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北朝鮮の名物アナ・李春姫さんのインタビューと若手女性アナの動画をみる

2012-01-25 23:16:36 | 北朝鮮のもろもろ
北朝鮮の有名なアナウンサー・朝鮮中央テレビの李春姫(リ・チュンヒ、リ・チュニ)放送員のことは、本ブログ2011年2月20日の記事で少し書きました。また、その翌日の21日には、彼女のパロディが台湾のTVで放映されているという記事を書きました。

 その後、昨秋10月19日以降約50日ほど姿を見せなかったことからさまざまな憶測が飛び交ったりもし、金正日死亡のニュースに久々に登場したりと注目されてきました。

 昨日(1月24日)の「毎日新聞」に、<北朝鮮:「きれいで若い人必要」朝鮮中央テレビ看板アナ>という見出しの記事があり、読んでみると「李春姫さんが23日、中国中央テレビ(CCTV)平壌駐在記者の取材に応じ、「画面にはきれいで若い人が必要だ」と述べた」とのことです。

 もしかして、と思ってさっそく動画検索してみると、ありましたね、YouTubeに。
 まあ見てみて下さい。→コチラです。
 中国語が全然わからないのが残念。李春姫さん、ここではずいぶんリラックスしてます。いつもキツい口調で人を叱責しているわけではありませんね、もちろん。

 <北朝鮮看板アナ李春姫女史、中国のテレビ取材に応じる>と日本語の表題がついていますが、一体どういう人がどういうふうにupしたのか、私ヌルボにはよくわかりません。
 
 北朝鮮のアナウンサー事情については、1月9日の「中央日報」に<'150대1' 北여성 아나, 출세하려면 김정은에・・・('150対1'北の女性アナ、出世するには、金正恩への・・・)>という見出しの記事がありました。
 それには、朝鮮中央テレビの記者だった脱北者チャン・ヘソン氏の話として、朝鮮中央TVアナウンサーになるには、平壌演劇映画大学放送科を卒業した後、中央テレビ放送員育成訓練に入るか、150人余りが参加する全国話術コンクールで入賞しなければならない等々と記されています。
 しかし、'150対1'という高い倍率を突破して看板アナウンサーになるためには、実力と出身成分、そして最高指導者による賞賛のお言葉が重要な評価基準となるとのこと。

 本ブログの先の記事で紹介した「新東亜」2011年2月号の記事とほぼ同じですね。・・・って「新東亜」の記事もチャン・ヘソン氏のインタビューをまとめたものでした。

 さて、上記「中央日報」の記事の後の方に最近李春姫さんに代わって登場したアナウンサーのことが書かれています。「落ち着いた口調(차분한 어조)の若い女性は、金正恩時代の新しいアナウンサー上に見える」と評しています。そしてその動画も見ることができます。

    
      【背景の平壌市街は実景ではなく写真であることは、上記のインタビュー動画でわかります。】

 動画は→コチラ
 たしかに落ち着いた雰囲気。もっと下の原稿を見ないようにしないといけませんねー。

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