生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年05月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
健康な挫折感と病的な挫折感があります。挫折感をこれからの人生に活かそうと考えられる人が健康な人、挫折感を生涯背負い負け犬のように思う<as if person>タイプが問題のタイプです。as if person,という専門用語ですが<あたかも、なになにかのように>と思いこむ事を意味しています。現実吟味力があれば、あたかも、なになにかのように、とは思いません。現実を受け入れ事実を認め理想と現実を識別していれば、この病理現象に陥ることはありません。人間だれでもこの傾向があるので厳しい人生を生き抜いていかれます。私も時々この病理に気づきますが、この傾向は神様からのプレゼントでもあるようですので、この傾向が人間には存在しているんだ、と意識化していればよいようです。意識化していれば、そんなに大きな過ちには走りません。
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