学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

大晦日のご挨拶

2020-12-31 | 建武政権における足利尊氏の立場
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2020年12月31日(木)20時23分40秒

九月に『太平記』を検討し始めた頃の漠然とした見込みとしては、十一月くらいまで続けて、その後はチマチマした考証ではなく、もう少し大きな問題を取り上げようかな、などと思っていたのですが、征夷大将軍の問題が浮上して以降、そんな訳にも行かなくなり、とうとう年越しとなってしまいました。
年内はこれで最後の投稿となりますが、正月に入っても初詣にも行かずに家にずっと閉じ籠っている予定なので、結局、元日早々投稿することになりそうです。
去年の大晦日はどんなことを書いたかなと思って振り返ってみたら、「国家神道」を検討する過程でロシア正教のニコライ大主教に出会い、2019年最後の投稿は『ニコライの見た幕末日本』でした。

https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/a55aed91262926000b3d59792a440a91

更に一年前を辿ると、「「五〇年問題」と網野善彦・犬丸義一」シリーズの検討途中で、2018年の大晦日は立花隆『日本共産党の研究』とコミンテルンのテーゼ集を読んでいました。

https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/76b128c4112e76bdfec476036d046f3b

ま、多方面にダボハゼ的に手を伸ばしてきましたが、今年はいろんなことがうまく結びついた一年だったように思います。

このようなマニアックな掲示板に訪問して頂いた皆さま、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

>筆綾丸さん
途中、筆綾丸さんにこちらから話題を振っておきながら、梯子を外すような格好になってしまって、申し訳なく思っています。
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