金儲けした連中が、いったいどんな努力をしたというのだろうか。本人は、いろいろ考えるだろう。そこには、自分だけの力であったのだろうか。人の成果を横取りしただけではないかと、少しは思わなかっただろうか。
この世の今の仕組みは、誰もが、必ず、誰かの世話になって生きている。一人では生きてはいけない構造になっている。
人様に偉そうに言える立場にはないのである。憐れみの目で人を見ることなんてできないのである。自分が憐れみの目をもってみられる立場なのである。
だから、偉そうにしてはいけない。舛添東京都知事の外遊の豪勢な費用の使いぶりが報道されている。石原都知事だって、そうだったらしい。とんでもないことだ。
税金を無駄遣いして憚らない。こんな連中が、行政をしている。世界をみても、権力の座にあるものが、個人の蓄財に懸命になっている様子が、明るみになってきた。
金に余裕がある人は、それなりに、その使途を眺めてほしい。税金でとられることを恐れて、タックスヘイブンなんて使うなよ。
貧しい人に金をまわすことを、真剣に考えよ。そこから世直しが始まる。