うそを言ってもいい場合と、そうでない場合がある。特に政治家は、うそをついては困ると思うのだが、実は、政治家イコール嘘つきは、なかば常識化している。
事実政界は、うそだらけではないだろうか。多かれ少なかれ、うそと無縁ではなりたたないとさえ思える。
そのなかで、人民にとって、どの政治家が信頼できるのか、信頼までいかなくても、良しとするか、だ。彼らは選挙になれば、必死で握手を求め、愛想良くふるまう。
不思議なことに、人間は身体を触れ合えば、独特の感覚が生ずる。握手した感覚がその政治家との親近感を高める。
たぶんに生理的なものである。そして、政治家はどんどん握手を求める。人気のない政治家は、握手を求めても、応じてもらえないかもしれない。
政治家は、人民が求める環境、待遇を用意しなければならない。自らの権益や、親族の権益ばかりを図っているようでは、いずれ人民との矛盾が生ずる。
彼らは周辺の共通利害を持つ連中と手を握って、都合よく物事を進める。人民の幸せは後回しであり、かれら支配層が幸せになることによって、人民も豊かになるなどと思い込んでおり、人民にもそう思わせようとしている。
そんな遠回りをせずとも、人間社会はいかにあるべきかを考察して、社会として、やるべきことが何なのか、そこへ向かうしかないのに、自分たちの、利権確保のためには、そうはしないだけのことである。
自民党の支持率があがっているという。自分を信じきれず、嘘つき人間を非難できないと正直人間は思っているのだろうか。
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