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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

マスコミの裏側

2010年12月26日 08時44分45秒 | 思考試行
新聞記者のオオモノが、沖縄で、あなた方は、本当に沖縄の苦しみ、憤りがわかるのか、と言われて、反省したという話を、今朝のテレビで、していた。あきれる話である。何をしてきたのか。知らなかったことを自白したのだ。それは、素直でいいことだが、今まで、黙っていたことは、なんだと言いたい。そこには、痛烈な反省が必要である。

記者クラブには、問題があって、時の政治権力と癒着しながら、特権を持ち、その見返りに、お互い、あまり苦労せずに、情報のコントロールをしてきたフシがある。今もその傾向がある。現政権を、たたきまくるのは、短命とみたからかもしれない。参議院選挙での、民主敗北を受けて、それは、ますます強まり、聞くに堪えないような国会質問、野次などの尻馬に乗って見せたのである。

要するに、スジが悪く、愚直に正義を貫くというジャーナリストの精神が、壊れてしまっているのである。真実は、必ず顕現すると思いたい。明かに、菅政権は、頑張っている。良くやっている。にもかかわらず、それを取り上げない。これは、悪意と言わなくてはならない。公正でなければならない。

そうした状況下で、「カンフルブログ」を菅総理サイドが出してきた。これは、有効である。マスコミが報道しない、イキイキした情報が出てきた。政権交代して、初めての予算案作成も成し遂げた。前政権からの負の遺産を、押し付けられながら、現実をみながら、対処する姿勢がある。

従来の官僚任せではない。政権の姿勢が見えているのである。自民党の心あるひとびとが、官僚の壁を突破しようとしたこともあった。それが、一部ではあるだろうが、実現したのである。省庁間の、「公平なバランス」という感覚は、少なくとも消えたようにみえる。

全部が理想どおりに行かないのは、当然として、改善の方向へと、踏み出し始めた感じがある。マスコミは、姿勢を変えなくてはならない。正々堂々、原点に立ち戻り、ジャーナリストの本懐にこそ、生きがいがあり、誇りがあることを示してほしいものである。

ジャーナリストこそ、問題を抉り出し、その改善方向を模索する尖兵でなければならない。流石と思わせる展望、改善課題をどんどん提案してほしいものだ。

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