日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
「老化」を考える・・・囲碁で老化防止をしてるのですが
最近囲碁対局をしながら、集中力が大分落ちているなと感じます
その為か、何となく上達が止まり、どうも弱くなったと感じる始末です
これって老化現象なのでしょうか !?
「老化」…あまり響きのいい言葉ではないな
でも生き物にとって避けられない現象ですから、上手に付き合うしかないのでしょうね
それにしてもなんとか囲碁の腕前が上がる方法はないかなと、ちょっぴり老化対策を考えてみました
私達は、「誕生→発育(成長)→成熟→衰退(退行)➝死」という経過をたどり一生を送りますが、成熟期以降におこる心身の変化過程を、特に「老化」とか、「老衰」とか、「老年」と呼んでいます…尚、成長は「加齢」によって進みますから、加齢そのものを「老化」とも考えることもできるかもしれません
とにかく、これら人生における「老化」は、生きる上で避けられないものですが、人によって「老化」の形は色々違っているようです
「老化」は、生理的老化と病的老化とに分けられ、生活習慣なども関連し、その症状は様々といえそうです
因みに、病的老化とは、成熟期以降におこる心身の変化のうち、だれにでも必ずおこるとはかぎらないものをいい、血管の変化、つまり糖尿病や高血圧による動脈硬化などがその代表とされています
これに対し、生理的老化は、成熟期以降になると、遅かれ早かれ、だれにでも必ずおこるであろう心身の変化をいい、「必ずおこる普遍性のもの」、「発現が、遺伝的に決定されている(内在性)もの」、「必ず進行し、後もどりはしない(進行性)もの」、「必ずからだに不利をもたらす(有害性)もの」という特徴があるとされ、老眼、白内障、難聴、女性の閉経、骨・関節の変形等々がその代表とされます
「老化」の原因はまだわかっていないようですが、寿命と考えれば何となく納得してしまいます…プログラム説とエラー蓄積説という2つの原因説が提唱されているそうですが、それは後日にしましょう
これらの事は遺伝も含めすべて、体の中の変化ですが、心の「老化」はどうなっているのでしょう
私には「老化」というと、サムエル・ウルマンの詩文を思いだします・・・『青春とは』から
歳を重ねただけで
人は老いない
夢を失ったとき
初めて老いる “
心の「老化」は、「知的機能の低下」、「性格の変化」、「感情の変化」が起こるのが特徴なのだそうです
囲碁はボケ即ち老化防止の妙手だそうです
ボケとは老人性認知症の事で、左脳(記憶、計算、言語、論理などを司る)と右脳(創作、工夫、機転、感性などを司る)のバランスを欠くことにより起きるといわれています
即ち「知的機能の低下」がボケです
囲碁は序盤、中盤では右脳を使い、終盤のヨセになると左脳を多く使うといわれており、これが対局によって、対人刺激され複雑に脳を働かせる事で、「老化」を防ぐと云われています
現に碁仲間においても、不幸にも脳梗塞等で倒れて知能障害になった人が居りますが、リハビリがてら碁会所にやってきて今では元の棋力に戻ってきた方がいるのを見ています
囲碁の勝負には、性格も大いに関係します
更に勝つ為には、感情の変化を抑え、冷静に集中力を高める事です
形勢の悪い時こそ、じっくり挽回を狙う、方策を立て直す、等々で、形勢の良い時は、油断せずしっかり打つ事です
心の老化防止には囲碁はいいのだと分かっているけど、強くならないのは何故なんだ
要は右脳の使い方が悪いのだ、寄せ下手なのは、左脳が根気がなくなり働かせていないのだ、もともと短気が更に短気になったみたいだし、囲碁の精神をもっと思いだして頑張ればせめて心の「老化」は防げるかな
最後に「老化」の年齢になったからとがっかりするなかれと、こんな記事を見かけたので紹介します
聖路加国際病院・日野原名誉院長(92歳)の時の記念日に寄せた記事だそうです
『 人は、寿命をその人がこの世に存在する客観的な時間の長さだと考えます。 しかし、フランス の心理学者ピエール・ジャネは、年齢によって時の経つ速さが違うように感じることに着目し、「人生 のある時期の時間評価は、その人の暦年齢に反比例して感じられる。」という説を唱えた。 10歳の 子供が感じる1年は、60歳の人にとっては1/6の2ヶ月に過ぎない、というものです。
日本の貝原益軒も人が感じる「時」に注目し、「養生訓」にこう書いています。 「老後は若き日より 月日の速きこと 10倍なれば、1日を10日とし、10日を100日とし、1ヶ月を1年とし、喜楽して、あだ に日を暮らすべからず。」
そうすれば、老後は凋落の季節ではなく、実りの季節になると言うのです。 時の刻みは単なる物理的な長さを指すだけではなく、人それぞれの年齢や暮らし方によって意味が 違ってくる。 この「時の刻み」を「寿命」に置き換えても同じで、寿命というのいは単に生きながらえて いる時間を指すのではなく、その人が創る充実した時間こそが、寿命だと考えられる。 還暦を迎えた今こそ、何か熱中できることを見つけ、あだに暮らすことのないようにしたいものです。 』
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