「あなたは表と裏のある人間だ」と言われた時、相手が何を言いたいか、は中々難しい問題ですが、「正直ではない」「嫌なやつ」「建前だけで本音を言わない」等沢山の意味が込められています。万とある嫌味の中で、ひとつだけ自分の反省として大事にしたいのは「建前と本音」の領域だけは真面目に反省したい領域です。この世の中、建前と本音を上手に対処しないと、たちまちにして抹殺されます。大事な問題ですが、身体症状を出すまで本音を殺して生きていくのは馬鹿馬鹿しいので、その対処は自分が決めるしか生きる道はありません。ここでは身体症状を出すまで我慢するのは異常だ、と定義しておきます。身体症状を出さない知恵を、それぞれの立場で思索していく必要があります。入院だけは避けたいものです。さて、ジェームスボンドのスパイ映画は非常に面白く非日常生活での感情を呼び覚ましてくれるだけで人は多少、気分転換出来て、いきいきしてくるのが面白い。職業が公務の場合でも私的な職業でも、表と裏の話は人間心理を刺激します。平和構築の為に自分は今、裏の行動をしている、という意識も、人それぞれですが、問題は身体症状。何故、表と裏、という意識が人間にはあるのでしょうか?私から見れば、裏という良心の呵責に苛まされず、堂々と、表と思えば良いのになあ、と思うのですが、Aさんは何故か、裏と感じて良心の呵責に悩みます。Bさんは良心の呵責もなく、堂々と表の意識として行動しています。この表と裏の解釈が非常に重要で生育史での体験と解釈が深く影響しているよです。自分の人生は裏街道、自分の人生は表街道、さて、何がそうさせているのでしょうか?どの視点から表と裏がきまっていくのでしょうか?今まで「裏」と感じていた解釈が実は「表」と判明し、明るく爽やかにどうどうと、その道を歩み出し、生き甲斐を感じる人々が沢山います。何が表で、何が裏なのか?
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