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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

権力と国民

2018年10月17日 09時41分14秒 | 思考試行

行政府、立法府、司法とわかれているから、三者三すくみで民主主義がうまくいくと言われている。実態ははたしてどうだろうか。

権力を持ったものは、なんでも自分の思うようにことをすすめたい。となれば、三すくみではなく、「一強」になりたい。そして、権力者そのものが、どう思うかは別に、側近が権力を背景に、みずからの力を誇示する場合もある。

森友、加計問題は、まさにそうではないか。

ありえないことが次々と起こった。本来、世にも珍しい「教育勅語を幼児に暗唱させる」という時代錯誤もはなはだしい籠池夫妻に、安倍内閣総理大臣の妻が共鳴、感動してさまざまな「援助」が開始された。

神風がどんどん吹いて、ありえない価格で土地が入手できた。建物も完成した。

ところが、穴があった。そこから、問題が徐々にひろがってきた。全体として、今も未解決である。この道中で、民主主義の根幹が揺るがされていることが明らかとなってきた。

一強となった権力は、検察もふくめて、司法にも忖度させた。これでいいのか。国民はどこまで、眠り続けるのだろうか。「自分の暮らしには関係ない。関心がない。」それでは、権力は、恐れるものがなく、ますます増長する。

権力を正しく、行使させるためには、国民がよほどしっかりしていないとならない。しかし、今、ヨーロッパに散見される程度ではないか。無茶苦茶な権力だって、結構力を持ち出している。うかうかできない。


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