※日付を確認して下さい。今回も1週間遅れのデータになってしまいました。
▶今回の記事では韓国映画、その他の外国映画ともとくに注目作はありません。
そしてニュースといえば、先週の記事で予告したように「犯罪都市2」が観客動員数1千万人を突破したことくらい・・・と思ったら、宋海[ソン・ヘ]さんが6月8日亡くなったとの報に接しました。韓国ではKBSの長寿番組「全国のど自慢[전국노래자랑.全国歌自慢]」で1988年以来文字通り全国を周り、人気を集めてきた国民的MCです。
宋海さん関係の映画では昨年11月公開のドキュメンタリー「ソン・ヘ 1927」(下左画像)があります。→コチラの過去記事では私ヌルボが宋海さんについて知っていることや調べたことをいろいろ書きました。タプコル公園近くを夜歩いていてたまたま出くわした楽園商街ビルの壁面に貼られた宋海さんの立像(下右画像)や、その近くの行きつけのクッパ専門店<ウワサの店(소문난집 국밥전문)>のこと等々。「ソン・ヘ 1927」が今再上映されているのももちろん追悼上映です。なおタイトル中の<1927>は彼の生年です。また「全国のど自慢」(2013)という映画はこの番組をベースにしたドラマですが、宋海さん自身本人役で出演しています。(→コチラ)
韓国の「全国のど自慢」(1980~)は「KBS杯争奪全国のど自慢」(1972~77)の後継番組で、その「KBS杯争奪全国のど自慢」はNHKの「全国のど自慢」のフォーマットをそのままコピーしてスタートしました。私ヌルボのような団塊の世代にとっては「全国のど自慢」と言えば思い出されるのが宮田輝さんですが、彼が司会を務めたのは1946~66年の通算21年間なのですね。宋海さんは34年間ですからその約1.5倍になります。
宋海さんの訃報は日本でも共同通信で全国各紙で報じられ、→NHKでも尹錫悦大統領が宋海さんの遺族に弔電を送ったこと等を伝えています。10日の告別式については東亜日報(日本語版)(→コチラ)に記されています。人気MCのカン・ホドンとユ・ジェソクが棺運んだとか・・・。
このように多くのニュースが伝えられる中、私ヌルボがとくに注目したのは6月14日付毎日新聞[東京版]夕刊の<還暦記者>こと鈴木琢磨記者による「韓国「のど自慢」名物司会者 笑いと涙の「タンタラ」人生 さよなら、宋海さん」という長い見出しの記事です。鈴木記者自身の宋海さんや「全国のど自慢」との関わりがいろいろ記されていて、とても興味を持って読みました。(毎日の読者以外有料 ?? ぜひお早めにお読みください。※<タンタラ(딴따라)>については→コチラ参照。
★★★ NAVERの人気順位(6月15日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(1) 役割たち(韓国) 9.66(32)
②(2) 犯罪都市2(韓国) 9.49(23,193)
③(4) SING/シング:ネクストステージ 9.39(2,670)
④(5) 詩人の歌、チョン・テチュン(韓国) 9.36(124)
⑤(6) 劇場版 呪術廻戦 0(日本) 9.25(1,527)
⑥(7) カシオペア(韓国) 9.18(293)
⑦(8) コーダ あいのうた 9.14(970)
⑧(新) ローズメイカー 奇跡のバラ 9.11(28)
⑨(-) ソン・ヘ 1927(韓国) 8.87(77)
⑩(9) WALK WITH ME マインドフルネスの教え 8.82(78)
⑧「ローズメイカー 奇跡のバラ」が新登場です。フランスのドラマ。日本では昨2021年5月に公開されているので説明は省略します。韓国題は「베르네 부인의 장미정원(ベルネ夫人のバラ庭園)」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ドライブ・マイ・カー(日本) 8.44(9)
②(2) 偶然と想像(日本) 8.29(7)
③(3) 小説家の映画(韓国) 8.00(3)
④(4) アフター・ヤン 7.80(5)
⑤(5) マス 7.67(3)
⑥(-) プチ・ママン 7.63(8)
⑦(-) オマージュ(韓国) 7.25(4)
⑦(6) オリ・マキの人生で最も幸せな日 7.25(4)
⑦(新) さがす(日本) 7.25(4)
⑩(7) パリ13区 7.00(6)
⑧「さがす」が新登場です。日本では今年1月公開されだばかりの作品。片山慎三監督の2019年の作品「岬の兄妹」は評判が高かったので観に行ったのですが、私ヌルボは期待外れとか失望とまではいかないものの、モヤモヤが残りました。たとえば同じ悲惨な話でもあのヤン・イクチュン監督の「息もできない」のような心を打たれるものに欠けるのはなぜだろう?といったことを考えたりもしました。要は、物語自体は悲惨な結末だったとしても何か一筋の希望の光が見えるか否かといったことかな? ・・・ということで、本作も世評は決して悪くはないのは知りながら鑑賞は見送ってしまいました・・・。韓国題は「실종(失踪)」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績6月10日(金)~6月12日(日) ★★★
「犯罪都市2」、3週連続トップでもう1千万人超え!
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(1)・・犯罪都市2(韓国)・・・・・・・・・5/18・・・・・・817,022 ・・・・10,503,871・・・108,671・・・・1,552
2(17)・・ベイビー・ブローカー(韓国)・・6/08 ・・515,367 ・・・・・・・773,358・・・・・・7,764・・・・1,546
3(2)・・ジュラシック・ワールド ・・・6/01 ・・・・・316,162・・・・・・2,618,863・・・・・27,048・・・・・・948
/新たなる支配者
4(3)・・劇場版ポケットモンスター・・6/01・・・・・121,225・・・・・・・520,813 ・・・・・・4,900・・・・・・588
ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ(日本)
5(4)・・あなたがチョ・グク(韓国)・・・5/25 ・・・・・・12,875・・・・・・・316,007 ・・・・・・2,946・・・・・・・79
6(5)・・ドクター・ストレンジ ・・・・・・5/04 ・・・・・・10,186・・・・・5,873,233 ・・・・・62,530・・・・・・・75
/マルチバース・オブ・マッドネス
7(新)・・トップガン マーヴェリック・・6/22・・・・・・4,304 ・・・・・・・・・5,556・・・・・・・・・・73 ・・・・・・・・8
8(7)・・アフター・ヤン ・・・・・・・・・・・・6/01・・・・・・・・4,301・・・・・・・・22,114 ・・・・・・・・222・・・・・・・・51
9(52)・・2037(韓国) ・・・・・・・・・・・・・6/08・・・・・・・・2,722 ・・・・・・・・・5,302 ・・・・・・・・・50・・・・・・・・89
10(84)・・ローズメイカー・・・・・・・・・6/09・・・・・・・・1,514・・・・・・・・・・2,901 ・・・・・・・・・26・・・・・・・・36
奇跡のバラ
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「犯罪都市2」は6月11日(土)に観客動員数1千万人超え。このところ1日単位の数値では2位に落ちた日もありましたが結局は1位に。
2・7・9・10位の4作品が新登場です。
2位「ベイビー・ブローカー」は、TVや新聞の報道で伝えられているように<第75回カンヌ国際映画祭(2022)>で最優秀男優賞[ソン・ガンホ]とエキュメニカル審査員賞を受賞した作品です。是枝裕和監督ということで各メディアで大きく報じられているので日本映画と思ってる人もけっこういそう? それにしても、ソン・ガンホの他にもカン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン[IU]等々、よくこれだけの顔ぶれを集めたものです。日本でも6月24日公開で→公式サイトも用意され、諸情報が流されているので内容紹介等は省略します。原題は「브로커(ブローカー)」。日本公開は7月29日です。
7位「トップガン マーヴェリック」は、日本ではすでに5月27日から公開されているので内容は省略します。韓国では22日公開ですが8館で先行上映。それでこの数字です。日本では<映画.com> 4.5、<Filmarks> 4.6、<KINENOTE> 86.5 と各映画サイトの評点がすこぶる付の高レベル。私ヌルボ、36年前の「トップガン」(1986)は観てませんが、これは観てみてもいいかな?と思い始めました。韓国題は「탑건: 매버릭」です。
9位「2037は韓国の家族ドラマ。19歳のユニョン(ホン・イェジ)は母親ギョンスク(キム・ジヨン)と2人で暮らし、アルバイトをしながら高卒認定試験合格をめざして勉強しています。友人たちのように学校には行きたいものの、すぐにでも公務員試験に合格して、工場で働いている聴覚障碍を持つ母親を楽にしてあげたいと思う一途な気持ちです。ところが彼女の優しさと誠実な意思とは関係なく、思いがけない事故のためユニョンは被害者から殺人者に急変させられ、刑務所に収監されてしまいます。そして<ユニョン>という名前の代わりに囚人番号<2037番>と呼ばれることになります。これ以上絶望的なことはないという状況でそれぞれの事情を持つ10号室の仲間たちはユニョンを守るために希望の手を差し出すのですが・・・。必ず取り戻してあげる。あんたの名前を! 一番暗い場所で発見した一番輝く出会い・・・。原題は「이공삼칠」です。
10位「ローズメイカー 奇跡のバラは上述のように日本では昨年5月に公開されています。
【独立・芸術映画】
順位 ・・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(29)・・コーダ あいのうた・・・・・2021/8/31 ・・・・・・・・・・618・・・・・・・・74,888 ・・・・・・・・680・・・・・・・・5
2(-)・・ブルドーザーに・・・・・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・・500・・・・・・・・10,993・・・・・・・・・・97・・・・・・・・1
乗った少女(韓国)
3(68)・・ジェチュン兄さん(韓国) ・・・・・3/31・・・・・・・・・・・479・・・・・・・・・5,732・・・・・・・・・・36 ・・・・・・・・1
4(1)・・偶然と想像(日本)・・・・・・・・・・・・・5/04・・・・・・・・・・・455・・・・・・・・24,321 ・・・・・・・・240 ・・・・・・・20
5(6)・・モンスター・イン・パリ ・・・・・・・・5/26・・・・・・・・14,989・・・・・・・・12,260 ・・・・・・・・127 ・・・・・・・・4
新登場の作品はありません。
▶今回の記事では韓国映画、その他の外国映画ともとくに注目作はありません。
そしてニュースといえば、先週の記事で予告したように「犯罪都市2」が観客動員数1千万人を突破したことくらい・・・と思ったら、宋海[ソン・ヘ]さんが6月8日亡くなったとの報に接しました。韓国ではKBSの長寿番組「全国のど自慢[전국노래자랑.全国歌自慢]」で1988年以来文字通り全国を周り、人気を集めてきた国民的MCです。
宋海さん関係の映画では昨年11月公開のドキュメンタリー「ソン・ヘ 1927」(下左画像)があります。→コチラの過去記事では私ヌルボが宋海さんについて知っていることや調べたことをいろいろ書きました。タプコル公園近くを夜歩いていてたまたま出くわした楽園商街ビルの壁面に貼られた宋海さんの立像(下右画像)や、その近くの行きつけのクッパ専門店<ウワサの店(소문난집 국밥전문)>のこと等々。「ソン・ヘ 1927」が今再上映されているのももちろん追悼上映です。なおタイトル中の<1927>は彼の生年です。また「全国のど自慢」(2013)という映画はこの番組をベースにしたドラマですが、宋海さん自身本人役で出演しています。(→コチラ)
韓国の「全国のど自慢」(1980~)は「KBS杯争奪全国のど自慢」(1972~77)の後継番組で、その「KBS杯争奪全国のど自慢」はNHKの「全国のど自慢」のフォーマットをそのままコピーしてスタートしました。私ヌルボのような団塊の世代にとっては「全国のど自慢」と言えば思い出されるのが宮田輝さんですが、彼が司会を務めたのは1946~66年の通算21年間なのですね。宋海さんは34年間ですからその約1.5倍になります。
宋海さんの訃報は日本でも共同通信で全国各紙で報じられ、→NHKでも尹錫悦大統領が宋海さんの遺族に弔電を送ったこと等を伝えています。10日の告別式については東亜日報(日本語版)(→コチラ)に記されています。人気MCのカン・ホドンとユ・ジェソクが棺運んだとか・・・。
このように多くのニュースが伝えられる中、私ヌルボがとくに注目したのは6月14日付毎日新聞[東京版]夕刊の<還暦記者>こと鈴木琢磨記者による「韓国「のど自慢」名物司会者 笑いと涙の「タンタラ」人生 さよなら、宋海さん」という長い見出しの記事です。鈴木記者自身の宋海さんや「全国のど自慢」との関わりがいろいろ記されていて、とても興味を持って読みました。(毎日の読者以外有料 ?? ぜひお早めにお読みください。※<タンタラ(딴따라)>については→コチラ参照。
★★★ NAVERの人気順位(6月15日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(1) 役割たち(韓国) 9.66(32)
②(2) 犯罪都市2(韓国) 9.49(23,193)
③(4) SING/シング:ネクストステージ 9.39(2,670)
④(5) 詩人の歌、チョン・テチュン(韓国) 9.36(124)
⑤(6) 劇場版 呪術廻戦 0(日本) 9.25(1,527)
⑥(7) カシオペア(韓国) 9.18(293)
⑦(8) コーダ あいのうた 9.14(970)
⑧(新) ローズメイカー 奇跡のバラ 9.11(28)
⑨(-) ソン・ヘ 1927(韓国) 8.87(77)
⑩(9) WALK WITH ME マインドフルネスの教え 8.82(78)
⑧「ローズメイカー 奇跡のバラ」が新登場です。フランスのドラマ。日本では昨2021年5月に公開されているので説明は省略します。韓国題は「베르네 부인의 장미정원(ベルネ夫人のバラ庭園)」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ドライブ・マイ・カー(日本) 8.44(9)
②(2) 偶然と想像(日本) 8.29(7)
③(3) 小説家の映画(韓国) 8.00(3)
④(4) アフター・ヤン 7.80(5)
⑤(5) マス 7.67(3)
⑥(-) プチ・ママン 7.63(8)
⑦(-) オマージュ(韓国) 7.25(4)
⑦(6) オリ・マキの人生で最も幸せな日 7.25(4)
⑦(新) さがす(日本) 7.25(4)
⑩(7) パリ13区 7.00(6)
⑧「さがす」が新登場です。日本では今年1月公開されだばかりの作品。片山慎三監督の2019年の作品「岬の兄妹」は評判が高かったので観に行ったのですが、私ヌルボは期待外れとか失望とまではいかないものの、モヤモヤが残りました。たとえば同じ悲惨な話でもあのヤン・イクチュン監督の「息もできない」のような心を打たれるものに欠けるのはなぜだろう?といったことを考えたりもしました。要は、物語自体は悲惨な結末だったとしても何か一筋の希望の光が見えるか否かといったことかな? ・・・ということで、本作も世評は決して悪くはないのは知りながら鑑賞は見送ってしまいました・・・。韓国題は「실종(失踪)」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績6月10日(金)~6月12日(日) ★★★
「犯罪都市2」、3週連続トップでもう1千万人超え!
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(1)・・犯罪都市2(韓国)・・・・・・・・・5/18・・・・・・817,022 ・・・・10,503,871・・・108,671・・・・1,552
2(17)・・ベイビー・ブローカー(韓国)・・6/08 ・・515,367 ・・・・・・・773,358・・・・・・7,764・・・・1,546
3(2)・・ジュラシック・ワールド ・・・6/01 ・・・・・316,162・・・・・・2,618,863・・・・・27,048・・・・・・948
/新たなる支配者
4(3)・・劇場版ポケットモンスター・・6/01・・・・・121,225・・・・・・・520,813 ・・・・・・4,900・・・・・・588
ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ(日本)
5(4)・・あなたがチョ・グク(韓国)・・・5/25 ・・・・・・12,875・・・・・・・316,007 ・・・・・・2,946・・・・・・・79
6(5)・・ドクター・ストレンジ ・・・・・・5/04 ・・・・・・10,186・・・・・5,873,233 ・・・・・62,530・・・・・・・75
/マルチバース・オブ・マッドネス
7(新)・・トップガン マーヴェリック・・6/22・・・・・・4,304 ・・・・・・・・・5,556・・・・・・・・・・73 ・・・・・・・・8
8(7)・・アフター・ヤン ・・・・・・・・・・・・6/01・・・・・・・・4,301・・・・・・・・22,114 ・・・・・・・・222・・・・・・・・51
9(52)・・2037(韓国) ・・・・・・・・・・・・・6/08・・・・・・・・2,722 ・・・・・・・・・5,302 ・・・・・・・・・50・・・・・・・・89
10(84)・・ローズメイカー・・・・・・・・・6/09・・・・・・・・1,514・・・・・・・・・・2,901 ・・・・・・・・・26・・・・・・・・36
奇跡のバラ
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「犯罪都市2」は6月11日(土)に観客動員数1千万人超え。このところ1日単位の数値では2位に落ちた日もありましたが結局は1位に。
2・7・9・10位の4作品が新登場です。
2位「ベイビー・ブローカー」は、TVや新聞の報道で伝えられているように<第75回カンヌ国際映画祭(2022)>で最優秀男優賞[ソン・ガンホ]とエキュメニカル審査員賞を受賞した作品です。是枝裕和監督ということで各メディアで大きく報じられているので日本映画と思ってる人もけっこういそう? それにしても、ソン・ガンホの他にもカン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン[IU]等々、よくこれだけの顔ぶれを集めたものです。日本でも6月24日公開で→公式サイトも用意され、諸情報が流されているので内容紹介等は省略します。原題は「브로커(ブローカー)」。日本公開は7月29日です。
7位「トップガン マーヴェリック」は、日本ではすでに5月27日から公開されているので内容は省略します。韓国では22日公開ですが8館で先行上映。それでこの数字です。日本では<映画.com> 4.5、<Filmarks> 4.6、<KINENOTE> 86.5 と各映画サイトの評点がすこぶる付の高レベル。私ヌルボ、36年前の「トップガン」(1986)は観てませんが、これは観てみてもいいかな?と思い始めました。韓国題は「탑건: 매버릭」です。
9位「2037は韓国の家族ドラマ。19歳のユニョン(ホン・イェジ)は母親ギョンスク(キム・ジヨン)と2人で暮らし、アルバイトをしながら高卒認定試験合格をめざして勉強しています。友人たちのように学校には行きたいものの、すぐにでも公務員試験に合格して、工場で働いている聴覚障碍を持つ母親を楽にしてあげたいと思う一途な気持ちです。ところが彼女の優しさと誠実な意思とは関係なく、思いがけない事故のためユニョンは被害者から殺人者に急変させられ、刑務所に収監されてしまいます。そして<ユニョン>という名前の代わりに囚人番号<2037番>と呼ばれることになります。これ以上絶望的なことはないという状況でそれぞれの事情を持つ10号室の仲間たちはユニョンを守るために希望の手を差し出すのですが・・・。必ず取り戻してあげる。あんたの名前を! 一番暗い場所で発見した一番輝く出会い・・・。原題は「이공삼칠」です。
10位「ローズメイカー 奇跡のバラは上述のように日本では昨年5月に公開されています。
【独立・芸術映画】
順位 ・・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(29)・・コーダ あいのうた・・・・・2021/8/31 ・・・・・・・・・・618・・・・・・・・74,888 ・・・・・・・・680・・・・・・・・5
2(-)・・ブルドーザーに・・・・・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・・500・・・・・・・・10,993・・・・・・・・・・97・・・・・・・・1
乗った少女(韓国)
3(68)・・ジェチュン兄さん(韓国) ・・・・・3/31・・・・・・・・・・・479・・・・・・・・・5,732・・・・・・・・・・36 ・・・・・・・・1
4(1)・・偶然と想像(日本)・・・・・・・・・・・・・5/04・・・・・・・・・・・455・・・・・・・・24,321 ・・・・・・・・240 ・・・・・・・20
5(6)・・モンスター・イン・パリ ・・・・・・・・5/26・・・・・・・・14,989・・・・・・・・12,260 ・・・・・・・・127 ・・・・・・・・4
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