裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

陽光いっぱいのいわきへ

2014年02月24日 | Roses

今朝も裏磐梯は放射冷却が加わり冷え込む。-20°c近くになったであろうか。

氷瀑の袋田の滝にで行ってみようか、と家を出たが途中、塩谷崎灯台に行ってみよう、と急に妻が言い出す。

震災後3年、ようやく復旧なった塩谷崎灯台、そんなニュースがTVで流されていたのだ。

陽光いっぱいのいわきの海、太平洋の青い海原、とても魅力的だ。

急遽、車をいわきに向ける。

途中寄った広大なフラワーセンターの紅梅の香り、福寿草、クラクラするほど暖かい温室、咲き乱れるブーゲンビリア、たわわに実るマンゴー、

芝草の中のオオイヌノフグリの青、ホトケノザのピンク、そして香り高きローズマリーの青、膨らみかけたバラの芽。

太平洋に突き出た岬にそそり立つ白き灯台、新たなるペンキの匂い、水仙の強き甘い香り、濃密な潮の香り。

100段の階段を登りきった灯台、展開する渺茫と広がる青き太平洋。

短い早春の旅にすっかり満足し、長い帰路に着く。

これから寒く、暗い雪の裏磐梯から明るい暖かい春を探しにふらふらあちこち出かけることになるだろう。

ようやくそんな季節になった・・・

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