今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

怒り。そして癒し。

2009年02月26日 | Weblog
先日、ソウルから送った荷物が届けられないまま返却され、それを今度は航空便で送ったのがようやく半年かかって一部届けられた、ということを報告しました。

んがっ。

しかしっ!

4つ送ったうちの1個だけが1週間待てど暮らせど届かない!

「なんで?」と思いながらロイヤルメールの小包配達専用の会社、「パーセルフォース」に電話しました。

すると・・・

意外な答えが・・・


オペレーター:「えっとー。お客様の荷物は税関で課税対象となってますので、税金と手数料合わせて36ポンドお支払いされたあと、配達することになります。」

だって。

「えええええええええっ!!!!!!!!???????」

なんで!?

だって中身は洋服(新品ではない)と靴2足(これも新品ではない)、本数冊だけなのに!?

なんで課税対象になるのかわからん!!!

本当にイギリスって理不尽な事が多すぎて!!!

金ばっかり搾り取りやがって!!!


電話が終わったあと、旦那と二人で「もう絶対納得いかん!!!!!!!」と怒りを抑えられず、癒しの店(私はそう思っている)ASDAへ車ふっ飛ばして行ってしまいました。

ASDAは普通の大型スーパーなのですが、ここの店員はいつ行っても人種差別することなく、私たちも気分がとってもHappyになるのです。

たとえば、お惣菜売り場のおばちゃんに、「すいませーん!」と旦那が呼びかけた時なんか。

彼女はにこやかに「How can I help you,Sir?」と言ったのです。

Sirですよ。Sir。

イギリス人が白人以外の客にSirなど言うことなど私はあり得ないと思っていました。

事実、こっちに来てから一度も聞いたことはありませんでした。

いつも売り場のおばちゃんに呼びかけようと思っても無視されたり、ニコリともしないのが普通でした。

しかし、ASDAは違うのです。


昨日も怒りを抑えきれず、勢いでワインと豚ばら肉とレタスを買って家でサムギョプサルでも食べてやろう、と思ってレジに並びました。

すると、レジのおばちゃんがにこやかに「は~い!」と笑いかけるのです。

そして、ワインを手に取り、バーコードを読み取る時、「あ~。今日はパーティーね!いいわね~。」と言ってニコニコするのです。

私、なんか嬉しくてねえ。

こんな人もいるんだ、って。

帰りの車の中、すっかりレジのおばちゃんに心癒された二人は「あのおばちゃん、なんかアメリカ人みたいだったねえ・・・。」「こんな良い人もいるんだねぇ・・・。」としみじみ語り合いました。


やっぱりね、「人に優しく、自分に厳しく」ですよ。

それが大事。