ダンポポの種

備忘録です

府内最多の 事故発生ポイント!(汗)

2014年06月06日 22時01分20秒 | クルマ

↑きょうの『京都新聞』地域面より。


京都府内の道路で、人身事故が最も多く発生している場所は、名神高速の京都南インター第1出口付近なんやね~。(私も知らなんだ
新聞記事によると、高速の本線から下りてきて、第1出口の料金所を過ぎたあと、国道1号線への合流部のところで〝追突事故〟が後を絶たないそうです。
確かに…、この合流部は、いつもクルマが団子状態になって、ごちゃごちゃっとしている印象がありますねー。

交通量の多い国道1号線だから、今さら ここに 信号機を設置するのも難しいのかなぁ。
なにぶん、名神高速なので、京都南ICも〝昔むかし〟に造られたインターチェンジなんです。
古いインターチェンジゆえ、特にこの第1出口付近は、本線から料金所を経て一般道につながる部分の構造が、あまりにも〝シンプル〟すぎて…
いかに線引きをして、車線を区分しても、合流部のスペース自体が 狭すぎる感じです。
観光シーズンなど、クルマが増える時期には、必ず大渋滞する場所なんですよね。 これは仕方ないですな。

事故防止についてドライバーが注意するのはもちろんだけど、現在では、京都エリアの〝高速出口〟は近隣に何ヶ所か増えていますので、
例えば観光などで他所からお車で京都へお越しの際は、京都南インター以外の出口へ迂回して 高速を下りるのも、私は〝良い〟と思います。
京都府民ダンポポ的には、ほかの出口への迂回をオススメいたします。
カーナビがあれば、道に迷う心配も 無いかと…



私はひとり 帯広へ

2014年06月05日 16時12分10秒 | 旅のあと
【北海道旅行のまとめ/ その3】

5月27日(火)

明けて、5月27日です。
きのうは天気がイマイチで、札幌も夜は雨が降っていました。 でも、きょうは いい天気です

すすきのの「東横イン 札幌すすきの交差点」で、さわやかな朝を迎えました
長旅の疲れか、正直、体がちょっと重たい感じ…、ではあったけれど。(←重たいって…、今に始まったことではないやろ?)(←そういう意味じゃ無くて…)
きのうは、夜行列車(北斗星)明けのまま 夜まで動き続けたからな~。 おかげで、昨夜はよく寝ました。

前日に続いて、この日(27日)も青年部会の行事があり、私も参加しました。
午前10時30分すすきの集合で、参加者一同は貸切バスに乗り込んで、会場へ向かいました。
そして、行事終了後、参加者一行は貸切バスで新千歳空港まで送り届けてもらいました。

夕方4時前、新千歳空港へ到着したところで、青年部会の行事は解散となりました。
みなさま、お疲れさまでした。


                                                            

朝、 札幌市電(路面電車)に乗ってみました 〔西4丁目→すすきの〕

この日の朝、青年部会の集合時刻(10時半)までのひとときを活用して、私はひとりで札幌市電(路面電車)に乗ってきました。
西4丁目~すすきの間を〝ほとんど環状線みたいな〟ルートで結んでいる路面電車です。

全区間を乗り通すのに要する時間は〝約45分〟ということなので、せっかく すすきのに泊まった機会だから…と思い、乗ってきました
私は、午前9時頃にチェック・アウトして、ホテルから「西4丁目」電停までのんびりと歩き、そこから市電に乗って「すすきの」まで戻ってきました。

以下、市電の画像です。



↑「西4丁目」電停にて。
 ホテルを出て、ここまで徒歩で来ました。(すすきのから、徒歩で10分もかかりません)
 電停にたどり着いたら、ちょうど、この電車が停留中でした。「中央図書館前」ゆき。(←区間運転の電車やね)
 それはそうと…、この電車と入れ替わりで先に発車して行ったと思われる、画面左奥にチラッと見えている電車が、気になりますな



↑見えますか? 前方を〝ブラック・フェイス〟の車両が走り去ろうとしているところです。
 ほんとにチラッとしか見えてないけれど、雰囲気的に、新型車両みたいです。
 もうちょっと早くホテルを出てきてたら、あの〝新車〟に乗れたかもしれへんね。 残念だ



↑きょうは青空が広がって、いい天気です



↑中央図書館前ゆきが発車して、即、入れ替わりで、折り返しとなる「すすきの」ゆきが入ってきました。
 私も、この白い電車に乗り込んで、すすきのまで戻りました。



↑車内の様子。(西4丁目で、乗り込んですぐに撮影したので、まだ乗客人数が少ないです)
 運行中は、途中の電停でも わりと乗り降りがあり、市電が地元の方々に活用されている様子を垣間見ることができました。



↑西4丁目を発車。 発車してすぐに信号待ちでした。路面電車だなぁ~。
 私は、車内最後部の座席に腰かけました。この画像は、電車の後方を向いて写したものです。
 信号待ちをしている間に、後続の電車が西4丁目の電停に すべり込んでいきました。



↑後続の電車は、電停にしばらく停留し、先行の電車との〝間隔〟を空けてから発車します。
 画面の奥には「三越」が見えています。



↑途中の、中央図書館前にて。







↑コンビニのそばで、信号停車しました。
 お店のガラスに、市電(車両)の姿が映っていたので、写してみました。(いまいち、伝わりづらいですかね



↑終点「すすきの」が近づいたところで、先ほどチラッと見た〝新車〟とすれ違いました。



↑すすきの、終点に到着。
 西4丁目を出たのが9時10分ごろで、きちんと約45分を要して、10時頃にすすきの到着。 運賃は170円でした。

 市電の画像は、これで終わりです。


                                                            

冒頭に書いたように、このあとは、青年部会の行事に参加しました。
行事終了後、貸切バスで空港まで送っていただき、夕方4時前、新千歳空港にて青年部会の行事は解散となりました。

空港で、今夕の飛行機で関西へ帰る仲間たちとお別れしました。
「北斗星」で一緒にやってきた 愛知のO氏とA氏とM氏も、帰りは飛行機でセントレアへ戻ると言っていました。
みなさん、どうもありがとうございました。

私は、居残って、あと1日 北海道に滞在します
ここからは、毎度お馴染みの、気ままなひとり旅で まいります~。

                                                            


夕方4時過ぎですが、これから 帯広まで移動します
新千歳空港 → 南千歳 →(特急スーパーおおぞら9号)→ 帯広


↑新千歳空港16時19分発、快速「エアポート163号」(札幌からL特急<スーパーカムイ31号>旭川ゆき)。
 JR北海道の789系(1000番台)特急電車です。
 南千歳までの一駅だけ、これに乗りました。 ひとり旅のスタートです。



↑南千歳。 ここで降りて、石勝線の列車に乗り換えました。ただし、約40分の待ち合わせです…
 もうちょっと空港でゆっくりして(土産店の見物などをして)から、次の「エアポート号」に乗って来ても、十分に間に合ったんだけど。



↑向かいホームに、新千歳空港ゆきの快速「エアポート」が入ってきました。721系電車。





↑札幌からのL特急「すずらん6号」室蘭ゆき(東室蘭~室蘭は普通)が入ってきました。 南千歳16時35分着/同発です。
 ヘッドマークのところには、ちゃんと、すずらんの絵(図柄)も表示されていますね。
 私は、この列車には乗らずに、お見送り~。



↑さらに待つことしばし…。
 やって来ました! キハ283系、特急「スーパーおおぞら9号」釧路ゆき(札幌から走ってきた列車です)。南千歳17時00分発です。
 私も、この列車に乗り込みました。 目指すは、帯広です。 帯広到着は19時18分の予定。





↑特急「スーパーおおぞら」は、道東へのアクセスである石勝線(せきしょう線)を進んでいきます。
 南千歳から新得(しんとく)までが、石勝線です。「石狩」と「十勝」を結ぶ線なので〝石勝線〟って呼ぶんやね。 
 リゾートで有名な「トマム」も、この沿線にあります。



↑南千歳を発車すると、ほどなく、車窓には雄大な風景が展開し始めました。
 ちなみに…、石勝線といえば、以前、走行中の特急列車が車両火災を起こすという〝事故〟がありました。
 今から3年前、2011年5月27日のことだったんやね。 奇しくも…、きょうは5月27日デス



↑追分付近にて。
 夕日の車窓に、追分で接続する室蘭本線の線路が見えてきました。
 このあたり、決して運転本数が多い区間ではありませんが、レールが〝複線〟で敷かれている様子が窺えます。
 かつて、夕張などから石炭を運び出す貨物列車がたくさん走っていた頃の名残りだろうと思います。





↑牛がいっぱい。





↑揺れに身をまかせてウトウトしているうちに、列車は新得を過ぎて根室本線に入っていました。



↑もう、午後7時を回りました。 空もだいぶん暗くなってきました。
 まもなく帯広に着きます。

 気付いてポイント
 『窓に映り込んでいる、車内の座席が見えますか?』 (←おおっ グリーン車か)  



↑定刻19時18分、帯広へ到着しました。
 「スーパーおおぞら」は釧路ゆきなので、まだこの先へと、旅路が続きます。 (釧路到着は21時04分)



↑帯広駅は、きれいな高架駅でした。
 さっき、南千歳で待ち合わせの際も わりと肌寒かったのですが、帯広まで来てみると、日が暮れていることもあり、さらに冷んやりと感じられました。



↑今夜は、駅前から見えている「ホテル ルートイン帯広駅前」に泊まります。



↑駅前の交差点。



↑ホテルに着きました。
 ルートインは、建物内に大浴場があるので、私は気に入っています。 (温泉旅館じゃないので、めちゃめちゃ大きな浴場ではないけれども
 ここ(帯広)だけの特色みたいですが、〝天然モール温泉〟大浴場として、特に宣伝がなされていました。 いいお湯でした
 昨年7月に東北遠征したときに盛岡駅前で泊まって以来の、ルートインの夜であります。



↑さきほどのグリーン車でもらった紙おしぼりを、眺めてみる。
 可愛らしいイラストも付いて、JR北海道オリジナルの体裁に仕上げてあるのが いいね。

◇               ◇               ◇               ◇               ◇

帯広へ来た理由

それで…、おまえ、なんで 帯広までやって来たんや?』

おっ! そうだった。 帯広まで来た理由を、まだ言っていなかったな…

すでに 察していらっしゃる方も おられるかもしれませんが…、
北海道に残っている 私の〝未乗線区〟である「日高本線」(苫小牧~様似間、146.5km)に乗る ために、帯広までやって来ましたー

もう一度、地図を見てみましょう。


↑あすは朝9時半 出発です。
 帯広からバスを乗り継いで南へと進み、えりも岬を経由して、くるんとカーブして今度は北上し、様似駅を目指します。
 そして、様似から苫小牧まで、日高本線を乗り通す予定にしています。
 北海道に唯一残る未乗線・日高本線を走破することで、JR北海道エリアの〝完全乗車〟が達成されるのです!


ちなみに、帯広からバスで えりも岬を回って様似へ至り、日高本線にリレーして苫小牧へ抜ける…、という乗り継ぎについては、
最近の『鉄ジャ』誌面でもルポで取り上げられていました。(鉄道ジャーナル2014年6月号、「日本縦断ローカル線・北海道周遊編⑤」)
今回、私は、そのルポも参考にして、帯広からえりも岬回りで日高本線を目指すことにしたのです。


きっぷの話


↑今回は、この「往復乗車券」で北海道へやってきました。
 すでに報告した通り、往路(行き)は寝台特急「北斗星」で札幌まで行きました。
 復路(帰り)については、明日、様似から日高本線で苫小牧へ出て、そのまま苫小牧から「北斗星」に乗って上野へ向かう-、というプランです。

 私は、「京都市内→札幌市内」と「様似→京都市内」の別々の片道乗車券に仕立ててもらっても構わなかったんだけれど、みどりの窓口さんが気を利かせてくれて、
 行きと帰りで重複する「京都市内~苫小牧」の区間をピックアップして、往復乗車券(往復割引が適用されます)に仕立ててくれました。
 券面記載の区間から外れるぶんについては、現地で、乗り越し精算・切符の買い足しをすれば良いのです。



↑明日(28日)の、苫小牧からの「北斗星」寝台券。
 事前に京都で買ってきた切符なんだけど…、ふつうのB寝台☆☆☆ ですわ
 いつものK田辺駅や京都駅の窓口を何度か訪ねて、空席照会をしたんだけど、結局、個室寝台は取れませんでした。

◇               ◇               ◇               ◇               ◇

ダンポポ 気が変わる
やっぱり…、「北斗星」で帰るの、やーめた!!

帯広駅前のホテル「ルートイン」に泊まっている、わし…。
ホテル1階の食事処で ひとり 晩ごはんを済ませて、大浴場でゆっくりと足を伸ばして風呂につかり、
自動販売機コーナーでは『ビールはもう要らん、缶チューハイにしておこう』 …とか思いながら飲み物を仕入れたりして、
自室へ戻って、ベッドの上にごろんと寝そべって、時折、ポヨンポヨンと転がりながら テレビドラマを見て過ごしたのでありました。
ちなみに、この日は「ブラック・プレジデント」の日でした。(←わし、見ています

久しぶりの北海道旅行も、残り時間が少なくなってきました。
さっき書いたように、明日は、帯広からバスで様似まで行き、そこから日高本線に初乗りして苫小牧へ行きます。
苫小牧へ着くのは夕方。 そのまま、わずかな待ち合わせ時間で「北斗星」に乗り継ぎ、北海道とはサヨナラ~であります。
あさっての午前中に上野へ着いて、昼ごろに東京駅から新幹線に乗ったとしても、夕方までには京都へ帰り着ける、というシナリオです。

何て言うか…、要するに、旅の終盤が近づいてきて、寂しいのです。

もちろん、『京都へ帰りたくない』とは言いませんけれども、
なんだか、明日のスケジュールはあっさりし過ぎて、物足りないな…、という気がしてきました。

来るときに「北斗星」に乗ったんだし、もう、帰りは「北斗星」にこだわらなくても いいんじゃないか?』
そんなことを考え始めました。

日高本線に乗ることは、今回の大きな目的ですから、あす苫小牧に着くところまでのプランは、変えるわけにいきません。
夕方6時まえに苫小牧へ到着して、そこから先のプランを どう組み立てなおすか?

「北斗星」をキャンセルするのであれば、次なる手は 急行「はまなす」か…!』

「北斗星」から「はまなす」にチェンジするということは、あす夕方以降の数時間、現地での滞在時間を拡大できる ということです。
日高本線の走破を祝って、海鮮丼を食べて帰るのも、いいかもしれません。(なんで海鮮丼だ…)

そんなことを考え出すと、なんだか、旅の終盤が急に楽しくなってきました
できれば、「はまなす」も寝台車に乗ってみたいな。

今夜は、そういうプランだけ思い描いておいて、ひとまず、明日の朝、帯広駅の窓口に行ってみようと思います。
「はまなす」の寝台車に空席があるかどうか、訊いてみますわ。


(つづく)



なみだ橋 2014年型

2014年06月03日 22時53分00秒 | 日記・雑記
おととい6月1日(日)に、ヘッド関連の行事である「業務上美化活動」(ブログ内呼称)に参加してきました。

洛西・善峯寺近くの山中へ踏み込み、みんなで〝清掃奉仕活動〟をしてくるものです。
ここ数年、私も参加を続けている行事です。
昨年も、一昨年も、当ブログに そのことを書いています。

今年は、真夏並みの暑さの中での清掃活動となりました
山の中ですから、木陰がいっぱいあるんですけれどね。
だけど、私も、熱中症でぶっ倒れないように留意して作業に励みました。(ちょっと手を抜いたところも あったかもしれない)

そうそう…、作業中に、わし、竹やぶの斜面を 数メートル滑落するというハプニングに見舞われました (ケガは一切ありません
もう、すべり落ちる齢になったんだなぁ~』って。 (なんや、それ

参加された皆様、暑いなか、お疲れさまでした。


なみだ橋 2014   ※手すりが付いて、グレードアップしました

↑今回の作業によって、なみだ橋は こんなスタイルになりました。
 なお、支柱の強度は 口ほどにもないレベルなので、橋の上で手すりにもたれかかると、えらいことになります


おもいでの なみだ橋  (↓以下2枚、再掲画像です)

↑昨年(2013年)のやつ。



↑一昨年(2012年)のやつ。 これが、一番最初の橋です。(出来たばかりの この時点では、まだ、なみだ橋とは呼んでいなかった)
 この年よりも以前には、この場所に〝橋〟は架かってなかったのです。
 『昔は、橋なんて無かったんじゃ。 昔の人は、みんな、ここを飛び越えて渡ったもんやぞ』 (おまえ誰やねん…



北斗星に、乗る

2014年06月02日 23時11分10秒 | 旅のあと
【北海道旅行のまとめ/ その2】

5月25日、続き
上野 →(寝台特急北斗星)→ 札幌


↑上野にて、「北斗星」発車前のひとときです。
 ホーム前方へとテクテク歩いて、一番先頭に立つ機関車のところまでやって来ました
 EF510形500番台(514号機)電気機関車です。 上野から青森まで、この機関車が牽引します。
 新しい機関車なので、車体デザインは今風です。青い車体に金帯を巻いた〝ブルトレ・カラー〟も ばっちり決まっている感じやね。



↑O氏に、写してもらいました。



↑機関車の側面。
 夜道を行くブルートレインの牽引機として、流星 のデザインが大きく描かれており、人目を惹きます。



↑機関車と客車の連結部分。
 「北斗星」の編成は、電源車1両と客車11両から成ります。 それをEF510形が、頑張って、引っ張ります!
 編成向きは、上野発車の段では、「(←進行)機関車+電源車+11号車+10号車+9号車+ ~~ +2号車+1号車」の順です。
 (道中の青森→函館間では、機関車が1号車側に連結されて、進行方向が逆になります。)



↑〝札幌〟の行先表示に、心が わくわくします
 なお、私たちが乗る寝台車ですが、同行のO氏が、あらかじめ4人分の寝台券を入手しておいてくれました。(おおきに~
 4人だから開放B寝台(Bコンパートメント)でも良かったかと思うけど、O氏がいろいろと苦心して、個室寝台を人数分 押さえておいてくれました。
 確保された寝台券は、10号車の2人用B個室(デュエット)が1室、 9号車の1人用B個室(ソロ)が1室、 5号車の1人用B個室(ソロ)が1室。
 『4人で旅をしよう!って言うのに、部屋がバラバラじゃないか…』 と、思わずにいられないけれど、
 寝る時のことを考えたら、個室に分散して乗り込むのも悪くないかも。



↑部屋割りについては、たばこ組のO氏とA氏が「デュエット」に収まり、M氏と私が、それぞれ「ソロ」に散らばることになりました。
 私は9号車の「ソロ」を使うことになりました。(〝下段〟の部屋でした。画像は「ソロ」の室内です)



↑列車は、定刻に上野を発車-。 札幌を目指して走り始めました。
 とりあえず、車掌が検札に回ってくるまで、部屋で待機します。 窓の外を、対向列車がぴゅーっとすれ違って行きました。

 検札が済んだあと、私は、缶ビール・おつまみ持参で10号車のデュエット(O氏とA氏が居る個室)を訪ねました。
 5号車のソロに収まったM氏もそこへ合流し、デュエット室内に男4人が集まっての〝部屋飲み〟となりました。



↑デュエット室内にて。(まさに、部屋飲み だな
 食堂車の予約(ディナー)は取っていないので、この時間帯は「部屋飲み」で過ごしました。
 夜行列車の車内で、語り合いながら飲む! 素晴らしい。
 ひとり旅では味わえない、楽しいひとときになりました。みんな、ありがとう~。
 この部屋飲みは、大宮停車の頃(19時半ぐらい)から始まって、約2時間続きました。(←白河あたりまで到達していた頃かな?)



食堂車「グランシャリオ」  (7号車)

午後9時を過ぎて、しばらく。
食堂車のディナータイムが終わり、パブタイム(→予約無しで飲食できる時間帯)に移ったことを知らせる車内放送がありました。
その放送を聞いたところで、私たちも部屋飲みを切り上げて、
『それでは、食堂車へ行ってみよう!』
ということになりました。 せっかく「北斗星」に乗ったのだし、食堂車を覗いておかないと あかんよねぇ。



↑『混雑して満席だったら食堂車は諦めよう』って、4人で話していたのですが、ちょうどいい具合に空きテーブルがあって、スッと座れました。
 (早速、ここでもビールを頼んでおります



↑郡山に停車。(21時52分着/53分発)



↑ピンボケ、すみません。
 私は、ビーフシチューセットを注文しました


 『 えっ まだ 食べるんですか  (さっき、部屋飲みで、それなりに食べていたような気が…)』

 『 当たり前だろ 食堂車へやって来た意味が無いじゃないか』






↑向かいに座ったO氏は「すでに、腹が一杯だ」 ということで、オーダーは おつまみ系のソーセージ盛り合わせ、のみ。

 『 ふつう、そういう注文になるでしょうよ…』

 『 うるさいよ

ちなみに、A氏はハンバーグのセットを注文。 M氏は満腹につき、ここでの食事は無しでした。





↑食堂車でのひとときも楽しく過ぎて、いつしか、列車は福島に到着。(22時27分着/29分発)


正直、よく飲んで、よく食べました。
楽しい夜でありました。

福島を発車してしばらく、ぼつぼつ 私たちもお開きにしまして、それぞれ自分の寝台(個室)へと戻っていきました。





日付が変わって、
5月26日(月)  目覚めれば、列車の中
引き続き、寝台特急「北斗星」の車内

昨夜、食堂車から自室に戻って、しばらくは起きていたんだけど、ごろんと横になったらすぐに眠たくなってきて…。
仙台停車(23時半ごろ)は覚えているんだけど、それを境に、電気を消して寝ました。

午前3時すぎに一度 目が覚めたけれど、すぐに眠くなって、寝て、午前4時前にまた目を覚ましました。
ずうっと走り続けている(動き続けている)車内ですから、ふとした拍子に目が覚めてしまうのは、仕方無いと思います。



↑5月26日、午前4時00分に撮影。
 すでに明るくなっている窓の外。 列車は快調に走り続けています。
 昨夜の車内放送で、「列車が青函トンネルに入る時刻は午前5時07分ごろの予定-」という参考情報(豆知識?)が伝えられていたことを思い出しました。
 『 ということは、いま…、まだ青森の手前だな』



↑午前4時12分に撮影。 青森に停車したところです。
 青森駅は「北斗星」の途中停車駅ではありませんが、ここで機関車を付け替える必要があるので、列車は一旦ホームに停車します。
 ドアは開かないので、乗客の乗り降りはできません。

青森からは、進行方向が〝逆〟になって走り出しました。
この先、津軽線・海峡線・江差線を通り、五稜郭を経て、一旦 函館駅へ入線するところまで、この進行方向で突っ走ります。
市販の『時刻表』の編成案内ページにも、<青森~函館間は逆向き> とか、<青森~函館間逆編成> というふうな注意書きが載っています。

それはそうと…、私はまだ眠たいので、もう一度 寝ることにします。
ベッドに寝転んでウトウトしているぶんには、進行方向がどっちであろうと あまり関係が無いように感じました。



↑午前6時25分撮影。
 青森を出てから、案外、しっかりと〝二度寝〟ができましたわ (いや、三度寝と呼ぶべきかも…
 私が寝ているうちに青函トンネルをくぐり抜けており、列車はまもなく函館の駅に到着するところです。



↑「おはようございます」の車内放送が入って、函館到着が近づいたことを知らせました。
 北斗星の朝が、始まります
 車内放送によると、一部区間で徐行制限があった影響で、只今この列車は数分遅れて走っているのだそう。
 大きな影響ではありません。 数分程度ならば、函館駅での停車時間を調整したら戻せそう…やね。



↑函館に着きます。



朝6時半すぎの 函館駅  機関車の連結作業を見学しました


↑函館にて。 ここは、昨夜の仙台以来の途中停車駅です。
 再び機関車を付け替えて、ここからはもう一度、進行方向が逆になります。(上野→青森間の進行向きと同じに戻ります)
 早起きの乗客たちが、外の空気を吸いがてら() ホームに降りてきて、機関車の連結作業を見学します。
 機関車の連結作業があるので、函館駅では所定14分間の停車です。
 きょうは、数分の遅れで函館へ着いたので、連結作業が終われば、定刻に戻して発車すると思われます。



↑静々と近づいてきた DD51形ディーゼル機関車。
 集まったみんなで、連結シーンを見守ります。



↑完全に連結が終わるところまで、きちんと見届けます。



↑機関車の連結完了。
 実は、このとき、けっこう肌寒い気温でした
 『やっぱり、北海道の気候は違うなぁ』と思いました。



↑上野から函館までは電化区間ですが、函館(五稜郭)から先は非電化区間になるので、DD51形の出番です。
 その先、東室蘭から札幌までは再び電化区間となりますが、もう機関車の付け替えはせず、終点札幌までこのDD51形が牽引します。



↑DD51形を2台連結した〝重連〟で、パワフルに牽引していきます。



↑発車時刻が近づいてきたので、私も車内へ戻ることにします。



↑6時49分、定刻に戻して函館を発車しました。
 函館から先は、ぐ~んと停車駅が増えます。
 これより、森、八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別、苫小牧、南千歳、札幌、の順に止まります。



↑函館から札幌方面へ向かう路線名は、函館本線です。




↑七飯を通過すると、しばし、本線にわかれを告げて、〝藤城線〟経由で大沼へ至ります。
 このあたり、地形による勾配の関係で、のちに新ルートで線路が増設されたりしているんですね。(←それが藤城線)
 函館から札幌方面へ向かう特急列車(下り特急)は、この〝藤城線〟を経由します。



↑高架線から街並みを見渡しつつ、遠くに山々を眺めます。
 「北海道にやって来たんだな~」と、実感できる風景です。







↑森駅(7時38分着/同発)を過ぎると、海が見えてきました。
 さっきから気付いているのですが、お天気がイマイチですなぁ~ まあ、しゃーない。



↑石倉を通過。(午前7時49分撮影)
 そろそろ午前8時になります。
 昨夜、仲間と解散するときに、『朝は 8時に食堂車へ集合しよう(=朝ごはん)』と申し合わせたので、ぼつぼつ食堂車へ向かいます。



食堂車「グランシャリオ」  (7号車) <朝ごはん>


↑食堂車で迎えた、八雲停車。



↑朝食セットは、和食か洋食か、どちらかを選びます。(和・洋とも1650円です)(←食堂車なので、ちょっとお値段しますけれども
 私は洋食にしました。
 画像に写っているお皿のほかに、パンとサラダとデザート(ゼリー)とコーヒーが付きます。(全部の皿が揃ってから写せばいいのに…



↑同行のO氏は、和食を選びました。 M氏は洋食だったと思います。 A氏は部屋で睡眠続行ということで、食堂車に来ませんでした。
 (和食には、ごはんとお味噌汁が付いていました)



↑長万部に停車。(午前8時30分ごろ)



↑ここから先、「北斗星」は、室蘭本線・千歳線経由で札幌を目指します。
 長万部を出ると、進行方向の左手へ、函館本線(倶知安・小樽経由、札幌方面ゆき)の線路が分かれていきます。



↑長万部から先も、海沿いを走ります。



↑食堂車はそんなに混雑していなかったので、ずいぶんノンビリと食事しました。
 ようやく、デザートの段まで きました。






↑洞爺に停車。 ちょうど、午前9時ごろです。
 ここまで、食堂車で過ごしました (朝から1時間も食堂車で過ごしたことになりますな



↑食堂車のとなりの6号車の車内にある、ロビー・コーナーに立ち寄ってみました。
 ほかにも、乗客のみなさんが居られたので、ロビー・コーナーそのものを写した画像はありません



↑ロビー・コーナーの車窓から写した一枚です。
 シャッターのタイミングを完全に逸しているので、いったい何を写したものなのか、意味不明かも…。
 車窓に〝大きな橋〟が見えたので、慌ててデジカメの電源入れて、写してみた一枚なのです。(青い屋根の向こうに、橋が見えるでしょう)

 東室蘭の手前付近で見えた橋です。
 帰宅してから調べてみると、これは「白鳥大橋」(はくちょうおおはし)と言うのだそう。立派な橋です。
 しかし…、私は以前にもこの区間には乗車しているのだけれどな。
 当然、この橋も〝見たことがある〟はずだけどな~。 なんで、印象に残っていないのだ… 



↑東室蘭に停車。(9時34分着/36分発)



↑東室蘭から先は、電化区間になります。
 でも、さきほど書いたように、もう機関車の付け替えはありません。終点札幌まで、架線の下をDD51形が牽引します。



↑南千歳には10時41分着。
 新千歳空港はともかく、ここは、道東方面への乗り換え駅でもあります。
 札幌からの帯広ゆき特急「スーパーとかち3号」は当駅10時46分発です。(北斗星からすれば、接続が良すぎるぐらいやね





↑だんだんと、都会の街並みが広がってきました。 札幌が近づいてきます。









↑終点、札幌に到着します。



↑札幌です! 11時15分到着-。 上野から約16時間の旅でした。



↑ホームに降り立った乗客たちは、ここでも、機関車のそばに集まります。



↑停止位置がホームの先端ギリギリで、写真撮影にはやや窮屈な環境ですけれど、みんな楽しそうに写していました。



↑DD51形、お疲れさま~






↑DD51形のそばで、カシャッと一枚。
 きょうは、このあと、青年部会の行事に参加しますので、こんな服装に変身して「北斗星」から降り立ちました。



↑電源車。





↑札幌駅。



「北斗星」の旅を満喫して、無事に札幌へ到着しました

札幌到着後、当日午後からは、空路で北海道入りした青年部会メンバーのみなさんと合流し、そこからは行動をともにしました。
この夜は、すすきのの「東横イン 札幌すすきの交差点」に泊まりました。


(つづく)



◎おまけ画像


↑宿泊の東横インから写したもの。
 サッポロビールの看板と マルハンの看板との間…、谷間のようなスペースに建っている こじんまりしたやつが、すすきの交番です。
 『おおっ、よくテレビに出てくる交番やんかー!』



↑東横インから歩いてすぐのところにある、すすきの電停にて。(札幌市電)












北海道への旅、はじまり

2014年06月01日 23時49分00秒 | 旅のあと
【北海道旅行のまとめ/ その1】

去る5月25日から29日まで、4泊5日の日程で北海道へ出かけてきました。

以下、例によって、撮ってきた画像をどどどーっと貼りまくってまいります。
いっぺんに全部貼れないので、今後何日間にも またがって投稿しますが、どうぞよろしくお付き合いください。


5月25日(日)  北海道へ向けて、出発の日
京都 →(新幹線こだま)→ 東京 → 上野


↑旅立ちの1枚
 5月25日、午後1時45分ごろの京都駅新幹線ホームにて。
 北海道への旅が始まります

 『あんた、北海道までJRで行ったんかいな
 『ふっふっふっ…、その通り。 寝台特急「北斗星」で行ってきました。 まずは、京都から新幹線で東京へ行き、上野駅まで移動するぞ~



↑早めに自宅を出てこられたので、久しぶりに「こだま」で東京まで行ってみよう! と考えました
 私は、京都13時59分発の「こだま662号」東京ゆきに乗りました。(自由席車両に乗車しました)
 「こだま」で行くと、京都から東京までは約3時間50分かかります。
 もちろん、東京まで各駅に止まりますが、ほとんどの駅で5分程度ずつ停車し、後続の「のぞみ」や「ひかり」の通過待ちをしました。
 京都を出た時点では〝ガラガラ〟の車内だったけれど、名古屋を過ぎて以降、静岡県内の各駅からは着々と乗客が増えました。
 私が乗ったこの車両も、小田原を出たあたりでは、ほとんど席が埋まりました。
 なお、「こだま」では車内販売はありません。


17時47分に、東京へ着きました。
道草せずに、すぐさま山手線に乗り換えて、上野へ移動しました。
上野駅には18時過ぎに到着~。 ゆとりたっぷりな行動により()、焦らずに慌てずに上野駅までやって来ました。

事前の打ち合わせ通り、上野駅のホームで青年部会のメンバー3名(いずれも愛知県から参加の、O氏・M氏・A氏)と合流しました。
物好きな連中…って言うか、『列車で北海道を目指してみよう!』 という仲間たちです
これより、私を含めた計4人で上野19時03分発の寝台特急「北斗星」札幌ゆきに乗り込むことになっています


上野駅にて




↑おおっ 13番線に「北斗星」が入ってきました
 列車はバック(後進)で入ってくるというか、先頭の電気機関車が客車を〝押して〟入線してきます。推進運転(すいしんうんてん)と言います。
 (これは18時42分撮影。 なお、列車が所定位置に停車しても、すぐにドアは開きません)



↑寝台特急「北斗星」は、定期列車として残っている〝最後のブルートレイン〟です。


19時03分の発車時刻まで、まだ20分ほどあります。
さて、今からホームを前方へずーっと歩いて行って、編成全体を眺めつつ、一番先頭で牽引する〝電気機関車〟も見てくることにしましょう。
北斗星を牽引する電気機関車、なかなかカッコイイんやで~


(つづく)