ダンポポの種

備忘録です

きょうも、「50年おめでとう」

2013年09月30日 23時16分50秒 | 鉄 道
昨日の続きみたいになるけれど、きょうも、
近鉄京都線50周年 おめでとう!
…の、お祝い投稿とします。


明日10月1日、近鉄京都線が、誕生50周年の節目を迎えます。おめでとー

1963年(昭和38年)10月1日に、それまでの奈良電気鉄道(ならでん)が近鉄に合併されて、近鉄京都線が誕生しました。
そこから数えて、今年が50周年に当たるのです。
(あっ、昨日も書いたね…

〝奈良電〟自体は、さらに35年さかのぼった1928年(昭和3年)秋に開業していたそうだから、京都南部の当地に私鉄電車が通じてからの歴史としては、
すでに今日まで85年ほどの歳月を経ていることになります。(奈良電35年+近鉄50年)




私が近鉄京都線のお世話になるようになったのは、わが家が京都へ移ってきた1985年(昭和60年)からです。

そこから数えたとしても、もう28年が過ぎているんやね
私も長いこと、近鉄京都線のお世話になっているわけや。






近鉄京都線とは、京都~大和西大寺間を結ぶ34.6kmの路線区間のことを指します。

特急・急行・準急・普通といった各種の列車種別が設定されているほか、京都市営地下鉄烏丸線との直通運転(相互乗り入れ)も実施されているなど、
列車の運行体系は〝本線クラス〟の路線に匹敵する充実ぶりです。(ほめすぎ?




ただし、近鉄京都線には、関西大手私鉄の路線としては〝異色〟と言うべき特徴があります。

近鉄京都線の紹介にはよく出てくる説明ですが、近鉄京都線は、関西私鉄の路線網にあって、「大阪を通らない線区」という特徴を持っているのです。
いや…、それだけだと、言葉が足りませんな。
「大阪を通らない線区である」 そして、「大阪へ向かわない線区である」 さらに、「大阪から遠ざからない線区である…」っていう感じかな。
おおげさに書きました

ウィキペディアで「近鉄京都線」の項目を調べると、
『(近鉄京都線は、)大阪を基準にすれば近鉄奈良線・片町線(学研都市線)・京阪本線・東海道本線(JR京都線)・東海道新幹線という5つの放射路線と交差連絡する環状路線にあたる。』
という説明があり、わかりやすいです。
大阪を中心にして見ると、近鉄京都線は、それの外環状線みたいな性格になっているんやね。

関西大手私鉄の各路線が、それぞれに大阪(梅田や淀屋橋や難波や阿部野橋など)を目指して運行されているなかで、
近鉄京都線には大阪方面直通の電車は1本も無いものな…。
「だって、そもそも大阪を目指さない向きで線路が敷かれているんだから、仕方がないだろ…
と、言われるかもしれませんが、そういう路線自体が、関西私鉄では希少だということです。

このたびの50周年をお祝いし、近鉄京都線の一層の発展をお祈りします。



◎おまけ画像


↑2008年2月撮影。宮津~狛田間にて。
 京都南部では珍しい、雪が積もった日の近鉄京都線。



↑1987年(昭和62年)10月、私がまだ中学生だったころに買った記念入場券。
 大久保の高架駅工事が完成したときの、記念入場券です。大事に仕舞ってあったので、きれいな状態で残っています


★おことわり★
 きょうの掲載画像は、いずれも再掲です。(もしかしたら、記念入場券の画像だけは初めてかも知れん…)