そこでどうするのか。交代させるしかない。なんか変なところがでてきたら、取っ替えるまでである。だが、変えるまでに時間がかかる。犠牲者が出る。困難の状況が続く。
人類はドイツで、大きな過ちを犯した。とんでもないことをやってしまった。それも合法的に選挙で、ヒットラーに権力を与えてしまって、あのユダヤ人虐殺事件につながるのである。
日本も、治安維持法で、反対勢力を徹底的に弾圧して、軍部の思うさまの暴走を許してしまった。そのために、多くの犠牲者がうまれた。
いままた、共謀法が成立して、弾圧前夜かもしれない状況となっている。この法律の問題は、一旦、警察権力に目をつけられたら、なんだって口実にして、引っ張られるということである。
一般人は関係ないというが、目をつけられた瞬間から、一般人ではないのである。ここがこの法律の「おいしい」ところなのである。
この警察権力を誰が監視するのか。警察権力がどのような動きをみせてくるか、時の政治権力がどんなものであるかによって、事態は大きく変わる。