日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
冬を迎えたシュウメイギク
早朝ウォーキングをしていると、知らなかった冬の植物の様子を改めて発見できます
発見と云うとオーバーかもしれませんね
物知らぬ私の独りよがりです・・・
この日の発見は、シュウメイギクの冬支度です
シュウメイギク(=秋明菊)は、キンポウゲ科イチリンソウ属植物の一種で、「キク」と付いていますが、「キク」の仲間ではなくアネモネの仲間です
名前の由来は、花がキクの花に似ていて、秋に咲くので「秋明」とされたようです
中国から古い時代に入ってきた帰化植物で、古くから園芸植物として各地で栽培されてきており、「秋明菊」の名以外に、「秋牡丹」、「しめ菊」、「紫衣菊」、「加賀菊」、「越前菊」、「貴船菊」、「唐菊」、「高麗菊」、「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれています
耐寒性多年草で、開花期は秋(➝8~11月)、高く伸びた花茎の上に大柄な花をつけます
葉は根元に集中(=根性葉)していて、花の周りには比較的小さな葉だけがつくだけなので、草姿がすっきりしています・・・ちょっと物足りない感じもなくはありませんが・・・
草丈は50cm~1mほどで、花は多数の赤紫色の花弁状の萼片(=花被片)をつけています・・・本物の花弁はありません
このように萼片はあっても花冠が無い花のことを、「単花被花(monochlamydeous flower)」と言うそうです
冬を迎えたシュウメイギクの姿 (どこかのお宅の菜園の片隅に植えられていました)
根性葉(地際の葉)は、まだ残っています・・・( 上 画像;向かって左下 )
根生葉は数枚で、長さ6cm前後、幅も6cm前後の三角形状で、3小葉からなり3浅裂するものから3中裂するものまでいろいろあります
花のあと実ができて、そこから綿毛が出てきます
萼片が散った後に球状の花芯が残り、熟して割れると真っ白な綿毛が現れます
綿毛の中には、胡麻粒のような種子が多数あり、風に乗って散布されます
綿毛のアップです ( 種は見えませんが、どうしたのかな!? )
シュウメイギクの花言葉は、「 忍耐 」、「 淡い思い 」、「 薄れゆく愛 」、「 利益 」、「 多感なとき 」、「 耐え忍ぶ恋 」 です
花が終わっても、明日への生命を真っ白い綿でくるんで、自然の厳しい冬をしのいでいます
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