日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
オミナエシ(女郎花)の花言葉は、「佳人」です
秋の山野草と云えば、秋の七草ですが、先日行った榛名・「沼の原」で、七草の一つオミナエシが咲いているのを見つけました
オミナエシは万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くからもっとも馴染みの深い植物です
かっては全国の草地や林縁に普通にみられた植物でしたが、近年は自生しているものとして見る事の少なくなった植物の一つです
オミナエシ(女郎花)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物で秋の七草の一つです
別名ではチメグサ、敗醤(はいしょう)ともいいます
オミナエシの花は毎年夏から秋にかけて小さな黄色い小花が一カ所にまとまって咲き、円すい状の形を作ります
根元から出る葉っぱは細長い楕円形で、茎につく葉は切れ込みの深くはいった羽状の形をしています
ススキと混じって咲くオミナエシです ➝ この近くにはびっしり蕾をつけたフジバカマがありました
オミナエシの美しさは派手な綺麗さではなく、たおやかさを感じさせる美しさだと思います
『万葉集』には14首オミナエシ(女郎花)を詠んだ歌があります
歌の中身は秋のきれいな花として詠んでいる歌と、他の多くの花と同じように女性を連想させる歌とがあるそうです
さぁ~と拾い読みしたら、こんな万葉集歌が眼に入りました・・・なかなか胸に沁みてきました
『 ひぐらしの、鳴きぬる時は、をみなへし、咲きたる野辺を、行きつつ見べし 』 作者:秦八千島(はたのやちしま)
意味 : 「 ひぐらしが鳴く時には、女郎花(おみなえし)が咲いている野をめぐって眺めるのがいいですよ~ 」
『 手に取れば、袖さへにほふ、をみなへし、この白露に、散らまく惜しも 』
意味 : 「 手に取ると袖まで美しく染まりそうな女郎花(おみなえし)が、この白露に散ってしまうのが惜しいようです 」
尚、 「にほふ」とは、「美しい色に染まる」とか「あざやかに色づく」 というような意味だそうです
秋の花周りを、「ハナアブ」が飛び廻っています
オミナエシの蜜ってどんな味なのかな!?
女郎花(オミナエシ)の花言葉は、「 美しさ 」、「 佳人 」、「 心づくし 」、「 はかない恋 」 です
幾つかある花言葉で、オミナエシの花姿は、「佳人」がぴったしです
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