日本人がアメリカで韓国風中華を食べました。

うちからハイウェイを飛ばして２０分くらいのところに「ガーデングローブ市」という所があります。

ここも最近LAの次くらいに韓国人が増えているところで、韓国系のスーパーから病院、商店、教会などなど韓国の街なかにいるのかと錯覚を起こすくらいハングルの看板が道の両側に並んでいます。

もちろんLAのコリアンタウンほどの規模は無いのですが、規模が大きくない分、店なども探しやすくて私たちも度々行く事が多いのです。ここには焼肉、すしなどが食べ放題のお店があったり、韓国風中華料理の店があり、私たちのお気に入りになっています。

特に「雅叙苑（韓国語でアソウォン）」という中華料理店は先日初めて入ったのですが、麺類が美味しく値段もほどほどでとても気に入りました。

韓国の中華料理というのは韓国風にアレンジされたものが多く、ジャジャン麺は中国では肉味噌がかかっているものをさすのですが、韓国では黒豆ベースの味噌と玉ねぎ、豚こまのどろりとした黒いソースがかかっています。
韓国のチャンポンもスープはオレンジ。唐辛子の辛味がとてもきいています。
冷麺も韓国冷麺のようにスープがあり、中国の冷麺とは似ても似つかないものです。

しかし、これはこれでとても美味しかったりします（もちろん、お店に拠るのですが）。

で、上記のアソウォン。

韓国にはチェーン店もある有名なお店だそうで、私の頼んだジャジャン麺も旦那の頼んだ冷麺もとても美味しかったです。そして、まわりを見渡すと、韓国人だけでなく、結構ヒスパニック系のお客さんも多く、彼らがちゃんぽんをすすっている姿はなんとなくおかしかったりします。

しかし、アメリカで韓国風中華を食べられるなんて。。。

でもお店の人も完璧に中国語がわかるわけでは無いようで、魚香肉絲（ニンニクをきかせた辛いビーフの料理）を本日のオススメの看板に「魚香牛」と書いてありました。。。魚の香りの牛って・・・。

一体、シェフはどこの国の人なんでしょうな～？

イチローをみた。

予告どおり、昨日メジャーリーグの試合を観に行って来ました！

場所はサンディエゴ市。

メキシコ国境に近いこの街目指して家を出たのが夕方の４時半。
それから途中、日系スーパーに寄って弁当と飲み物を購入。
「いざ、南へ！」とフリーウェイ４０５番に乗ったところ、思わぬ大渋滞。
北へ向かう方は全く渋滞が無いのに、南へ向かう方だけがものすごく渋滞していました。おかげで、１時間半で到着する予定が大幅に遅れ、７時の開始に間に合いませんでした。

ペトコ・パーク球場横の駐車場に着いたのが７時半。
もちろん試合はもう始まっていて、外にもその大歓声や音楽が聞こえてきます。
「早くしないと～～～～！」とあせる気持ちを抑えつつ、球場へ。
が、しかし、ここで入場前に荷物検査。

事前に旦那がネットで調べたところ、「球場内への食べ物、飲み物持込可」とあったので、旦那は弁当とビール、コーラなどを持参していましたが、セキュリティチェックの人に、「サイダー類の飲み物は持ち込み不可です！」と言われ、コーラもビールもすぐ横のゴミ箱み捨てるように言われました。旦那は泣く泣く、購入したサッポロビールを捨ててました・・・。

ビールへの名残を惜しみつつ座席へ向かって駆け上がること３階。
予約した座席は３階の外野の一番前の席でした。

しかし、この球場は広い！！！
うわさには聞いていましたが、アメリカの球場は本当にでかいです。
そのため、４万人以上も入場者が来ているにもかかわらず、ものすごく空席が目立ちます。
福岡のドーム球場へ始めていった時もそのスケールのでかさに感動しましたが、ペトコパーク球場はそれ以上でした。

座席について試合のようすを見ると、すでに２回の裏。
地元パドレスの攻撃中。そしていました！！！
外野にイチロー、キャッチャーに城島の姿が！！！

本物のイチローがアメリカで見れるなんて～！！！
しかも城島がマスクかぶってる～と旦那と二人で興奮していましたが、おっと忘れていました。
周りをみるとみんなパドレスのファン。。。

後ろに居るのがヒスパニックの親子で右に居るのが酔っ払ったおじさん二人。
よくよく見るとみんなパドレスのジャンパーを着ていました。。。
パドレスにとってマリナーズは敵だからな～と思いつつ、心の中ではマリナーズを応援していました。

試合の結果は５－２でマリナーズの勝ち。
しかし、試合の中でパドレスの選手がホームランを打ち、ホームランが出たと同時に花火も上がり、適当に盛り上がった試合でもありました。

そして今回、パドレスの試合は「１９７８年デー」ということで、試合の合間合間にかかる曲も７８年の曲だったり、それらの曲に合わせて、昔の格好をしたしたダンサーたちもサタデーナイトフィーバーのようなダンスをしていました。そういうことで、マリナーズ側も７８年当時のユニフォームを着てプレイし、普段は見れない珍しいユニフォームを着た選手たちが見れたのはラッキーでした。

結局、試合が終わったのが１０時。
それから車を飛ばして家に着いたのが１１時４５分。

往復５時間ほどかかって試合を観に行ったわけですが、それだけの価値はありました。時間とお金があれば是非また行ってみたいな～と一人感動いたしました。。。

しかし、アメリカの野球業界ってお金持ち・・・。

それいけスマート！

先日、映画を観に行きました。

タイトルは"Get Smart"
http://getsmartmovie.warnerbros.com/

元々、アメリカで放送されていたコメディドラマらしいのですが、日本での放送も６０年代の後半だったらしく、私は全く知りませんでした。(邦題：それいけスマート）
しかし、旦那の教え子のアメリカ人が「これ、子供の頃再放送で観たけど、すっごく面白かったんだよ！映画も絶対面白いと思う！」と言うので観に行ってみました。


↑昔のそれいけスマート

内容はアメリカ映画によくあるおバカコメディーなのですが、夏休みに友達と楽しむにはもってこいの映画でした。
昔のシリーズを知っていれば恐らく１００％笑えるのかも知れませんが、知らなくても十分笑えます。分かりやすい笑いどころが満載ですから。。。

そして、後半はLAが舞台になるので、LAに行った事がある人には「あ、ここ知ってる！」と知ってるポイントを探すのに、さらに興味深く観る事が出来ると思います。

日本での公開は今年の秋のようです。
ヒマな人は観に行ってみてください。かなり可笑しいです。
http://www2.warnerbros.jp/comingsoon/?frompromo=movie_comiongsoon_list

マシ・オカやプロレスラーのザ・ロック（ドゥエイン・ジョンソン）も出ています。
マシ・オカのあの役はハマリ役ですし、ザ・ロックはもんのすご～くカッコイイです。
こういう準主役もおもろい役者が揃ってますんで、是非どうぞ。



↑かぶっちゃってる。



↑かぶっちゃってる。



↑マシ・オカ



↑ザ・ロック

サンドウィッチとハンバーガーの違いは？

アメリカに来て不思議に思ったことが一つ。

アメリカのレストランやファストフード店で「サンドウィッチ」を頼むとたまにハンバーガーみたいなもの（というか見た目はハンバーガーそのもの）が出てきます。日本人にとってサンドウィッチというのは、三角で中にハムやキュウリやトマトが入っているあのサンドウィッチなのですが、こちらではハンバーガーみたいなものが出てくる事があります。

先日もファストフード店で・・・

私「（メニューの名前見ながら）このターキーサンドウィッチが食べたい」
旦那「わかった」

しばらく待つ。
そして持ってきたものを見るとハンバーガー。

私「えー？サンドウィッチ頼んだのに！」
旦那「違うよ。これがサンドウィッチだよ。」
私「え！？何で？これバーガーじゃん。」
旦那「これもアメリカではサンドウィッチだよ。」

・・・。

ハンバーガーももちろんあります。
そして見た目は両方ともそっくりです。
しかし、どう見てもそっくりなのですが名前が違う。

旦那に「どこが違うのか？」と聞いたところ、旦那の回答は「バンズが違う」とのこと。

ハンバーガーは「ハンバーガー・バンズ」
サンドウィッチは「サンドウィッチ・バンズ」

でも・・・。

パンはパン。
何でこう呼び名が違うのか分かりませんが。

ということで日本式のサンドウィッチと思って注文するとビックリします。しかし、ご安心を。ちゃんと日本のようなサンドウィッチもありますので。（日本のものよりかなりボリュームがありますが。）


ところで、アメリカのバーガー店で「Carl's Jr.」というのがあります。ここで最近、１個６ドル（約６４８円：本日のレート）のハンバーガーを売り出したそうです。

CMを見る限り普通のバーガーだし、こんな値段出してどこのアメリカ人が食べるのか！？と思っていましたが、これが結構美味しいそうで、なかなか売れているようです。（でも６ドルも出して・・・。私は買わないな～。）

ということで、アメリカに来たときはサンドウィッチとバーガーに気をつけましょう。そして機会がある人は６ドルバーガーを食べてみてくださいな。。。



↓これはバーガー


↓これはサンドウィッチ


↓そしてこれが６ドルのバーガー


違いがわかるかな～？

悲しいとき～は～、海を見て～♪

アメリカに来るとやっぱりどうしてもお舅さん、お姑さんとの考えの違いにイライラさせられることがあります。加えて、旦那の息子。１４歳。反抗期真っ盛りの一人っ子で毎日毎日ワガママ爆弾放出しまくりなのです。

その度に私は、これらのイライラを我慢してしまい、あげく旦那に八つ当たりしたり、感情を抑えられなくなって涙が止まらなくなってしまいます。

しかし、こういう事が再婚してから何回もあったので、旦那もそういう私をみつけるといつも「これ、行こっか？」と運転するジェスチャーを見せて私をドライブに連れて行ってくれます。

旦那はこれまで海千山千を越えてきただけあって、少々のことでは怒らないのです。私がいくら文句やグチを言って泣き叫んでも「わかったわかった」と落ち着いて対処します。こういうところは年の離れた旦那のすごいとこでしょうか・・・。

というわけで、実は昨日も些細な事からとうとう私の我慢袋の緒が切れてしまい、夕食後、一人リビングでふてくされていました。それを見た旦那が、「どっか行く？」と言ってくれたので、夜の８時にもかかわらず出かけることにしました。

こういうときの行き先はいつも「ビーチ」と決まっています。私が海が大好きなのと、夏の夜のビーチは涼しくて夜景もきれいなので。

昨日の行き先はバルボア半島のバルボア・パビリオン。

ここは夜景もきれいだし、夏の別荘が集まる素敵なビーチで私は初めて来たとき美しい風景に感動してしまいました。そして夏の昼間は大勢の海水浴客やサーファー、そしてビーチバレーをする若者やライフセーバーがいて、さながら昔のドラマ「ベイウォッチ」に出てくるサンタモニカビーチのようです。

しかし、いくら夏とはいえ「夜はさすがに人はそんなに居ないだろう」と思って行ってみたら大間違い。駐車場はなかなか空きが無く、ビーチ近くの道路は渋滞、ビーチでは沢山の人が夜なのに泳いだり、キャンプファイヤーをしたり、釣りをしたりしてとてもにぎわっていました。昼間があまりにも暑すぎて、みんな夜、涼しくなってから出てくるのでしょう。

そして、その人々の楽しそうな顔を見ながら、潮の香りのする風に吹かれているとそれまでのイライラも吹っ飛びました。やはり海には癒しの効果が２００％はあるのだと思います。


「リタイアしたら絶対に海のそばに住む！」

それが今のところの目標です！！！さ～。頑張って金儲け金儲け！！！

マザコンくん

暑～い。

最近、南カリフォルニアも気温がぐんぐん上がり、山に近い内陸部では華氏110度（摂氏43℃くらい）を記録したとか。海岸付近でも90度近くまで上がり、うであがるごたる（「ゆであがるようだ」の博多弁）とです。

しかし、スイカも美味しく感じるようになったし（しかも安い。大1個3ドルくらい）、プールも気持ちよく泳げる感じです。（ただし紫外線がきつい。）夏ですな。

上海や日本の友達からは「梅雨で雨ばっかり」とか「ジメジメしてイヤだ」といったメールばかり送られてきていますが。。。でもこっちの異常高温よりもマシかも。

話は変わりますが、明日、旦那のいとこの息子がこちらに来ます。

彼はソウル生まれの19歳。高校出て大学進学が出来なかった男の子です。
韓国ではよくあることですが、「浪人は恥ずかしいから海外に行って留学してきなさい」と親が金を出して留学させるパターンが少なくありません。

この場合、留学する本人には「海外留学したい！」とか「海外でこれを勉強したい！」と言った目標も目的も無いまま、親の言うとおりに留学させられるのが常で、旦那のいとこの息子もそのパターンです。

親が二人とも大学の先生をしており、長男が３浪したこともあり（明日来るのは次男）、親としてはこれ以上浪人はさせられない。世間体が悪い、と思ったようですが、本人に海外で生活する、英語を使ってコミュニケーションをするという意識がこれっぽっちも無いため、私たちは彼の留学は無駄だと考えています。

というのも、実は彼、３月にも一度こちらへ来て英語学校に留学していたのです。ただし、１ヶ月間だけ。すぐに文句つけてソウルに帰ってしまいました。（私たちは単にホームシックだと思っていますが。）

本人は、こちらに来れば試験を受けて結果がよければすぐにでも大学に入れると思っていたようですが、ところがどっこい。彼の英語力はレベル３（最高はレベル８か何からしい）しかなく、もちろん英語での会話は無理。ということで英語学校で英語から勉強と言う事になったのですが、彼曰く「こんな無駄な英語の勉強ばかりしても大学には入れないからソウルに帰る。」とのこと。

加えて、うちにホームステイという形を取っていたので、旦那の両親が朝夕食事を作って学校への送迎もしていたにもかかわらず、「このうちは勉強ができる環境じゃない！」「食事がまずい！」と文句まで言う始末。

私も旦那も正直、あきれました。

英語もできないくせに大学に入るだって？？？
しかも環境が悪いとか！（怒）

普通ならもう大学生の年齢のくせに、彼は、自分の洋服は洗わない、部屋の掃除はしない、自分のご飯もよそわない、食べた食器は洗わない・・・。

挙句、食事がまずいと言ってはポテチを食べ始めたり。。。

そういうこともあり、今回彼が「２度目の渡米を決めた」と聞いたとき、わたしも旦那も驚きました。そんなに嫌いなのになんでまた来るの！？って。

しかし、今回は本人もうちにホームステイするのがイヤだったらしく、学校の寮に入るらしいです。

しかし、学校への再編入、寮の手配、明日のお迎え、これ、全てうちの旦那がやってあげています。というのも旦那のいとこがメールや電話で直接旦那に「やってくれ」と頼んできたからです。勿論、本人から「おじさん、よろしくお願いします」の一言もなし。

何なんでしょう？

旦那によると、韓国の母親は子離れしていないケースが多く、子供も親離れできないことが多いのだとか。ひどい場合などは、結婚後、マザコンの息子が「奥さんとケンカした。どうしたらいいの？」と母親にSOSの電話をかけてくることもあるんだとか。

まあ、彼もこれと似たようなもんでしょうな。。。

しかし、彼が明日からまたこっちに来るので迎えに行って来なければなりません。
さて、今度はいつまでもつか・・・？楽しみです。

笑いにうえている！

最近の楽しみはyoutubeで面白いテレビをみること。

カザフではダウンロードが超遅いので、あまり見る気にはなりませんでしたが、こちらに来てからはサクサクとダウンロードが出来るので、毎日観ています。お気に入りは漫才、よしもと、ものまねなどなど、力の抜ける番組をみては大笑い。最近特にお気に入りはタモリ倶楽部の空耳アワー。

[TV] タモリ倶楽部 空耳アワー 名作撰


これは名作選で笑えます。

他にも清水ミチコのモノマネや最近はやりのエド・はるみなんかも思わず吹き出してしまいます。

海外にいると言葉が通じないストレスがある分、笑いに貪欲になるようで。
今日も今日とて昔のタモリ倶楽部をyoutubeでちょこちょこ観ているのでした。。。

こういう人いたらお知らせください。

私たち、いい友達になれると思います。。。

マックダイエットは「あり」か？

先日、朝からABCテレビの“Good Morning America”という番組をみていました。

それみてビックリ！

なんと「半年間マクドナルドの商品だけを食べ続けて８６ポンドも痩せた！」という男性がゲストで出ていたのです。

８６ポンドというとおよそ４０キロ！

「うそー！痩せた小柄な女性一人分を半年で痩せたなんて～！！！」

興味津々でテレビに釘付けになりました。

で、彼が紹介したところによると、毎日マックの商品だけを1日１４００カロリーだけ食べ、その範囲内でサラダやチキン、デザートまで食べていたとのこと。
ただしバーガーのバンズは食べなかったようですが。


しかしここで気がついた。

「別に毎日マックばっかり食べなくても一日１４００カロリーに抑えたら普通にダイエットできるんじゃ・・・？」

だって結局そうですよね？

マックに痩せる効果があるのではなく、これはあくまでもカロリー制限のおかげじゃないかと。。。
しかも彼の場合、元が結構大柄だったから痩せやすかったんじゃないかと。。。

ということを旦那に話したら、

「当たり前。ファストフードで痩せる訳ないじゃん。」

と冷静に言われました。


ま、そうだね。
マックで痩せてたらアメリカ中やせっぽちばっかりになってるし。


しかし、アメリカ人の発想って面白いね～。

ということで、気になる方はこちら↓のニュースでどうぞ。英語だけど。
http://www.businessandmedia.org/articles/2008/20080619150411.aspx

メジャーデビュー

旦那が「メジャーリーグ見に行くか？」と急に言い出しました。

私はもちろん大賛成！！！

アメリカに来たのならもちろんメジャーリーグのあの雰囲気を味わってみたいし、メジャーで活躍する日本人選手も見てみたかったのです。

それで調べたところ、６月２７～２９日までサンディエゴの球場でパドレスとマリナーズの試合があるじゃないですか！！！

マリナーズといえばもちろん「イチロー」、そしてホークスファンならだれでも知ってる「城島健司」がいる球団。そしてパドレスにはこれまたホークスファンにはおなじみ「井口資仁」がいるじゃないのよ～。

最近、井口はあまり出場していないような気もしますが、イチローと城島が出るならそれでいいのよ～。だって井口は本物を福岡ドームで間近に見たし・・・。
（しかし、井口は近くで見るとヒスパニックみたいでしたよ。顔のパーツが濃い。そして色も浅黒くて。メジャーにいてもあまり違和感ないのもそれでかな？）

ということで２７日の試合をネットで予約しました。

アメリカの球場というのは値段にばらつきがあり、一番安いものは９ドルから、一番高い席は１２０ドルくらいまであり、それぞれに税金がつきます。私たちが買ったのは３０ドルの席。でもこれでも遠い席なので　ミニ・イチローしか見れないかもしれません。

そして球場、もしくは球場付近の駐車場も予約をしないと入れないそうなので、これもネットで予約。値段は８ドルから２０ドルまで。もちろんそれも税金がつくので結局チケット２人分と駐車料金だけで８０ドル近い値段がかかります。また、うちからサンディエゴまではハイウェイで１時間半～２時間かかるので、その油代と食事代も合わせると・・・果たしていくらかかるのか？？？怖いところです。

とは言ってもなかなか日本では本場のメジャーリーガーを見ることはないので、この機会に奮発して見に行ってきます。来週が楽しみです！！！

雨降らなければいいけど・・・。

困るのよね。

アメリカに来る度、食べたいものや買いたいものが手に入り、それがとても嬉しくてしょうがないのですが、実はその反面困る事もたくさんあるのです。。。

アメリカには旦那の両親がいるので、こちらにいる間は当然彼らと同居となります。
旦那の両親は韓国人。話す言葉は韓国語で、英語はほんの少ししか出来ません。

ということで困ることその１・・・「言葉」

最近、カザフでKBSを毎日観ているおかげで少しずつですが、韓国語が分かるようになってきました。しかし、旦那が日本語ぺらぺらなので私も「一生懸命韓国語を覚えよう」という気になかなかならないのです。なのでアメリカに来るといつも彼の両親とのコミュニケーションがうまく出来ず、お互いにイライラすることばかり。しょうがないので簡単な英単語で会話したり、身振り手振りで伝える事になります。

そしてもっと困る事その２・・・「宗教」

韓国人にキリスト教徒が多いのは有名ですが、彼のお母さんもキリスト教の熱心な信者です。旦那と旦那のお父さんは無宗教なのですが、彼のお母さんはとにかく狂信的ともいえる信者で、私の顔を見るといつも「神様にお祈りをしなさい。神様に感謝しなさい。」と言って来るのです。私は無宗教の家で育ち、特に何も信心しないので、これが非常につらいです。


先日、こんな事がありました。

買い物に行ったら、Nauticaのサマージャケットが６０ドルで売られていました。
旦那は「こんな大きいサイズで安いものがあるなんて信じられない！」といって早速買ってきました。家に帰ると、旦那の母が部屋にいたのでこのことを伝えると・・・。


旦那「お母さん、有名ブランドの洋服が安く手に入りましたよ。」

義母「あらまあ！これは神様に感謝しないと。」「神様、ありがとうございました。むにゃむにゃむにゃ・・・（何か唱えている）」

旦那「・・・（絶句）」


何でセールの買い物にまで神様に感謝せねばならんのでしょうか。。。


他にも、旦那の新しい仕事が決まった時も、義母は「神様、ありがとうございます」とむにゃむにゃ唱えていらっしゃいました。

でも、これって旦那が一生懸命就職活動してその努力が認められた結果だし・・・。
神様に感謝するより先に、旦那に「頑張ったねえ」の一言でも・・・。
だって、旦那の両親は旦那のおかげでアメリカで悠々自適な隠居ライフを営んでいるんですけど・・・。
と言ってみたいのですが孝行息子の旦那はさすがにわが親にそんなことは言えないらしいです。


文句はたくさんあるのだけれど。
言うに言えない息子と嫁。
うーん。。。

ま、言葉がわからないからテキトウに流してればいいか。

あ、この先も言葉分からない方がいいかも。ぷぷぷ。

ねむーい

今回はですねえ。時差ボケがものすごくひどいんですよ。

飛行機の中で全く眠れなかったのが原因かもしれません。

先日、ソウルから乗ったアシアナは飛行機の一番後方の席、４７番。
この席の横は客室乗務員の完全なバックヤードになっており、常に誰かが入れ替わり立ち代わりと出たり入ったりしていました。
おかげで寝ようとすると人の気配で起きてしまい、結局飛行時間１０時間半、ずっと映画と韓国テレビのバラエティをみていました。

ソウルを出たのが午後、LAに着いたのが午前１１時。
寝るどころか、今から買い物だの何だのと色々着くなり用事を言い渡され、おかげで５時ごろから眠気のピーク。
７時に晩御飯を食べ終わったと同時に、催眠術にかかったかのように目のシャッターが降り出し、頭をぐるんぐるん回しながらソファーで居眠りこいていたのでした。

到着からすでに３日ですが、それでもまだ午後になるとものすごく眠たくなります。
確かにカリフォルニアで午後１時ならカザフ時間で夜の２時、ソウル時間で朝の５時ですから、眠くなるのはしょうがないのです・・・。

旦那の方がもっとひどくて午後はほとんど寝ています。
おかげで連れて行ってもらう予定だった美味しいお店もビーチもまだ行っていません・・・。

時差ぼけ直すには一体どうすればいいんでしょうかねえ～？

アメリカ到着！

１０時間半のフライトを経て、昨日ようやくソウルからアメリカに到着しました。

ここ南カリフォルニアはやっぱり今日もいい天気！空気もキレイだし、昼間は暑いとはいえ、さらっとした感じなのでとても過ごしやすいです。

しかし、今回ソウルに行って驚きました。
ガソリン価格の急騰で車に乗る人が減った、というニュースは聞いていましたが、今回本当にそう感じました。

いつもであれば夕方のラッシュ時、ソウルの市内を移動するのに軽く１時間から１時間半はかかるのですが、だいぶ車の量が減っているのでしょう。３０分もあれば移動できるほどでした。また、軽自動車もかなり増えており、あれだけプライドの高い韓国人が軽自動車に乗り換えているのだから今回のガソリン値上げはかなり家計にダメージがあるようです。

ガソリンといえば、ここ、南カリフォルニアでもガソリン価格は恐ろしいほど値上がりしており、うちの近くのガソリンスタンドでは１ガロン４.５ドルぐらいしていました。ここ３，４ヶ月で１ドル近くも上がっています。

ということでガソリンは日本だけでなく、世界中に大打撃を与えているようですな。



さて。昨日は到着したばかりで時差ぼけもあり、何も出来なかったので、今日から思いっきり夏休みを楽しみたいと思います！！！

まいう～

５時間半のフライトを経て、無事ソウルへ到着しました！

昨日から刺身、すし、焼肉と韓国料理＆日本料理を食べまくっています。

久しぶりに胃袋が喜んでいる感じです。（やっぱまいう～！）

帰る頃にはズボンが入らなくなってしまうのではないか・・・と心配ですが、胃袋が受け付けるまで食べまくります！！！

では！とりあえず無事到着のでした・・・。

もうすぐソウル

昨日の記事を見て友達が早速メールを送ってくれました。
忙しいにもかかわらず心配してくれた友人に感謝したいと思います。

ところで、明日からソウルへ向かいます。

今回のソウルはLAへ帰省するトランジットも兼ねているのですが、もともとは旦那の仕事がメインなのです。旦那が仕事でミーティングに出ている間、私は一人で歯の治療と観光でもしなければならないようです。街中で牛肉輸入反対デモや集会が行なわれているそうなので、それらの渋滞と騒動に巻き込まれないように気をつけないといけないようです。

ソウルで５日ほど滞在した後、LAへ戻ります。ロングビーチにでも行って、カザフで落ち込んだ心の充電でもしてこようと思います。

では。行ってきます。

ばあちゃんへ

昨日の夜寝る前、本日最後のメールチェックをするためパソコンを開いてみました。
すると、実家にいる妹から珍しくメールが入っていました。

いつもはこちらからメールをしてやっと返事をくれるような忙しい人なのですが、珍しく彼女から送ってきた事と、しかも日本ではすでに夜中の時間に送られてきており、開く前から「あれっ？」と思っていました。

そしてメールの中身をみてびっくりしました。

母方の祖母が亡くなった、という知らせでした。

祖母は１０年ほど前に体調を崩し、手術をしてからというもの体力が落ち、加えて白内障もひどくなったため、それまでのように一人暮らしをするのがどんどん難しい状態になっていました。

私の母は６人兄妹の５番目で、上には兄も姉もいるのですが、その誰もが旦那や奥さんの親を面倒みているといった状況で、結局私の母が祖母の面倒をみることになりました。

そして祖母が田舎から出てきたのは２０００年の春でした。

ちょうど私の両親がその年の初めにマンションを購入した事もあり、祖母が一人家族に加わるのもさほど苦にならないだろうと初めは皆、楽観的でした。

しかし、やはり天草のど田舎から急に福岡の街なかで生活する事になり、祖母は友達がいなくなってしまった寂しさと急激な生活の変化で徐々にぼけ始め、その当時から祖母は家を抜け出してはマンション内を徘徊してよそのお宅に入ろうとしたり、夜中に起き出しては訳のわからない独り言のようなことをいったり、急に子供のようにおこりだしたりということが度々起こるようになりました。

そのたびに私の母は「自分の母親だから」と我慢していたようですが、さすがにどんどんひどくなっていく祖母の痴呆と夜中に「トイレ、トイレ」と起こされることによる寝不足で母の精神状態もおかしくなっていくようでした。

その当時の祖母は白内障で目がほとんど見えなくなっており、昼間の明るい室内でも「暗い。電気をつけてくれ！」と怒鳴ったりすることは毎日でした。また。祖母はそのころから膀胱がんになっていたようで、トイレが我慢できなくなり、夜中に３０分おきに起き出してはトイレに連れて行かなければならなくなりました。

私はその当時上海に住んでいたので、たまに実家に帰って母が文句や冗談をいいながらも一生懸命に祖母の面倒をみている姿に、とても胸が痛かったものです・・・。遠くに住んでいて何も出来ないかわりに、実家へしょっちゅう電話するようにし、母のグチを思いっきりきいてあげることで母のストレス解消になれば、と思っていました。

実際、母も私と電話するとき様々なグチを山ほどこぼし、以前はユニークで冗談ばかり言うような人が「ばあちゃん、絞め殺したいっちゃんねえー。ビルから突き落としてやろうかと思うとー。」と冗談交じりながらも言うようになった時は「ああ。母はこんなにストレス溜め込んでるんだ・・・」と電話を切った後、胸の中に重い気持ちが残るのでした。

そして祖母の痴呆もかなりの状態まで進んでいき、ガンも白内障も良くなる事はなく、そのほかに帯状ヘルペスも発病していたため、今年の４月からとうとう近所の病院に入院させることにしました。

それからというもの、母もようやく祖母の看病から解放されたことと、それまで祖母がいる事で遊びに来るのを控えていた親戚たちも家へ寄るようになり、母の気分もだいぶ落ち着いたようでした。

そんな矢先の訃報でした。

祖母は大正６年うまれの９０歳。
世間でいう大往生でしょう。

母も１０年間の看病生活がやっと終わりを向かえ、これでやっと肩の荷が下りたかもしれません。

しかし、私にとって祖父祖母の中で唯一一人残っていた祖母であり、ものごころついてから３０数年、盆暮れには必ず顔を見せに行っていた人であり、その度に祖母が生まれ育った長崎で覚えた自慢の皿うどんを作ってくれ、私たちが福岡へ帰ってしまうときには「そろ～そろ（ゆっくり）帰らんばねぇ～（かえりなさいよ）」と寂しそうに手を振って見送っていた姿は今でも目に焼きついています。

母の父、そして母の一番上の兄と姉も数十年前、若い盛りにあの世へ行ってしまいました。そしてボケてしまってからはいつも母の名前を呼ぶ事無く、その亡くなった長女と長男の名前を呼んでいました。若くして亡くなったので、ばあちゃんはとても会いたくてしかたなかったのかもしれません。

そして昨日、その息子、娘、そして旦那の待つ天国へ静かに旅立っていきました。

いままで９０年間、戦争や貧困、そして子供を亡くした事など辛い事が多かった人生かもしれません。最後は病気で痛い思いもしていたに違いありません。

でもそれもやっと終わりました。

ばあちゃんが天国でゆっくり眠りにつくことが出来ればいいな、と思います。
そしていつまでも子供たちや孫、ひ孫たちを空の上から見守って欲しいと思います。

ばあちゃん、お疲れ様でした。
ばあちゃん、いままでありがとうねぇ。