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ニシキギの秋

大分涼しくなり、北の方では霜が降りるかもなんていう報道がされるようになってきました
咲いている花数がめっきり少なくなり、赤い木の実が目立つ季節になって、葉色も緑葉から紅葉に変わり始めてきています

先日高崎観音山丘陵をウォーキング  していましたら、赤い実を生らし、紅葉を始めている‘ニシキギ’を見つけました 
今年は早い感じです

‘ニシキギ’の葉は対生で、細かい鋸歯があり、枝葉は密に茂ります
初夏に、緑色で小さな四弁のあまり目立たない花が多数つきます
そして秋が始まる頃、朱色の可愛い果実がなります



朔果は狭倒卵形で、熟して裂けると、中から橙赤色の仮種皮に覆われた小さい種子が1個美味しそうに現われます
これを鳥が食べて、仮種皮を消化吸収したあと、糞の中に種子を残して、種子散布が行われます



   紅葉が少し始まった葉上で、カメムシがのんびり日向ぼっこです 
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‘コセンダングサ’・通称‘バカ’に、「シジミチョウ」が…

草取りのしてない屋外駐車場に車を止めたら、その横で‘コセンダンクサ’ が腕を広げて咲いていました
‘コセンダングサ’は世界の暖帯から熱帯にかけて広く分布する帰化植物で、河原や空き地、荒れ地などに広く生育し見られる雑草の代表選手です
1年草で、上部の枝先に、黄色の頭花をつけて咲き、ちょっとチャーミングな感じです
花は花びらがなく、両性の筒状花だけが集まっています 



総苞片はへら形で、先はとがり、7~8個が1列に並んでいます
筒状花が受粉し「そう果」になると、その先端には2~4本の逆棘のある芒ができます
これが動物の毛などにからまって、種子を散布し、分布を拡大するのですが、「くっつき虫」とか「ひっつき草」の由来になっています
花期は9~11月・この後「引っ付き虫」大発生で~す
子供の頃、学校帰りの道草をすぐ見破られたのは、ズボンや服の裾に「引っ付き虫」がついていた為だったのですが、なんで分ちゃうのかなと思っていました
あの頃は「引っ付き虫」とは云わず、「バカ」がついたと呼んでいました 



‘コセンダンクサ’の 花言葉 ; 「 悪戯好きな子供 」 、「 近寄らないで 」 、「 移り気な方 」 ですが、近寄ったら取れなくなっちゃうなんて「セメダイン」みたいです
ところで「セメダイン」なんて今の若者は知らないんだって・・・
「アロンアルファ」なら知ってるてかぁ~ 


‘コセンダンクサ’はパッと見・決して派手な花ではありません
でも蝶を始め色んな昆虫達には、とっても人気があるようで、この花の周りはいつも虫達が集まり賑わっています 

上の写真は“ヤマトシジミ”ではないかなと思います
“ヤマトシジミは’は人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウです
翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられているので、多分間違いないと思うのですが…
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‘大文字草(ダイモンジソウ)’を見っけ!!

今月初め訪れた「鬼押し出し園」の山野草販売店で、彩り鮮やかな大文字草 を見つけました  

‘大文字草’は高山の渓谷などの湿った岩場に自生して、涼しい環境を好む、暑さが苦手な植物です
「鬼押し出し」近くの渓流ある岩場で、山取りした(?)という事のようですが、岩場で咲く‘大文字草’を見つけたら、さぞや感激でしょうね!!
開花時期は今が盛りの9月~11月で、草丈 20~30cmぐらいになり、「大の字」に似た花を付けます




品種改良で、葉の色・形、花の色・形でさまざまな種類があり、「人の字」に似た花形の‘人字草(ジンジソウ)’までもあるそうですが、自然のものというより、加工品のイメージですね



‘大文字草’の花言葉 は 「 自由 」 、「 節度 」 、「 不調和 」 です
大自然の中で咲く‘大文字草’は自由のイメージですが、私にはあまりに色鮮やかな八重花の‘大文字草’はちょっと自然に「調和」しないように思えます
あまりに品種改良の進展は自然を失くしかねません
「節度」が必要だと思えますが、いかがでしょうか   
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‘メキシカンセージ’ ・ 別名(アメジストセージ)の紹介です

急に朝晩めっきり涼しくなり、着るものを増やさなくてはと思うようになりました
周囲の山も紅葉開始 かと思える色付きが、少しづつ見られるようになって来ています
秋深くなって、紅葉が目立つようになると、花の数がめっきり減ってきます  
そんな10月から12月にかけての時期、‘メキシカンセージ’ が、あっちこっちのガーデンを鮮やかに彩ってくれています

咲き初めはわずか3センチほどの薄紫の毛糸のような花穂は、晩秋にかけ下から順に花を咲かせながら、30センチ以上にも大きく育ちます
花穂が大きくなるにつれ、薄紫から濃い紫に変化します
群生させて咲かせているガーデンをしばしば見かけますが、秋風にそよぐ態は季節にとても似合っています



‘メキシカンセージ’の薄紫色した「もこもこ」した感じの所に、ちっちゃな白い花が顔を出すように咲きます
花のイメージは子猫の足先を思わせますね!!
ガクがビロード状になっている感じで、そろそろ冷たくなってきた風の中でも、見るからに暖かそうです



 ちょっと薀蓄 で~す  
‘メキシカンセージ’はその名前の様に、メキシコ原産の多年草のセージです
これもハーブの仲間として、花をポプリやドライフラワーにしたり出来るそうですが、他のハーブと違って食用にはならないといいます
更に、セージと言えばハーブかということですが、広義には花の構造から‘サルビア’の仲間(アキギリ属)であることも指すようです
葉は対生して細長く、特に裏面には毛が多いのが特徴です
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‘ウメモドキ(梅擬)’の赤い実には知恵が一杯 

秋の赤くなる木の実といえば、何故か真っ赤に色づいた‘ウメモドキ’が思い出されます  
赤い実がきれいなので,庭木としてよく植えられ、葉の落ちた後はひときわ目立つので、小鳥達が好んでついばむ果実です
そういう点では「野鳥を呼ぶ庭木」ともいえるかもしれませんね 

先日埼玉・本庄の産直にある苗木販売店で、赤い実を一杯つけた‘ウメモドキ’が売られていました


  本州・四国・九州に分布する落葉の低木で、湿原の周辺などの湿った場所に生育することが多いとききます
葉の形や枝振りが‘ウメ’に似ているので、‘ウメモドキ’の名前があります
‘ウメモドキ’の花は5月から7月に咲き、葉腋に雄花は多数、雌花は2~4個の花が咲きます
但し雌雄異株ですので、どの木も赤い実を付ける訳でなく、雌株のみが美しい実を付けて楽しませてくれます 



 果実は核果で、直径5mm程の球形です
11月の始め頃までは葉が残り、11月の終わり頃には落葉して、美しい果実のみが枝を飾ります
枝ぶりも繊細なので、生け花にはよくつかわれているようです

ところでこの実は発芽抑制物質を含んでおり、小鳥に食べてもらう事によって発芽できるしくみになっており、小鳥が種を遠くの方に運ぶ役割をになっています
‘ウメモドキ’の 花言葉 ; 「 知恵 」 、「 深い愛情 」 、「 明朗 」 が、発芽の仕組みを見るとなんとも「花言葉」いや「実言葉」が納得で~す
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この‘キノコ’の名前知りたいのですが!?

「キノコ採り」がシーズンですね   
私も真似事の山菜採りで、あっちこっちに秋の味覚を味わおうと「キノコ探し」 に行ってます
マイ「キノコ採り」はほんの少しの限られた‘キノコ’しか知識がないので、私の採った‘キノコ’はとても高額な‘キノコ’になってしまいます 
おいしそうな‘キノコ’を見つけても、我が家の調理人はOKサインを出してくれませんし、私自身も心配しながらの毒見を兼ねての食味では、味わう感じにとてもなりません
図鑑等で調べても???ですし・・・ね 

今年見つけた‘キノコ’です・名前、食味可かどうかご存知の方教えてくれませんか ? 
尚下3枚の写真は、広葉樹・雑木林の中で見かけたものです



下2枚は今年採れた‘イグチ’の仲間です   
お豆腐との味噌汁が、私の好物になってます   

と言うわけで・・・
わたしの「キノコ採り」は「キノコ」目当てではなく、季節を味合うのが楽しいのだと言い訳しながら、今日も出かけていこうかな   
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‘ツタ(蔦)’の葉の紅葉が見事です

‘ツタ(蔦)’ の葉があっちこっちの木の幹や岩場をツタって伸びながら、真っ赤に紅葉を始めています 
‘ツタ(蔦)’はブドウ科ツタ属のつる性の落葉性木本で、別名を‘アマヅラ’、‘ナツヅタ’、‘モミジヅタ’等と呼ばれますが、この時期の名としては‘紅葉蔦’がぴったりですね  



葉の形は掌状に浅く裂けるか、完全に分かれて複葉になっています
真っ赤に染まった掌が、一杯、コンクリート壁をしっかり伝って、広がっています
つるの先端にいくほどに、小さくて可愛い‘ツタ’の葉は幾何学的に広がり伸びて、ちょっといとほしくなる感じがして、指先で撫でたくなりますね  


 ちょこっと薀蓄で~す 
‘ツタ’の葉は強い生命力、絵になる葉の姿から、昔から文様として愛用され、日本十大紋のひとつに挙げられているのだそうですが、これは八代将軍吉宗が出た紀州徳川家が替紋として蔦を用いたことから、権威のある家紋として認知され普及した事によるそうです
又‘ツタ’の紋は蝶や方喰と並んで女性に人気のある紋の一つだそうです
この理由の面白い話として、‘ツタ’紋は優雅ながらも他にまつわりつく性質から、芸妓や娼婦に好まれたそうです

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‘ツリバナマユミ(吊り花真弓)’の赤い実で秋を知ります

実りの秋ですね
着実に秋は深まりつつあり、赤い果実が目立っています  
‘ツリバナマユミ’の実が開いて、中の種が顔を出し始めました
「鬼押し出し園」の山野草販売店前で、小雨に濡れながらおかれた、石付き盆栽が野趣あふれる風景を作り出していました



   ニシキギ科・ニシキギ属の落葉小高木   樹高:2~4mになります
       開花期 :5~6月      果期 :9~11月
‘ツリバナマユミ’は‘マユミ(真弓)’の親戚です
どこが違うかというと、‘マユミ’の果実は直径1cmほどで、4個の稜があり、熟すと4裂して、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出しますが、‘ツリバナマユミ’の果実は球形で5つに裂け、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が、果皮片の先に吊り下がるので、区別ができます
「ツリバナ」の名は花や実が吊下がるところから付けられたのですね


朱赤の果実が垂れ下がった様子はとても艶やかです     
丘陵地や山地の雑木林に見られるそうなので、一度見てみたいな~
‘ツリバナマユミ’の 花言葉 ; 「 しなやか 」 ですが、果実の吊り下がったイメージにも、とても良く似合っています
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「鬼押し出し園」 の秋景

先日、群馬・嬬恋村・浅間山の北斜面にある「鬼押出し」に行って来ました
紅葉 が始まってきています
「鬼押し出し」は、天明3年(1783年)の「浅間山大噴火」によって生まれた塊状溶岩(主として安山岩)台地で、溶岩の芸術作品といえます
溶岩の姿が、「火口で鬼があばれて岩を押し出した」ようだと思えた当時の人々の心情がこの名前の由来となったといいます



「鬼押出し」の溶岩は、普通の溶岩と考えられてきましたが、火砕物が火口周囲につもったものが、とけてくっついて固まりながら流れ出した、特殊な溶岩だと云われています  


霧の中、溶岩が押し出されたようになっている一面の溶岩・その中央の高台に、溶岩流から浮き上がるように「鬼押し出し・浅間山観音堂」が建てられ見えます
「浅間山観音堂」には大噴火の犠牲者が供養されています
溶岩の隙間各所は草紅葉で彩られていました 
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‘サラシナショウマ’の秋姿 & ‘シラネセンキュウ’の花

先日軽井沢に行った折、周囲の山は初秋の気配で、木々が色づき始めていました
色々な野草も夏花が終わりになってきて、実りを始めています
白くガスの流れる中、樹林の中で‘サラシナショウマ(更科升麻)’ が白い花穂を畳み、緑色したブラシ状の実穂に変わろうとしています



‘サラシナショウマ’は、雌雄のしべを持つ両性花と、雄しべだけの雄花をつける株があるのだそうです
花が終わり、実を付けはじめた株穂をみると、中央の穂にびっしりと実がつき、枝穂には花柄のみが残っています
‘サラシナショウマ’の実は良く見ると、花からは想像もつかない面白い形の実がついていました
先端に残る花柱が嘴の様になって、緑色したペンギンが寄り集まったような形に、びっりし穂先にできています
この実袋の中には種が入っており、秋深まると茶色に変わって弾けるようです



‘サラシナショウマ’の緑色の実穂が揺れる横で、‘シラネセンキュウ(?)’の花が咲いていました


‘シシウド’と良く似ているので‘シシウド’と思っていましたが、どうも花の咲き方や、時期から見て‘シラネセンキュウ’じゃないかと思います
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‘シュウカイドウ(秋海棠)’は お蕎麦の花~♪

先日ドライブ先で立ち寄ったお蕎麦やさんの玄関先で見かけた‘シュウカイドウ(秋海棠)’の花です 
‘シュウカイドウ’は多年生草本球根植物で、立秋の頃から咲きはじめ、10月末ごろまで咲いて、季節の巡りを告げる花です
日本には江戸時代初期に園芸用に持ち込まれた帰化植物で、中国大陸(山東省以南)、マレー半島にかけて分布します

ベゴニアや木立ベゴニアと同じ仲間なので,花や葉が似ています
草丈は70cm 前後に生長し、葉は左右で形が異なっており(ベゴニア属の特徴)、長さ15cmほどになります
葉には蓚酸を含み,咬むと酸っぱいです
花期になると茎の頂点から花序を伸ばし、2~3cm 程度の淡紅色の可憐な花を咲かせます



‘シュウカイドウ’の花は雌雄同株異花で、雄花は茎の上部につき、花弁が反り返るくらいに開き、黄色く球状に集まった雄シベがとても目立ってます
雄花の花弁は4枚の様に見えますが、小さな花弁が2枚と、大きな花弁のように見える萼が2枚になっています
雌花は茎の下部に付き、花弁はなく、大きな萼2枚がわずかに開き、子房に3枚の稜があって垂れ下がります
雌花は上手に栽培しないと咲きにくいのだそうで、あまり見た事がありませんでした
花の垂れ下がって咲く様子が、お蕎麦の摘まみ上げたイメージを醸しています・・・そんな事もないか… 


花言葉 ; 「 自然を愛す 」 、「 片思い 」 、「 繊細 」
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「八ッ場(ヤンバ)ダム」って、無駄使いの象徴と言われているけど

先だって日本歴史上エポックになるべき、政権交代が行われ、民主党政権が誕生しました
選挙での公約を果たすべく、今めまぐるしい活動を始めている新政権の様子が毎日テレビ報道されています・大丈夫なんでしょうか
諸公約の実現にはお金がかかります
安易に公債発行せず、消費税のみならず諸税アップもせず、更には減税をと、相当頑張らないといけないのですから、「魔法の杖が欲しい」位の知恵が必要ですね
その知恵とは、どうやら「無駄使いチェック」という手法のようですね
そんなに前政権では無駄遣いがひどかったのでしょうか!?
そんなに官僚は悪代官だったのでしょうか!?
それはともかく、まずは来年度補正予算の中から約3兆余の無駄使いを見つけるのだと云っています
群馬・長野原にある八ッ場(ヤンバ)ダムの工事はその無駄使いの筆頭事案だといわれており、その中止を巡っての動向が3兆円財源確保のキーポイントになるのかもしれません
軽井沢の秋を探りながら、話題の「八ッ場ダム」に行って来ました…物好きだと言わないでくださいね 


    霧の中で、霞むように建つ橋梁工事です :手前緑下は吾妻川  (撮影:2009年10月2日)

ダムというものは、本体工事費の他に関連事業費がかかります
「八ッ場ダム」の場合、関連事業費とは水没してしまう道路(草津温泉や北軽井沢を結ぶ国道145号線)や鉄道(JR吾妻線)をつくったり、ダム湖に流れ込む沢に砂防ダムをつくる為の費用です
「八ッ場ダム」総事業費は、建設事業費4600億に基金事業費、起債の利息を含めるとおよそ8700億円の巨大事業になるのだそうで、日本のダム歴史上最も高額なダム計画だと云われています


    小雨の中、橋梁の上にはクレーンが設置され、人が上がり、まだ建設作業は進められていました
政権交代と共に、突然の中止の「天の声」に、働く人や、地元住民は単純に納得往くものでしょうか  
この工事はここまでくるのに50有余年かかったそうです

ダム建設本来の意義が何故か改めて問われますね
「ムダな公共事業」の意味・定義も今一度掘り下げて考えてみる必要がありそうです
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マイ庭の‘カラーリーフ(コリウス)’に花が咲いたのだけど…

毎年‘コリウス’ を初夏の頃から、玄関先に植えて楽しんでいます  
先日来の乾燥続きと、ここに来ての雨・気温が次第に下がって、晩夏から秋に移って来たかと感じさせられる今日この頃になりました
元気の良かった‘コリウス’も、さすがにやや落飾の感じです
実の所この原因は、和名で‘キンランジソ(金欄紫蘇)’、‘ニシキジソ(錦紫蘇)’と呼ばれる位、葉が綺麗なのですから、花を咲かせた為の様です
要するに、花も楽しめないかと欲張って、花穂を伸ばし咲かせると、葉色は褪せてくるのだそうです
長く‘カラーリーフ’として楽しむには、花穂を早くに摘み取らなくてはいけないって、笑われちゃいました…横着で、欲張りはいけませんね  



 ‘コリウス’の名の由来は、ギリシャ語の『Koleus(鞘)』からで、雄しべの形状に由来しているそうです
「しそ・花」に似た藤色の花が咲きますが、この花は葉がとても綺麗なので、一般的に観賞価値がないとされていますが、良く見れば結構可愛いのですがね~ 


‘コリウス’の 花言葉 ; 「 絶望の恋 」 、「 恋の終わり 」 …花が咲くと、‘コリウス’の美しさが消えて行くのです
でもこれって、人間の身勝手判断みたいですよね  
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軽井沢・「石の教会」での秋~  (^^♪

昨日に続いて・・・長野・軽井沢の秋情報です  
「軽井沢高原教会」にある「石の教会」 での、秋も勿論始まったところです
「石の教会」は明治期のキリスト教者・内村鑑三の「無教会思想」から生まれた、世界でも希少な教会です
石畳の先に建つモニュメント風の石造りの建物は、霧の中で周囲の景観に溶け込み、自然との融合を感じさせてくれました
右手の紅葉はヤマボウシの木です   


「石の教会」内に初めて入ってみましたが、とても荘厳な雰囲気です  
教会と言うと、中央にイエス様の像が祀られ、周囲はステンドグラスで飾られているのが普通なんだろうと思ってましたが、それらは見られません
「無教会思想」の故なのでしょうか!?


教会周囲の秋の訪れです
急な気温の低下でもあったのでしょうか!?
‘ムラサキシキブ’の葉が幾分紅葉し、その実はとてもあざやかな紫色に生っていました



‘ホウの木’がありました
頭上に見えた‘ホウの木’の果実は、高すぎて上手くパチリできませんでしたが、足許に、落ちた枯葉と熟した実をみつけました
熟した果実は10cm位の大きさで、これ食べられるのでしょうか
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軽井沢・「セゾン現代美術館」では秋が始まっていました

一昨日久しぶりに雨  が降りました
これで山の味覚・キノコも出始めたかなと思ったら、矢も盾もたまらず、長野・軽井沢に向け関越道を走ってきました  
軽井沢は秋が始まってきています
久しぶりのお湿りで、緑も活き返り、紅葉の始まったばかりの木の葉が、ガスのかかった空気の中で、とても新鮮な色をそえていました
「セゾン現代美術館」近くでキノコ探しをしたのですが、その結果は又にして・・・
「セゾン現代美術館」は、中軽井沢エリアのはずれに位置し、緑豊かな緩やかな傾斜地にたつ美術館です   
  旧名は「高輪美術館」で、1981年に品川プリンスホテル内から軽井沢に移転し、1991年に現在の名称になりました
元の「高輪美術館」は西武コンツェルン創始者・提康次郎が収集した日本の伝統美術を保存・公開するために開館したものだそうです

浅間山・峰の茶屋に向う道路・星野温泉を過ぎて、すぐに左にハンドルを切って約1km程走ると、「セゾン現代美術館」の看板が目に入ります
車を止め、門をくぐってしばらく進むと、右手に美術館が見えてきます


この日の美術館は緑に包まれ、白い霧の中でひっそりと佇んでとっても幻想的でした
蔦の葉の紅葉が始まっていました


美術館の庭はとても広く・・軽井沢独特の一瞬時間が止まったような、実に静かな空間に違和感なくモニュメントが点在していました
よく手入れされた芝生と周囲の山林が渾然一体となって、置かれているオブジェも自然に調和しています






庭園のオブジェは『イサム・ノグチ』、『安田侃』等の作だといいます
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