デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

13.本番一日完全ドキュメント 2

2005-02-23 11:37:46 | カバレット制作ノート
場当たりが始まる前に、エアーポケットのように時間が空く。この間をぬって、当日配布するプログラム、アンケートの折り込みのもとになるものをつくってしまう。ついでに弁当を食べる。
VJの持ってきたビデオプロジェクターは、7階から投影することになったのだがフォーカスが甘くなるという。6階に持ってこれないという相談を受ける。そうすると指定席2席分をつぶさなくてはならない。ちょうど2席余分に配置できたので、最悪これでもお客さんに迷惑をかけずに、対応はできる。これについては、VJのやりやすい方でやってもらうしかない。今日流す予定のサンタ引越センターの音源が、VJのところに届いていなかったことも判明。至急サンタさんに連絡、音源を客入れ前まで持ってきてもらうようにする。
13時半すぎから音と絡みのあるはだかさん、森田君、藤山さんの場当たり。はだかさんは、昨日バンドさんとリハをやっているので、問題なし。森田君も14日のリハで一回合わせているのだが、ボールの演技に移ったときの、音きっかけでミス。もう一度やり直し。この時は照明さんも明かりをつくってくれていたのだが、両袖の照明が目に入るようだ。あとでチェックを入れてもらう。14時すぎから藤山さんの場当たり。一回さらっと流してもらう。手順の件で、ひともめしたが、藤山さんの方で対応策を準備してきてくれたので、これもなんとかクリアー。藤山さんの音が心配だったのだが、これについては藤山さんが、これでやるしかないでしょうととりあえず、OK。
これが終わって、タイムスケジュール的には、45分ぐらいの押し。
場当たりのあと、転換部分の確認とチェック。場当たり、転換確認は、舞台監督のTさんが指揮をとる。時間をみながら、素早く指示をだしてくれる。Tさんは、カバ早稲田で一度舞台監督をやってもらっている。あれとはちょっと規模が違うのだが、実に的確に指示を出してくれるので、かなり助かった。大熊さんが、この転換確認でずっと付き合ってくれる。
とりあえず転換チェックなのだが、これが時間がかかる。山本光洋、神山一朗のバーテンダーがランニングになっているのだが、この時がはじめてきっかけのチェック。VJの映像の入るタイミングもチェック。ということで、全体的に45分ぐらいの押し。
受付の方に顔をだすと、手伝いに来てくれた野毛のYさん、シルヴプレの2人、ACCからKちゃんがすでに来ていて、折り込み、当日の受付の準備に入っている。指定席のテーブルに番号を貼ってもらう。
とりあえず、転換チェックが終わって、ゲネへ。この時すでに17時近く。いよいよ時間との闘いである。

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復活!

2005-02-23 11:10:09 | お仕事日誌
昨日の気功が効いたようで、ほとんど体調が戻る。カバレットの反響が少しずつ伝わってくる。永六輔さんが公演翌日のラジオで、カバレットキネマについて感想を言っていたらしい。どんな内容だったのだろう、ちょっと気になる。
カバレット制作ノートをプロログでアップする。
春で仕込んでいる件で、スケジュールを確認しなくてはならない芸人が何人かいる。メールや電話で確認。キエフの先生のところにも電話。
アレグリアに出演中のジェーニャから電話、最初だれだかわからなかった。いま福岡にいるという。4月には名古屋ということだから、リトルで一回会おうということになる。それとキエフからも電話、向こうは自分のことを知っているようなのだが、最後まで誰かわからなかった。
18時半から久しぶりのサーカス文化の会の例会。今日は西田のスウェーデンのサーカス、「シルコール」を現地で見てきた報告。このサーカス、なんとか日本でやりたいものだ。それを可能するためには何が必要なのか、ここはじっくり考え、行動しなければならない。
22時すぎ帰宅。

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13.公演当日完全ドキュメント 1

2005-02-22 15:36:21 | カバレット制作ノート
2月18日
朝10時から仕込みということで、9時45分すぎに鴬谷駅に到着。会社の同僚が、10時の鴬谷の駅は、ラブホテル帰りのアベックでラッシュアワーになっているという話を聞いていたので、北口で降りて、ラブホテル街を通って現場へ。ラッシュアワーなんていうのはとんでもない、ヨタ話。3組のカップルと会っただけ。
会場にはすでに、照明、音響、小屋の人が到着して、準備を始めている。今日は楽屋まわりをしてもらうOと一緒に楽屋の割り振り。7階の楽屋はパフォーマーに、舞台下の5階の楽屋はバンドさん、下手袖を藤山さんに入ってもらうことにする。照明の仕込みが、まず今日の前半戦の大きな山場。5人かかりで仕込みに入る。Oはケータリングの買い出しと、楽屋の準備。とりあえず手が空いている、Tと一緒に、6階の指定席つくりの準備。テーブルを7階から下ろすのが、結構大変。全部で18台のテーブルを6階までおろす。そのあと、椅子を手すり沿いに並べてみる。32席つくらなければならないのだが、最初並べた感じでは、もっとたくさん並べられそうな気がして、ニンマリしたのだが、テーブルを入れていくと、34席がやっと。
11時すぎに、ジャグリングの森田君が早くも到着。仕込みの合間を見て、下のフロアーで練習に勤しむ。12時前に次々に出演者が到着。それぞれ楽屋へ案内する。これが結構いい運動になるというか、しんどい。
お昼前にこの運動でちょっとバテ気味。場当たり前に来る予定だった藤山さんも12時過ぎには到着。藤山さんは東京キネマ倶楽部の前身、キャバレー「ワールド」のステージに何度も立っている。「昔とちっともかわっていないねえ」と感慨深げ。演技が終わると、2階のボックス席から、1万円札の紙飛行機が飛んできたこともしばしばあったなどと、懐かしそう。なにか楽しそうな感じ。
バンドさんのメンバーが集まり、そろそろ場当たりの時間なのだが、照明の仕込みがちょっと押し気味。それでもタイムスケジュール通り、ぴったり12時半には完了、さすがである。それから楽器とマイク類をステージに上げ、音響の仕込み。やはりロンドン組の3人を入れて、10名の出演者が舞台に並ぶと、ボリューム感がある。位置を決めてもらう。ひとつ心配だったのは、藤山さん、森田君の演技空間が、十分かどうかということ。バンドさんは多少窮屈そうだったが、上手側に陣取ってもらう。藤山さんも森田君も空間的には問題ないという。一安心。
バンドさんのサウンドチェックが、スケジュールより30分遅くなって始まる。これからはいよいよ時間との闘いが始まることになる。(続く)


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少し復活

2005-02-22 11:04:25 | お仕事日誌
昨日に比べたら、ずいぶん体調が良くなった。10時出社、今日は朝から仕事モード。今日中に提出しなくてはならない、見積もりを作成、メールでクライアントに送る。3月のパーティに出演させる芸人さんとの覚書も作成、メールで送る。同じく3月のイベントについて芸人さんと交わす覚書を作成、FAXで送付。
昼過ぎに軽く打合せ。しばらくボソボソと動いていた春の案件が、いろいろ具体的になってきたようだ。3月に入ると、いろいろと仕事が待っているということだ。
カバキネについての感想がネットで、ちらほら出ているようだ。好意的な意見が多いが、こまかいところで、参考になる指摘も多々ある。
モスクワのA君から久しぶりにメール。ずっと気になっていたソクーロフの「太陽」を映画館で見た感想だった。通勤途中、「論拠と事実」を読んでいたら、ソクーロフのこの映画に関するインタビューが出ていて、見たいよなあと思っていたところ。A君の感想を読んでいたら、やはり見たいと思いが強くなった。昭和天皇をイッセイ尾形が演じているわけだが、果たして日本で公開されるのだろうか?いずれにせよA君の感想は、デラシネでも紹介したい。
査証関係の書類を作成したあと、両国の気功へ。どれだけこの日が待ち遠しかったことか。
見てもらったら、身体が頸だけでなく、腰、背中とガチガチになっているという。いつもより念入りに治療してもらう。すっかり気持ちよくなって、ずっと寝ていた。ずいぶんと身体が軽くなった。これで元通りに戻るだろう。
21時すぎに帰宅。 

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まだボッーと状態

2005-02-21 10:25:40 | お仕事日誌
カバキネが終わって、19日・20日の二日間はほとんど死んでいた。ちょうど家のパソコンも修理中だったので、自分の部屋にもほとんどいかず居間でテレビをずっと見ていた。しかしまだ疲れがとれたわけでもなく、なんとなくボッーとした一日になった。大野も風邪で休み。手帳にはやらなければならないことをたくさん書いてあるのだが、なかなか手につかず。
昼過ぎパソコンが直って来る。53000円とられた。いい金だよなあ。今後のことがあるので、データーをいったん会社の共有にぶちこんで、そのあとCDに保存。
ずっと待っているキルギスからのビデオがなかなか来ない、インボイスナンバーを教えてくれとずっと連絡をとっているのだが、メールで、番号は156だよと知らせてくる。こんな番号じゃ調べようがない、ほんとうに困ったものである。そういえばメールに2月22日おめでとうなんて書いてあった。何の日なのかと思ったら、どうも男性の日らしい。そんなことはどうでもいいのに。もう一度メール。
カバキネ出演者にお疲れさまメール。また頸の痛みがひどくなってくる。しばらくつけていなかった湿布薬を何度も塗り付ける。
今日は18時すぎに退散。家に帰ったら長女が、近所のチビという猫が死んだという。3、4日前飼われている家の玄関口でずっと寝ているのを見ただけに、ついに来るものが来たかという感じ。あんまり驚かないねえって、長女は少し拍子抜けした様子。よく行っていた病院で、人間の年にすれば120才とかいわれたらしいから、大往生ってやつだろう。
パソコンを設置、モニターを交換したので、画面がめちゃめちゃきれい。久々にパソコンが戻ったということで、遅くまで、原稿書き。


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