アメリカははたして、尊敬される国になるのだろうか。貿易収支の不均衡を是正し、中国の南シナ海の「要塞」を破壊し、メキシコに壁を作らせる。それが簡単に実行できるのだろうか。せっかくできたオバマケアも廃止するという。
確かに中国の出方は尋常ではない。日本とアメリカの貿易不均衡も事実だろう。だが、アメリカから農産物をどんどんいれれば、日本の農業は成り立たず、国土保全もままならない。
アメリカ国民だって、弱肉強食の社会は、普通の国民にとって、居心地のいいはずがない。富める者がますます富むような社会を目指しているのだとすれば、そんな政治は、決していいとは言えないだろう。
反作用は、必至だろうとおもう。良識ある部分が立ち上がって、そんな政策が簡単に実行できないようにしていく動きがでてこないはずがないと思いたい。
民主主義がどのように展開していくか。アメリカの動きを注視していきたい。
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