日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
産直で見た春の花木・・・レンギョウ、梅、ユキヤナギ、ネコヤナギ
先だって春さがしのつもりで、群馬・中之条方面に 車 を走らせて来ました
途中の産直に寄った時、花木の枝が束ねて売られていました
花束はもう春を知らせていました
レンギョウと梅の花です
レンギョウ(連翹)は、モクセイ科レンギョウ属のの落葉性低木広葉樹で、雌雄異株です
樹高は1~3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び、下に垂れ地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができるほど繁殖力が旺盛で、よく繁ります
枝は竹のような節を持っています
枝の髄が早期に消失するので、節の部分を除いて中空になります・・・このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名があります
レンギョウの花はまだ葉が芽吹く前の早春(3 ~ 4月頃)が花期で、2~3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開きます
梅はバラ科サクラ属で、開花時期は種類に寄るが、1月下旬から3月末までです
ほとんどの木の花が咲いていない冬の時期に、梅の花を見ると、春の気分が満喫できます
梅の花アップ
ユキヤナギ
ユキヤナギの花も咲き出していました
ユキヤナギ(雪柳)は、バラ科シモツケ属の落葉低木で、春(3月~5月)に小さい白い花を咲かせます
樹高は1.5m程の高さになり、地際から株立ちし枝を大きくたらします・・・5弁の雪のように白い花がびっしり咲きます
今の時期に咲くユキヤナギの花数は春待ち顔でまだまばらです
産直の外のバケツには、花芽の吹きだしたネコヤナギが沢山切られて入っていました
ネコヤナギ(猫柳)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生しています
ネコヤナギの花期は3〜4月です
樹高は3mほどになり、雌雄異株で、雄株と雌株それぞれが雄花と雌花を咲かせます
ネコヤナギの名は特徴的な銀白色の花穂が、猫の尾に見立てたところからつけられたようです
ロウバイが咲き出しました・・・ロウバイの香りって!? (^o^)
どんどん寒さが厳しくなってきました
早朝ウォーキングをしている時、ロウバイの花が咲き出したのに気が付きました
ロウバイ(蝋梅、唐梅)は、ロウバイ科ロウバイ属で、1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木です
名前に梅がついているため、バラ科サクラ属と誤解されやすいですが、別属です
中国明朝時代に著された薬用植物書「本草綱目」によれば、ロウバイの名は、花弁が蝋のような色であり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くことからつけられたとされています
和名では唐の国から来たこともあり、別名で唐梅とも呼ばれています
朝日が顔を出して、明るくなって来た中で咲き出したロウバイ
ロウバイ、は、「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」、「マンゲツロウバイ(満月蝋梅)」、「トウロウバイ(唐蝋梅)」などの栽培品種があり、その内もっともよく栽培されているのは「ソシンロウバイ」です
ロウバイの基本種は花全体が黄色で、花の中心部は暗紫色をしています
真冬に葉に先立って花が咲き、透き通るような質感と鈍い光沢のある、ロウ細工みたいな花びらとかぐわしい芳香が特徴的です
日本には江戸時代に入ってきて、庭木や生け花として親しまれています。
花後には楕円形の果実ができ、夏~秋になると自然に割れて、黒いタネが出てきます
咲き始めたばかりで、あまり香りがしませんでしたが、もう少し咲いたらきっと甘い香りが香ってくるでしょう
「ロウバイ」の甘い芳香は、花に含まれている各種の精油成分によるもののようです
良い香りはこれらの成分が、うまくブレンドされて、香っているようです
「ロウバイ」の花の中の精油成分は、「ボルネオール(Borneol)」、「リナロール(Linalool)」、「カンファー(Camphor)」、「ファルネゾール(Farnesol)」、「シネオール(Cineole)」などです
「ボルネオール」とは、「龍脳」とか、「ボルネオ樟脳」と呼ばれ、ローズマリーや、ラベンダーなどにも含まれており、コショウの佳い香りとハッカに似た味がするそうです
「リナロール」は、スズランの花の香りのする成分で、「ラベンダー油」などにもエステルとして含まれています
「カンファー」は、「樟脳」と呼ばれ、クスノキ科植物やシソ科植物に存在し、特有の香りと味があって防虫剤としてよく知られています
「ファルネゾール」は、マメ科植物「キンゴウカン」"Acacia farnesiana"の花の精油成分で、香水の原料になります
「シネオール」は、「カンファー」のにおいのする成分で、ユーカリ油、カユプテ油などの主成分として含まれています
ロウバイの花の香は、これらの成分をどんなふうにブレンドしているのでしょう
自然の妙味だと云えます
ロウバイの花や香りにまつわる和歌や俳句がありました
「 蝋梅や 薄雪庭を 刷きのこす 」 水原秋桜子
「 蝋梅の 香の一歩づつ ありそめし 」 稲畑汀子
「 しらじらと 障子を透す 冬の日や 部屋に人なく 蝋梅の花 」 窪田空穂
ロウバイの花言葉は、「慈愛」です
淡い黄色の可憐な花・その甘い馥郁(ふくいく)とした香りは、「ゆとり」と「やすらぎ」を与えてくれます・・・「馥郁」とは、「良い香りが漂っているさま」をいいます
ロウバイの花は、「人に愛惜しむ(いとおしむ)思い」を感じさせてくれます
冬咲きベコニアの花が咲いていました
近くの花屋さんの花棚で、ベコニアの花がきれいに咲いているのを見つけました
ベゴニアとは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属、学名 Begonia)に属する植物の総称で、熱帯〜亜熱帯地方の原種を交配し、多くの種や品種がつくられたため、それらの性質は多様です
その数は2000種余りの原種と、15000を超える交配種があるといわれています
鑑賞のために栽培されるベゴニアの多くは多年草の草花ですが、球根性のもの、木立性のものもあります
ベコニア(Begonia) の名はフランス人ミシェル・ベゴン(Michel Begon, 1638-1710) の名に由来しているそうです・・・受け売りです
ベコニアの共通特徴は、葉の形が左右非対称でややゆがんだ形であること、花は雌雄別であり雄花は4枚、雌花は5枚の花びらをもつことなどがあげられます
花期は夏場を除いて、ほぼ年中見られますが、見つけた冬咲きベコニアは別名クリスマス・ベコニアと呼ばれ、名前の示すとおり、冬に花を咲かせるベゴニアです
クリスマスからお正月くらいまでの短い期間が花期で、鉢花として出回ることが多いようです
花色は赤、ピンク、白などであまり豊富ではありませんが、株いっぱいに花を咲かせる姿はかわいらしく真冬の室内を彩ってくれます
冬咲きベコニア・・・品種名は「ピーターソン」です
冬咲きベコニアは 自然界には存在しない園芸品種で、フランスの育種家によって1891年に作出され、その後品種改良されてきました
その結果「ベゴニア・ケイマンタ」と言う品種群のひとつとしてくくられ、大きく分けてさし芽でふやす「栄養繁殖系」とタネからふやす「実生系」に分けられています
画像のベコニアは栄養繁殖系の代表的な品種は「ミセス・J・A・ピーターソン」(通称ピーターソン)です
タネから育てるものは「ラブ・ミー」と云う品種が有名で鉢花としても多く出回りまっているそうです
「ピーターソン・ベコニア」のアップです・・・葉色も紅くなって絢爛さが増して見えます
ベコニアの 花言葉は、「 親切 」、「 片思い 」、「 丁寧 」、「 幸福な日々 」、 (白色)「親切」 です
この紅さを見ると、「幸福な日々」のイメージが一杯になります
銅葉クローバーを見つけました
年末、近くの造園屋さんのショウガーデンを覗いたら、芝生の中で、銅葉色のクロ-バーが芽を出しているのを見つけました
通常クローバーとは、シロツメクサ(白詰草)の別名ですが、この名の方がとてもポピュラーです
シロツメグサはマメ科シャジクソウ属の多年草で、原産地はヨーロッパ・花期は春から秋です
茎は地上を這い、葉は通常3小葉からなる複葉で、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重されています
花は葉の柄よりやや長い花茎の先につき、花色は白(ほんのりピンク)です
雑草防止、土壌浸食防止等に利用されたりと、グランドカバーでよく利用されています
クローバーは通常前年の10月~翌年3月下旬に種まきされ春から初夏にかけてぐんぐん成長し、8月下旬に枯れてしまいます
銅葉色のクローバーは種蒔きされたものと云うより、宿根のものがいったん枯れた後芽を出したのでしょう
クローバーはもともと牧草として栽培されたもので、原産地のヨーロッパでは百種近くの種類があるそうです
銅葉色のクローバーもそんな仲間なのかもしれません
クローバーのようなマメ科の緑肥作物は地力の維持・向上に有効で、土壌の物理性、化学性、生物性の改善、および表土の保全に大きく役立ちます
芝生の中で植わっていたのは、鑑賞兼ねながら、芝生の管理に役立っているのでしょうか!?
クローバーの 花言葉は、「 幸福を望んで 」 です
銅葉ビオラ(品種名: ビオラ・ラブラドリカ )の花を見つけました
年の瀬になりました
一年経つのが本当に早いなと歳をとるにつれ思っています
早過ぎて一年を振り返る暇さえない感じです
きっとこれは年をとって、全てが面倒になり、行動が遅くなったと云う事なのかもしれません
知らないうちに、ボケが始まってきているようです
呆けは嫌だけど、老いてきたらあわただしい世の中をあくせくせず生きるための知恵を神様が与えてくれたのかもしれません
こう思ったら気持ちが楽になりました
暮が近づいた数日前、近くにある花屋さんを覗いたら、花棚にポット植えされた銅葉入りのビオラを見つけました
このビオラは、ビオラ・ラブラドリカ(=和名・紫姫)と名札に有りました
ビオラ・ラブラドリカはスミレ科ビオラ属・半耐寒性多年草で、北米~カナダ・グリーンランドに自生する原種系ビオラです
葉の色が濃い紫色なので、黒葉スミレ、銅葉スミレとも呼ばれます
冷涼な気候を好む原種系の宿根性ビオラで、山野草の風情があります
綺麗な銅葉は低温期には更に葉色が濃くなります
ポット苗の銅葉ビオラのアップ
ビオラ・ラブラドリカの花が一輪咲いているのに気が付きアップしました
花期は11~5月で3月頃がピークのようです
菫色のひっそりした小さな花ですが、厳しい寒さに負けないで咲く様子は、凛とした強さがありました
銅葉ビオラは宿根性で、寒冷地でも地上部分が枯れても根は生き残っています
花を見ると、強さを感じ、わくわくして、来年につながる思いでいます
冬を迎えたシュウメイギク
早朝ウォーキングをしていると、知らなかった冬の植物の様子を改めて発見できます
発見と云うとオーバーかもしれませんね
物知らぬ私の独りよがりです・・・
この日の発見は、シュウメイギクの冬支度です
シュウメイギク(=秋明菊)は、キンポウゲ科イチリンソウ属植物の一種で、「キク」と付いていますが、「キク」の仲間ではなくアネモネの仲間です
名前の由来は、花がキクの花に似ていて、秋に咲くので「秋明」とされたようです
中国から古い時代に入ってきた帰化植物で、古くから園芸植物として各地で栽培されてきており、「秋明菊」の名以外に、「秋牡丹」、「しめ菊」、「紫衣菊」、「加賀菊」、「越前菊」、「貴船菊」、「唐菊」、「高麗菊」、「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれています
耐寒性多年草で、開花期は秋(➝8~11月)、高く伸びた花茎の上に大柄な花をつけます
葉は根元に集中(=根性葉)していて、花の周りには比較的小さな葉だけがつくだけなので、草姿がすっきりしています・・・ちょっと物足りない感じもなくはありませんが・・・
草丈は50cm~1mほどで、花は多数の赤紫色の花弁状の萼片(=花被片)をつけています・・・本物の花弁はありません
このように萼片はあっても花冠が無い花のことを、「単花被花(monochlamydeous flower)」と言うそうです
冬を迎えたシュウメイギクの姿 (どこかのお宅の菜園の片隅に植えられていました)
根性葉(地際の葉)は、まだ残っています・・・( 上 画像;向かって左下 )
根生葉は数枚で、長さ6cm前後、幅も6cm前後の三角形状で、3小葉からなり3浅裂するものから3中裂するものまでいろいろあります
花のあと実ができて、そこから綿毛が出てきます
萼片が散った後に球状の花芯が残り、熟して割れると真っ白な綿毛が現れます
綿毛の中には、胡麻粒のような種子が多数あり、風に乗って散布されます
綿毛のアップです ( 種は見えませんが、どうしたのかな!? )
シュウメイギクの花言葉は、「 忍耐 」、「 淡い思い 」、「 薄れゆく愛 」、「 利益 」、「 多感なとき 」、「 耐え忍ぶ恋 」 です
花が終わっても、明日への生命を真っ白い綿でくるんで、自然の厳しい冬をしのいでいます
ミツマタの冬越し
紅葉も大分終わって、どの木々も冬支度が始まっています
木によっては、すっかり冬越し体制です
早朝ウォーキングをしていて、明るくなってきた陽の光を浴びたミツマタの樹を見つけました
陽光の中のミツマタの樹 ・・・この日は霜が珍しく降りていない日でした
ミツマタは中国原産で、冬に葉を落とす落葉性の低木です
ミツマタの名は枝が三つ叉に分かれるところからつけられたそうですが、画像の各枝をみれば、まさに見た目そのままで納得しやすい名前でしょう
ミツマタは、寒さの残る早春に、春の訪れを待ちかねたように咲くので、万葉歌人の頃は「さきさく(先咲く)」と呼んだそうです
よく知られる歌ですが
春されば まず三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあらば 後にもあはむ な(莫)こ(恋)ひそ吾妹(わぎも) [ 柿本人麻呂 ]
ミツマタの樹高は1m~2mでよく枝分かれし、まるい樹形になります
秋に枝の先端に花芽を作り、早春に小さな花を半球状にまとまって咲かせて芳香を放っています
花は下向きに咲き、丸い手まりのように咲く黄色い花は、緑の少ない早春の林の中で目を引きます
花びらに見える部分は筒状の萼で、実際は花びらをもちません
色は外側が白で内側が黄色になります
開花時期はまだ葉っぱが出ておらず、花が葉っぱで隠れることがないので樹全体が色づいたようになり、群生したミツマタはとても綺麗です
冬越しの始まったミツマタ・・・首を垂れて、寒さを耐えるのですね
今年は暖かいのでしょうか!?
花芽は大きくなり、葉はまだ残っています
アップして花芽を覗いてみました
柔らかな産毛状の毛でスッポリ覆われています ・・・
ミツマタの花言葉は、「 肉親の絆 」 です
八重咲コスモスの花が、咲いていました
12月に入ったら途端に寒くなりました
寒波襲来で、日本海側だけでなく、四国の各県に大雪が降りました
徳島では急な大雪の為、幾つかの村が孤立し、停電で寒さの為亡くなった方が幾人かおられるようです
最近はIP電話の為、停電になると電話が通じず、携帯を持っても圏外であったり、電池切れであったりと、科学の力は相変わらず自然に対しては無力だなと感じます
それにしても、なぜ今までそんな大雪のなかった地で、今の時期に豪雪となるのでしょう!?
そんな同じ時期、群馬は寒かったけど、晴れた日が続いていました
随分と天候変化が大きいなと今更びっくりしています
もう冬到来なんでしょうね
でも、先日行った「ボタニックガーデン」では、コスモスが咲いているのを見つけました
コスモスは、「秋桜」と書くように、秋の花です
コロンブスのアメリカ大陸発見後、スペイン人がメキシコの高原に咲くコスモスを見つけて持ち帰り、マドリッドの植物園長がギリシャ語の(コスモス・Kosmos)(➝「秩序」、「調和」、「美」などの意味)と命名したそうです
コスモスは短日植物で、花は本来一重咲き・ピンク、白、赤などの花色ですが、品種改良が進み、多くの新品種が生まれてきています
開花期は、7月~11月ですが、早生品種(➝6月には咲く)も生まれ、花も舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されています
ジョイフルガーデンの一画で咲く色とりどりのコスモス
コスモスは日本には江戸時代末期に種子が伝わったのだそうです
しかし広まったのは、明治9年(1876)、美術学校の教師として来日した芸術家ラグーザがイタリアから種子を持参してきたことから以降といわれ、明治末期には全国に普及、各地で栽培されるようになったのだそうです
赤白の混じりや、八重咲のコスモスがありました
コスモスの花は、名前から「愛や人生がもたらす喜びを意味する」花だとされています
コスモスの花の群落を見ると、心和むのはそのせいでしょうか!?
年を重ねるごとに、「大切な想いがふえてゆくように誰もが心の中にコスモス畑を持っている」と誰かが言っていましたが、驕ることなく、自然に謙虚に生きていこうと思います
八重咲のコスモスは、初めてみました
これがコスモスの花かとびっくりです
下の画像の八重咲は、「ダブルクリック」という名前らしいのですが、何とも変わった名前です
真っ白な「八重咲サザンカ」の花を思いだしました
コスモスの 花言葉は、「 純潔 」、「 愛情 」、「 乙女の真心 」 です
真っ白な八重咲コスモス・ダブルクリックは、上の花言葉がぴったり来ました
来年徳島の孤立村に、コスモスの花畑が咲くのを祈っています
アカカシワが紅葉してました
先だって、群馬・新田にあるジョイフル本田・ボタニックガーデン に行った折、園内の「ウッドランド&レイク」の片隅で紅葉したカシワの樹を見つけました
カシワ(柏、槲)は、ブナ目ブナ科の落葉中高木で、北海道から九州までの温帯から暖帯にかけて生育し、火山地帯や海岸などに群落が見られます
葉は大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴で、ドングリはクヌギに似て丸く、殻斗は先がとがって反り返る包が密生します
秋に枯れた葉が春までついたまま、新芽が出るまでは落葉しないので、防風林として植栽される黒松に変わって寒冷地ではカラマツと共にカシワが多く冬季の暴風樹木として採用されています
「ボタニックガーデン」で見かけた赤くなった葉をつけたカシワは「これが、カシワ」と思うほど艶やかでした
樹木の名前が分からず、近くにいたガーデンの人に聞きましたら、アカガシワと云うのだと教えてくれました
カシワの仲間ですが、通常カシワは黄葉がほとんどなので、紅葉するのは珍しいカシワと云えます
アメリカでは紅葉する樹木が少ないので珍重されているようで、街路樹で紅葉していればさぞや見事でしょう
アカガシワの紅葉
アカガシワ(別名;レッドオーク、もしくはアメリカンオーク)は、北アメリカ原産のブナ科コナラ属の落葉高木で、高さ30mにもなりボストンでは公園樹・街路樹として植栽されているそうです
葉は、長楕円形で長さ20cmほど、ふちは羽状に深裂し、裂片の先端は尖った鋸歯になっています
葉の表面は光沢があり、見上げた葉の色は何とも綺麗でした
真紅に燃えるアカガシワを見上げてみました
アカカシワの花期は5~6月、葉腋から花序が出ます
雄花序は5~8cm、黄緑色の尾状が下垂し、雌花序は赤色で腋生します
果実は、花後翌年にドングリになり、長さ2.5cm位のやや大きめで殻斗は浅いです
アカガシワの樹皮は淡灰色で滑らかで、のちに深く縦割れします
足元に落ちていたアカガシワの葉をアップしました
地上を真っ赤に敷き詰めるように落ちていました
カシワの葉は、春頃までなかなか落葉しないのですが、アカカシワは別格なのでしょうか!?
観葉植物アンスリュームのツボミって!?
先だって行った群馬・高崎の植物園で、 観葉植物のアンスリュームが花開いているのを見つけました
アンスリュームは、サトイモ科・アンスリウム属の多年草で、原産地は熱帯アメリカ、西インド諸島です
種類は色々あり、大別すると地面に根を下ろす地生種や、気根を茎から出して、樹木などに張り付いて生長する着生種があり600種以上が分布しているそうです
アンスリュームの草丈は、10~80cm、花期は5~10月頃とながめです
園芸では、用途別に葉を鑑賞するものと、花を観賞するものに分けられ、主に観葉植物や鉢花、切り花として扱われています
属名の「アンスリウム(Anthurium)」は、ギリシア語の「anthos(花)」と「oura(尾)」という意味で、真ん中に突き出た肉穂花序が動物の尾のような形になることにちなんでいるとされています
和名は、ハート形の花をうちわにみたてたもので『ベニウチワ「紅団扇」(アンスリウム・シェルツェリアヌム)』、『オオベニウチワ「大紅団扇」(アンスリウム・アンドレアヌム)』などと呼ばれます
英名では、フラミンゴの立ち姿に似るため「flamingo flower(フラミンゴ フラワー)、または tail flower(テイル フラワー)、oilcloth flower(オイルクロス フラワー)」等の呼び名があります
アンスリュームのつぼみ(?)・・・紅い棒からどんな花が開くのでしょう!?
アンスリュームは、長い軸を伸ばして、その先に1枚・ハートを狭めたような形の葉を付けます
葉は濃緑で、表面がビロード状に鈍く輝き、葉脈の色がくっきりと浮き出ています
形は種により様々で、葉の大きさは長さ1mになる大きいものもあります
アンスリュームの花の本体は、葉の変形した花びらのような赤い仏炎苞の中央の棒状をした肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれるものです
紅い仏炎苞が割れて開き始めていました ( 中央の白い穂のような柱状のものが、肉穂花序です )
仏炎苞の直径は、約10~15cmあります
仏炎苞の色は、鮮やかな赤がポピュラーですが、ピンクや白、緑、黄緑もあるようで、観葉植物としての鑑賞価値はこの仏炎苞が対象になっているように思えます
仏炎苞は、厚みがあってワックスをかけたような光沢をもち、一般的にハート型、卵形ですが、細長くとがった形ものなどがあります
アンスリュームの花姿 ・・・ハート形の紅い仏炎苞と中央の肉穂花序でなっています
肉穂花序は小さな花が寄り集まりくっついている形です
小さく目立たない花ですが、よく見ると4枚の花びらと4本の雄しべ、1個の雌しべがあると云われています
花後に、白や赤の球状の果実を房状につけます
肉穂花序のアップ
花後の果実ができ始め・・・緑ですが、この後赤くなるのかな!?
アンスリュームの花言葉は、「 可愛い 」、「 無垢な心 」、「 情熱的 」、「 心は燃えている 」、「 恋にもだえる心 」 です
花の咲く様子が、とても不思議なイメージをわかせてくれました
マーガレットコスモス(=別名:イエローエンジェル)の花・・・コスモスではありません
先だって、コスモスの仲間ではないのに、コスモスと名のついたウィンターコスモスを紹介しました
同じように、コスモスではないけど、コスモスに似ているところがあると名づけられた花・マーガレットコスモスがポット植えされ、花開いて売られているのを見つけました
マーガレットコスモスはキク科ステイロディスクス属の常緑小低木で、原産地は南アフリカです
マーガレットコスモスというのは流通名です
樹高は40~50cm位になり、葉の表面には毛がなく、艶のある緑色をしています
葉は羽状に切れ込み、互生して、ユリオプスデージーと似ています
マーガッレトコスモスの方が葉の切れ込みが浅いようです
花は、7月から11月に咲きます
ポット植えで売られていたマーガレットコスモス
マーガレットコスモスは茎先に花径3cmくらいの黄色い花(頭花)を1つずつつけます
外側の大きい花びらにみえるのは舌状花で、雄しべはありません
真ん中の花が筒状花(管状花)で、雌しべも雄しべもあり、種もできます
舌状花や筒状花といった異なる花が集まって一輪の花形を作って咲くものを頭状花序、略して頭花というそうです
暖地では露地栽培で冬を越し、冬の花壇に植えられて木質化しながら、開花しているのを見かけることができます
落ち葉が降り積もった下のポット苗も、小さいながら黄色い花を咲かせていました
マーガレットコスモスの花アップです
マーガレットコスモス の 花言葉は、 「 真実の愛 」、「 心に秘めた愛 」、「 謙譲 」、「 恋占い 」 です
名前の通り、花言葉はマーガレットとコスモスの重なった花言葉のようです
咲いている姿は、「謙譲」が合うようです
見事なトウカエデの紅葉を見つけました
ぐっと冷え込むような日になってきました
里山の秋は深まってきています
先日群馬・高崎の観音山丘陵で、トウカエデがきれいに紅葉しているのを見かけました
トウカエデは、カエデ科カエデ属の落葉高木で、中国が原産・江戸時代初期に渡来し、日本各地に植栽されています
対生している葉は、葉身が倒卵形で、上部が浅く3裂しており、別名を三角カエデと呼ばれています
トウカエデは場所や土地を選ばず、早く成長し移植しやすいので、街路樹などに最近多く植えらるようになったそうです
その生長ぶりは、枝だと1年に2m位も伸びると云われ、剪定が大変なほどだと云われます・・・樹高は10~20mです
紅葉見事なトウカエデ
トウカエデの樹皮は若木では滑らかですが、老木は鱗片状にはがれやすくなります
見かけたトウカエデは、幹回り50~60cm、10mほどの樹高ですが、樹皮がはがれてきているので、熟年齢になっているのでしょうか!?
でも樹皮の剥がれた後から新枝が出て、紅葉しているので、まだまだ生長しているのでしょう
トウカエデの幹肌・・・寒さを迎えるのに衣を脱いで大丈夫!?
葉の形は、タイワンフウに似ていますが、葉が対生することで見分けられるそうですし、幹の樹皮の剥がれも特徴となっているようです
葉の表面は光沢があり、表裏ともに無毛で基部より3主脈が出ています
葉の縁は、幼木では低い鋸歯があり、成木では全縁で、大きな波状になります
街路樹などのトウカエデは黄葉が多いそうですが、山地などの寒暖の大きい所では、紅葉が多くなるのだそうです
ある文献で、日中の気温が8℃を前後する急な寒暖差がある日が続くことが美しい紅葉を見られる要素だと云う事を知りました
それにしても、見事な紅葉です
ハナミズキの紅葉
昨日に続いて・・・
「群馬の森」の遊びの広場には、ハナミズキがメインツリーの様に何本か真っ赤に紅葉し始めていました
近づいて見上げると、果実が沢山生っていました
青空のもと、紅葉するハナミズキ ( 向かって左:コナラ(?)の樹 )
ハナミズキの果実は、長さ1cmほどの楕円形の集合果です
紅葉し始めた葉の中で、紅い果実が鮮やかにみえました
ハナミズキは4~5月に花を開きます
白い花弁のように見えるのは総苞片の中心にある黄緑色のツブツブの一つ一つが花で、頭状花序を作っています
この頭状花序の花、一つ一つが結実して、赤い核果となります
紅くてとても美味しそうだけど、味は不味いって
美味しそうに見えるハナミズキの果実
ハナミズキの花言葉は、「私の思いを受けてください」、「公平にする」、「返礼」、「華やかな恋」などです
日露戦争終結の仲介(ポーツマス条約)をしてくれた、お礼として、1912年に当時の東京市長だった尾崎行雄が桜6000本をアメリカに贈りました
そしてその返礼で、1915年アメリカからハナミズキが渡来したので、これに因んでこの花言葉が生まれたようです
尚、贈った桜は、ワシントンのポトマック河畔に植えられ、今では日本でも見られぬほど見事な桜の名所になっているそうです
それに反して、その折贈られたハナミズキは太平洋戦争時、敵国の贈り物と云う事で、その所在は不明になったようですが、花を愛する人の調査で、近年東京都立園芸高校、小石川植物園などに現存していることが判明したそうです
戦後70年近くに成ろうとしていますから、どんなに巨木になっているのでしょう
紅葉も見事かもしれません
今日本各地で見られるハナミズキは、この時の子孫なんですね
遊び広場のハナミズキ ( 正面奥:滑り台 )
道縁に並べた果実…何をして遊んだのかな!? (中央の実はハナミズキ)
遊び広場のハナミズキの実は、子供たちの美味しい料理の献立のようです
いや、お店ごっこでもしていたのかな!?・・・樹の枝はお金かな!?
秋の深まりは、夢の深まりかもしれません
マユミの実がたわわです
近くの公園では、マユミが沢山の実をつけていました
先月、榛名山で、マユミを見て以来 です
マユミはニシキギの仲間で、紅葉するととても綺麗です・・・樹高は3~10m位になります
ここ急に寒さが続いて、周りの里山が大分色づいてきましたが、見つけたマユミはまだ葉が青々していました
対生し、長楕円形の葉先は尖って縁には鋸歯があるマユミの葉は秋遅くまで、緑が残っているようです
射し込んだ陽射しの中で、淡紅色に熟してきた果実が大分はじけてきていました
はじけ始めたマユミの果実
寒さが深まると、マユミの朔果は更に熟し、赤味を増しながら4裂し、仮種皮に包まれた真っ赤な種子が現われます
この赤い仮種皮が、ニシキギ科の果実の特徴といえそうです・・・実の熟期は10~12月です
果実の4裂した愛らしい姿と、緑の葉色が少しずつ赤く美しくなる紅葉はなかなか見どころあります
果実を少し覗いてみました
ネットでこんな句を見つけました
『 弾け出る 時の来たるや 檀(まゆみ)の実 』
画像に合っているので載せさせてもらいました
マユミの実アップです
尚、マユミの実は4裂し、仲間のツリバナマユミの実は5裂 します
イトラッキョウの鉢植えを見つけました
先日産直の花棚で、ラッキョウの花が、小鉢植えになって売られていました
名札には、イトラッキョウとありました
榛名の山で見つけたヤマラッキョウとは違って、とても繊細な表情です
どこが違うかと云えば、針のように細い葉でしょうか!?
イトラッキョウはユリ科アリウム属でニンニクやネギ、ニラ、タマネギ、ラッキョウの仲間です
葉が糸の様に細くラッキョウのような花が咲くので、イトラッキョウと名付けられたのだと思われます
ラッキョウは9世紀頃中国から薬用植物として渡来したものですが、イトラッキョウは長崎の平戸島に自生する固有種だそうです
イトラッキョウの鉢売り ・・・画像呆けちゃいました
イトラッキョウは自生地では岩場や岩棚に群生して、球根で春~秋に生長します
花の咲く時期は、夏の終わりから秋にかけて(9~12月)線のような細い花茎を伸ばして、その先端に紅紫色~淡い赤色の花が数輪付けて咲きます
草丈は15~20cmです
花は茎先に散形花序を出し、2輪から12輪くらいの小さな花がつきます
花被片は6枚で、 雄しべは花被片より長く伸びています
葉は幅1ミリくらいの円筒形で、根際から生えています
花言葉は分かりませんが、ヤマラッキョウの言葉と同じでしょうか!?
花言葉は、つつましいあなたで、いいでしょう
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