日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
早春花が集まってました
先日覗いた群馬・高崎の植物園は、春が一杯になってきてました
園内を散策したら、色んな花やらが咲き出し、もう春一杯になってきた雰囲気です
デジカメ撮影 は先週ですから、もう今は満開になっているもの、花が散ってしまったものもあるかもしれません
適当にパチパチして来ましたので、春の様子を楽しんでください
まずは、ダンコウバイ です ・・・咲き始めていました
ダンコウバイ(=檀香梅)は、クスノキ科クロモジ属の落葉小木の一種です
春、芽吹く前に黄色い小さな花を枝に無数に付けます 弾けるように咲きはじめています
ダンコウバイは雌雄異株で、3~4月・葉に先立って、前年の葉腋に、散形花序を1~3個付け、雄花序には、6~7個の花があります
花被片は6個、雄しべが9個、雌しべは退化しています
種子に強い香りがあり、葉も揉むとわずかに芳香があります
もうロウバイの花 は、終わりに近づいています
ロウバイの開花時期は、12月下旬~翌3月中旬が盛りですから、間もなく花は終わりです
ロウバイの向こうに咲いているのは、マンサクの花 です
マンサクは、2~3月に葉に先駆けて花が咲く早春一番花です
樹陰には、サンシュユ の花が咲き出していました
サンシュユ(山茱萸)は、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木で、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつけます
4個の花弁は、反り返り、雄しべは4個です
離れたところで、ザクロの実 が落ちないで冬越ししてました
枝には、細かに新芽が膨らみ始めていました
間もなく芽が吹き、花開くでしょう
この果実は、その時どうなっているのでしょう!?
タコノキ “ を見てきました・・・正確には、タコノキの根です
先だって、群馬・高崎の植物園に行ってきました
園内の温室では、室内天井の一画を覆い隠すように茂っている大きなタコノキ(蛸の木)が眼につきます
初めてこの樹を見たときは、あまりに原始的な樹に見えて、驚いたものです
何度かこの植物園に来るうちに、すっかり見慣れてきて、よくよく観察するようになりました
タコノキ(蛸の木)は、タコノキ科の常緑高木で、小笠原諸島の海の近くに自生し雌雄異株で、葉は先端は尖って細長く1mほどに達し、大きく鋭い鋸歯を持っています
葉のつき方はらせん状で、その葉の付き方から「スクリュー・パイン」とも呼ばれています
タコノキは雄の木と雌の木があり、雌の木は表面がぼこぼこした球形の果実を付けますが、熟して色づいた果実は粗くて巨大なパイナップルといった雰囲気だそうですから、この名がつけられたのかもしれません
以前来たとき、ソフトボール大の青い果実が生っているのを見ましたが、温室のタコノキは一本しかないように見えるので受粉がどうなっているのか不思議です
タコノキの特徴はなんといっても、気根が支柱のように幹を取り巻き、タコのように見えることです
気根をアップしてみました (下の画像)
幹の下の方から気根と呼ばれる根が、幹を囲むような感じで絡み合ったタコ足状に伸びています
気根とは一般に向地性をもっており、地中で発達するものであるが,地上の茎から空気中に出る根を総称しているようです
機能も構造も種によってさまざまで、支持根、吸収根といった区別があり、タコノキは典型的な支持根例だそうです
海岸沿いなどに自生していることが多いのだそうですが、この気根が不安定な砂質土壌にしっかり食い込んでアンカーの役割をして幹を支えているのだそうです
樹肌が面白いです・・・タコの足には吸盤がありますが、タコノキには役割はわかりませんが、硬いいぼのような棘が出ていました
⌈スプリング・エフェメラル⌋の代表といえば、″カタクリ″でしょう
まだパソコンの具合が悪く、画像の載せ方をテスト中です
以前画像登録してあった載せたカタクリの花です
″カタクリ″ は、早春に10 cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせます
カタクリのように、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花は春植物といい、総称として⌈スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)⌋と呼ばれています
⌈スプリング・エフェメラル⌋は、直訳すると「春の儚いもの」、「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれます
春の妖精・カタクリは雪解け直後に地上に顔を出し、10日ほどで花を咲かせ、すぐに終わってしまいます
本格的な春がくるころには、花は萎れ、花茎の下部にある通常2枚の葉のみになります
そしてこの葉も6月ころには黄色くなって枯れ、それ以降は地中の球根のみとなってそのまま越冬します
このため地上に姿を見せる期間は約2ヶ月だけしかなく、この名が生まれたようです
アップしたカタクリの花を見て、妖精の顔って綺麗というより、妖艶なイメージですね
白い妖精は数年前群馬・藤岡カタクリの里で見たものですが、その後はお目にかかる機会がありません
いつかまた見れるかな
まだパソコンが使いこなせず・・・お休み続いてます ⟶ テスト中です
まだしばらくかかりそうです
⌈Windows8⌋って、色々と操作が難しいですね
試していますが、そのたびに色々の現象が出るので、頭が硬くなっている事もありついて往けず、戸惑っています
☆ ◎ ◯ 等の記号はやっと探せました
なんでこんなに苦労するのかな
では画像の取り込みを試してみます
アップロードしておいた画像はすぐ載りました
問題はアップロードですが、まだデジカメからの画像の取り込みがうまくいってません
プリンターも古い(=多機能機種で6年前購入品)せいか、USBで単継ぎしても、受け付けないのです
取り込んだ画像をアップロードもまだです
今日のテストはここまで・・・テスト状況を投稿しました
テスト投稿です
やっと今パソコンが手許に入り、起動出来ました
今までのパソコン は、世態的には4世態前でしたから、壊れてしかたないのかもしれませんが、入っていたデーター
が全て紛失なのでがっかりしています
それはともかく、当パソコン は今までのパソコンとは機能的に大分違っており、私には操作方法がまだ全然わかりません
これから勉強して、まずは習熟したいと思っています
しばらくは色々確認・試しが必要のようです
ブログがしばらくお休みです
出てくるのは、パソコン用語一杯の画像のみです。
修理はどうやら無理のようです。
と言うことで、しばらくお休み致します。
携帯投稿はしてみます。
“クリサンセマム・ムルチコーレ”は黄色の花です
3月に入って、暖かなひが続くようになりました
先日スーパーの花棚で、少し光沢感のあるお椀型の黄色い花が、花茎を長く伸ばして風にゆらぎ咲いているのを見つけました
この花は、北アフリカ・アルジェリア原産の“クリサンセマム・ムルチコーレ”というキク科の秋まき一年草です
乾燥した地域が原産なので、少し肉厚の葉で株はロゼット状になっています
草丈は15~20cmで、よく分岐して広がり、輝くような黄金色の小花をひと株に30近くも咲かせます
英名は「yellow daisy(イエロー デージー)ともいいますが、まさに小型の王冠の様に見えます
とても丈夫で、花期は初春から初夏(3~6月頃)と長く、明るく春らしい雰囲気をもつので春花壇や鉢ものとして利用されています
“クリサンセマム・ムルチコーレ”は、3月27日の誕生花です
“クリサンセマム・ムルチコーレ”の花言葉は、「 高潔 」、 「 誠実 」 です
この花の生まれは、上述しましたように、先日人質事件の起こったアルジェリアです
「 誠実 」の花言葉をもつ明るい輝くような花が咲く国で、テロ事件が起こるなんて悲しい話です
産直の花棚で、早春に見た花
大分春めいてきました
とは言え、まだ3月が始まったばかり・・・、朝は風がとっても冷たいです
先日買い物がてらに行った産直の花棚で、一足早い春咲く(?)鉢花を見かけました
“ボケ”の花が真っ先に眼に入りました
“ボケ(木瓜)”は、バラ科の落葉低木です
その名は、実が瓜に似ており、木になる瓜・「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したも言われます
3~4月、葉より先に花が開きます
花は短枝の脇に数個つき、径2.5~3.5cm、花色は基本的に淡紅、緋紅、白と紅の斑、白などがあります
“ボケ”は11月頃から咲く種類があり、これ等は春に開花するものと区別して、“寒木瓜(かんぼけ)”と呼ばれるようです
もしかしたら、“寒ボケ”
“ブルーベリー”の花が咲き始めていました
“ブルーベリー”はツツジ科で、北米原産の落葉低木の果樹です
4~6月、枝先に一花が大豆くらいの白いつぼ型の花を下向きにつけます
花先を下から覗くと、小さな蕊(しべ)が見えます
葉は互生し、葉身は3~7cmで楕円形をしています
“ブルーベリー”の花言葉は、「 好意 」、「 信頼 」、「 思いやり 」、「 親切 」 です
“ブルーベリー”は、品種にもよりますが、「自家不和合性」といって、自分の花粉では実が留まりにくい性質を持っています
この為、実を生らすには、同じ種類の違う品種を2本以上、近くに植えることがポイントで、ミツバチなどの昆虫によって相互に受粉され、果実が大きくなり、収量もアップします
1本植えでは、実がなりにくく、いわゆるパートナーが必要なのです
花言葉から、互いに思いやりが持てて、信頼関係が築けるパートナーがいれば、花はやがて沢山の実と生ります
まさに人と人の繋がりにも、言えることですね!!
引っ付き虫・“コセンダングサ”が、雪帽子してます
この所寒さが続き、雪がチョクチョク降ってきます
先日も夜降りました
朝には止み、それも薄い積雪量なので、明るくなりだしたのを見て、いつもの早朝ウォーキングにでかけました
コースに当たる田んぼや畑は真っ白でした
陽が昇り、陽射しは赤く照り始め、積もった雪も輝いてきてます
道端に生えた “コセンダングサ” の種子が、真っ白な雪帽子をつけていました
“コセンダングサ”等の草の種は、通称「引っ付き虫」と呼ばれますが、「引っ付き虫」が帽子を被ったら引っ付けなくなっちゃうね
白い帽子を被った「引っ付き虫」もなかなかオシャレです
すっぽり被ると、ちょっと綿の実みたい
でもその中には鋭い刺を隠しているなんざ、ちょっと用心!!です
「引っ付き虫」の異名のある物は、“コセンダングサ”だけではないようです
“センダングサ”の仲間、“オナモミ”(オオオナモミなど)の仲間、“ヤブジラミ”の仲間、イネ科の「引っ付き虫」〈チカラシバなど)、等など色々な形の物の総称のようになっているようです
雪の朝・・・ウォーキングで見るもの
昨日の朝はウォーキング しようと表に出たら、一面の銀世界
にびっくりでした
この所良く降ります
でもあまり積もらないから、丁度いいお湿りといえますかね
足許気をつけながら、早朝ウォーキングコースの雪風景をパチリ!! しました
新幹線高架をくぐると、いつも学校のグランド横を通ります (下画像:左)
陸上トラックなのですが、ベンチが二つだけ、ポツンと置かれています
ちょっと盛りだくさんですが、川辺の景色です (上画像:右)
土手向うの水路工事の重機が雪を被って真っ白でした(画像向って左はドウダンツツジの綿帽子です)
川面は氷は張っておらず、カモ君たちが餌取りしてました
陽が昇って、あかるくなって・・・周囲の山並みが少し見え始めましたので、パチリ!! しました
手前:麦畑です 正面奥は榛名連峰ですが、ちょっと分りにくいかな
上信越道の高架には、大型トラックが新潟方向に走っているのが見えます・・・気をつけて
陽が昇り始め、紅く辺りが染まり始めました
新幹線高架周りの高圧線鉄塔群です
なんともつまらない画像でしょうけど、私はこの風景が何か好きなんです
雪の降る数日前、この場所で朝日の上るのを撮りましたので見てください
向って右の光っているのは、高架を走る新幹線です
群馬県立公園・「群馬の森」に雪が降りました・・・“ロウバイ”咲く
先だって雪が降りました
立春だっていうのに、雪の降った翌日群馬県立公園・群馬の森に行ってきました
前日の雪はボタ雪であったせいか、あまり積もらず、更にはずっと乾燥した日が続いていたせいか割に溶けるのが早かったようです
春はやはり来ているようです
芝生公園の芝は白くなっています (向って中央の白い建物は、近代美術館)
芝生公園の中央は溶けて芝生が出ています
雪上に足跡がついています
踏みしめた跡には芝生が見え、春の顔出しです
芝生公園の端には、遊歩道があり、そこには“ロウバイ”の花が咲き出していました
“ロウバイ”は、中国原産の高さ2~4mの落葉低木で、幹は、地ぎわから分枝して株状になります
早春のまだ寒さの厳しいこの時期、他の花に先立って、黄色のかわいい花を、葉の出る前の枝に多数つけて咲きます
冷気の中で“ロウバイ”の香りをかぎながら、見上げる角度で、パチリ!!しました
“ロウバイ”の花には、多数の花被片があります
これらの花被片のうち、外側のものは、大形で黄色ですが、内花被片は、小形で暗紫色であるのが特徴です
“ロウバイ” の 花言葉
「 慈愛に満ちている人 」 、「 ゆかしさ 」 、「 慈愛心 」
雪解けに香るロウバイに床しさを感じました
“サントリナ”はハーブなの!?
今日はスーパーの花木コーナーで見かけたハーブを紹介します
寒さもいくらか和らいできた感じで、花木コーナーの棚には“パンジー”や“プリムラ”など花壇用の草花が一杯飾られてきていました
そんな華やかになって来た棚の一部に、シルバーリーフのまるで樹氷をイメージするポット苗が売られていました
この苗は“サントリナ”といい、キク科の常緑性の小低木です
地中海地方が原産で、草丈は20~60cmほどになり、細長く細かい葉っぱには細かい毛が生えていて香りもある事からラベンダーに似ています
そんな所から別名は、“コットンラベンダー”とも呼ばれているそうです・・・尚和名では、“ワタスギギク”といいます
“サントリナ”は、地中海地方では昔から空気を爽やかにするハーブとして使われてきたそうです
16世紀、フランスのユグノー教徒がこの植物をイギリスに持ち込み、イギリスではポピュラーなノットガーデンを造りだしました
「ノットガーデン」というのは、イングリシュガーデンで16世紀頃登場したもので、柘植など常緑低木で結び目をデザインし、間に彩色した砕石などを敷き詰めたものです (=ノットとは綱の結び目模様を表すそうです)
開花時期は6月~9月で、黄色い球形の花を咲かせます
耐寒性は弱いということですが、株元を腐葉土で覆ってやれば結構冬も大丈夫そうです
“サントリナ”の葉は長さ2cmくらい、多肉性、線形で、深く切れ込みがでています
葉色は灰緑または銀緑色で、夏頃から各枝先から長い花梗を出して黄色の花をつけます
花は見た事ないですが、頭状花は管状花だけで、球状になるそうです
“サントリナ”は防虫効果があり、ドライハーブにして小さな袋に詰めて箪笥や引き出しに入れたり、リースにして使うそうです
まだ見た事ない花だけど、“サントリナ”の花言葉は、「 移り気な人 」 ・・・なんで??
温室で花壇植えされた“ラン”の花
「群馬フラワーセンター」の温室では、“ラン”の花が咲き出しています
“ラン”の花は一年中見られますが、どちらかというと日本の夏は苦手で、 秋から晩春が“ラン”花の最盛時期(勿論種類によって違うけど・・・)かと思えます
温室内は浅間石を石組みして、その上、その周りに“ラン”が着生されていました
数万種類はあろうといわれる蘭ですから、珍しい“ラン”はいくらでもあります
寒い時期でちょっと変わった“ラン”花を見つけましたので、パチリ!!しました
“ラン”の分類・名前はあまりにも多く、私にはチンプンカンプンです
そんな“ラン”なので、花壇に植え付けられたランは大変見た事あるような気がするのですが、名前は分らずパチリだけして、あとで「だろう名前」をつけて紹介します
“ラン”は通常樹上に着生するのが多いのですが、中には地上性の種類もあり、温室で花壇植えされたランを見て珍しく感じました
色々なランが花開いていましたが、二つほど珍しく感じたものがあり、紹介します
上の画像の向って左のエンジ色の“ラン”ですが、“エビデンドラム”かなと思います
ただ“エピデンドラム”は、本来樹の上に着生することから、「epi:上」+「dendron:木」から命名されたものですから、地上で咲く様子から間違っているかもしれません
下左画像で、アップしました
花壇の中で、変わった“ラン”が植わっていました (上の右画像はアップしたものです)
一見すると、とても“ラン”の仲間とは思えないものです
その姿が毒蛇のコブラの尾やコブラの頭をもたげた姿を連想させることから、“コブラオーキッド” と呼ばれる“ラン”で、はじめて見ると、これがランなのといった感じすら致します
ところがこの“コブラオーキッド(バルボフィラム)”の仲間は、世界中の熱帯・暖温帯に1,000種以上が知られ、ラン科最大の属なのだそうです・・・知らなかった~
“コブラオーキッド”は、アフリカのウガンダ、ケニア、タンザニア等に多く分布し、花茎(花を支える茎)は、通常のランと異なり、扁平で幅3cm、長さ20~60cmあり、その中筋に一列小花をつけます
蛇足だが、“ラン”の花言葉は、「美人」、「優雅な女性」、「変わりやすい愛情」等です
“コブラオーキッド”の花言葉は見つからないけど、どうも花言葉からは“コブラオーキッド”は“ラン”のイメージに合っていないようです
赤城山麓で、早春花・“マンサク”が咲き出していました
先日行った群馬フラワーパークの園内で、“マンサク” が一杯咲いていました
まだまだ樹木の芽出しがなく、枯葉多い茶色ばかりの中で、ちょっと甘い香りを漂わせ、黄色に咲く花が目立っていました
まさに“マンサク”が黄色の世界を演出していました
“マンサク”の語源は明らかでないが、早春に咲くことから、「まず咲く」、「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれています
“マンサク”の開花期は早春1月~3月、葉に先駆けて咲きます
花は軽くよじれた糸のような花びらをもち、一カ所に数個まとまって咲きます
花にはがく、花弁(花びら)と雄しべおよび仮雄しべが4個ずつあり、雌しべは2本の花柱を持っています
がくは赤褐色または緑色で円い形です
こんな一句を見つけました
「 まんさくや 小雪となりし 朝の雨 」 水原秋桜子
そして 駄句一句
「 まんさくや 透き通り咲く 山の朝 」 ダッペ
“マンサク”は、幾種類かあります
園内の片隅で、“アカバナマンサク”が咲いていました
落葉がまだ仕切れず、葉が残って待ちきれぬ春を演出です
“マンサク”の花言葉は、「 霊感 」、「 ひらめき 」、「 直感 」、「 神秘 」 です
“オオベニゴウカン”→ 漢字で、「大紅合歓」と書きます
先日、群馬・赤城山麓にある「フラワーパーク」に行ってきました
寒いこんな時期なのに、温室の中では、でっかい“合歓〈ネム)”の花にそっくりの花が咲いていました
名札には、“オオベニゴウカン”と書かれていました
“オオベニゴウカン”は漢字で書くと、「大紅合歓」と書き、“ネムの木”そっくりの豆科の落葉木です
因みにネムノキ・ネム(合歓木)は、万葉集に、『吾妹子が形見のねぶは花のみに咲きてけだしく実にならじかも』という歌もあり、古代はネブと言っていたことが知られています
この木の葉は、日が当たると開き、当たらなくなると閉じて眠ったような感じを与えるので、「ネブ」〈訛って「ネム」という名が付いたというのです
「ネブ」・「ネム」を漢字で書くと、「合歓」と書きます 「合歓〈ゴウカン)」の意味は、「喜びを共にする事、男女が共寝する事」ですが、葉が夜閉じている形が万葉の御代はそんな姿を連想したのでしょう
“オオベニゴウカン”の別名は“アカバナブラシマメ(赤花ブラシ豆)”といい、英名では、“レッド・パウダーパフ(red powederpuff)”といいます
ボリビア原産の熱帯性常緑低木で、樹高は2~5mになります
“オオベニゴウカン”の葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生えています
小葉の形は細長い卵形ですが、先は尖っています
開花の時期は12月から5月くらいまで咲くそうですが、日本では温室での話でしょうね
花は7~10cmほどと大きく、半球形の化粧バフに似たブラシ状に赤色の雄しべが沢山ついています
花弁は中心付近に集まっており、雄しべに隠れて白い花弁と緑色の萼片があります
花色は主に赤・紫・青で、園芸品種として雄しべが白いものもあるそうです
“オオベニゴウカン”の花言葉は、「 高潔 」、 「 澄んだ心 」 です
眼の高さで、こぶし大に咲いている花は、空中に浮かぶ毛毬のように見えて不思議な感じがしました
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