時間がかかっても、おかしなことがあれば、変えて正していく。そうしなければ、事態は変わらない。
少しずつ変えていく。いっぺんにはいかない。そのとき、ひとりひとりが、重要である。一人ひとりが大事であり、大切であることを知らなければならない。
その上で、制度を考える。着手するには、その基本が大事である。特別な階層のものだけが、喜ぶようでは困る。
政治の私物化は、もっとも唾棄すべきことである。選挙で選ばれなければただの人というのもおかしい。
政治を志す場合、なにか別の仕事をもっていることが、必要ではないか。議員をやめた時の戻れる位置があったほうが良い。ない人は、政治家を志すべきではないかもしれない。
政治で喰うとなれば、どうしても矛盾が生ずる。政治家に留まることが目的化すれば、真っ当な政治はできないだろう。余裕がなければ、蓄財に走り、権力の維持に走ることとなる。