空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

「パフューム」をみる・・・2

2007年03月04日 10時00分13秒 | 思考試行
 「パフューム」の続き、について。映画のなかで、香水の「保存」の方法を教えてくれと、主人公が切望する場面があって、それが、その重要性が、ラストシーンと重なる。もし、保存が可能ならば、それは、エライことであって、ラストシーンの、あの涙は、そのはかなさを悲しんでいるのでは、ないか。と思う。

 この辺は、原作の小説を読めば明らかなのであろうが、それは、お楽しみということにしておこう。

 今日こそ、確定申告を仕上げようと思う。昨日、エクセルを駆使して、収入関係をとりまとめた。もう先からそのようにしているが、パソコンで、顧問先、項目別に、月別に、領収書の控えを頼りに、まとめていく。簡単で、記録されるし、本当に使い勝手がよい。集計も簡単にできるし、有難いことである。

 道具としては、使い道が使い切れないほど豊富であり、贅沢な時代に遭遇したものである。「パフューム」の時代と、大違いであり、今の時代に果たしてマッチするのか不明だが、パソコンを使いこなせない年代層(平均的な意味で)にとっては、人心をあやつる世界としての、怪しさ、魅力は、格別のものがあるかもしれない。

 パソコンは、「保存」に関しては、人間の能力を信じられないほど伸ばしてしまった。検索が得意で、忘れることもない。個人の才能は、一部にあれば、それは、ただちに、その成果が全体に波及することも可能なようにみえる。

 その気になれば、必ず、世の中、良くできるはずである。そうしないのは、限定的に、自らの手をしばっている。それは、正直に自分の意見を吐露できない状況を理解しているからで、そうすることには、まだ、機が熟していないと考えているのだろう。

 「パフューム」が映画化できたことは、徐々にそのタブーの範囲が、せまくなってきているようにもみえる。本質にせまる姿勢が、そのうち明らかになるかもしれない。