってきてます。

ここはいつでも雨か曇り。

天気予報で「今日は一日快晴です!」なんて言葉、しばらく聞いてません。

それくらい冬の英国は天気が悪い。

もちろん、寒い。

とは言っても、周りを海に囲まれているのと、暖流のおかげで気温が零下を下るのはそうないのですが。

しかし、雨が多い。

だから洗濯物はイヤでも家の中に干す。

それがイヤなら乾燥機を買う。

でも家には乾燥機などないので、仕方なく部屋干し。

そして台所やシャワーの湿気とともに家の中に広がり、知らぬ間に窓の近くはカビだらけ。

それをカビキラーみたいなもの使って取って、また出来て、また取って。

こんなこと。もうやだわ~。早く春が来ないかなあ。。。


ところで。

さっきちょっと遠くのスーパーまで歩いて行ってきました。

徒歩25分ってとこでしょうか。

普段、運動不足なので、往復ちょうど良い感じの運動になります。

行きはどんより曇り空だったのですが、帰りは霧吹きのような雨が落ちてきました。

でも、そこは心得たもの。

フードつきの撥水性ジャンバーを着ていったので何にも問題はなかったのですが。

その帰り道でどこぞの幼稚園児の集団お散歩に出会ってびっくらこきました。

みんな傘も持たず、雨合羽も着ず、ただジャンパー着て、そのフードをかぶっているだけ。

もちろん引率の先生たちも。

もしかすると園を出たときはただの曇りだったから、そのまま出てしまえ、と思ったのでしょうか。

それにしても日本の幼稚園なら、やれ「子どもが風邪ひくじゃないの!」とか、そら「子どもを雨空の中歩かせるとは!」と親からのクレームを恐れるあまり、先生たちがさっさとお散歩中止とか雨傘か雨合羽着せるようなことをすると思うのですが。

こっちはまあ、「これくらいの雨ならすぐやむわよ~」といわんばかりに、みんな平気な顔してお散歩してました。

何やら楽しそうに、「ぎゃー。みみずー!」とか「足がドロドロ~!」とかいいながら。


その昔、「イギリス人はジェントルマンだから傘を持たない。」というようなことを聞いたことがあります。

傘をさすのはヤボだと。

紳士は帽子をかぶってコート着て、少々の雨なら傘をささないのがジェントルマンだ、と言っているのを聞いた気がします。

それで風邪ひいちゃあ~しょうがねえんですけど。

ま、でも子どもの頃からこうやって小雨の日もお散歩しているから、大人になっても大丈夫なんですかね~。


へ。。。。へ。。。へ~っくしょん!

あら。

雨には濡れなかったけど、歩いて汗かいたら冷えたかも・・・。
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甥っ子ちゃん

2010年02月02日 | Weblog
年末から実家の方に、うちの三女、つまり私の妹がお産のために来ています。

4歳の娘、つまり私の姪っ子連れて。

今月末が出産予定だったのですが、さかごがずっと直らず、このまま2月の9日までに戻らない場合は翌週帝王切開になるそうです。

それで、病院の方では帝王切開の手術を出来る日にちが15、16、19日の3日だけとなっているそうで、もしかすると甥っ子ちゃんは私と誕生日が同じ、もしくは1日か3日違いになりそうです。(私の誕生日は2月16日)

むふふ。

「このおばさまと同じ誕生日なら、面白い人生歩んじゃうよ~!」と妹にメールしたら、彼女はすぐに、「どこぞの将軍さまと同じ誕生日には産みたくないなあ」の一言。

うぐっ・・・。

ぐさっ・・・。

ま、私も好きでその日に生まれてきたんじゃないんですけど。

とりあえず、さかごが戻るのを祈りつつ、もしそのままだったときは週末に産む予定だそうです。

その方が沖縄で待機している妹の旦那が、週末にこちらへ来れるから、だそうで。


うちは父方も母方も女系家族で、いとこたちが産んだ子どもの中で、女の子は11人もいるのですが、男の子はたった4人しかいません。

なので、久方ぶりの待望の男の子なのですが、なんせ上の子(姪っ子)が「おてんば、いたずら、おしゃべり」の豆台風なので、これにさらに男の子が加わったらどうなることかと今から心配です。


姪っ子ちゃんは生まれてくる自分の弟の名前を「ツネオ」くんにしたい、と言っているようです。

将来、新聞界の大物になるかもしれませんが、ちょっとセンスがイマイチなんで。。。

私はニギヤカな姉ちゃんに対抗して、弟は優雅な人になって欲しいと思うので、甥っ子ちゃんの名前は「ゆう」くんがいいかなあ~。
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ゴッキー

2010年02月01日 | Weblog
あのですね。

不思議に思うことが一つ


イギリスにはゴキブリさんはいないんですかね?


これだけ家の中が暖かで、古い家々が多いイギリスで、いまだにゴキちゃんを一匹も見かけたことがないんですよ。

不思議です。。。

野ねずみとか、野リス、野うさぎなどは、普通に家のまわりの野原をちょろちょろしてたりするんですが。。。


ただ、ゴッキーがいない代わりに、イギリスの家にはクモがよーく入り込んできます。

車に2日も乗らなかったら、いつの間にかサイドミラーにきれいにクモの巣がはってあったり、知らないうちに家の中の階段でひっくり返って息絶えてたりしてます。


イギリスってゴキちゃんが暮らしていくには寒すぎるとか?

まあ、ゴキちゃんなんかいないに越した事はないんですけど・・・。

あ、でも地球温暖化してるから、これから増えてくる・・・?

ぞぞおおぉぉぉぉっ・・・

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