空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

労働行政がおかしい。

2007年03月19日 08時25分13秒 | 思考試行
 機械は、動かさずに放置すると、どこかに、不具合を生じる。メンテナンスが必要である。

 人間も同じで、たえず動き、活動しなければ、必ず退化し具合が悪くなる。

 いつまで、どこまで、やるのか、アクシデントのない限り、可能性を求めて、前進する他、生きる道はない。

 やすらぎは、そのあとに、やってくる。

 新しいタネを見つけて、育てる。そこに生きがいがある。

 どんな些細なことでもいいのではないか。安部公房さんの「砂の女」という小説がある。とらわれた主人公が、自力で、水を獲得する手段を、見つけ出して、生きがいを見出す、というような筋書きであった、と思うが、日常生活の中で、こうしたことは、常にあるのではないだろうか。

 何かを始めること、そして、継続すること、そこにしか、活路はない。

 とはいいつつ、政治の影響が大きいのだが、労働行政の貧しさのために、意欲ある若者達を、いじめ、つかいすてにして、いま、社会をゆがめてきている。動きがいのない、ものにしてきている。

 富裕層に迎合した、かれらの言い分に、従った、こんな変な政策をいつまでとり続けるのか。将来の見通しのたたない状況に、わかものたちを、追い込んでいる。

 いつの時代もそうであるのだろうが、力の強いものは、より強くなろうとしたがる。力のみをもとめ、それ以外に、価値を認めない、という輩がいる。

 本音のところで、弱者を使い捨てにして、心の痛まない連中である。弱者を軽蔑し、馬鹿にし、自らの利益をうみだすための、利用の対象としてしかみない。

 こういう連中は、少しつきあってみれば、わりと簡単に発見できる。

 駐車違反の取締りが、強化されたが、同じように、このような連中もとりしまるべきである。

 そのために、何をするのか、まずは、そういう政治の現実を暴くこと、その背景にだれがいるのかを、明らかにすること、具体的にそういう連中を指弾すること、である。彼らの、具体的な、シワザを、記録し、告発の準備に入ろう。

 いつまでも、こんな状況をみすごしてはいけない。

 人間は動かなくてはならない。どう動くのか。舞台装置がこわれていては、人生劇場もいいものにはならない。

 まずは、労働行政が問題である。この舞台装置に、注目しつつ、足元から、行動を始めようではないか。派遣業法や、その他の脱法行為を告発しなければならない。 やらなければ、はじまらないのである。