今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

黄色い建物

2009年06月30日 | Weblog
旦那が時差ぼけにつき、寝不足です。

やつが変な時間に寝て、起きてしまうため、私がいざ寝ようとするとガサゴソ、ガサゴソとお仕事をし始め、しばらく仕事をしているとどうもお腹がすくらしく、ラーメン作って食べてたりします。

このガサゴソ音といいにおいに刺激され、夜中だと言うのに目が覚めてしまうのです。

しょうがないっすね。

旦那ももう中年ですから。

時差ぼけが元に戻るのに時間がかかるみたいです。


ところで。

うちの近くにフリーウェイがあり、そこからある建物が見えます。

丘の上にあり、黄色にペイントされたそれはDower Houseと言い、外から見るととても美しいのですが、なぜかとてもマイナーな扱いをされています。

それで、私もこちらに来た当初は、「これってきれいだけど。何だろう?」と思ったのですが、こちらの観光ガイドにも載っておらず、何だろう?と疑問のままでした。

ところが、調べてみるとこれが実は大変古い建物だということがわかりました。

http://www.bbc.co.uk/bristol/content/image_galleries/alternativelandmark_dowerhouse_gallery.shtml?1
(↑BBCのサイトより。)

このサイトにも書いてあるとおり、1553年、Sir Richard Berkeleyが建てたもので、その後、病院や神経学研究所として使われていたようです。(要は精神病院だった、ということらしい。。。)

ただ、現在は個人の所有となっており、住んでいる人もいるので一般公開はされていません。

そのためとてもマイナーな扱いをされているのですが。

しかし、その姿は大変美しいのです。

敷地内の草っぱは自転車や歩行者用の道があり、ここを散歩したり、通勤通学に使っている人もたくさんいます。

それで、この建物。

これも最近知ったのですが。

どうも。。。

「あれ」が出るらしいです・・・。

透き通った女性の姿と・・・

頭のない馬の姿が・・・。


きゃあぁぁぁ~~~~!


しかし、1553年の日本って何時代だ?

と思って調べたらなんと「室町時代」でした。

同年、川中島の戦いがあったとな。


そんな建物がイギリスにはふつ~に残ってます。

そして今でもふつ~に人が住んでます。

こういうところがただただ、「すごい!」と思います。

夏なので

2009年06月29日 | Weblog
昨日、旦那が無事アメリカから戻りました。

向こうで頑張って運動していたようで、4キロ近く落としてきていました。

元々お肉つきすぎだったので、ちょっと運動して、夜減らしただけですぐに4キロも落ちてしまったそうです。

羨ましい限りで・・・。

帰りは遅れや変更などもなく、順調だったようですが、LA空港で預けた荷物の中身を調べられたらしく、持ってきた家の飾り物や本など、中身がぐっちゃぐちゃにされていました。

家においていたCDを数十枚持ってきたのが検査にひっかかった原因かもしれません。

おかげで家に飾ろうと思っていた銀のぐい飲みのようなものがひんまがってしまいました。


旦那が戻ったと同時にこちらにも本格的な夏がやってきました。

朝から寒かったのもなくなり、日中は29度近くまで上がっているようです。

おかげでスーパーのビール売り場は大繁盛。

みんな次から次にビールをケース買いしていました。

風呂上りにキリッと冷えたビールは最高ですもんね。


アルコールで思い出したのですが、今頃の時期って梅酒つけたりしますよね?

それに使うホワイト・リカーのかわりになるもので、何かおすすめのお酒はありますか?

日本ではスーパーなどに行けばどこでもホワイト・リカーが売っていますが、イギリスではそういう焼酎というのがなかなか手に入りません。

とりあえず簡単な果実酒でも作ろうかいな。と思っているのですが、焼酎がない場合、何を使えばいいのでしょう?

ブランデー?これもちょっとお高い気がしますが。

ウォッカ?ジン?

お酒に詳しい人がいたら、どなたかご教授を~。

ゆっくり休んで欲しいと思います。

2009年06月26日 | Weblog
本当に夕方から日が完全に沈むまでが長くてねえ・・・。

こういうのって初めてなんで、毎日のことながらいつも驚かされます。

完全に日が沈むのって夜の11時ですよ。11時。

そして先日、ちょっと遅くまで起きていて気がついたのですが、夜中の2時半には遠くの空がもう明るくなる一歩手前くらいになっているのです。

いつもは12時ごろ寝るので、2時半に明るくなり初めるというのは知りませんでした。

ただ、明け方の4時にはもう明るいので、「いつ太陽が昇っているのかなあ・・・」とぼんやり思っただけでしたが。

まさか2時半とは。

イングランドの南でこれですから、スコットランドの北の端なんかに行ったら、それこそ12時近くまで明るくて、2時には日が昇りだすのではないでしょうか?

北国ですよ。。。

ここは・・・。

すきよ~。あなた~。いまでも~。い~までも~♪

おぉいかけてぇ~  ゆぎぐにぃぃぃぃ~

そんな演歌の似合う北国ではございませんが。

雪、降らないんで。


ところで。

マイケル、亡くなっちゃいましたね・・・。

イギリスでもずーっとニュースで放送しっぱなし。

BBCのニュースチャンネルなんか、昨日の夜からずっとマイケルの話題に終始。

合間合間にイラク問題が入り、申し訳程度に政治とスポーツが入り込みます。

おかげでウィンブルドンやグラストンベリー・フェスティバルと言ったこれだけ大きなイベントの話題もすっかり影をひそめてしまいました。


来月開催予定だったマイケルのUKコンサートも無くなってしまいました。

一番安い席で195ポンド(3万ちょい。マジか?)という噂でしたが、それも売り出し数時間で売り切れた、とか。。。

復活を待ちに待っていたUKのファンにとって、相当に大きなショックだったんじゃないかな。


旦那によるとアメリカでは早速「マイケルの莫大な遺産を誰が相続するのか」という事が本日の話題Topになっているとか。。。

子供が相続すればね・・・。

マイケルの親きょうだいが黙ってないだろうしね・・・。


それで昨日ちょっと思いました。


有名になって、

億万長者になって、

豪邸に住んで、

何不自由ない生活していても。

常に人の目にさらされ、

好奇と偏見の目で見られ、

そして常に第一線で活躍しなければならないプレッシャーがあって。


マスコミの言うとおり、マイケルって子供のときからずっと孤独だったんだろうな・・・って思うな。

だって彼を見ていても、確かに「暖かい家族」のオーラっていうものが一つも感じられないもの。

実際、どうだったのかは知らないけど。

貧乏でも「ありふれた」「普通の人生」ってのが一番幸せなのかもな。。。って思うね。


この世で駆け抜けるように生きた分、どうかあの世でゆっくり休んで欲しいと心から思います。
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詐欺に注意!

2009年06月25日 | Weblog
今日、(日本では昨日ですが)ロンドンにある日本総領事館からお知らせメールが来ました。

ここ最近、豚インフル注意報やテロなど、物騒な事も多く、それに対する注意喚起のため、在留届を出している日本人にはこういうお知らせメールが届くのです。

今日来た内容は以下のようなものでした。

(以下、メールの内容をそのまま転写)

日本総領事館からのお知らせ


安全・テロ情報

在留邦人の被害情報(偽警察官による詐欺)

2009年6月24日

1.昨年(2008年)夏ごろ、ロンドン市中心部において、複数の邦人旅行者が下記の手口による詐欺の被害に遭ったとの報告がありましたが、本年も同様の手口による被害報告が寄せられていますので、ご注意ください。
なお、被害の報告をされる方の多くは、旅行者や留学生ですので、旅行会社及び留学斡旋会社等の関係者の方は、注意喚起等をお願いいたします。
(1)犯罪の手口
(イ)旅行者風の人物(一見イタリア人風)が地図をもって質問をしてくる。
(ロ)これに応じていると、警察官(私服)と称する二人組みが現れ、偽造の警察IDを見せた上で、旅行者風の人物が尋問を受ける。同人は、偽警察官にIDやクレジットカードを見せ、暗証番号を伝える。偽警察官は、無線機を使いどこかに確認をとる。
(ハ)次に、偽警察官は被害者の邦人に対し、ID及び所持しているすべてのクレジットカードの提示を求め、さらにカードの暗証番号を聞いてくる。正確な番号を言わないと警察署へ連れて行くと高圧的になる。
(ニ)偽警察官は、無線機でどこかに連絡をした後、カード類を返却するが、1~2枚を気づかれないように抜き取り、立ち去る。
(ホ)数十分以内にそのカードが不正使用される。

(2)対策
(イ)見知らぬ人物が近づいてきた場合には、可能な限りかかわり合わないようにする。また、人気のない場所には絶対について行かない。
(ロ)警察官が、クレジットカードの提示を求めたり、暗証番号を聞くことはないので、不審に感じられた場合には、周囲にいる人に助けを求める。
(ハ)本件犯罪に巻き込まれた場合には、速やかに警察へ通報するとともに、カードの停止措置を行う。

2.当館としても当地警察等に連絡しつつ、情報収集に努めていきますので、在留邦人の方で、同様の犯罪被害に遭われた場合には、最寄の警察に届出て頂くとともに、差し支えない範囲で当館に報告いただければ、幸いです。報告のあった情報は、個人が特定できない形で、在留邦人の方への注意喚起に利用させていただきます。


ときたもんだ。

いやあ。

最近の詐欺って手が込んでませんか!?

でもですね。

こんなのにひっかかってしまう人というのも・・・。

いくら相手の態度が怖かった、とか英語がわからなくてあわててしまった、とかそういう状況だったとしても。

「ID見せなさい」くらいはあっても、いきなり職務質問して「クレジットカードの暗証番号教えろ」などと言ってくる警察官はいくらなんでもおらんでしょう。


ま、でも。

何件か起こってるということなんで。

これからイギリスにお越しの皆さんは、こういうやからにくれぐれもご注意を・・・。

メールの件で

2009年06月23日 | Weblog
あのですね。先日からむかついた事ひとつ。


うちの旦那がアメリカに行く前、駅までの送り迎えをある女性の同僚に頼んでいました。

頼んだ翌日連絡が来て、「OK」ということで話はついていました。

ところが出発の日近くに、待ち合わせの連絡をしようと思っても連絡がとれない。

家や携帯に電話してみたり、その人のオフィスに寄ってみたりと色々コンタクトを試みたのです。

でも電話に出なかった。

オフィスにもいなかった。

「もしかすると彼女は、何か腹を立てているのかもしれない」と思い、「触らぬ神に祟りなし」とばかりに、彼女にはメールで「送迎の件は他にお願いしたからもういいです。」と出し、他の人に駅まで送ってもらいました。


旦那がアメリカに行ったあと、その彼女、あわててうちに電話をかけてきました。

「今、メールを見て知った。どうして言ってくれなかった?」というのです。

2週間も経って「今、メールを見た。実は父が入院して、入院した病院で携帯を失くして。私も病気して、その後も忙しくて学校でメールを見る暇もなかった。等々」と言われました。


でも、旦那がメール送ったアドレスって学校の専用アドレスなんですよ。

しかも、いくら忙しいからって、2週間も学校のメールアドレス確認しないのって・・・。

その人は5月にPCのOSがVistaになり、学校のメールシステムがインストールできないとかで、家でメールをチェック出来なくなり、学校の自分のオフィスでしかメールがチェックできないそうで、用事で学校に行けないということは同僚には連絡もせず(無断欠勤)、しかも学校に行ってないのでメールのチェックもせずといった具合で。


信じられません。

旦那からちらっと聞いていましたが、学校側も彼女がそういう勤務態度なので近々辞めさせようとしている、という噂はどうも本当かもなと思いました。


まあでもその人も一応謝るのは謝るんですね。ちゃんと。

でも。

そのあと、ものすごい自己防衛に入って、さんざん「自分は悪くない」とあれこれ電話の向こうで話すわけです。

はじめは父親の手術とか、自分が体調崩したからという話をするので、かわいそうね、と同情していましたが、聞いててどんどん腹が立ってきました。

普通、どんなに忙しくても、電話の1本くらい自分からするでしょう?

ましてや会社のメール2週間もほったらかしにはしないでしょう?常識のある社会人なら。

挙句、「なぜあなたの旦那は電話をくれなかったの?私はメールをチェックするのが嫌いなの。今度からは遠慮せず電話で話して、ってご主人に言っといて」って。


電話に出んかったのはお前やないかい!

まったく。


聞いてて呆れてしまいました。

この人、ほんとうに40歳近い社会人なんだろうか?と。

お勉強ばかりしてきた「頭でっかち」には常識というものが欠けているのでしょうか・・・。

こういうのが大学の先生をしている訳ですから、教育界というのも問題が山積みやなぁ~、と思うわけです。


そして残念なことに、この先生。アジア人なんですよね・・・。

このままでは学校で、アジア人教師全体の資質が問われる事になりかねないので、私としても気がかりです・・・。

藤の花

2009年06月22日 | Weblog
旦那がアメリカに行ってからというもの、お買い物やちょっとしたお出かけは極力歩いて行く事にしています。

車はあるのですが、マニュアルなので運転できないのです。

いや、運転しようと思えば出来るのでしょうが。

とにかくペーパー歴が長すぎる私にとって、車の運転は「怖い・危険・考えられない」の3Kになってしまいました。

しかし、「歩く」ということで汗をかき、裏道を覚え、胃腸の働きがよくなった、という良い効果ばかり出てきているので、旦那が帰ってくるまでのしばらくの間、ゆっくりご近所を歩き回ろうと思っています。

それで、昨日は電池を買いにスーパーへ行こうと思い、いつものように肩掛けかばんを持って家を出ました。

家からスーパーまでは一本道を20分。

冷たい風が吹き付けるのですが、歩いていると心地よく感じます。

そんな道すがら。

ある家から懐かしい香りが。

昔、嗅いだ藤の花の香りがしてきたのです。

どこからだろう?と思って見回してみましたが、どこにも藤の姿はありませんでした。

その家の庭もキョロキョロ見回しましたが、どこにも咲いていませんでした。


不思議です。

あれは何だったんでしょう?

でも、ヨーロッパに藤なんかあるんでしょうか?

そして、あったとしても6月に藤が咲くんでしょうか?

「よくわからんなあ?」と思いながらスーパーへたどり着きましたが、目当ての小さい電池は見当たりませんでした。


でも藤棚の藤って本当にきれいですよね。

そしてあのあま~い香りは本当に大好きです。

藤の花の「お部屋の芳香剤」とか出ていたら買うかもなあ~。

と思いながら昔よく見に行った藤で有名な武蔵寺(ぶぞうじ)を思い出しました・・・。


(参考↓武蔵寺を紹介しているサイトがありました。とてもきれいです。みてくださいな。)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m_star/season-buzouji.htm
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くじら。

2009年06月21日 | Weblog
今どきの子って「くじら」が昔、肉のかわりの安い肉もどき的ものだったのを知らないんですってねえ。

私が小さかった時(といっても小学生)までは、ふつ~に食べてましたけど。

子供だったので、あまり美味しいとは思いませんでしたが。

実家は自営業だったので、月末、あっちこっちへの支払いがすんだあとは、決まってくじらベーコンとかくじらの竜田揚げとかっていうものが食卓に上っていました。

当時、とっても安かったんでしょう。

小学校の給食でもたまにくじらベーコンとか出てましたし。

当時、メニューが「くじらベーコン」とある日は、給食時間になっても子供たちのテンションは全く上がらなかったくらい人気のないメニューの一つでした。

ところがどうして。今や、あのくじらが高級品ですから。


で、ところ変わって韓国ですが、先日、韓国のあるグルメ情報番組を見ていました。

その日の話題はソウルのくじら専門店。

韓国でもくじらは食べられていて、その日、番組ではくじら鍋やさしみのようなもの、そして冷凍庫に山積みになったくじら肉を紹介していました。

しかし、韓国でも捕鯨は禁止されているはずなのに、どうしてあんなに沢山のくじらの肉があるのか不思議です。

旦那に「韓国のくじら肉はどこからくるのか?」と聞くと、「よくはわからんが、たぶん日本からの輸入とか、定置網にかかって死んだやつとかかな?」と言っていました。


まあ、あと、密漁とか?


他にそうそうルートはないだろうし・・・。


しかし。

懐かしいわー。

くじら。

ベーコン、もう一度食べたいな。




と言う話を旦那にしたら、「俺は貧乏な子供時代いつも食わされたからいらん」と一蹴。


残念。
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うお~~~~!

2009年06月20日 | Weblog
旦那がアメリカに行ってからというもの、1日おきに中国人の友人たちとバトミントンをやってます。

いや~。

旦那一人いないだけでらっくらく~♪

食事も適当に作って終わり。

行きたい所にも一人で行って、好きなだけゆっくり見て回れるし。

たまに一人暮らしに戻るのも楽しいわ。


ところで、中国チームとしょっちゅう顔をあわせるので、ある質問をしてみました。

質問:「イギリスに鮮魚はあるのか!?」

どうです?

普通、あると思うでしょう?

だってイギリスは島国だし。

先進国だし。

名物はフィッシュ&チップスだし。

と~ころがどっこい。

スーパーの鮮魚コーナーに行っても並んでいるのは輸入のサーモンの切り身や味付けしたサバ、輸入のシーバスや輸入の牡蠣などいつも同じもの。

街の中に魚屋さんなども無く、普段魚は中国系スーパーで冷凍の魚を買うくらいです。

それで、例の質問を投げかけてみたわけです。

返ってきた言葉

「鮮魚なんか見たこと無い」

やっぱり。

在英10年以上の人がそう言っているんだから間違いないのでしょう。

聞くとイギリス人は魚はあんまり食べないんだそうです。

だから売れない。

売れないから置かない。



残念です・・・。

上海、キプロス、カザフ、イギリス・・・

九州育ちなのに、もう十数年、おいしい魚から遠ざかっているわ~。
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お客様は神様ですよ!

2009年06月19日 | Weblog
昨日、友人たちに誘われて、夕方からバトミントンに行きました。

その後、バトミントンをしよう、と言い出した人の家に行き、夕食までいただいて帰ってきました。

すると。

バトミントンに行く前に、ドラマをダウンロードしようと思い、パソコンをつけたままにしていたのに、ダウンロードの途中でストップしていました。

おかしいなぁ?と思ってよく見ると、インターネットの接続が切断されていて、そのためダウンロードもストップしていたのでした。

どうすればいいのかな?と思って調べてみると、「モデムと無線LANのコンセントを抜き、しばらく経って再度電源を入れなおしてみてください」と説明が出てきました。

書いてあるとおりやってみましたが、それでも繋がらない。

仕方がないので、インターネットのサービスを提供している会社、バージンメディアに電話してみました。

すると。

案の定、いつものとおりの「インド人オペレーター」が出てきました。

そう。バージンメディアはカスタマーサービスの電話に「時間外」にかけると、自動的にインドに転送され、インド人オペレーターが出てくるのです。

とは言っても私ではネットの接続問題を解決できないので、事情を説明してどうにかならないか?と聞いてみました。

ところが、相手の発音がひどいのと、電話が遠く、向こうの声が聞こえてくるまで時間差があるのとで「は?何ですって?」と何度も聞き返しては沈黙・・・聞き返して・・・沈黙・・・が続き、イライラして電話をいったん切りました。

その後も何度か自分でトライしてみましたが、やはりネットへ接続できないので、凝りもせずまた電話してみました。

さっきとは違う人でしたが、やっぱりインド人。

でも今度は「ややわかりやすい」英語だったので、事情がようやくわかりました。

どうもサーバーに問題が発生したため、私の住んでいるエリア付近でネットの接続が出来なくなっているとのこと。修理に時間がかかるため、復旧は明日の朝9時半ごろとのこと。

電話をかけたのが夜の11時。

まさかこんな時間に「仕事嫌いで有名な」イギリス人が修理するわけもなかろう。とあきらめ、その日は寝ることにしました。

そして今朝10時。

接続してみましたが、やっぱりダメ。

イギリス人の仕事がそんなに早いわけがない!

再度バージンメディアに電話すると、今度は若いイギリス人の男の人が出ました。

平日の営業時間内ならイギリスで電話受けてるみたいですな。

それで、昨日から接続できない旨を伝えると、復旧作業に手間取っていて、今日の夜6時くらいまでかかる、と言われました。

マジか!?なんでサーバーの修理に24時間以上もかかるんかい!?と半ば呆れつつも「ま、いつものこと」と了承してその場は電話を切りました。


仕方ないですな。

日本なんかと違って、こっちは「お客様第一」という考えがものすご~く低いですから。

先日も、バージンメディアがつけていったケーブルテレビのデコーダーがしょっちゅうフリーズするので、「商品を取り替えて欲しい」とメールしましたが、「3日以内に連絡いたします」という返事のメールが来ただけで、その後なんの音沙汰もありません。


こっちではメールで相談しても8割がた返事が来ません。

英国に来る前、色々な不動産屋に「こういう条件で、おすすめの物件を教えてください。連絡ください」とメールを出しましたが、ほとんど無視、もしくは「当社のHPを見てください」という返事しか来ませんでした。

他にもメールで商品について、ある銀行に問い合わせをしましたが、1ヶ月たった今でも返事のメールも手紙も何も来ません。

仕方ないのでカスタマーサービスに電話をしてもインド人オペレーターが出て、結局時間だけが無駄に過ぎてしまうことの方が多く・・・。

車を買うときも電話でまず相談すると「電話ではなんですから、ショールームへお越しください」とくるわけです。

しかし、「車検も通らず、保険も切れた危険な車で運転が出来ないから車買おうとしている。だから家に来てもらえないか?」と相談してもこっちのセールスが家まで来る、ということは絶~対にありませんでした。

仕方ないので、いつ壊れるか、燃え出すかわからない危険な車を運転してトヨタまで行ったのです。(トヨタの営業所がうちから一番近かったから。)


この国で「営業職」というのはと~っても楽ちんな仕事だと思いますよ。

車のセールスマンもセールスに出ないで、営業所で客を待っている状態。

新聞やネットに広告するだけで、自分たちで飛び込みの営業なんかあまり行かないみたいですから。

そしてお客が車を買う、と決めた後も、彼らがうちに必要な書類を取りに来るのではなく、「明日○時にここに持って来てください。」という具合です。

書類持って行った時、営業マンたちは営業所の中で、アイスクリームなんか食べてました。

楽ちんでしょ~?

これでお給料もらえるんだからどうしようもない。

この国の「顧客サービス」への意識がいかに低いかわかるでしょ~?


はぁ~。(ため息)
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怒りの26時間

2009年06月18日 | Weblog
いや~。

旦那の「アンラッキー」度は並じゃないみたいです。

昨日、お昼の12時すぎに離陸予定だった飛行機は、滑走路に出る直前、故障している事がわかり、修理が済むまでの2時間、乗客はロビーに下ろされることも無く、機内で待たされたそうです。

しかもその間、食べ物も飲み物も出なかったとか。

朝早くに家を出た旦那はお腹がすいて死にそうだったそうです。

そして2時間遅れで出発した飛行機は無事、2時間ちょうど遅れでダラスに到着し、そこからLA行きの飛行機に乗り換えなければなりませんでした。

ところが。

LA行きの飛行機もこれまた故障発見。

代替機が到着するまでロビーで待たされる事2時間。

ようやくLAに到着したと連絡が来たときには、ロンドン時間の朝8時でした。

直行便で行けば11時間半で行くのにねぇ~。


こっちの家から向こうの家まで移動全工程26時間・・・。

「お疲れ様でした~。」

と言おうかと思いましたが、ご本人、相当疲れていたのか「今ついた」のメール以降、電話もPCの電源入れた様子もありません。

ゆっくり寝てるんでしょうな・・・。

ま、無事到着して安心しました。。。


たぶん、起きたらこう文句を言うと思います。

「俺はもう、ぜえええええええったいにアメリカン・エアラインズを使わない!!!」

楽しみです。

ブリにあこがれて

2009年06月17日 | Weblog
さっき旦那がヒースロー行きのバスに乗りました。

ヒースローからアメリカのダラス経由でLAです。

ロンドンーLA行きの直行便もあるのですが、ダラス経由のアメリカン・エアライン便が一番安かったんで。

無事到着するよう祈るばかりです。


ところで。

今朝はこのバスに乗るため、朝はやくからテレビをつけてました。(テレビの時間表示をみるため)

つけていたのはITVというテレビ局のGMTVという番組だったのですが、この番組の、あるコーナーゲストで呼ばれて来ていた女の子。

びっくりしました。

ブリットニー・スピアーズに憧れて、その子ったらこれまでに衣装やメイク、なんだかんだにこの10年間で13万5千ポンド(21,366,914円/本日のレート1ポンド158.27円)もつぎこんだそうで。

(↓16日の新聞にも載ってました。)
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-1193278/I-spent-135-000-look-like-Britney-The-civil-servants-daughter-copies-wayward-idols-shaven-head.html

確かにブリットニーそっくりに仕上がっていて、テレビカメラとともに街に出かけると、みな本人と思い込んで「写真撮って~!」と沢山の人が寄ってきていましたが。

しかし、司会が彼女に「歌ってみせて」といい、歌いだした彼女の歌は「本物が聞くと気を悪くするだろう」と思わずにはいられないものでした。

でも話し方や歌い方まで本人を研究しまくった、というのは画面から伝わってきました。

でもそれがなんか、「私、すごいでしょ!見て見て私!」的な。。。

それで司会の二人がどん引きしているのも彼女には分からず。。。



ま~、世の中にはいろんな人がいるもんですな。

しかし、新聞によるとこの子「公務員の娘」ってなってるけど、こっちの公務員ってそんなに給料がいいのかな?


ま、私はブリットニーより「ブリトー」とか「ブリの刺身」の方がず~っといいっすけど。

豆腐豆腐豆腐豆腐豆腐(5豆腐)

2009年06月16日 | Weblog
最近、食べたいなあ~と頭をよぎるもの。。。

有田の「ごどうふ」

漢字で書くと「呉豆腐」


知ってます?

佐賀の有田(有田焼の有田です)の名物で、豆腐を作るときに入れる「にがり」の代わりに「葛」を入れます。

なので出来上がったものは、豆腐というよりごま豆腐に近い食感で、とってもぷるんぷるん♪

ほ~んとに美味しいのです。


有田の方では酢味噌やしょうゆで食べるようですが、うちの近所の豆腐やさんでは黒蜜がついてきます。

黒蜜をかけるとまるで杏仁豆腐のような美味しいデザートといった感じ。

人気商品なのか、あまり作ってないのか近所の豆腐屋さんではすぐに売切れてしまいます。

今では福岡でも「博多ごどうふ」と言うのが出ていて地元でも手に入るようですが、これまた売っているところが少ないので探すのに苦労します。


ああ・・・。

書いているうちにまた食べたくなった・・・。


詳しいことは↓こちら。(ごどうふ.comだって♪)
http://www.godoufu.com/
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びびりですんで。

2009年06月15日 | Weblog
あさってから旦那がアメリカに一時出国です。

カリフォルニアの両親と息子の件で色々と手続きがあるのと、自分の免許の切り替えがあるんだそうで10日間は帰ってきません。


どうしよう。

その間、一人になってしまうではないか!

私、図体でかいけど、結構、ビビリなのだわよ。

この前も旦那が出張に行って、私一人で1ヶ月留守番だった時、ひじょーに怖かったのよ。

だって、この家、古いし。

下に人が住んでるから、泥棒の危険性とかはないんだけれど。

なんかね~。後ろにいる気がしたりとかね~。



あ、ちょっとちょっと。

話、聞いてる?

もう、待ってよ。

逃げていかないでよ。

え?デカイ図体のおばちゃんが何言ってんのかって?くだらないって?

そんなこといわないでさ~。

「怖い」とか言ってる自分でも情けないと思ってんだからさ~。

ねー。ちょっと。

あー。わかったわかった。

「すべらない話」でも見てまぎらわすからさ~。

ね~。置いてかないで~。
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家電に悩む女

2009年06月14日 | Weblog
今日見た夢はとても変だったので、どなたか夢判断をしてくれるとうれしいです。


今朝方、私は夢の中で「ダイエー」にいました。

そう。あのスーパーの。

昔、ホークスを持っていた球団の。

そのダイエーのどこのお店かはわかりませんが、結構大きな支店でした。

そしてそのお店の家電売り場にいたのです。

家電売り場で私は「浄水器」や「冷蔵庫」そして「電子レンジ」などキッチンまわりの家電商品をグルグル見て回っているのです。

そして「どれを買おうかな~?どれにしようかな~?」と一生懸命悩んでいるのです。

そうしているうち、お店のお兄さんから「こちらなんかどうですか?」となぜかPSPのような小型のゲーム機を勧められました。

「そんなもん要らないです」と断って売り場から出ると、横に広いゲームコーナーがありました。

そこで「クレーンゲームをしたいなあ」とぼんやりみているところで旦那の声が・・・。


「ねえ。まだ寝てんの!?もう昼すぎだよ!」

へぇ?と思って目を開けると本当に12時40分でした。

いや~。すごい。

昨日寝たのが夜中の1時。

11時間以上も寝てしまいました。

日曜に昼まで寝たのなんか若い頃以来、久しぶりでした。ハハハ。


そしてあわてて起き上がって顔をみると、眉間に3本縦じわが!

家電コーナーでなんでこんなに悩んでいたんでしょうか?


だれか夢判断できる人がいれば教えてください。

以上。


マレーシアからいらっしゃいました。

2009年06月13日 | Weblog
おととい、旦那のむか~しの教え子が遊びに来て、今日の午後帰って行きました。

マレーシアからロンドンに来てその足でうちへ。

来週からはフランス出張だそうです。

20代後半で世界をまたにかけて仕事している「かっこいい」独身貴族でした。

顔もなかなかのもので、めがねをはずすと柳葉敏郎みたいな顔でしたよ。(かっこいいのかな?ま、とても愛嬌のある顔です。)

しかしマレーシアってとても興味深い国ですね。話を聞いた限りでは。


1年中暖かい(暑い)国というのはどんなもんなんでしょう???

キプロスは地中海性気候とはいっても冬は2ヶ月ほど寒くなります。

その間、もちろんジャンパーなどは手放せません。

もちろん雪などは降りませんが、北にあるトルコからものすごく冷たい風が吹き付けてきます。

でもマレーシアは1年中常夏。

うちに泊まったとき、布団を用意したら「わ~。こういう布団の感触って久しぶりです。いいなあ~」とたいそう気持ちよさそうに寝ていました。

翌日も「布団が気持ちいい。出たくない」という始末。

マレーシアではこういう布団で寝る必要がないんだそうな。暑いから。

あと、うちで使っている紅茶ポットには、さめないようにフェルトのカバーがついているのですが、これもたいそう珍しがって「これいいですね。」というので私が「これ、安いしおみやげに買って行けば?」というと、彼は「マレーシアではお茶が冷めたほうがいいので必要ないです」と言われました。

たしかに。

暑いとこで冷めるの防止カバーなどついてても・・・。

われながらアホでした。

他にも彼は観光で連れて行ったバースのあるパブで見かけた、ブタをかたちどった看板をわざわざ写真に撮っていたので、「なんでこんなもんが珍しいの?」ときいたら、マレーシアの国教はイスラムなので絶対にブタを看板に使ったりする事がないんだそうです。


彼の住んでいるのはマレーシアでもシンガポールに近いところ。

ここはインドネシア系の移民も多く、彼らの一部のせいで非常に治安が悪くなっているらしいです。

そしてマレーシア全体では「中国系を排除しよう」という運動が盛んで、中国系はいつも差別と暴力の危険におびえて暮らしているんだそうです。

なので、彼もいずれは仕事場のあるシンガポールの国籍をとってシンガポールに移住するつもりだ、と言っていました。

他にも彼が言っていた興味深い話はマレーシアって以外に物価が高いということ。

マレーシアからシンガポールまで通勤するのに往復2千円もするとか、うちで乗っているような中古の車でもトヨタみたいな日本車であれば200万弱はする、ということ。

実家の一ヶ月の電気代が日本円でいうところの2万円ほどすることなど初めて聞く話にびっくりしました。

今までマレーシアの物価は当然安いものだと思い込んでいたので。


「同じアジアなのに、本当に何にも知らないんだなあ~」と自分でも情けなくなりましたよ。

しかし、色々な国の生徒を送り出してきたうちの旦那は、ある意味「すごい人」だと改めて思いました。

だって、私の知っているだけでも彼の教えた生徒の国籍は20カ国以上はくだらないでしょう。

そしてそんな色々な国の生徒たちと話する機会に恵まれて、私は本当に幸せだと思います。

普通、そんな経験めったに出来ないですからねえ。

ありがたいことです。



ただし引越し貧乏だけど~。
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