生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

現実とは何か?

2006年11月30日 | 第1章:愛の領域
心理療法での<現実>とは何か、について思索します。その人にとっての<現実>は<解釈>により変化していきます。Aさんはお金と時間を十分持っていますが、何故か自分は不幸だ、不幸だ、と嘆いています。大きな理由はもっとお金が欲しい、時間が欲しいと嘆いていますし、それに関連した色々の不安感、怒り、身体症状、鬱が含まれています。暗い感情の領域で生活しています。この暗い感情はその人の生育史上から生まれてくる<理想:こうありたい、あらねばならない>と<現実:その人の解釈で変化します>の<ギャップ>を心理療法では<暗い感情の領域>と定義しています。現実を明るいと解釈するか、暗いと解釈するか、で<現実>の受けとめ方が決まります。森羅万象を明るく解釈しようと思えば、考え方を変えれば、いつでも出来ます。人は考えた通りの人間になります。
:<NPD2:30-2>:

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