今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

甘くてピンクの鯛は懐かしい味

2023年07月24日 | Weblog

昨日、中国語の会に参加し、その時、「中国の結婚式はどうだ」とか「日本の結婚式はこうだ」とか言う話題になりました。

中国人の先生が「日本では結婚式のあとお土産をもらうそうですが、どんなものがあるのですか?」というので、私が「食器だとかお菓子だとか自分で商品を選べるカタログなんかをもらいます。」と言いました。

続けて「うちの両親の田舎では鯛の形をした和菓子をもらいます。」と言ったら、他の日本人の子たちが「え!?何ですか、それ?」と聞いてきました。

私が「あんこでできたもので、中にも小豆餡が入っているめちゃくちゃ甘いピンクの鯛の和菓子。知らない!?」と言うと他の人は誰も知りませんでした。

私の方が「え!?」です。

(こんなやつ。柔らかくて頭からしっぽまで練りきりあん。切るとお腹にはこしあん)

ま、もちろん田舎でも最近は若い人たちが「あんこ苦手」とか「洋菓子の方が好まれるから」と練りきりの鯛を敬遠する事も多いようですが。

しかし、今でも結婚式の引き出物や節句のお祝いのお返しとか、慶事の時にあげたりもらったりすることがあるんですよ。

あれはもう絶滅危惧種なんでしょうかね・・・?

っていうか、関西では見たことない(たぶん)ので、もしかしたらあれは関西では作ってないとか!?

 

一方、長崎に行くと、端午の節句にこの鯛が鯉になってオレンジっぽいものとグレーっぽいものが対で売られるんですよ。

「鯉菓子」と言われるやつで。

(和菓子屋さんのサイトからお借りしました。)

これはまだかわいい感じの鯉ですが、たまに鯉がものすごくリアルに再現してあるものがあり、食べるのにちょっと・・・となるようなものもあったりします。

五月の節句ごろによく出回りますので、興味のある人はそのころ長崎で探してみてください。


めんどくさすぎ!!!

2023年07月21日 | Weblog

来月、旦那の仕事にひっついて中国に行くことになりました。

それで、ビザを取るため6月にネットで申請予約しようとしたんです。

ところがですよ。

6月に申請予約したくても、予約はすでに6月はおろか7月もいっぱい。

ようやく空きがあったのは8月1日。

仕方ないのでそれで先に旦那の予約入れて、続けて私の申請予約を入れようとしたらすでに8月1日の予約は埋まっていました。

次に空いているのは8月2日。

しかし、出発は8月6日。

料金追加で特急仕上げも可能ですが、実はオンラインで書類登録の時点ですでに心が半分折れかかっていたのです。

現在、中国のビザは昔のように領事部に行って申請するのではなく、全て中国ビザセンターという所のサイトにオンラインで申請予約をとり、そこのサイトに申請する書類を事前に登録後、改めて予約した日にビザセンターへ行ってパスポートと申請書類を出す、という事になっています。

で、この申請書というのが本当にくせもので、個人の情報はもちろん招聘団体の情報、親の名前や住所から信仰している宗教までというのを打ち込まなければならず、複雑怪奇。

そして申請書にアップロードする証明写真も。

これは日本の証明写真とは全然違う規格で、服装の色など規定が厳しいので、その辺をよく分かっている写真館の方で撮ってもらうのが確実と思い、わざわざ撮影しに行きました。

ところが。

いざその写真をアップロードしようとすると、「顔が覆われているため、アップできません」と言ったエラーメッセージが出るのです。

「は?」と思ってよくよくサイトの注意書きを見ると、顔が何かで覆われている(前髪がおでこにかかっている)のはNGだとあります。

そうなんです。

顔がはっきりと分かるように、おでこを出して撮った写真を出せ、と。

しかも、両耳も形が分かるようにしないとこれまた受付エラーが出てしまい、しょうがないので写真屋さんに事情を話し、「写真の規定になってないので申請できない」というと申し訳なさそうに再撮影してくれました。

ほんと良い写真屋さんでよかったんですが、出来上がった証明写真はビックリするような顔になってしまいました。

だって、おでこガッツリ、髪を両耳にかけてるんですから。

えらく男気のある感じのおばちゃんがそこには写っていました。

その写真で申請をしてみたところ、あっさりとOK。

ホントにもう。

写真の時点で書類の登録に疲労困憊でした。

 

そんな難しい申請を8月2日に特急で出しても、申請時にビザセンターから「必要書類、足りない」だとか「この書き方では出来ない」だとか万が一言われるともう完全に間に合わない。

ならば、と旦那の判断でいったん取りつけた個人申請の予約はキャンセルし、旅行社さんに代理申請をお願いすることにしました。

ありがたいことに、招聘団体のほうから「ビザ代はこちらでもつから大丈夫」という返事をもらい、旅行社に連絡したところ、「6月は確かに申請予約がいっぱいだが、7月なら空いてますよ。」という返事。

聞くと、個人申請と旅行社申請の予約枠は分かれていて、旅行社の方にはまだ余裕があるとのこと。(実際、大阪のビザセンターでは申請する場所もフロアが別。予約した時間にすんなりと提出出来ました。)

私がお願いした旅行社さんは担当の方がとても親身になってくれ、申請から受け取りまで全てスムーズに済みました。

まあ、そのかわり代理申請料金、ガッポリ取られましたけどね。

中国の招聘団体側がビザ代出してくれなかったら今回の中国行きは諦めたくらい高かったです。

しかしながらおかげでなんとか7月中にビザも取れ、先日、パスポートも無事手元に届きました。

昔のビザ申請なんか楽々でしたけどねえ・・・。

こんなに複雑、かつ料金も上がっているとは全然知らなかったです。(普通申請で8,000円。それに代理申請手数料がプラス・・・。ご想像ください。どれだけ高額か。)

 

あ、そうそう。

そういえば、旅行社の方に「中国出・入国時に『出入国健康申告』というのをしないといけないのでこれだけは注意してくださいね。」と言われました。

出国前に、WeChatのアプリ「海関旅客指尖服務」というのをダウンロードして、そこに健康状態を登録し、QRコードを発行。

これを写真に撮ってスマホに保存。

そして出国、入国のそれぞれ税関でQRコードをスキャンさせないといけないらしいです。

加えて、出発48時間以内にPCR検査か自分で抗原検査キットを購入して、検査の結果が陰性であればそのアプリに登録しなければならないとか。

ただ、旅行社の人がいうには、その検査結果のチェックはまず行われないとのこと。

しかしながら「中国のことなので・・・。もしかするときまぐれでチェックすることが無いとも言えないので、検査キットで出た陰性の部分をスマホで撮影しておくことをおすすめします。」だって。

その結果って誰のものか分からないのにね。

でも一方で健康状態申告アプリには搭乗する飛行機の座席ナンバーまで登録させるんですよ。

陰性か陽性かのチェックはしないのに、片や座る座席まで把握したいとは・・・。

まあ~しちめんどうくさい話です。

 

詳しくはこちらにリンク、貼っときますので興味あるかたはどうぞ。

「中国への渡航者のための防疫対策ガイド」

http://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/lszc/202304/t20230425_11065428.htm

 

とは言え。

なんだかんだで十数年ぶりの中国なので楽しみではあります。

でも、進みすぎたデジタル化のせいで中国の携帯番号がないとコーヒーどころか地下鉄にも乗れない!?というウワサもちらほら・・・。

完全に浦島太郎状態になりそうで怖いです。

8月、無事に行って帰ってこれたら報告したいなあと思います。

 


頭の中の君は天然色

2023年07月19日 | Weblog

この前、GUに行ったんです。

ちょっとTシャツ買いに。

ユニクロでも良かったんですが、そのショッピングモールでたまたまGUのTシャツが目に入ったんで。

店内で色々商品を見て回ってたんですけどね。

BGMで大瀧詠一の『君は天然色』が流れたんです。

[Official] 大滝詠一「君は天然色」Music Video (40th Anniversary Version)

この曲が発表された当時(1981年)、私はまだ子供だったんでそこまで思い入れはないんですけどね。

やっぱり最近、カバー曲がCMで流れていたし、なんといっても子供も観ていた音楽番組やラジオでばんばん流れてましたから覚えているわけですよ。

そんでこのBGMを聞きつつ、服を選びながら合わせて鼻歌で歌ってました。

そして無事Tシャツを購入し、帰りの電車の中。

もうね

何回もリフレインするわけですよ。頭の中で。

『♪お~もいで~は~ モーノクローム い~ろをつけてくれ~♬』

この曲。やばいです。

もう1週間以上経つのにまだ頭の中で曲がリフレイン。

忘れたと思ったその数時間後にはまた「くーちびる ツンと とがらーせてー♬」が出てきて・・・

「おーもいでーはー モーノクローム・・・」

が延々と。

カバーされ、またオリジナルがこの令和の時代にリバイバルヒット。

大瀧詠一さんの曲が今もなお売れるのがよく分かります。

だって・・・

こんなに染みついて離れない曲は久しぶりだもの。

 

ご本人、お亡くなりになって久しいですが、曲は数十年経ってもまだまだ日本人の心を虜にしているところがすごいと思います。

 

 


暑いしさ~

2023年07月12日 | Weblog

毎日暑いですね。

そして、今回の豪雨で被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。

しかしながら、日本の気候はどうなっているんでしょうか。

 

6月に雨が降るのは分かるのですが、降れば降ったで大雨。

降らねば今度は猛暑日。

昔に比べると本当に1カ月前倒しで季節がやってきているような気がします。

6月からこんな酷暑が続くのなら、もういっそ欧米のように夏休み前倒しで6月から8月末までにすればいいのにと思います。

3学期制をやめて前期、後期の2学期制にしたほうが今の気候に合っている気がしますけどね。

ただ、母から聞いたところによると、実家の近所の小学校ではだいぶ前からすでに2学期制になっているとか、小学校にクーラーがついているとからしいです。

まあ、そうでもしないと子供たちにとってこの暑さは耐えられないかもね。

 

で。なんでこんなことを急に書いたのかというと。

MLBオールスターゲームを観ていて、私が旦那に「アメリカは連休かなんか?子供らは学校休んで球場に来てんの?」と言ったら「はぁ?アメリカはもう夏休みだよ。」と鼻で笑われたからです。

「あ・・・そうだね。」

すっかり忘れてた。

旦那は学校関係の仕事しているけど、まだまだ絶賛出勤中なんでね。

旦那もこの暑さでへたばってきているので、「早く夏休みがくればいいのにね」と思う反面、「夏休みになったらオッサン毎日家にいるのか・・・」と毎日のおさんどんを考えるとゲンナリしてしまうのである。笑

 


深表遗憾,节哀顺变。

2023年07月11日 | Weblog

香港の歌手、ココ・リー(李玟)さんが亡くなった、と言うニュースが飛び込んできて本当に驚きました。

「ココ・リーさん死去 香港出身の人気歌手」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023070600814&g=int

(時事通信ドットコム 2023年07月06日16時15分)

自殺だったようです。

 

私は90年代に中華圏に留学しそれからしばらく滞在していたので、当時、彼女の歌を耳にすることが多かったのを覚えています。

歌もヒットしたし、CMにもよく出ていたし。

中華圏では超有名人なんですよ、彼女。

そんな有名人であり、若かりし頃の私と同じ時間を生きていた人がこのような形であの世に旅立たれたのがショックで・・・。

しかし日本ではほぼニュースにならず、亡くなったのは先週の5日なのに昨日(10日)に韓国のニュースの日本語版で初めて知ったというのがなんとも残念です。

あんなに歌が上手でまだまだこれからだというのに・・・。

知らない人がいたら、是非彼女の歌を聞いてみてください。

 

《花木蘭》經典主題曲-Coco李玟〈自己〉完整版