大福 りす の 隠れ家

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辰刻の雫 ~蒼い月~  第105回

2022年10月10日 21時46分59秒 | 小説
『辰刻の雫 (ときのしずく) ~蒼い月~』 目次


『辰刻の雫 ~蒼い月~』 第1回から第100回までの目次は以下の 『辰刻の雫 ~蒼い月~』リンクページ からお願いいたします。


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辰刻の雫 (ときのしずく) ~蒼い月~  第105回



マツリの肩に止まるキョウゲンを見た。

「キョウゲン」

キョウゲンが百八十度首を回す。

「ごめんね。 今日これで二回目なんだ。 それも明るい内に飛んでもらって」

キョウゲンがマツリの肩の上で、のそのそと方向を変える。

「なんということは御座いません。 お気になさらず」

「それに長距離飛んでくれたんだよね。 二往復も」

フクロウが長距離を飛ぶに向いていないことは知っている。 サギであるロセイの方が長距離に向いているのは明らかだ。

「ありがとう。 キョウゲンが石を遠ざけてくれたり、取ってきてくれたから石と話すことが出来た」

「勿体ないお言葉で御座います」

キョウゲンの後方に秋我がやって来た。

「マツリ様、お知らせ下さり有難うございました」

阿秀に手綱を預けた秋我がマツリの前に立っている。

「長く紫に領土を空けさせてしまったな。 何もなかったか」

「マツリ様が塔弥に仰られたように暫くすると “古の力を持つ者” も落ち着いたと言っておりました。 その他には何も御座いませんでした」

「そうか。 安泰であれば何より。 では紫を返す。 詳しいことは紫から聞くが良い」

キョウゲンがマツリの肩から飛び立った。 縦に大きく回るとその身を大きくする。 マツリがキョウゲンに跳び乗ると、誰もが顔を上げそのマツリを見送った。

「紫さま、お身体の具合は?」

「ご心配かけちゃいました。 もう全然元気です」

紫揺の返事を聞き、お転婆の手綱を持つ塔弥が顔を下げる。

(やはり・・・この東の領土では紫さまをお守りし切れないのか・・・)

「本領でぶっ倒れ・・・目が覚めてからはずっと本を読んでただけだから、ちょっと体力を持て余しているぐらいです」

秋我の後ろにすっと寄ってきた阿秀が「本とは書のことです」と言い添えている。

「ああ、書のこと。 あ? え? 持て余している? 体力を?」

秋我の横を紫揺が走った。

「塔弥さんガザン有難う、お転婆を連れて来てくれて」

秋我に言ったことは気落ちしていた塔弥の耳には届いていなかった。 塔弥がお転婆の手綱を紫揺に渡す。

「あ! やめ! 渡しちゃ・・・!」

お転婆に跳び乗った紫揺が足と手綱でお転婆の方向を変える。 その先の紫揺の考えはずっと厩に居たお転婆も同じ。
紫揺の小さな合図にも拘らず、お転婆が走り出した。

「わーーー!!!」

秋我とお付きが叫んだ。

―――地獄が始まる。



「それで、決まりましたか?」

マツリが四方に訊ねる。

「ああ、北に行ってもよいという者が居たということだ。 その者にする」

「そうですか・・・」

「なんだ?」

「いえ、特にというわけでは御座いませんが、北は本領ほどに五色を大切に扱っていないようですので、耐えられるかと・・・」

「ああ、それはわしも懸念しておるが、北の領土に白の力を持つ者を欠けさせるわけにもいくまい」

「北の領土の白の力を持つ者、トウオウが臥せるとは思ってもいませんでした。 それもあとがないとは・・・」

己とそう変わらない歳だったはずだ。

「二ホンと言ったか・・・彼の地で大怪我をしたそうだ。 その時に余命を宣告されたらしいが、白の力を持つ者は誰にも言わなかったということだ」

「その怪我が元で?」

「いや、怪我の方とは関係はないらしい。 血脈ということだ」

「白の力を持つ者の血脈・・・そうですか、逃げることは出来ませんでしたか」

白の力を持つ者に時折生まれる血の病。

「早馬によると、そろそろその者が宮に着く頃だろう。 北に行ってからは暫くはマツリがついてやってくれ」

「はい」


「羽音(はおと)と申します」

他の五色と辺境の山に暮らす民を守っていた羽音。 十二歳。

「ハオトか、こんなに可愛らしい子が来てくれるとは思ってなかったな」

まさにアマフウのようだ。

トウオウの家の一室に通された羽音。 横たわるトウオウの横には爺とアマフウが居る。 マツリは家の外で待機をしている。

「ここには “古の力を持つ者” はいないが、大丈夫か?」

「はい」

「うん、そっか。 とてもいい子だ。 アマフウ、いつまで泣いてんだ」

トウオウから話を聞かされ、何日泣き続けているだろうか。

「アマフウにこの可愛らしいハオトを託すぞ。 北のことをしっかりと教えてやってくれるな?」

思いのほか急に体がガクリと落ちた。 もっと徐々にくるものだと思っていた。 だから具合が悪くなりかけた時に、ムロイに事情を話して次の五色を迎えてもらい、自分で次の五色に色んなことを伝えるつもりだった。

トウオウの口ぶりからはまだまだ元気に聞こえるが、その声音は力なく掠れている。
命の灯火の最後の灯りは僅かな時大きくなっていたが、とうとう・・・。

「・・・アマフウ、爺・・・ハオトを・・・頼む、な」

トウオウが重たそうに開けていた瞼を閉じた。

「トウオウ!!!」

「トウオウ様―!!」

外壁にもたれていたマツリが顔を上げると一言つぶやいた。

「逝ったか・・・」

戸を開けると羽音を呼んだ。 この場に十二歳は厳しいだろう。

それからは毎日北の領土に足を運んだ。 正確にはキョウゲンが羽根を運んだという方が正しいだろうが。
北の領土は本領と違い、五色を愛するということを知らない。 辺境と言えど、今まで民に愛されてきたまだ十二歳の羽音だ。 誰かが寄り添わねばいけないだろう。

アマフウは一日中、トウオウの墓の前で頽(くずお)れ泣いている。
爺はこのまま呆けていくのではないだろうかと思えるほど焦点が合っていない。
他の五色に至ってはあまり関心がないようだが、かろうじてセッカが時折羽音と話しているが、我が子の育児で大変なようだ。
マツリのいない時にはニョゼが羽音の世話をしているらしいと狼たちから聞いているが、ニョゼは力を持つ者ではない。 羽音が力の事で悩んでしまってはそれに気付くこともない。 まだずっとトウオウを見てきた爺の方がマシだろう。

「羽音」

「はい、マツリ様」

「一人で寂しくないか?」

羽音と共に馬車道を散歩している。

「そう訊かれましたらお返事に困ってしまいますが、わたしは五色ですので。 民を守るのがわたしのすべきことですので」

「この領土の者は五色を・・・何と言っていいのか」

十二歳相手には言葉選びが難しい。

「何となく分かります。 あまり良くは思われていないようです」

マツリが眉を上げる。

「ですがわたしはお姉さま方のように、女人ではありません。 女人となれば警戒されたりもするでしょう。 なんとか女人となるまでに民と触れ合うことが出来る様、そして民を守っていきたいと思います」

「しかりとしておるのだな」

「そんなことはありません。 辺境でも色々ありましたが、その度に “古の力を持つ者” に民とは、五色とは、どういうものかを教えていただいておりました」

そう言われれば忘れていた。 五色とはこういう者たちだった。 紫揺を見ていてすっかり本来の五色を忘れていた。

「紫とは格段の違いだ」

「むらさき?」

「ああ、東の五色。 一人で五色を操る者だ。 もう二十三の歳になるというのに、羽音ほどもしかりとしておらん」

顔を下げてクスリと笑っている。 言っていることと表情が真逆の様子を見せているし、否定している声が温かく感じる。。
羽音が首を傾げる。

「どうした?」

「マツリ様はそのむらさき様のことを大切に思っておられるのですね?」

後ろを通り過ぎようと思った女の足が止まった。

「何を言っておる」

「そのように聞こえましたので」

そう言いながら、羽音が後ろを振り返った。

「どうかしましたか?」

足を止めた女人に問う。

「あの・・・いま、ムラサキ様と・・・」

「はい。 言いました」

「ムラサキ様はお元気にされておられるのでしょうか?」

「あ、ああ。 元気にしておるが、何故、紫のことを知っておる」

「領主の屋敷に居られる時にお話をさせていただきましたし、セキが・・・長い間遠くにいたセキがムラサキ様と御一緒に居たと」

遠くにいたというのは日本のことだろう。 紫揺は迷子としてこの地に居た以外は日本に居たのだから。 それに北の領土の日本の屋敷に居たと聞いている。

「まぁ、それではむらさき様のお話を聞かせて頂けませんか?」

「あの・・・ですが・・・」

トウオウを見送った時に領主が羽音のことを民に話していたし、羽音自身もその場にいた。
羽音が五色だということは皆が知っているし、その薄い黄色の瞳が白の力を持つ者だと語っている。

「マツリ様もご存知のむらさき様が、どういうお方だったかを教えて欲しいのです。 お忙しいでしょうか?」

「ムラサキ様は素晴らしいお方です。 五色様と民ではなく・・・」

足を止めた女、ウダの言葉が止まった。 これ以上言うと五色への不敬に当たる。 ついウッカリここまで話してしまって、どうしたものかと思案する。

「互いに隔たりを持つことなく、向き合ってお話されていたのですね?」

「え・・・」

「わたしもそう思います。 五色は民を守り、民は五色を守って下さっています」

「そ、そのようなことは・・・」

「いいえ。 わたしたち五色は米も作れなければ、何の作物も育てることは出来ません。 みな民から頂いています」

「あ・・・え、でも」

マツリが口角を上げた。 この羽音はそんじょそこらの五色ではなさそうだ。

「忙しくないのであれば北の領土の話しも聞かせてやってもらえないか」

「そ、それは勿論に・・・」

「一人で行けるか?」

「はい。 お世話になりました。 明日からマツリ様にはご面倒をお掛け致しません」

もう北に来る必要は無いと言っているのだろう。

「本当にしかりとしたものだ」

では、羽音をたのむ、とウダに言い残すとキョウゲンに跳び乗った。

今の羽音を見ていると、つくづく “古の力を持つ者” の存在が大きいように思える。
北の領土はずっと “古の力を持つ者” がいなかった。 遥か昔にいたとしても北の五色のことを思うと、五色としてのその力が弱くなってきていたと領主が言っていた。 それは “古の力を持つ者” の不在が大きく関係していたのかもしれない。

“古の力を持つ者” の “術” にしてもそうだ。 北の ”古の力を持つ者” に術を掛けられた唱和は簡単に此之葉に解かれてしまっていた。
北の領土は “古の力を持つ者” 自体が力を失ってきていたのかもしれない。

「まあ、紫さまのことを!? 私が紫さまと出会ったのが、十二の歳の時でした。 いまのハオト様と同じ歳の頃です」

十六歳になって身長も伸びシユラ様と呼んでいた大人びたセキが羽音にそんなことを言ったのは、紫揺の知るところでは無かった。



早朝、宮に早馬が走ってきた。 従者に渡された文をすぐに四方に渡す。 文を読み終えた四方がマツリを呼んだ。

「五都(いつと)で?」

「ああ、暴動が起きかけたそうだ」

「暴動? 五都は平安なはずでは?」

「六都(むと)の者が流れて、けしかけたらしい」

「百足からですか?」

「いや、五都の早馬だ。 五都には百足はおいておらん。 五都に置く頭数があるくらいなら、もっと六都に置きたいくらいなのだからな。 六都に居る百足は五都に流れて行った者がそんなことをしでかすとは思っておらなかったのだろう」

暴動が起きたくらいでは早馬などは走らせないが六都が絡んでいる。 見過ごせない事と判断したのだろう。

「六都の官吏は流れて行ったことを知っていたということですか?」

「規定の手続きをして六都を出たということだ。 まさかだったのだろう。 その時には報告を受けておらん」

「今は?」

「武官が取り押さえて落ち着いているようだ」

四方の子飼いである百足の人数は、いまマツリが杠の下につけようとしている人数とは遥かに違う。 それでも足りないということか。
だが杠の下につける者はマツリが選別したい。 杠には任せたくない。
杠に任せて万が一にもその者が裏切ったとすれば杠がどう受け止めるか。 ずっと自分を責め続けるだろう。 考えただけでもおぞましい。

あくまでも百足は四方の子飼い。 正しく言うと、四方の先代である今のご隠居から受け継いだ百足である。 ご隠居もその先代から受け継いだ。
昔は官吏の資格を持って本領領主に付きながら影のように動いていた。 だが “百足” と呼ばれる今は影だけの存在になった。 百足の前身は “闇蜘蛛(やみぐも)” と呼んでいたと聞いている。

(百足を引き継ぐ気はなかったが・・・そうも言っておれんのか)

「確認のため五都に飛んでくれ」

「はい」



「トウオウ・・・」

トウオウの墓の前で頽れていたアマフウが何日目になるのだろう、やっと泣き声と違う声を出した。

「あの時・・・」

グッと喉が絞めつけられた。 息を整える。 細く長い息を吐いて口を動かす。

「ムラサキが・・・北の屋敷を出た日のこと、覚えてる?」

トウオウはほんの数日で痩せ衰えてしまっていた。 そしてトウオウほどではないがアマフウもそうだった。 スタートがトウオウとアマフウでは違うのだから、結果は同じではない。
いくら食べても太れないトウオウ。 アマフウから言わせるといくらも食べていなかったが。 そしてトウオウ曰くの『もっと食べなきゃアマフウみたいな肉がつかないかな』
けっしてアマフウが太っているわけではない アマフウは普通の女の子なら誰もが羨む甘く優しい肉を身体にまとっていた。 そこからのスタートだ。

「トウオウ、言ったわよね」

『これからあの月、どんどん痩せていくんだよな』 下弦の月を見ながら言っていた。
うっと声が漏れ、また涙がこみあげてくる。

『オレは上弦の月にはなれないな』 ずっと月を眺めていたトウオウが言った。

『満月に近づく月っていう意味?』

『・・・そんなとこかな』

「どうしてあの時言ってくれなかったの!」

ただ泣いていただけだったアマフウが初めてトウオウに訴えた。

「あの時には知ってたんでしょ! どうして! どうして言ってくれなかったの!!」

慟哭が今まで以上にあたりを響かせた。



「だから・・・どうして大人しく出来ないんですか」

「大人しくしてるし・・・」

「それって今日は、ですよね。 それに今は朝餉を食べたすぐ後ですからね」

「じゃ、今日は辺境に行こうか?」

「全員クタクタです」

「体力無さすぎ・・・」

「追いかける方は・・・いや、紫さまにお怪我がないかと心配しながら追いかけているんです。 紫さまのように好き勝手に動いているわけではありません」

「塔弥さんは元気そうじゃない? 二人で行こうか?」

「今日こそじっと出来ないのなら、括りつけますよ」

「・・・信じらんない」

「それはこちらの台詞です」

二人の会話に此之葉が大きなため息をついた。

「此之葉さん」 「此之葉」

紫揺と塔弥が同時に此之葉の名を呼ぶ。

「紫さまの仰られたいことも、塔弥の言いたいことも分かります」

「でしょ! でしょー! って、え? 塔弥さんの言いたいことが分かるっていうの?」

「此之葉、紫さまの何が分かるというんだ。 いや、それは俺も分からなくもない。 だが程度というものがあるだろう」

ここ数日の紫揺は禁止されている襲歩でお転婆を走らせ、お転婆から下りたと思うと、お転婆を放りっぱなしにして飾り石の採掘山にかけ上がっていた。
お付きたちはまず、お転婆に追いつくことさえ出来ない。 その上放りっぱなしにされたお転婆の手綱を取ることさえ大変なのに、紫揺を追わなければならなかった。
助けのガザンは何故か同道してくれなかったし。

「紫さまが石を・・・初代紫さまが残された紫水晶と共鳴する石を探されるのは致し方ないでしょう」

本領から帰って来て宮であったこと、知ったことを、領主と秋我、此之葉とお付きの者たちに話した。 全員が初代紫が残した石や共鳴する石のことを知った。

「でしょ?」

堂々と答える紫揺。 放っておくわけにはいかないのだから。
大きな紫水晶の力に対しては、初代紫を信じていればいいだけのことかもしれないが、初代紫の石と共鳴することが出来る石であれば相当な力を持っているはず。 そんな力のある石を放ってはおけない。
初代紫に言われたように初代紫を信じている。 だが自分に自信がない。 自分が何かを起こすか分からないのだから。 その時のためにも共鳴する石を全て手の内に入れておきたい。
塔弥から怒られながらも、採石場で一つの共鳴する石を見つけていた。

「ですが紫さま、紫さまが平穏にいてくだされば、そんなに焦らずともいいのではないですか?」

「うーん・・・無理かな?」

此之葉がゆるりと訊いたのにそれを否定する紫揺。 それを聞いた塔弥が訊き返す。

「は? 何をもって!?」

「だって・・・自信が無いんだもん。 初代紫さまが仰る大事子とも簡単に思えないし」

「紫さま・・・」

「お婆様なら分かるよ。 お婆様のお力は強かったから」

“紫さまの書” で祖母の力を読んだ。

気持ちが錯綜している、口と気持ちが別の道を歩いている。
口では自分が初代紫の大事子と思えないということを言っているが、心の底では初代紫を信じている。 自分が初代紫の大事子だと。
だがどうしてもじっとしていられない。 共鳴する石を手の内に入れておかなければ、自分が何をしでかすか分からない。

「塔弥さんから見ても私が力のある者とは思えないでしょ? うーん・・・なんて言ったらいいのかな・・・重みが無いとでも言ったらいいのかな?」

「紫さま・・・」

「あ、全然、お気遣いなく。 塔弥さんだけは正直に言ってもらっていいから。 ってか、そうして欲しい」

チラリと此之葉を見た。

「ゴメンね。 此之葉さんに何かを言いたいわけじゃないから。 此之葉さんは ”古の力を持つ者” としての色んなことがあるだろうし」

「・・・はい」

“古の力を持つ者” として紫揺に説かなければいけないのに先に言われてしまった。

「・・・だからっ、正直に言っております」

やけくそだ。
何もかも分かっている。 紫水晶のことも、額の煌輪のことも。 紫水晶に共鳴する石を紫揺が探していることも。
そしてマツリが紫揺を想っていることも。

「なにを?」

「だから! 大人しくしてくださいと言っております!!」

聞いたことのない塔弥の雷が落ちた。

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