生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年06月25日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
縄文時代の日本人の信仰は山岳宗教とも言われています。まさにアニミズムで山、草、樹木、石への崇敬の念はとても美しいもので、この思想については諸説ありますが、今でも、大自然への崇敬の念は現代人にも通用する信仰心です。水の流れに罪の汚れを禊ぎ、互いに水に流して許し合い、決して恨みつらみから殺戮を避ける、この思想は現代の殺戮をとても見苦しく感じさせます。テロリズムや罪のない大衆への爆弾事件は、この日本の古代思想からは考えられない悲劇です。改めて和を大切にする古代思想に敬意を表します。古代日本にもそれなりに殺戮はありましたが大化の改新、壬申の乱あたりから、相当な大きな殺戮の歴史が始まります。山を、水を、岩を、草木の中にも自然の神の摂理を感じた古代人の信仰心に対して私は何とも言えないぬくもりを感じます。縄文時代の日本人の精神文化を大切にしたいものですが、東海道新幹線に乗り、富士山を見て、いつも誰かが、何と美しい山だろう、と叫ばない列車はないようです。古代の血が富士山を見ると騒ぐのでしょう。
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