生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月11日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「愛の原型」が違う事を嘆く人、違う所に大いなる刺激と喜びを感じる人、様々です。親友、恋人、夫婦、色々の親しい愛の関係の中で、自分と違うと言って哀しむ気持ちはわかりますが、はたしてどちらが幸福感を体感出来るでしょうか?心理療法で、もしこの違いが主訴で相談に来る人がいた場合、考え方の話し合いは当然しますが、私は五感の違いの喜びを説明することにしています。例えば聴覚:私がモーツアルトが好き、と言いますと、相手がもし、変な人、あんなモーツアルトが好きなんて、と侮蔑するような考え方の人の場合、その人は多分、人を愛する事の下手な人といえるでしょう。そうではなくて、なるほどなあ、どんな所が好きなんですか?と本気で質問する人は幸せになれるタイプの人でしょう。そして私はベートベンが大好きです、と意見を言います。私は好き嫌いの領域において、こうして楽しく会話が進みます。相手の世界を否定するタイプの人は中々幸福感を共有出来ないタイプなので「愛の原型」が人生のオアシスではなく案外苦しみの遠因になるタイプかもしれません。
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