華族、という感覚はこのドラマで感じる内容は視聴者それぞれでしょうが、どうも気になる制度です。細かい歴史は沢山の本やインターネットですぐ分かりますが、どうしても覚えていた方が楽しいので、書いてみます。位の高い方からかきますが、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵です。公爵:近衛家、鷹司家、九条家等、侯爵:浅野家、池田家、大久保家、木戸家等、伯爵:飛鳥井家、姉小路家、有馬家、小笠原家等、ドラマのモデル白蓮さんは柳原伯爵です。子爵は伊東家、桑原家、品川家、高島家、谷家等、男爵:阿蘇家、栗田家、安藤家等で、何といいましても子爵の数は物凄い数です。数日前に紹介したホームページ「日本華族爵位辞典」を参照下さい。さてこのような時代背景を楽しく勉強するのはいいのですが、現代社会でも、元華族を意識し、その意識と現実のギャップから入院してきた方も沢山います。良い悪いの問題でなく、このストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)を解消して、どんな現実でも明るく元気に生き抜いていただきたいのですが、生育史で構築された理想の領域は簡単に消滅出来ません。意識、無意識の世界を深層心理は所持していますので、せめて自分のストレス曲線が、その生育史の理想と現実のギャップから生まれてくる心の仕組みを理解すると、その解決方法は本人が気づきます。生育史と環境はそう簡単に変えられません。せめて自分のストレスの実体分析だけは意識化しておきましょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:285>
テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。
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