ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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ロッテモール金浦空港店のトイレで見た親子便器

2013-02-24 23:48:59 | 韓国の文化・芸能・スポーツ関係の情報
 この2週間、諸般の事情(寒いとか・・・)で記事のアップが間遠になっていました。その間もネタはどんどん溜まっているので、今週は小出しにでもしていかなければ、ということで、うーん、何から書くかなと考えた最初はトイレのこと。

 海外経験が豊富な人のトイレにまつわるモロモロは、本で読んでも話を聞いてもネタは尽きないほどで、中身もおもしろいものが実にたくさんあります。そこへいくと、私ヌルボの経験などホントに微々たるものです。
 今回も1つのテーマに絞ります。それは2連の大便器のことです。

 昨年12月のソウル旅行の際、ロッテモール金浦空港に行きました。2011年12月にオープンした大型複合モールです。
 そこのトイレに入って、目にとまったのが1つの個室(「大」の方)の便器です。

     

 手前は、ふつうの大きさの便器。真ん中にかなり小さい小便器があり、向こう側にはとても小さい大便器があります。
 実際に見た時は、この写真よりもずっと小さく見えました。「何だ、こりゃ!?」と内心驚き、写真に撮ったというわけです。

 考えてみれば、小さい子どもを連れたお父さんがトイレ(個室)に入る時、子どもを外で長く待たせるのも心配だし、子どももお父さんと時を同じくして便意を訴えることもよくあるので(?)、そのような場合にはこのような大小2連の大便器だと便利、ということなんでしょうね。

 まあ父と幼い息子がなかよくきばっている姿は微笑ましく、ウンチガイッタ(운치가 있다)」=「風情がある」といえなくもないので、よろしいのではないでしょうか?

 ここで私ヌルボが思い出したのは、2004年8月に中国の延吉からマイクロバスで長白山(白頭山)に行った時のこと。
 途中昼食(←主なメニューは生野菜)をとった蘭興休閑山荘のトイレでは、下の写真のように同じ大きさの便器が並んでいました。

      

 長白山旅行で見る以前に、このような2連便器は雑誌だかの写真で見たことはあったので、すごいオドロキというほどではありませんでした。
 ただ、連れションは日本でもよくありますが、連れウン、それも並んでというのは友人同士でもあるのか、とかいろいろ考えましが、食生活同様、この分野にも各地で多様な伝統・習慣があるだろうから・・・と、そのまま深く調べたりもしないできました。
 もしかしたら、中国朝鮮族にもこのようなトイレで父子が並んでしゃがむということがあるのかもしれない、とロッテモールの親子便器を見て思った次第です。

 この話題については、ネイティブの話等でウラを取ったわけではないので、いずれ聞いてみることにします。