日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
スイレンの花が咲きました
先だって、梅雨の切れ目・ある晴れた日ですが、群馬・渋川総合運動公園に行ってきました
園内の池に咲くスイレン花が目当てです
ハスの花とスイレンが共生しているこの池は、毎年楽しみに見に来ています・・・スイレンの花期は6月~8月です
昨年でしたか、水が少なくなりすっかり干上がって、住んでいた鯉が死んでしまいました
ひび割れた池に辛うじて幾つかのスイレンが、咲いていたのがとても悲惨な感じで記憶に残っています
今年は生き返ったように咲いていました
スイレンはスイレン科の水生植物で、世界の熱帯~亜熱帯が原産の多年草です
スイレンは、漢名で「睡蓮」と書きますが、これはこの花が夕方に閉じる(睡る)ことを表しているといわれます
また、未(ヒツジ)の刻(午後2時)に花が開くことから、和名では「未草(ヒツジグサ)」と呼ばれます
スイレンとハスは混同されやすいのですが、葉の形と、花の咲き方で見分けます
葉に切れ込みがあるのがスイレン、切れ込みがないのがハスです
また、ハスの花は水面より高く上がり咲き、スイレンは水面近くで浮いているように咲きます
花開くスイレン ( スイレンの葉の隙間から、ハスの葉軸がのびています )
スイレンは、朝に花を開き、夕方に花を閉じる事から太陽のシンボルとされ、古代エジプト時代から装飾や神話に多くあらわれています
スイレンというと、「モネ」のスイレン画を思いだします
自然の光の表情に関心を持った「クロード・モネ」は、スイレンの花を描写して自然の外光を追求したのが知られています
印象派の画家であった「クロード・モネ(1840-1926)」は、同じモティーフを時間毎に描き分け、光と色の変化を追った連作を木や葉の影の反射、風による水面のさざ波などで丹念に描きこんでいます
これらを描くため「モネ」の後半生で熱心に取り組んだのは、「睡蓮」の連作で、自宅の庭園にスイレンの池をつくり、制作に没頭したそうです
倉敷にある大原美術館には、モネの描いた「モネの庭の睡蓮」が株分けされて所蔵されているそうですが、見てみたいと思っています
スイレンの 花言葉は、「 清純な心 」、「 信頼 」、「 信仰 」 です
スイレンの学名は 「Nymphaea (ニンファー)」というのですが、これは、「水辺の妖精(ニンフ)」が由来です
水面に浮かぶ花の姿は、とても神秘的・・・見てるだけで、「清純な心」が取り戻せそう・・・と思われます