デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

13.公演当日完全ドキュメント 1

2005-02-22 15:36:21 | カバレット制作ノート
2月18日
朝10時から仕込みということで、9時45分すぎに鴬谷駅に到着。会社の同僚が、10時の鴬谷の駅は、ラブホテル帰りのアベックでラッシュアワーになっているという話を聞いていたので、北口で降りて、ラブホテル街を通って現場へ。ラッシュアワーなんていうのはとんでもない、ヨタ話。3組のカップルと会っただけ。
会場にはすでに、照明、音響、小屋の人が到着して、準備を始めている。今日は楽屋まわりをしてもらうOと一緒に楽屋の割り振り。7階の楽屋はパフォーマーに、舞台下の5階の楽屋はバンドさん、下手袖を藤山さんに入ってもらうことにする。照明の仕込みが、まず今日の前半戦の大きな山場。5人かかりで仕込みに入る。Oはケータリングの買い出しと、楽屋の準備。とりあえず手が空いている、Tと一緒に、6階の指定席つくりの準備。テーブルを7階から下ろすのが、結構大変。全部で18台のテーブルを6階までおろす。そのあと、椅子を手すり沿いに並べてみる。32席つくらなければならないのだが、最初並べた感じでは、もっとたくさん並べられそうな気がして、ニンマリしたのだが、テーブルを入れていくと、34席がやっと。
11時すぎに、ジャグリングの森田君が早くも到着。仕込みの合間を見て、下のフロアーで練習に勤しむ。12時前に次々に出演者が到着。それぞれ楽屋へ案内する。これが結構いい運動になるというか、しんどい。
お昼前にこの運動でちょっとバテ気味。場当たり前に来る予定だった藤山さんも12時過ぎには到着。藤山さんは東京キネマ倶楽部の前身、キャバレー「ワールド」のステージに何度も立っている。「昔とちっともかわっていないねえ」と感慨深げ。演技が終わると、2階のボックス席から、1万円札の紙飛行機が飛んできたこともしばしばあったなどと、懐かしそう。なにか楽しそうな感じ。
バンドさんのメンバーが集まり、そろそろ場当たりの時間なのだが、照明の仕込みがちょっと押し気味。それでもタイムスケジュール通り、ぴったり12時半には完了、さすがである。それから楽器とマイク類をステージに上げ、音響の仕込み。やはりロンドン組の3人を入れて、10名の出演者が舞台に並ぶと、ボリューム感がある。位置を決めてもらう。ひとつ心配だったのは、藤山さん、森田君の演技空間が、十分かどうかということ。バンドさんは多少窮屈そうだったが、上手側に陣取ってもらう。藤山さんも森田君も空間的には問題ないという。一安心。
バンドさんのサウンドチェックが、スケジュールより30分遅くなって始まる。これからはいよいよ時間との闘いが始まることになる。(続く)


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少し復活

2005-02-22 11:04:25 | お仕事日誌
昨日に比べたら、ずいぶん体調が良くなった。10時出社、今日は朝から仕事モード。今日中に提出しなくてはならない、見積もりを作成、メールでクライアントに送る。3月のパーティに出演させる芸人さんとの覚書も作成、メールで送る。同じく3月のイベントについて芸人さんと交わす覚書を作成、FAXで送付。
昼過ぎに軽く打合せ。しばらくボソボソと動いていた春の案件が、いろいろ具体的になってきたようだ。3月に入ると、いろいろと仕事が待っているということだ。
カバキネについての感想がネットで、ちらほら出ているようだ。好意的な意見が多いが、こまかいところで、参考になる指摘も多々ある。
モスクワのA君から久しぶりにメール。ずっと気になっていたソクーロフの「太陽」を映画館で見た感想だった。通勤途中、「論拠と事実」を読んでいたら、ソクーロフのこの映画に関するインタビューが出ていて、見たいよなあと思っていたところ。A君の感想を読んでいたら、やはり見たいと思いが強くなった。昭和天皇をイッセイ尾形が演じているわけだが、果たして日本で公開されるのだろうか?いずれにせよA君の感想は、デラシネでも紹介したい。
査証関係の書類を作成したあと、両国の気功へ。どれだけこの日が待ち遠しかったことか。
見てもらったら、身体が頸だけでなく、腰、背中とガチガチになっているという。いつもより念入りに治療してもらう。すっかり気持ちよくなって、ずっと寝ていた。ずいぶんと身体が軽くなった。これで元通りに戻るだろう。
21時すぎに帰宅。 

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