今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

まさかLAで

2020年01月31日 | Weblog

昨日、旦那一人だけでカリフォルニアの方に出張したんですよ。

で、さっき到着した旦那からLINEが来たんですけどね、それ見てビックリ。

LAの空港まで呼んだUber(ウーバー)の運転手が、到着して旦那の顔を見るなり、「Oh, S〇〇t!」とつぶやいたらしいです。

恐らく、運転手は「アジア人」というだけで「やばい、肺炎じゃないのか!?」と思ったに違いないんでしょう。(顔はたしかにチャイナ系な顔だけどもよ。)

結局その運転手は到着するまでずっと「どうしよう。どうしよう。」と青い顔をして運転していたそうです。

 

なんなんでしょう。

うちの旦那はウィルスじゃないのに。

ちゃんと機内でも空港でもマスクしてたし、感染ももちろんしてないのに。

 

ニュースではフランスなどでそういった差別が出始めているというのはみましたが、アジア系がたくさん住んでいるLAでもそういうことが起こってきているのには驚きました。

今回幸い、乗車拒否はされませんでしたが、滞在中、どこでそういう差別的なことがあるかわからないので心配です。

旦那には一応、「治安の悪いところには行くな」「一人で出歩くのはやめときなさい」と忠告しておきました。

無事に戻ってきてくれれば良いんですが・・・。

家に戻ってくるまで色々な意味で気がかりです。


力也とカイザー

2020年01月31日 | Weblog

Virgin Radioというイギリスのラジオ局があるんですけどね。

私の好きな曲が良くかかるんで結構ひまな時に聞いているんですよ。

なかなか選曲もよくて、80年代から最近流行りの曲まで色々と流しているんですが・・・。

この前、だいぶ昔に流行ったKaiser Chiefs(カイザー・チーフス)の「Everyday I Love You Less And Less」がかかったんですよ。

で、聞いてて思った。

 

「あれ?何かこのメロディ、すんごいなつかし~感じ。」

 

もう一度彼らの曲を聴いてみて、わかった・・・

 

あれは・・・

 

 

「ホタテのロックン・ロール」だった。

 

「ホタテをなめるなよ!(Go Go)」

「大人にゃまけないぜ!(Go Go)」

 

なんだろう、この二曲の二極。

まるで対極。

 

とりあえず興味あるヒマなひとは聴いてみて。

Everyday I Love You Less And Less

 

ホタテの着ぐるみ着た安岡力也のホタテマンが目のまえちらつくから。

あ、全然わからない人は、ただの若者です。

わかる人はひょうきん族で育ったおっさんかおばちゃんです。


あはれ!

2020年01月28日 | Weblog

お正月にテレビ番組で「なすなかにし」が出ていて、この声どっかで聞いたな・・・

何で聞いた声かなあ・・・

どこやったっけ・・・?何やったっけ・・・?

うおおおおおおおおおおお!!!

となって苦しかったいたのですが、ようやく思い出した!

 

あはれ!名作くん」でした!

 

思い出して「名作くん」をみてみましたが、これやっぱり面白いですね。

 

はっときますんでみてください。

 

あはれ!名作くん 第22話「二っ休さん」

 

今回はちょっと疲れているので、箸休め的ブログでごめん。


高雄の話②とその他もろもろ

2020年01月25日 | Weblog

え~・・・また台湾の話です。

高雄のことなどなどでも・・・。

台湾に行ったら絶対飲んでみたいと思っていたのが、老虎堂の黒糖パールミルクでした。

(写真はネットより拝借)

最近、日本にもようやく進出してきて、実は東京と大阪にもあるのですが、ここは是非本場で飲みたいじゃないですか!

本店は台中なのですが、台中では行く暇がなかったので高雄で~!と思って探してみたら。

なんと六合夜市に露店出してました。(普通に街なかにも露店じゃないお店があります。)

露店なのでメニューは黒糖ミルクとあずきミルクの2種類しかありませんでしたが、私はもちろん黒糖のほうで。

たしか1杯50元くらいだったかな?

日本では600円くらいするので現地ではかなり安く飲めます。

台湾でもかなり人気があるようで、6時ごろに通った時はすんなり買えたのですが、その後、海鮮のお店で食事をして再度そこを通った時にはもうすでに売り切れていました。

熱々に煮詰めた黒糖にタピオカがからめてあって、それを冷やした牛乳とそーっと合わせていくという飲み物。

虎の模様のようになるので店名も老虎(トラ)堂というのでしょう。

出来上がったその黒糖パールミルクは半分あつあつの黒糖シロップとタピオカ、半分冷え冷えの牛乳なので、店のお兄さんから渡されたとき「ちゃんと振ってまぜてね~」と言われました。

ただ、まぜると虎の模様はなくなってただのベージュになっちゃうんだけどね。

ちょっと振って混ざったところでストローさしたら、吸い込むごとに口の中にでっかいタピオカがぐいぐいやってきます。

まあそのタピオカのもちもちして美味しいこと。

あれは現地で是非味わって欲しいです。

ただ、牛乳なので普段からお腹が弱い人にはあまりおススメしないですが・・・。

 

あと、その六合市場の近くに「舊振南」という中華菓子店があるのですが、ここのお菓子は包装がとてもきれいで防腐剤も入っていないということで地元の人にも人気があると言われました。

防腐剤が入っていないので賞味期限がちょっと短いですが、パイナップルケーキはたしかに美味しかったです。

そしてなぜかこの舊振南のある通りにはケーキ屋さんだとか中華菓子のお店が何軒も並んでいるのですが、ケーキ屋さんの何軒かでチーズケーキをイチオシしていました。

そういえば台中の宮原眼科でも食事をしましたが、食後に出されたデザートはミニチーズケーキでした。

台湾では今、チーズケーキが流行りなのかな?

しらんけど。(笑)

それにしても宮原眼科で出たチーズケーキは「日本のものよりウマいかも!!」と感動したくらい上品であっさりとして美味しかったです。

 

パイナップルケーキといえば私は今まで「佳徳糕餅」のが一番おいしいと思っていましたが、台北で旦那のお友達にもらった奇美食品(CHIMEI)のやつも非常に美味しかったです!

佳徳もおいしいけど、奇美の方が洋菓子っぽい味がするかな。

箱も黒で見た目ものすごく高級な感じだしね~。

売ってるところがあまりないので知名度は低いらしいけど、台北のお友達は「私はここのが好き」とおススメしていました。

 

しかし、台湾ってパイナップルケーキかお茶かっていうくらいそればっかりでなかなか他に美味しくておすすめのお土産って思いつかないですよね・・・。

最近は台湾雑貨なんかも面白いのがたくさん売ってますが、それも若い子ならいいけど私みたいなおばちゃんにはちょっと・・・だし。

あ、そういえば台湾人の友達に「日本では今、台湾のレトロバッグが人気あるんだよ」と言うと「こんな・・・昔、ばあちゃんが使ってたような網バッグが・・・ようわからん。」とドン引きしてました・・・

(↑)こういうの。

日本で言うところの(↓)こういう感じでしょうか・・・。

日本では「かわいい」で済むかも知れませんが、台湾人にとってあの網バッグは「ダサダサ」アイテムに見えるのかもね。

 

あと最後に。(まだあるんかい!)

高雄空港を利用する人で、エバー航空やスターアライアンスの上のクラスの人は是非エバーのラウンジを利用してみてください。

高雄のラウンジはなかなか食べ物も飲み物も充実してますし、なにより混んでない。(トイレもきれいよ

コーヒーや点心なんかもおいしいのですが、中に一つ私がビックリしたものがあるのです。

それは冷蔵庫の冷たい飲み物たちの中にあった透明のプラ容器に入った緑茶。

六奉茶荘」の高山烏龍青茶というものなのですが、これがすごい。

何がすごいって、茶葉がそのまま入ってます。

どうやって飲むかというと、開けると茶こしがついているのでそのまま口をつけて飲めます。

味はウーロン茶のような濃い緑茶のような味なのですが、キンキンに冷えているのでとても飲んだ後すっきりして美味しいです。

飲んだ後に小さい飲み口から茶葉を捨てるのがちょっと面倒(茶こし部分は取れます)ですが、それを取り除いてきれいに洗って乾かしたらまた茶葉と水を入れて冷茶を作れるようになっているとか。

昔は熱いお茶しか飲まなかった中華な人たちも、さすがに暑い台湾では冷たい飲み物がウケるらしく、「冷泡茶(水出し茶)」という冷たいお茶もよく飲まれているらしいです。

しかし、やはり「生茶」なので、プラ容器入りのこのお茶の賞味期限はとても短かったです。(ネットでも通販はあるのですが到着から17~18日以内に飲めとあります。)

この六奉茶荘という会社は、高雄の南「屏東県」にあるので、地元以外ではなかなか出回っていないのかもしれませんが、見かけたら是非飲んでみてください。(高雄空港のエバーラウンジにはあります。)

美味しいのはもちろん、そのビジュアルに大変驚かされること間違いなしなんで。

 

それでは、今回の台湾話はこのへんで。

 

 

P.S.

一つ忘れてたわ~。

台湾の空港に行ったら出発とか到着とかの表示がある電光掲示板を是非よ~~く見てください。

「OKINAWA」と書いてあるところの中国語表記がなんと、「琉球」になってます!

台湾の人にとって沖縄は、どうもまだ琉球王国のようです・・・。

これだけが今回の台湾旅行で一番の「なぞ」でございました。

 


「きょうのちきち」とは?

2020年01月23日 | Weblog

ちょっと台湾の話が続いたので、今回は京都の話など。

 

昨日、旦那が「ちょっと家で仕事する」と朝からずっとパソコンの前で頑張っていました。

今週末からまた海外出張に行くため、その前に仕事を片付けておきたいということで。

横でテレビをみるのもはばかられるくらい真剣にお仕事をしているので、私はおジャマにならないよう昼ごはんだけ作って京都の伏見稲荷へ行くことにしました。

今年は実家でバタバタとお正月を過ごしたのと、関西へ戻ってもどこの神社も人だかりで入れないと思い初もうでに行きそびれていたので・・・。

伏見稲荷駅までの電車内はとてもすいていたので、「やっぱり正月過ぎたら人もだいぶ減ってるなあ~」などと思いながら駅の改札口を出てビックリ!!!

伏見稲荷までの道のりは観光客で超・超・超ごった返していました。

たしか中国の旧正月休みは24日からだと聞いていたのですが、早めに休みをとった中華系の観光客がたくさん。

他にも欧米系、東南アジア系らしき人たちも駅から本殿までの参道をぞろぞろ歩いていました。

人ごみにまぎれてちょっとずつ進むと御手水があり、そこで手を洗っていると中国人たちから「あ~、これは手を洗うのか!」とジロジロみられちょっと恥ずかしかったのですが、そこを無視して本殿へ。

周りにあまり日本人がいなかったため、外国人たちはどうやってお参りしていいのかわからず、ここでも私がお参りする様子をジロジロ見られなんだかとても緊張してしまいました。

お参りを終え、「やっぱり一年の始めだし~」とおみくじをひいてみることにしました。

おみくじの筒を軽くシェイク!シェイク!

そして出てきた数字は「26」番

巫女さんに26番のおみくじを出してもらい、さて、その結果は・・・

 

「凶後吉」(きょう のち きち)

 

が~~~~~~~ん。

 

新年一発目に見る「凶」の字はかなりショックでしたわよ。

書いてある内容も「失せもの出てこず」、転居や旅も「よくない」、病気「長引く」、転職「よくない」などなど縁起でもない事ばかり。

しかも最初に書いてあったことが・・・

 

「他人の意のままになりすぎて身を亡ぼす兆である。一日も早く立て直しをしないと人生の敗者となる、今が最後の機会である。」

 

 OMG!(ほんとそのまま「ああ、神様!」よ。)

 

と思いながら一旦怒りを抑えておみくじを結びつけてきましたが、どうしても納得がいかない。

結局、「凶」ではあるものの、その「のち吉」というのは良いのか悪いのか!?と思いネットで調べてみました。

すると。

伏見稲荷のおみくじの順番を書いてあるサイトによると、「凶後吉」は良い方から4番目にあたり、比較的良い結果だということが分かりました。(「東雲のネットニュース」さんより)

良かったね~。

「凶を乗り越えると吉がある。」努力次第で吉と転ずるんだってよ。

 

でも、ここでふと思った。

「他人に流されて己の身を滅ぼす」とか「自分の人生建て直せ」とか言うけどさ・・・

そのくせ「転職よくない」とかも言ってるじゃん・・・?

 

いったい、どうしろと?

 

何だかとてもモヤモヤするけど、とりあえず頑張ればなんか良くなるみたいだし、希望を持ってこの一年乗り越えていこうと思います。

 

 

なんだそれ。

 

 


高雄の話①

2020年01月20日 | Weblog

高雄での話

高雄の観光地と言えば、やはり打狗英国領事館とか愛河、六合夜市そして駁二芸術特区のあたりでしょうか。

でも私のイチオシは旗津半島です!

MRT西子湾駅からちょっと歩くのですが、海側に渡船場があり、そこから船で10分。

目指すは西子湾の目のまえ、すぐそこの対岸です。

船は人も自転車もバイクも積んでいくという地元民の生活の足。

なので料金もお安いです。

片道現金で30元(約110円)、交通系のICカード(ヨウヨウカー)などを使うと20元(約73円)。

たった10分の船旅ですが、海に出ると街なかにある高雄85ビルがそびえ立っているのがきれいに見えます。

ここはあまりにも高いので、近くではうまく写真が撮れないのですが、海に出るとその高さに驚くとともにきれいに写真におさまります。

このビルには昔、展望フロアがあったのですが、現在は改装中で展望台には入れませんのでご注意を。

10分間、波に揺られて到着すると、レンガ色のとてもレトロな旗津の渡船場に到着します。

周りにはレンタルバイクやら露店やらなんやらかんやらで、まるでお祭りのような雰囲気が漂っています。

そこから食堂や商店のある通りを抜けたところに砂浜の海水浴場があり、遠くには入港を待つタンカーや船がずらずらっと並んでいるのが見えたりします。

旗津には大きくて有名な天后宮があるのですが、年末に行った時点では改装中で、プレハブのような囲いで臨時営業とでも言いますか、仮の建物に皆さんお参りしていましたよ。

暖かい空気にヤシの木、そして目の前に広がるビーチを見ると「あ、台湾って南国だったわ~。」とようやく高雄まで来て実感できると思います。(台北は寒かったからなあ)

旗津の渡船場から続く道には新鮮な魚介類だの南国のフルーツだのタピオカドリンクやら何だかんだと夜市のように並んでいます。

が、うちの旦那はサトウキビをその場でしぼったものを売る「しぼりたてのさとうきびジュース」の売店でキンキンに冷えたものを買い、「これ、最高~!」と言ってゴクゴクうまそうに飲んでました。

私は小籠包のお店で食べた餃子が美味いと思いました。(小籠包やないんかい!笑)

小籠包も頼んだんだけどねえ・・・。

あれは小籠包の形をした「肉餃子」でしたんでねえ・・・。

あの店で注文するなら看板メニューの小籠包よりあつあつ餃子の方がおいしいよ!

旗津からまた船で戻った時に気が付いたのですが、実は鼓山輪渡場の周辺にはグルメなお店がたくさんあったのです。

かき氷だの豆花(とうふぁー)の店など色々と並んでいて、外国人の観光客もみな美味しそうに食べてました。

次回もし来ることがあれば、是非あの辺でかき氷でも味わってみたいと思います。

 

海辺での~んびりが好きな人は是非、旗津に行ってみると良いですよ。

晴れた日ならさらに楽しいと思います。


台中での話②

2020年01月16日 | Weblog

台中で泣きそうになった話・・・。

まあ、そう大したことではないのですが・・・

 

台北から台中に移動した日が土曜日。

手元にあったのは、ちょっとホテルでお金両替しとこうかなあと思うくらい微妙な額の台湾ドル。

私は日本から日本円を持ってきていたので、足りなさそうならホテルで両替すればいいと思っていました。

ところが、旦那が「レートの悪いホテルで両替するより、ATMで現地通貨を引き出す手数料の方が安い。ATMで出して!」と主張します。

台北では時間がなかったので、台中到着後、駅のATMでおろそうとしました。

しかし1台目のATMでは「このカードは取り扱いできません」と出てきました。

「おかしいなあ???」と思いながら、しょうがないと他の銀行のATMでやってみましたがこれもダメ。

続けて3台目、4台目もことごとくダメ。

カードを変えても、旦那のカードでもダメ。

もうこの時点で旦那はパニックに陥っています。(なぜなら自分がATMでおろせと言ったから。)

コンビニでも郵便局のATMでもできないので、とりあえずホテルで両替できないかと思い、予約したホテルへ行きました。

しかし、予約していたホテルでは両替をやっていないといわれたため、困り果てているとフロントの女性が「困ったわねえ。今日は土曜だし。銀行開くのは月曜だし・・・。あ、ホテルの裏に台湾銀行のATMあるから一応、そこに行ってみて」というので彼女に道順を紙に書いてもらいました。

そして行こうとすると、その女性がカウンターから出てきて「ホテルの裏道通ったらすぐだから!」と裏道から銀行へ出るところまでわざわざ案内してくれました。

で、その台湾銀行でもやってみましたが・・・やっぱりダメ。

結局、その日に予定していた日月潭観光はこの時点ですでに午後になってしまったのであきらめました。(日月潭は直行バスで2時間くらいかかる)

ホテルへ戻り、ATMでおろせなかった旨を伝えるとフロントの女性が「ならば近くのショッピングモールの1Fで両替してくれるかどうか電話して聞いてみるわ。」と電話してくれました。

すると「両替してくれるそうですよ。歩いてすぐだから行ってみて」と言われました。

もうね、この時点でこの女性が神に見えました。

行ってみると結構な規模のショッピングモール。

そこの1Fに総合インフォメーションのようなところがあり、そこで両替をしてもらい、無事、台湾ドルを手に入れ週末も安心して過ごすことが出来ました。

ようやく現金を手に入れ、市内観光をしましたがみんなとても親切。

特にタクシーの運転手さんなんかは、私が中国語の出来る日本人だとわかるとあれやこれやと嬉しそうに質問をしてきて、とても楽しい雰囲気になりました。

そのうえ私たちが台中に来るのが初めてで、どこを観光すればいいのか分からないと言ったら、「○○は行ったか?△△は知ってるか?」と色々教えてくれ、「日月潭は是非、早朝に行きなさい。朝が一番きれいだから」と教えてくれました。

最後降りるときには305元の料金も「300元でいいよ~!」とまけてくれ、大変うれしかったです。

翌朝、ホテルをチェックアウトするとき昨日銀行への道順を教えてくれた女性がフロントにいたのですが、「今日チェックアウトします」と鍵を出すと、本当にさみしそうな顔をして「もう行くの?」と言われてしまい思わずこっちが泣きそうになりました。

感謝の言葉を述べ、ホテルをあとにし、台鉄台中駅から台鉄新烏日駅(高鉄台中駅に隣接している)へ向かう時にはなんだかそこを離れがたい気持ちになりました。

 

いやいやいや~。

もう台中の人ってとってもおっとりしているけれど、情が深~くて優しい人ばかりでしたよ。

ただただ台中駅周辺にあまり銀行や郵便局がないのと、お金がおろせなかったという悪いことが重なっただけで。

以上、ATMでお金がおろせずパニックになって泣きそうになったのと、人のやさしさに触れて泣きそうになったというお話。

 

で、後日談。

日本に帰ってきてなぜATMからお金がおろせなかったのかカード会社に電話して聞いてみました。

すると・・・

「お客様はキャッシングの設定をされておりませんね」ですと!!!

なんと。

カードを作る時に「キャッシングはしない」と申込みしていたため、「海外でお金をおろす=海外キャッシング」ができなかったというアホみたいな話。

まあ、「キャッシングできるようにしたら海外で不正利用とか怖いしなあ~」とか「お金をガンガン引き出して使いこんでしまうかもなあ~」といらん心配して申込みしなかった・・・はず。

自分でも馬鹿だねえ~と呆れてしまいました。

で、早速カード会社に申し込みましたよ・・・キャッシング。

審査に2週間ほどかかるそうですが、結果問題なければ次回からは海外でもATMで引き出しが出来るようになるはず・・・。

気長に審査結果を待つことにします。

 

 

ところで、ついでに今回の台湾渡航でいくつか気づいたこと書いときます。

 

・台湾の入国カードは日本でネット登録しておくと楽。(https://niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/)

これ、渡航前にやっとくと、機内で紙の入国カードをCAさんからもらって記入する必要はないのです。

ネットで入国カードの登録できるのはすごく楽ですよね。

「日本でもやればいいのに」とうちの旦那は言ってました。

機内では入国カードと一緒に税関申告書も配られますが、これは申告するものがない人は書く必要はないですよ~。

 

・台北の空港に到着し、入国審査を受ける前にテーブルに何か厚紙のようなカードが並べられているので、特に申告するものがない人は必ずカードを取ること。

これは手荷物の中に肉類だとか植物など持ち込みに検査が必要なものだとか、持ち込み自体禁止されたものを持っていない、だから検査は必要ないというのを示すカード。

手荷物を持っているけれど、検査の必要がない人で日本などの国から入国する人(その飛行機が出発した国によってそのカードがあったりなかったりするそうです。カードが置いて無い場合は全員手荷物検査を受けます。)はカードを持って「検査の必要なし」のレーンをすーっと通れるのでそちらへ。

逆に、知らずにカードを取り損ねた人は全員荷物を検査機械に通すよう言われ、中身を調べられます。(私は知らなくてカードを取らなかったため、検査機器にお土産を通され、「中身は何だ」と聞かれ、「チョコレートだ」と言ってもがっつりお土産の紙袋の中に手を入れてチョコレートの箱の成分を調べられました。)

 

・悠遊卡(ヨウヨウカー)という日本でいうSuicaみたいなカードは到着したらゲットしときましょう。

これがあると、小銭いらずで電車もバスも地下鉄にも乗れますし、もちろん台湾全土で使えます。

場所によってはこのカードで割引料金になったりもします。

また、コンビニやスーパー、レンタル自転車なんかにも使えるので、交通機関で使いきれないと思ったらヨウヨウカーで買い物分を支払えばあまったチャージ金額も使い切れると思います。

カードを買うならコンビニで買うと良いですよ。

大概、レジ前に吊り下げてあって、サンリオのキャラものやビールの形をした面白いカードなんかも売ってます。

空港でも売ってますが普通のデザインのものしかないので、出来ればコンビニでカードを買って、同時にチャージもしてもらえば台湾の移動は楽々です。

 

・冬の台北は寒い。

これ、ほんと~~にビックリなのですが、冬の台湾、特に台北では朝晩は冷えましたし、風がとても冷たいのです。

ホテルなどの建物に入ると暖房がきいているのですが、電車の中などはなぜか外が寒いのにクーラーが入っていたりしてホントに体が冷えます。

そうかと思ってライトダウンを着て出かけると、今度は日が昇ると同時に気温がグングン上昇して汗だらだらになったりして。

寒い日と暖かい日の差がすごいですし、北と南のように地域によって気温の差がまた大きいので、脱ぎ着しやすい上着を常にカバンに入れるようにしたほうがいいです。

半そででいいや、と思って出かけても夕方からとても冷えたりしますし、クーラーが効きすぎて寒かったりするので。

 

なんだかんだと書きましたが、台湾旅行のプロでも何でもないのでこれ以上詳しいことは尋ねられても答えられないです~。あしからず。

では。

次回、台中から高雄に移動して・・・そんな話など。


台中での話①

2020年01月14日 | Weblog

前回、台北から台中まで移動した話を書きました。

と言うことで、今回は台中でのお話を少し。

台鉄台中駅のそばにあるホテルを予約しておいたのですが、到着した時間が早かったため、チェックイン出来ず荷物だけ置いて観光に行くことにしました。

本当は日月潭に行きたかったのですが、旦那が前日飲み過ぎ、二日酔いだったのと列車の人混みにもうすでにぐったりしていたので、台中市内観光へ。

台中市内の観光と言えばやはり「彩虹眷村」とか「宮原眼科」と言ったところでしょうか。

彩虹眷村はここ数年テレビや雑誌、ガイドブックなどに頻繁に登場している観光スポットです。

町の再開発で取り壊しになる運命だった建物を何とかして保存したいと思った黄(ホワン)さんというおじいちゃんが一人で家々の壁や通路に絵を描き、それがまあなんともカオスな絵でインパクトがあると話題に。

それを見に全国、はたまた海外から人が押し寄せるようになった結果、建物は残され台中の一大観光地になった、というところ。

赤をベースにさまざまな架空のキャラというか謎のキャラがいたり、サイケデリックな模様があったりして、周りに広がる普通の住宅地の中にポツンとそこだけおかしな空間が出来上がっています。

 

台中駅からタクシーに乗って300元くらいですかね。

参観は無料なので一度見に行く価値はあると思います。

売店に行けばこの絵を一人で描いた黄(ホワン)おじいちゃんがちょこんと座っていて、写真撮影にも気軽に応じてくれたりします。

私も旦那と一緒に写真を撮ってもらいましたが、撮った写真をよく見てみると、おじいちゃんの指が「指ハート」になっていて思わず笑ってしまいました。

こんな茶目っ気たっぷりのおじいちゃんですが、すでに97歳です。

 

カオス空間の観光から今度は高鉄の台中駅へタクシーで移動しました。

というのも台中は1泊だけで、翌日は高雄だったので、高鉄のチケットを購入するため。

まあ、ネットでも予約できるんですが、ちょっと見学のために。

高鉄の台中駅ってすごいですよ。

まるで空港みたいに大きくて、きれい。

中も本当に広くて、お土産物屋さんやら食堂が色々あって楽しいです。

驚いたのは日系の食堂やお店がたくさん入っていること。

まいどおおきに食堂の高鉄版「高鉄食堂」とか、ロイヤルホストとか。

 

ロイヤルホストの売店もあったのですが、なんと売っていたのは、駅弁。

残念ながら朝の10時半からの販売だったので、翌朝10時の新幹線に乗る予定だった私らの口に入ることはありませんでしたが・・・。

次回は是非食べてみたいです。

 

高鉄でチケットをゲットした後は市内へ戻り、「宮原眼科」という台中で人気のお店へ行きました。

「眼科に何の用だ!?」と思うかも知れませんが、実はここ、その昔、日本統治時代に日本人の宮原さんが開いた眼科の病院を台湾の経営者がそのままお店の屋号にしてスイーツとレストランに改築して営業しているもの。

中に入るとビックリするほどおしゃれな空間が広がっています。

1階はオリジナルスイーツの販売とアイスクリームや飲み物などを販売する売店があり、2階から上は中華レストラン。

私が思ったのは、ここは絶対夜来るべき。

外観は昼間のうちに撮影して、中は夜、巨大な金魚型のランタンに灯がともるととても幻想的かつ更におしゃれな空間になってますんで是非。

(すいません。コースター、びちょびちょで。)

お腹もすいていたので宮原眼科の2Fで夕食をとりました。

ここの中華は本格的ですし、味もサービスも大変良いです。

お値段はやや高めではあるものの、あの素敵空間は女子にはたまらんと思います。

ただ、一つ可笑しかったのは、私が中国語でバンバン注文するので、サービングをしてくれた女性が私には箸置きとお箸を縦に置き、旦那には横に置いたこと。

「?」と思っていると、向こうの方でその女性と新人さんの会話が聞こえてきました。

「いい?日本人のお客様にはお箸は横にして置くこと。彼らはそういう習慣だから。」

 

おい、チョまてよ!

 

ってぇことは、あっしは日本人じゃないってことかい!?

 

と心の中でちょっとモヤっとしたのを感じましたが、まあそれくらい私の中国語がネイティブ並みにすごかったということにしておこうと涙を飲み込みました。

食事を終え、ホテルへ歩いて帰る時、駅の前では大きなクリスマスツリーに明かりが灯り、特設ステージでは学生たちの楽器演奏や歌などの公演がありました。

ちなみにその日はすでにクリスマスから3日も経過しています。

「クリスマスとっくに終わったのに台湾ではまだクリスマスツリーがあっちこっちにあるし、まだまだ雰囲気残ってるね」と旦那が言いました。

で、わたし。目ざとく見つけました。

そのクリスマスツリーにこう書いてあったのを。

「メリークリスマス!&ハッピーニューイヤー!」

ええ、たぶん。

クリスマスのあと新年が終わっても、さらにチャイニーズニューイヤーの旧正月が終わってさらにさらに小正月(旧暦の1月15日)となる2月ごろまでこんな感じで残っているのであろう・・・と。

ま、いいんじゃないの?南国らしくのんきな感じで。(笑)

 

では、次回、台中で泣きそうになった話などを。

 

 


台中までの話

2020年01月10日 | Weblog

では、今回は台中へ移動するまでのお話を。

 

前回、台北で2泊したということを書きましたが、その後台鉄に乗って台中へ行くことになりました。

本当は台湾新幹線で行こうと思っていたのですが、旦那の友人が「ホテルどこ?台鉄台中駅のそば?なら台鉄で行った方が良いわよ!高鉄の台中駅はすんごい辺鄙なとこにあるから!」と言うので台鉄で。

台鉄というのは特急や急行、普通などなどの列車を運行している台湾鉄路管理局のこと。

よく聞く「台湾新幹線」というのは「高鉄(台湾高速鉄道)」と言われ、台鉄とは区別されます。

切符売り場も別ですし、地方によっては台鉄と高鉄の駅が違うので要注意です。

で、その台中市も台鉄台中駅と高鉄台中駅の2つがあり、しかもかなり離れているので、タクシーの運転手さんにはちゃんとどちらかを伝えないとえらいことになります。

「台鉄なら明日は週末だから座席を予約しといたほうがいい!」と旦那の友人から言われ、その場で友達がネット予約をしてくれました。

それでも希望する早い時間の列車はすでに売り切れで、自由席しかないというので1つあとの列車を予約しました。

台鉄の切符は駅へ行かなくてもセブンイレブンのibonというファミマのファミポートみたいな機械で受け取るのが普通なのだそうで、友人に「必ず12時までにセブンイレブンに行くのよ!でないと予約キャンセルされるから!」と念をおされました。

ですが。

その後一緒にご飯を食べた他の友人に聞いてみたら、「そんなん、ファミマでも出来るよ」というのでその友達にファミポートでプリントアウトしてもらいました。

印刷されたバーコードを持ってレジで精算すると、レジ横の機械で列車のチケットが印刷され、それを渡されておしまい。

日本のコンビニと全く同じシステムでビックリしてしまいました。

まあ、日本のファミマがやってるから当然っちゃあ当然なんだけれど。

 

そして翌日そのチケットを持って台北駅へ。

乗り込んだ列車はまあちょっと古い感じの特急・自強号でした。(台湾の北「台北」から南「屏東」まで走る長距離列車です)

週末とはいえ始発だからか空席もちらほらあるなあ・・・なんて思っていたら、次の板橋駅でたくさん乗り込んできてついには座れずに立って乗っている人で通路がいっぱいになってしまいました。

日本では「指定席」が立って乗る人であふれて身動きがとれなくなる、ということはあまりないですが、台湾では普通だそうで。

しかも自由席切符を買った人が指定席の車両に乗ってきて、当然のように空いている席に座り、予約していたその席の人が来るまですま~して乗っていたりして、なかなか大陸と似たようなものを感じてしまいました。

で、この立っている人が通路にあふれている状況がもう最悪で。

うちの旦那はトイレに行きたいのに通路は人でぎゅうぎゅう詰めで「こんなの、俺、行けない・・・」とやたら消極的。

「えくすきゅ~ずみ~」とかいいながら行けば?というのですが、それを言いながら遠いトイレに人の波をかき分けながら行くくらいならもう少し我慢しちゃる~とおしっこタンク爆発させないよう、じっと我慢して台中までの2時間ちょっとをギリギリのところで乗り切ったのでした。(アホですね~)

このことがあり、「次の台中から高雄まではぜ~~~~~~ったい高鉄!!!」というので台湾新幹線のチケットを予約しました。

もちろん新幹線にはそんな立ち乗りの人はいなかったのと、ほぼ駅に止まらないというストレスフリーでしたので終点まで旦那は爆睡しておりましたが。

人で混み混みだったのは最悪だったのですが、台鉄の良かったところは、苗栗駅に近くなってきたところぐらいで左側の車窓に3000m級の山々が見えたことです。

富士山より高い山もあったりして、それはそれは荘厳な感じすらしますが、手前にはソテツやヤシの木も生えていて、なんだかそのアンバランスな風景と青い空がとても印象的でした。

あの山脈の美しさは新幹線で瞬間移動するよりも、台鉄でゆっくり堪能するに限ると思います。

そうして何度も出てくる南国の田舎の風景を眺めているうちに台中駅に到着しました。

 

到着してまずビックリ。

暑い!!!

台北出たときはみんなダウンジャケット着ていたくらい寒かったのに!!!ですよ。

朝晩なんかは冷たい風がビュービュー吹きまくるので、台北ではホテルの部屋でも暖房を入れていたのですが、台中についた途端半そででもおかしくないくらい暖かかったのでした。

よく台湾は北部、中部、南部に分けられ、北部と南部は気候が違うといわれるのですが、真ん中の台中ですでに気温が違っていました。

なんででしょうね。

あの高い山脈のせいでしょうかね?

不思議に思いながら台中駅をあとにし、ホテルへと向かったのでした。

 

つづく


忙し旅

2020年01月08日 | Weblog

あけましておめでとうございます。

今回の年末年始はかなり忙しく過ごしていました。

というのも、26日から旦那と二人で台湾旅行をし、そこから実家の九州へ移動して正月を過ごし、その後関西へ戻るということをしていたからです。

これは「暖かいところでゆっくりしたい!」という私の希望によるものだったのですが、かなり疲れました。

やはり、無理はいけません。

 

台湾では台北2泊、台中1泊、高雄1泊しその後、高雄空港から福岡へ移動して年明けから正月すぎまで実家におりました。

台北は以前行ったことがあったので本当は1泊で良かったのですが、旦那の友人が台北に2人おり、彼女たちがどうしても会いましょう、一緒にご飯食べて観光に行きましょうというので2泊にしました。

まあ、今回の旅の目的は「行ったことのない台中と高雄を見て回ろう、そしてついでに台湾新幹線にも乗ろう」というものだったんですけどね。

台北では、旦那の友人が車を出してくれたので彼女の運転で九ふんと十分に連れて行ってもらいました。

九ふんは前回行った時、昼間で全然きれいじゃなかったので、今回は是非夜景を撮りたいと希望して。

十分はまだ行ったことがなかったので、あのランタンを飛ばすところを見てみたいと思いまして。

 

夜の九ふんはやはり昼間の何倍もきれいでしたよ。

 

ただ、人の数も昼間の倍以上いますけど・・・。

 

十分はなかなか風情のあるところでした。

町に近づくとあちこちからランタンが上がり、空にはいくつも浮かんでいました。

線路の通っている町なかでは多くの観光客がお願いをランタンに書き込み、今まさに飛ばそうとしている光景がそこらじゅうで見られます。

 

火がつけられ、ふわりふわりと浮かんでいく姿はとても不思議な感じなのですが、すぐに空高くまで昇っていき、小さくなって見えなくなっていきました。

 

 

十分でランタンを上げる様子を楽しんだあと、滝が近くにあるというので歩いて見に行ってみました。

そこにもたくさんの人がいたのですが、よくよく見ると滝の上のほうの崖や森の斜面、川の水面のあちらこちらにランタンの残骸が・・・。

旦那の友達もため息をつきながら、「あれ、燃え残って落ちてきたランタンなのよ。普段はボランティアが回収してるんだけど、やっぱり崖だとか高い木にひっかかっているのはとれないのよね。」と言いました。

さらに「このランタン、実は空中で燃えつきないのがあって、その火がついたままのやつが近所の家に落ちて火事を起こしたうえ、人が亡くなったりやけどをしたなんてこともあったりしてねえ。今、大問題になっているの。」と悲しい声で言ってました。

観光気分の私ら夫婦はそんなこと露ほども思っておらず、まさかそんな事が起こっていたのかと驚き、そんな場所に彼女を運転させて来させた事に対してなんだかとても申し訳なく思いました。

 

しかし、このランタンを禁止してしまうと十分の町にはおそらくもう誰も来ないと思います。

それくらい辺鄙な場所だし、他には何にもないただの田舎町。

本当に環境保全は大事なのことですが、とりあえず何もない田舎の町の人たちにとっては大事な大事な収入源でもあるし・・・。

のんびりとした田舎で、和気あいあいと希望のランタンを無邪気に飛ばしている観光客がいる一方で、何か大事なものを失いつつある町の人々の現状を思い知らされた気がしました。

なんとか環境に配慮したランタンでも開発されれば良いのですがねえ・・・。

 

では、今日はこのへんで。

台中、高雄の話はまた次回にします。