12日夜、世宗路のイルミネーション見物のつもりで外出したら、市庁の辺りから北の方が大勢の人の声が聞こえてくる。ソウル駅前に機動隊が大勢出動してたし、またデモでもやってるのかなと思ったら、光化門広場からはもう人が一杯。前方を見ると、アララ、10月9日ハングルの日に設置された世宗大王像の巨大な銅像のはるか向こう、ちょうど光化門の上方にスキーのジャンプ台があるではないですか! そして時折人々が歓声をあげているのは、巨大モニターでスノボーの選手が滑るのをみているんですねー。
【世宗大王像の向こうにジャンプ台が見える】
インフォメーションでもらったパンフを見ると<SEOUL SNOW JAM>と銘うたれたスノーボードのビッグエア・ワールドカップという大会なんだそうで、正確に言うと、11日は開幕式とフリースタイルショー、私ヌルボが行った12日はビッグエア大会で、韓国内外の9選手がトーナメント形式で夜9時までスノーボードスーパーマッチを争い、13日には39選手が参加してスノーボードワールドカップの予選・決勝競技が行われるということです。
【光化門の工事中パネルよりはるかに高い】
人混みをすりぬけてずっと前の方に行くと、光化門広場の最北端にジャンプ台(RAMPというのかな?)が設置されていて、その最上部、つまり選手がスタートする辺りの高さは33m、13階建てマンションの高さに相当するということで、まだできていない光化門の工事中パネルよりはるかに上です。
う~む、こんなアイディア、一体誰が最初に思いついたんでしょうね? 前の方からは、直接選手がジャンプするようすを見ることができましたよ。
【世宗路は車が一杯! ありえない光景のようです】
12日の新聞を後で見たら、11日の人出は1万人とか・・・。
パンフには、この大会の開催は「平昌(ピョンチャン)の冬季オリンピック誘致に対する強い意志を海外に知らせるきっかけとなると共に、ソウルを訪れる海外の観光客たちに無限体験都市・ソウルのイメージを与えられる機会にもなるでしょう」とありましたが、新聞では肯定的な意見ばかりでもなく、「光化門や景福宮をこそ見せるべきだ」とか「安全性、交通渋滞等の問題がある」等の否定的意見も載せていました。
今回の韓国旅行で、初めて行った所もいろいろあり、さまざまな発見・体験もありましたが、最後の夜ではからずも見物することになったコレが一番の見ものだったですね。
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